フォークロア・ゲート

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海の底の妖精の里

16.ロウ・フォード

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珊瑚の階段を上がる内に、周囲の青さが夕暮れのように次第に紫がかるのが感じられる。やがて天上には藍色が色を濃くして、揺らめく水面の煌めきが星のように瞬き始めた。階段を上がり切った頃には藍色は黒に近く、泳ぎ回っていた魚達は時折燐が遠くに青く光るのが見えるだけになる。

『大分かかりましたね、ミスター・フォード。』

階段の上に仄かに白く輝く道の上に、黒いコートの襟を立てたヴァイゼ・ズーハーが黒檀の杖に白手袋の手をおいて佇んでいた。ロウは皮肉を含めた視線を投げ掛け、眼鏡の真ん中を指で押し上げる。

「誰かさんが理由も言わずに井戸に叩き落とすもんでね、道に迷って、さ迷ったのさ。」
『井戸には叩いて落としたのではありません、杖で押したのですが。』
「たいして変わらんと思うがね。」

中折れ帽に半分隠れた仮面の中でヴァイゼは、ロウの皮肉に微かに笑ったようだ。コツリと黒檀の杖が音をたてて、微かに視線を上げたヴァイゼは溜め息混じりで頭上を見上げた。

『そろそろケルピーが、道を駆ける頃です。急いで稀人を追わねば。』
「何故稀人は先を急ぐんだ?」
『稀人を導いている者がいるのです、ミスター。』

ヴァイゼはそう言いながらユックリと歩き出して、ロウはその後に続く。石灰岩らしい道は先程の砂地とは違い、固くコツリコツリと歩く音が響き渡る。

『導いてもらっては困るのです。稀人が奥に進みすぎては、危険なのです。』
「危険とは?稀人がか?」
『どちらも。』

ヴァイゼが音もなく体を捻り、自分の肩越しに仮面の目をロウに向けた。微かに波が寄せる音が響き、水がチャプチャプと跳ねる気配がする。

「どちらもとは?稀人と何だ?」

それはとヴァイゼが声を上げた瞬間、突然生臭い臭いが立ち上ぼりロウは眉を潜めた。ヴァイゼも臭いに気がついたように振り返ると、鋭く走ってとロウに叫んで石灰岩の道を駆け出す。二つの足音が駆ける音をまるで追いかけるように、臭いが強くなって二人の背後に迫ってくる。

「これはなんだ?!ヴァイゼ!」
『ペグ・パウラーです!捕まるとここから出られませんよ!ミスター!』

背後で何かが鞭のようにしなり、コートの裾を何かが掠めるのを感じた。肩越しに見ると背後に緑の髪をした真っ赤な目を見開く女が、関節でも外れているように異様に長い腕を振り回している。

「どうやったら退散するんだ?!」
『分かりません!こんなに近くで追われたことがありません!』

どう考えてもコートを翻して駆けるヴァイゼも、ロウと同じように泡を食っているのが分かった。道の両側には海草の草原が広がり、暗闇の中で石灰岩の道が白く浮き上がる。背後からのしなる腕を避けながら駆ける二人を追うペグ・パウラーの、更に後ろで唐突に馬の嘶きが間近に響き渡った。

『やや!これは参った!ペグ・パウラーに追われていると言うのに、次はケルピーとは!』

馬の嘶きに驚いた様子のペグ・パウラーが、二人を追うのを中断して棒立ちになる。馬の蹄の音と嘶きは鋭く、思わず耳を塞ぎたくなる振動で三人に向かって襲いかかってきた。闇の中から姿を現したのは、トラック程もある巨大な青い馬の上半身を持つものだった。鬣は藻の緑に揺れ、下半身は魚の尾びれ。青い肌よりも青い瞳をした巨大な馬の前足が、石灰岩を蹄で打ちならし嘶く。その嘶きの凄まじさに、辺りの海草が引きちぎられ飛び散った。

『やあ、これは参った!』

ヴァイゼが杖を手に耳を塞ぐのを横に、ロウはポケットを無意識に探りながら後退る。ペグ・パウラーまで戸惑う様子で嘶く海馬を見上げ、ロウ達と同じようにジリジリと後退った。微かな隙も見逃さないと馬の燃える燐の吹き出す瞳が、三人を真っ直ぐに見下ろしている。ドンと蹄が道を砕き全身するのに、真っ先に逃げようと足掻いたのはペグ・パウラーだった。

ヒヒイイイイン!

激しい嘶きと同時に蹄が振り下ろされ、その後に海馬の歯が断頭台のようにペグ・パウラーの頭を喰い千切る。緑の頭が一瞬で消え去り体が砂に変わって崩れ落ちるのを見つめながら、冷や汗を滲ませたロウはポケットの中の物を握りしめた。

『参った!これは、絶望的だ!』
「馬から目を離すなよ!ヴァイゼ!」

ロウの声に馬が何かを感じ取った様子で、再び蹄を激しく踏み鳴らし頭を振り上げ激しい嘶きを上げる。ペグ・パウラーと同じく踏み潰され噛み千切られる寸前に、ロウの手が手綱の先の轡をケルピーの口に押し嵌めた。

ヒヒイイイイン!

巨大な馬の嘶き首を降る動きに、手綱を握ったままのロウの体が宙に振り上げられる。必死に両手で手綱を引き馬を制しようとするロウに、巨大な馬は蹄を踏み鳴らし首を振り立て抗う。

『ミスター!離してはいけませんよ!!』

ヴァイゼが蹄を避けながら必死に叫ぶ声に、当然と言わんばかりにロウは手綱を強く引き上げる。轡が外れず手綱に動きを遮られ、やがてケルピーは諦めたように何度か蹄を踏み鳴らしながら首を弱く左右に振り立てた。どうどうと首を叩くロウに、手綱を握られたケルピーは次第に大人しく項垂れる。

『これは驚いた、何処でケルピーの手綱を手に入れていたのです?ミスター。』
「ああ、お前に井戸に叩き落とされたお陰だよ。ヴァイゼ。」
『ですから、私は井戸に叩いて落としたのではありません、杖で押したのです。』

律儀に訂正するヴァイゼに手綱を引きながら、ロウは同じことだと言い放つ。抵抗を諦めたケルピーは普通の馬と大差がなく、大人しく手綱に従い石灰岩の道を蹄の音を響かせ進み始めた。安堵したようにヴァイゼが横を歩くのを見下ろしながら、ロウは遥か先まで見える道を馬上から眺める。眺める限り海草の草原には建物らしいものはなく、ただ道が真っ直ぐに続くだけだ。

こんな風景見たことがないな。

所々岩は突き出しているが、生き物の気配は闇に沈んで夜光虫の様に青くチカチカと燐が光る。泳ぐ魚も全くないのは夜の帳のせいだろうかと、ロウは目を細めた。

「ヴァイゼ、夜動くような生き物はいないのか?」
『ミスター、ここは夜ではありません。』

予想外のヴァイゼの言葉に、ロウは微かに眉を潜めて馬上から見下ろした。燐と石灰岩の反射のせいか、足元から微かに光を浴びるヴァイゼの仮面は微かに微笑んでいるかのように見える。

『ここは、一番海の底の里の中では一番浅い場所。里の光が最も届かない場所故に暗いのです。』

手綱を握りながらロウは辺りの夜光虫のような瞬きを眺め、感嘆の吐息をこぼした。つまりは一番明るかった青い水底が、この世界では最も深い海の底と言うことになる。そんなアベコベが成り立つような奇妙な世界で、馬に乗るとはと呆れ返りながらロウは世にも奇妙な闇の浅瀬を見渡す。

「稀人は何処にいるんだ?ヴァイゼ。」

道の先を進んでいる筈の稀人は、道の先を眺めても今だ影も形も見えない。ヴァイゼも遥か先を見渡すように手を翳すと、溜め息混じりに呟いた。

『残念ですが、先に扉を潜ったようですな。』
「扉を?」
『ええ、道はそこで終点です、ミスター。』

石灰岩の道が唐突に途切れ、順調に歩いていた馬の足並みが自然と止まる。手綱を手に道に降りたロウが、ヴァイゼと並んで途切れた道を見下ろす。

「どう言うことだ?この先に進む扉は?」

戸惑うロウにヴァイゼは黒檀の杖で、奈落のような先の見えない崖になった道の先を無造作に示した。

『来た時と同じく。』

その言葉にロウは呆れ返ったように崖を見下ろし、手綱を見上げる。ケルピーは今やロウの身を案じるように、澄んだ青い瞳を顔を下げて寄せて来た。ポンポンとその鼻筋を撫でて、溜め息混じりにロウは外してやるとケルピーは一度頭を下げてカポカポと蹄を鳴らして去っていく。ヴァイゼがその様子を感嘆混じりの溜め息で見送るのを横に、ロウは頭を掻きながら手綱をポケットに押し込んだ。来た時と同じと言うことは、ヴァイゼはこの崖から飛び降りろと言っているのだ。同じにとは言われても、流石にまた杖で押されて飛び降りるのはごめん被りたい。ならば、ロウが自分で飛び降りるしかないということになる。

「全く随分な扱いだな、依頼料を追加してもらわんと割りにあわん。」
『主にはそう申し上げておきます、ミスター。』
「そうしてくれ。」

そうアッサリと告げるヴァイゼに、ロウは躊躇うことなく崖からコートを翻して飛び降りた。上を見る隙もなく真っ暗な世界に飲み込まれたロウの視界に、青い彗星が幾筋も尾を引いて散っていく。弾けて散る青い燐の炎は、幼い頃に聞いた聖なるエルモの炎のようだ。その炎の中に微かに陽炎のように何かが浮かび上がっていた。


※※※


一面の菜の花畑に子供が戯れている。
色彩は聖なる炎に照らされたせいか、セピアのモノクロームで子供の髪や瞳の色は判別が難しい。どちらの子も同じように見えるが、片方は髪をリボンで結わえていたようだ。
二人はそれ以外の姿形がよく似ている。
モノクロームの世界では、髪の色の差も僅かしかないところを見ると似通った色合いなのかもしれない。
手を繋いで花畑を駆けていく二人は、同じ花の冠を頭に乗せて四つ葉のクローバーを摘み取った。二人は楽しげに顔を付き合わせ、頭にクローバーを乗せて何かを話している。そして、更に顔を寄せあい、何かを覗きこんでいるようだ。この視線は一体何処から子供達を眺めているのだろう。子供の顔が識別できないのだが、近寄ろうとはしていないのがロウにも分かる。やがて、子供達が歩き出したのに、視線もユックリと二人を追いかけるように進んでいく。
そこまで見たところで頼りなげな聖なる炎は燃え尽きて、子供達の姿は掻き消して水面が直ぐ傍に揺れるのが見えた。



※※※


気がつくと井戸を見下ろすよう、潮風の中でロウは立ち尽くしていた。大きな満月は西に傾き沈みかけで、日が登るまでも後ほんの僅かのように感じられる。ロウは溜め息混じりに空を見上げ、躊躇いがちに井戸の中をもう一度見下ろす。水面は音もなく暗く夜光虫の気配もしないが、視線をあげると目の前の家の中にホンノリと蝋燭のような弱い明かりが灯っているのに気がついた。

マダム・リューグナーは随分と早起きのようだな。

コツリと煉瓦の道を歩くと玄関のポーチに回り込み、躊躇うこともなくドアをノックする。微かな人の気配が動き僅かにドアか開かれ、夜の最中だと言うのにきっちりとトークハットを被り黒いレースのチュールで顔を覆った女性が姿を見せた。

「夜分遅く、なんのご用?ミスター。」
「マダム・リューグナー?失礼、窓から蝋燭の明かりが見えて。ロウ・フォードと言います。」
「ミスター・フォード、それでなんのご用なの?」

訝しげに掠れた声を潜める女性は、チュールのせいか年齢がはっきりしない。

「この島に住む人間にお詳しいと、バオアーから聞きましてね。Fと名前の付く人間はいませんか?手紙を貰った。この村の入り口の写真と一緒に。」

それを聞くと女性は微かに戸惑いを浮かばせたが、ロウの事を室内に招き入れた。暗い室内は少し埃の臭いがするが、思ったよりは小綺麗に見える。ここには一人で暮らしているのか、家具は簡素で華美なものは見当たらない。杖を片手にした彼女は服も黒一色で、闇に溶け込んでいるようにも見える。蝋燭をテーブルに置いた彼女は、闇の中から試すようにロウを眺めた。

「手紙とはどんな手紙?ミスター。」
「依頼です、探偵でしてね。この島からFという人物が依頼をしてきました。しかし、依頼人が一向に見当たらない。」

マダムは暫く考え込むようにユックリ歩き回り、ロウの事を顔を覆うチュール中から油断なく見つめている様子だ。彼女が手紙に心当たりがあるかどうかは、チュールのせいでハッキリは分からない。

「依頼の内容は?」
「マダム、探偵にも守秘義務がある。」

それもそうねと、彼女は考え込む。手紙を出しそうな人間を考えているのか、それとも当の彼女が手紙の差し出しの主なのかはハッキリしない。

「Fなら、フリン一家がいたわ。」
「フリン一家。今何処に住んでいますか?集落の中ですか?」

そのロウの質問に彼女が、微かに息を呑んだのが分かる。彼女は何かを試すつもりだったのかもしれないと、頭のどこかて感じたが時既に遅しだったに違いない。彼女はどうやらロウが、フリン一家の事を知っているのか試した様子なのだ。それが何故かは次の言葉で理解できた。

「フリン一家は大分前に皆死んだわ。」

彼女はフリン一家が死んでいるのを、既にロウが知っていて質問してきたのかどうかをこの質問で試したのだ。それに気がつきながらロウは、彼女の視線を油断なく見つめた。

「フリン一家に子供は?」
「一人いたわ、ロニ・フリンという子がね。」

暗がりの中で語るのに疲れたのか、マダムはユックリとテーブルを回るとカウチに腰かける。ロウが戸口から動かないのを気にするでもなく、彼女は溜め息混じりに呟いた。

「可哀想に、ロニ・フリンはハッグに浚われて喰われてしまったの。」
「パブのヴェヒターが二人拐われたと言っていたが。」

ロウの視線を感じるのか、マダムは少し俯いて肩を震わせて嗄れた笑いを溢す。暗闇の中で笑う姿は、マダム自身が魔女の様に得体が知れない妖気を放っているように見える。

「おや、ヴェヒターはお喋りだ事。そうよ、あの時ハッグがつれていったのは二人。一度二人の子供が消えて、ロニは死んで、もう一人は無傷で帰ってきたわ。」
「帰ってきた子は今は?」

マダムは低く呻くように口元に指を添えて、肘掛けに細く端くれだった指を順に打ち付け音楽のように鳴らした。それは答えを言うべきか言わないべきか迷っているようにも見える。

「帰ってきた子は何処かに貰われていったわ。名前も変わってるだろうから、見つけられないでしょうね。」
「誰かが探すと思っているんだな?マダムは。」

その言葉に微かに驚いたように、マダムは指を止めたかと思うと再び呻くように呟く。

「ハッグよ。仕留め損ねた子供をハッグが諦めるものですか。」


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