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第八章 堕した明星
片想いの再会
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朝、というか昼。
僕はようやく目を覚まし、ベッドから這い出て洗面所に向かった。
鏡を見るとふわふわモコモコの寝間着を着た少年が映っていた。服に似合わず仏頂面で僕を睨みつけている。
「変な服……リンさんの趣味なのかな。早く着替えた方がいいかな」
リンの嗜好にそこはかとない疑心を抱いたが、僕の服も買ってもらった服も洗濯されており、仕方なくそのまま部屋を出た。
「おはよーう、写真いいかな?」
「嫌です。リンさんも今起きたんですか?」
「科学者の生活リズムはめちゃくちゃなんだよ、朝はフレークでいいよね? あと写真撮らせて?」
「もう昼ですけど……フレークは好きですよ。でも写真は嫌いです」
「冷蔵庫から牛乳出して。あ、あと写真撮らせてー」
後の言葉を無視して冷蔵庫を開く。
牛乳は何本も入っていたが、その殆どの消費期限が切れていた。
臭いも漂い始めたその中から新しい物を選び取る。
消費期限は……あと三日か。
「やっぱフレークはチョコ味だよね、ところで写真は?」
「嫌ですってば、何でそんなに撮りたがるんですか?」
「可愛い男の子が好きなんだ。まぁ女の子でもいいんだけどさぁ、とにかく十代かそれ以下の子供が好き」
「…………フレーク美味しいですね」
「別に性的な意味じゃないから誤解しないでくれよ? あくまでも見て楽しむだけだから……あからさまに目をそらすのやめて!」
リンの弁明を無視してフレークを食べ終え、庭に出る。僕の服はちゃんと乾いていた、柔軟剤らしいいい香りがする。
物干し竿から引っ張り下ろし、寝室に戻る。
ドアを開くとリンが立っていた。
「撮らせて! お願い! 他人に見せたりしないから! 見せる奴もいないし……個人で楽しむから!」
「嫌ですってば、出てってください!」
「ここ俺の家……もう着替えるの? 可愛いのに、もうちょっと着ておきなよ」
「嫌ですよ。こんな服着てたら女の子みたいじゃないですか」
「それがいいんじゃないか。あっ、着替え撮らせてもらってもいい?」
「……出てってください」
リンを無理矢理部屋から追い出し、ドアに背をひっつけて着替えた。悪い人ではないのだろうが、人を趣味に巻き込むのはやめて欲しい。
着替え終わって寝室を出る頃にはドアの前にリンはおらず、僕はテレビのある部屋に向かった。
他の国にもテレビはあったが、まともに見たのは初めてかもしれない。
画面の中のよく分からない人達の会話をぼうっと眺めていると、開きっぱなしの地下室への扉からリンの悲鳴が聞こえた。
急いで階段を駆け下り、瓶の隙間を抜けて部屋の中心へと向かう。
リンが銀色の狼に腕を噛まれていた。
「アル!?」
ばぎ、と嫌な音が響いてリンの腕が喰いちぎられる。血が吹き出す……ことはなく、火花が飛んだ。
アルは忌々しげに喰いちぎった腕を捨てる。
僕の足元に転がったそれは機械のように見えた。
「リンさん! 大丈夫ですか!?」
「あ、ああ、腕は両方義肢だから。何とか大丈夫かな。これ高かったんだけど……」
「アル? アル……なんだよね?」
不機嫌に尾を揺らすアルに手を伸ばす。きっと混乱して噛みついてしまっただけだ、僕が撫でれば落ち着いてくれるはず。
「ダメだ! 記憶の復旧に失敗して……今のそいつはただの魔獣なんだ!」
そんなリンの叫びよりも先に、アルは僕の手に牙を突き立てた。その牙は容易に皮膚を裂き肉に届く。アルは何故か骨を砕く前に口を離し、怪訝な顔で僕を見上げた。
「……アル? ねぇ、僕の事分からないの?」
『貴様のようなガキなど知らん』
「そ……っかぁ、分かんないんだ、忘れちゃったんだ」
「……俺の責任だ、起こす前にちゃんと測定するべきだった。ごめん……」
手の痛みなど感じない、ただアルに知らないと言われたことだけが痛い。
心臓を握られているみたいに、肺を潰されてしまったみたいに、苦しい。
息が吸えない、吐けない。
肩を震わせて泣いていると、誰かの体温を背に感じた。
リンが慰めようと僕の背を撫でてくれていた。だが、その腕はアルの尾に払われる。
『……触れるな、人間』
アルは唸り声を上げて僕とリンの間に体をねじ込む。意図の見えないその言動に、僕もリンもただただ戸惑った。
『泣くな』
「アル……? 僕のこと、分かるの?」
『知らんと言っただろう、貴様の泣き顔を目に映したくないだけだ』
アルは僕の胸に頭を寄せ、閉じた足に無理矢理体をねじ込む。その仕草はよく知っているものだ。
『ほら、撫でさせてやる』
「……ありがとう、アル」
『いい手触りだろう? 自慢の毛並みだ』
「うん、知ってるよ、知ってる……君は、撫でられるの好きなんだよね」
『貴様が泣き止まんから仕方なく撫でさせてやっているだけだ、私は人間になど触れられたくもない』
「ふふっ……嘘吐きだね、変わんないよ。嘘吐き……ずっと、一緒だって…………言ったのに」
アルを抱き締めて地下室を後にする。
リンは義手の注文に行くと家を出た。
特にやるべき事はないので、ゆっくりと話をする為に庭に出てアルとひなたぼっこをする事にした。
『ここは覚えがあるな、カルコスとクリューソスと鬼事をした』
「へぇ……あ、そういえばアルの一番新しい記憶っていつ頃なの?」
『ふむ、今の暦から見て……ざっと七十年前か? 書物の国で本を読んでいたな、内容は覚えていない』
「七十……そっか」
アルは僕の胸に頬を擦り寄せ、翼で僕を包む。
黒蛇は両足首に絡みつき、僕がアルを閉じ込めるような体勢になっている。
『貴様は何年前に私と出会ったんだ?』
「……最近だよ、一年も経ってない」
『そうか……会って間もないと言うのに貴様は随分と私を気に入っているな』
「うん、僕にはアルが居なきゃダメなんだよ、独りになっちゃう。君が隣に居てくれないと、僕は何にも出来ない。だから……だから、もう離れないで、お願い」
『……情けないガキだ』
「だよね。本当に……なんで生きてるんだろ。僕が死ねばよかったのに」
アルの言葉は嘲るようだが、その声色はどこか悔やんでいるような、憐れんでいるようなものだった。
アルは顔をつけたまま、僕の胸から腹を調べるように擦った。
『体も情けない、この程度では私は主人と認めんぞ?』
「アルが言ったんだよ、この体型を保てって」
『たかだか数十年で私の趣味は随分変わったらしいな。だが、やはり駄目だ。鍛えてやろう、ほら……私を捕まえてみろ』
アルは僕の腕と足からするりと抜け出し、庭を駆ける。どんなに走っても追いつけない、アルは僕の手がギリギリ届かない位置で楽しそうに笑ってみせる。
足よりも先に呼吸が狂う、どんなに吸っても肺に空気が入らない気がした。
膝をついて胸をかきむしるように服を掴むと、先程までとは反対にアルが走り寄った。
『おい、どうした。大丈夫か?』
何ともない、大丈夫だ。そう言うつもりなのに僕の声は言葉にならず、ただ笛のように喉が鳴る。
言葉で駄目なら行動で、とアルを撫でようとした。
だが手は僕の命令を無視して、美しい銀色の毛を毟るように掴む。
体を起こしていることも出来ず、僕は短い草の上に横たわった。
『おい! 起きろ、返事をしろ!』
微かに開いた視界の端にリンの姿が見えた。リンは僕に駆け寄って、胸に耳を当てる。
『離れろ! この子供に触れるな!』
「うるさいな! 君が離れろ! 何をしたんだ、過呼吸になってるじゃないか! 多分……喘息持ちってわけじゃないと思うけど、精神的に相当不安定な子だから……過換気症候群かも」
リンは僕を抱きかかえて中に戻った。ベッドに寝かし、心臓に手本の鼓動を教えるように僕の胸を優しく叩く。
「落ち着いて深呼吸してればすぐに戻るからね、怖いかもしれないけど大丈夫だから」
揺れる視界の端でアルが心配そうにこちらを見つめている。
僕に近寄ろうとはせずドアの前に伏せている。
僕の頭を満たすのはこのまま息が出来なくて死んでしまうのではないかという不安ではなく、アルが傍に居ない事への寂しさだった。
僕はようやく目を覚まし、ベッドから這い出て洗面所に向かった。
鏡を見るとふわふわモコモコの寝間着を着た少年が映っていた。服に似合わず仏頂面で僕を睨みつけている。
「変な服……リンさんの趣味なのかな。早く着替えた方がいいかな」
リンの嗜好にそこはかとない疑心を抱いたが、僕の服も買ってもらった服も洗濯されており、仕方なくそのまま部屋を出た。
「おはよーう、写真いいかな?」
「嫌です。リンさんも今起きたんですか?」
「科学者の生活リズムはめちゃくちゃなんだよ、朝はフレークでいいよね? あと写真撮らせて?」
「もう昼ですけど……フレークは好きですよ。でも写真は嫌いです」
「冷蔵庫から牛乳出して。あ、あと写真撮らせてー」
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牛乳は何本も入っていたが、その殆どの消費期限が切れていた。
臭いも漂い始めたその中から新しい物を選び取る。
消費期限は……あと三日か。
「やっぱフレークはチョコ味だよね、ところで写真は?」
「嫌ですってば、何でそんなに撮りたがるんですか?」
「可愛い男の子が好きなんだ。まぁ女の子でもいいんだけどさぁ、とにかく十代かそれ以下の子供が好き」
「…………フレーク美味しいですね」
「別に性的な意味じゃないから誤解しないでくれよ? あくまでも見て楽しむだけだから……あからさまに目をそらすのやめて!」
リンの弁明を無視してフレークを食べ終え、庭に出る。僕の服はちゃんと乾いていた、柔軟剤らしいいい香りがする。
物干し竿から引っ張り下ろし、寝室に戻る。
ドアを開くとリンが立っていた。
「撮らせて! お願い! 他人に見せたりしないから! 見せる奴もいないし……個人で楽しむから!」
「嫌ですってば、出てってください!」
「ここ俺の家……もう着替えるの? 可愛いのに、もうちょっと着ておきなよ」
「嫌ですよ。こんな服着てたら女の子みたいじゃないですか」
「それがいいんじゃないか。あっ、着替え撮らせてもらってもいい?」
「……出てってください」
リンを無理矢理部屋から追い出し、ドアに背をひっつけて着替えた。悪い人ではないのだろうが、人を趣味に巻き込むのはやめて欲しい。
着替え終わって寝室を出る頃にはドアの前にリンはおらず、僕はテレビのある部屋に向かった。
他の国にもテレビはあったが、まともに見たのは初めてかもしれない。
画面の中のよく分からない人達の会話をぼうっと眺めていると、開きっぱなしの地下室への扉からリンの悲鳴が聞こえた。
急いで階段を駆け下り、瓶の隙間を抜けて部屋の中心へと向かう。
リンが銀色の狼に腕を噛まれていた。
「アル!?」
ばぎ、と嫌な音が響いてリンの腕が喰いちぎられる。血が吹き出す……ことはなく、火花が飛んだ。
アルは忌々しげに喰いちぎった腕を捨てる。
僕の足元に転がったそれは機械のように見えた。
「リンさん! 大丈夫ですか!?」
「あ、ああ、腕は両方義肢だから。何とか大丈夫かな。これ高かったんだけど……」
「アル? アル……なんだよね?」
不機嫌に尾を揺らすアルに手を伸ばす。きっと混乱して噛みついてしまっただけだ、僕が撫でれば落ち着いてくれるはず。
「ダメだ! 記憶の復旧に失敗して……今のそいつはただの魔獣なんだ!」
そんなリンの叫びよりも先に、アルは僕の手に牙を突き立てた。その牙は容易に皮膚を裂き肉に届く。アルは何故か骨を砕く前に口を離し、怪訝な顔で僕を見上げた。
「……アル? ねぇ、僕の事分からないの?」
『貴様のようなガキなど知らん』
「そ……っかぁ、分かんないんだ、忘れちゃったんだ」
「……俺の責任だ、起こす前にちゃんと測定するべきだった。ごめん……」
手の痛みなど感じない、ただアルに知らないと言われたことだけが痛い。
心臓を握られているみたいに、肺を潰されてしまったみたいに、苦しい。
息が吸えない、吐けない。
肩を震わせて泣いていると、誰かの体温を背に感じた。
リンが慰めようと僕の背を撫でてくれていた。だが、その腕はアルの尾に払われる。
『……触れるな、人間』
アルは唸り声を上げて僕とリンの間に体をねじ込む。意図の見えないその言動に、僕もリンもただただ戸惑った。
『泣くな』
「アル……? 僕のこと、分かるの?」
『知らんと言っただろう、貴様の泣き顔を目に映したくないだけだ』
アルは僕の胸に頭を寄せ、閉じた足に無理矢理体をねじ込む。その仕草はよく知っているものだ。
『ほら、撫でさせてやる』
「……ありがとう、アル」
『いい手触りだろう? 自慢の毛並みだ』
「うん、知ってるよ、知ってる……君は、撫でられるの好きなんだよね」
『貴様が泣き止まんから仕方なく撫でさせてやっているだけだ、私は人間になど触れられたくもない』
「ふふっ……嘘吐きだね、変わんないよ。嘘吐き……ずっと、一緒だって…………言ったのに」
アルを抱き締めて地下室を後にする。
リンは義手の注文に行くと家を出た。
特にやるべき事はないので、ゆっくりと話をする為に庭に出てアルとひなたぼっこをする事にした。
『ここは覚えがあるな、カルコスとクリューソスと鬼事をした』
「へぇ……あ、そういえばアルの一番新しい記憶っていつ頃なの?」
『ふむ、今の暦から見て……ざっと七十年前か? 書物の国で本を読んでいたな、内容は覚えていない』
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『そうか……会って間もないと言うのに貴様は随分と私を気に入っているな』
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『……情けないガキだ』
「だよね。本当に……なんで生きてるんだろ。僕が死ねばよかったのに」
アルの言葉は嘲るようだが、その声色はどこか悔やんでいるような、憐れんでいるようなものだった。
アルは顔をつけたまま、僕の胸から腹を調べるように擦った。
『体も情けない、この程度では私は主人と認めんぞ?』
「アルが言ったんだよ、この体型を保てって」
『たかだか数十年で私の趣味は随分変わったらしいな。だが、やはり駄目だ。鍛えてやろう、ほら……私を捕まえてみろ』
アルは僕の腕と足からするりと抜け出し、庭を駆ける。どんなに走っても追いつけない、アルは僕の手がギリギリ届かない位置で楽しそうに笑ってみせる。
足よりも先に呼吸が狂う、どんなに吸っても肺に空気が入らない気がした。
膝をついて胸をかきむしるように服を掴むと、先程までとは反対にアルが走り寄った。
『おい、どうした。大丈夫か?』
何ともない、大丈夫だ。そう言うつもりなのに僕の声は言葉にならず、ただ笛のように喉が鳴る。
言葉で駄目なら行動で、とアルを撫でようとした。
だが手は僕の命令を無視して、美しい銀色の毛を毟るように掴む。
体を起こしていることも出来ず、僕は短い草の上に横たわった。
『おい! 起きろ、返事をしろ!』
微かに開いた視界の端にリンの姿が見えた。リンは僕に駆け寄って、胸に耳を当てる。
『離れろ! この子供に触れるな!』
「うるさいな! 君が離れろ! 何をしたんだ、過呼吸になってるじゃないか! 多分……喘息持ちってわけじゃないと思うけど、精神的に相当不安定な子だから……過換気症候群かも」
リンは僕を抱きかかえて中に戻った。ベッドに寝かし、心臓に手本の鼓動を教えるように僕の胸を優しく叩く。
「落ち着いて深呼吸してればすぐに戻るからね、怖いかもしれないけど大丈夫だから」
揺れる視界の端でアルが心配そうにこちらを見つめている。
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