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第十九章 植物の国と奴隷商
牢獄の国へ
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正六角形の穴が無数に並んだ家、ホルニッセ族の集合住宅。
僕達はその最奥、女王の──いや、植物の国元女王の前にいた。元女王と話すのは現国王ウェナトリアだ。
「……頼めるか?」
「ええ、ええ、もちろんいいわよォ。他ならぬアナタの頼みですもの!」
「ありがとう……それと、その、君の娘達が私を睨んでいるのだが」
「……あらァ、そんなコトしてるの? アナタ達」
ホルニッセ族族長、モナルヒ・ルフトヴァッフェ。
その美貌も、立ち居振る舞いも、眼力に至るまで全てが女王を主張していた。まさに、彼女こそが、そんな幻聴が聞こえるようだ。
「と、とんでもない!」
「誤解です!」
モナルヒに問いかけられた彼女の娘達は震え声でそう答えた。
「……ならイイけど。ねェ、ウェナトリア。しばらく国を開けるのよね? どのくらいかしら?」
「ナハトファルター族を全員取り返すまでだ。どれだけかかるかは私にも分からないが、なるべく早く済ませる」
モナルヒと目を合わせてもいない僕でも、彼女からの圧力を立っていられないほど感じている。ウェナトリアはよく普通に受け答えができるものだ、また一つ尊敬する部分が増えた。
「そォ、早くしてね? こっちも挙式の準備は済ませておくから」
「きょ、挙式?」
「何トボけてるのよォ、私達結婚するのよ?」
「そっ、そんなこと、急に言われても──」
毅然とした態度を崩さなかったウェナトリアも、結婚という言葉には狼狽えた。
「す、る、の。私がするって言ったらする、この世の真理よォ? ずっと待ってるからァ、早く帰って来てよねェ?」
「………………はい」
目を逸らし、肩を小さくして、ウェナトリアはか細い声で答えを返す。こんな情けない姿の彼はきっと珍しいのだろう、僕は初めて見た。
モナルヒその態度と返答に満足したらしく、姫子とツァールロスを抱き寄せた。
「じゃ、このコ達は私が責任もって預かるから、いってらっしゃい」
モナルヒは自宅で学校──あるいは保育施設のようなものを開いている。ウェナトリアはそこに姫子とツァールロスを預けるつもりでいた。二人の大きな翅と触角は隠し難く、危険な旅になるからとの判断だった。
「……私、成人してるんだけど」
「私も繭破った」
「もうすぐで正式に私がお母さんだからねェ、二人とも」
ツァールロスは腕を逃れようともがいているが、モナルヒはその見た目に似合わず強い力で彼女達を押さえつけているらしい。
「私はウェナトリアの娘じゃない!」
「私も族長に引き取られたから、新羅の子」
「私が結婚するという前提で話さないでくれないか!」
モナルヒは声を荒らげたウェナトリアの触肢を掴み、槍を首に突きつける。槍の切っ先は冷たく濡れていた。
「あら……結婚するのよォ? 前提で話して何が悪いのォ?」
「……いや、あ、別に」
「何が悪いのよォ?」
「………………悪くない」
八つの目を必死に逸らして、ウェナトリアは少しずつ仰け反っていく。
「悪くないィ?」
「……悪くない、です。貴女が、正しい、です」
「はァい、よくできましたァ」
モナルヒはパッとと手を離し、解放されたウェナトリアは顔色を悪くしながらも急がなければと僕達を急かす。その慌てようはモナルヒから逃れようとしているようにも思えた。
僕達は上機嫌のモナルヒに手を振って、植物の国を後にした。
船も航空機もなく、どうやって牢獄の国に行くのか?
答えは簡単、空を飛べばいい。そう言うのは簡単だ、行うのは……
「わ、ちょ、ちょっと風強くない?」
『あー……これはアレですね。ほら、海で何かが暖まって、それが何かこう、渦になるヤツ』
『空気ですね。気圧が下がっているのでしょう。ちょうど強風域です、もう少しで抜けますよ』
「な、なぁ、君も私を掴んでくれないか?」
『嫌ですよ、勝手にしがみついてなさい』
僕はアルの背に、ウェナトリアはベルゼブブの足に。空を飛ぶにはそぐわない天候の中、雨風にさらされながら牢獄の国を目指す。
「落ちる、流石に……頼む、掴んでくれ」
『嫌です、余分に十本もあるんだから頑張りなさい』
「そのうち二本は触肢だし、この強風に逆らったら足はもげる!」
ウェナトリアはベルゼブブの足や服に八本の脚を絡めてなんとかしがみついていた。
『大変ですねぇ』
「おぶってあげてよベルゼブブ」
『えぇー、嫌です。私の翅は背中にありますしぃ』
強風の中いつもと同じように話していたのでは何も聞こえない。僕は声を張り上げ、叫ぶようにベルゼブブを説得していた。
だが、そんな頑張りは無に帰す。強風域を抜けて、久方ぶりに開けた視界に青空が戻った。
『おっ、いい景色ですねぇ。嵐の前の静けさってヤツですね』
『嵐は抜けましたよ。あの……初めから雲の上を行けばよかったのでは?』
『人間には呼吸が必要でしょう? ほら、ヘルシャフト様なんてもう息も絶え絶えですよ。雲の上なんて行ってたら死んでますって』
「ずっと叫んでたから……けほっ、うぅ、喉痛い。君のせいだからね」
多少酸素が薄くとも雲の上を飛んでくれた方が楽だっただろう。
『聞こえませんねぇ』
「牢獄の国まであとどれくらいだ? 私はもう腕が限界だよ」
濡れそぼった髪を頭の上に向かってかき上げる、水分に風が手伝って上手い具合に前髪は頭の上でまとまった。服の裾や袖を絞るが、焼け石に水だ。
『あ、見えてきましたよ。アレじゃないですか』
『そのようですね。降りましょう』
「やっとか……無駄に疲れたよ」
市街地から離れた岩山に降り立つ。いきなりこの格好で空から現れては大騒ぎになるだろうと考えたからだ。
『じゃ、私は完全に人間に化けて……』
触角と翅が消え、瞳も人間らしいものに変わる。こうしていると可愛らしい女の子にしか見えない。
「私は目隠しをして足を服の中に……念の為にジャケットも着ておこう」
『にしても寒くないですか? この地域はもうそんな季節だったんですか?』
岩山には生き物どころか花すらも見えず、ただ冷たい景色が広がっていた。濡れた体は急速に冷やされていく。
『……この寒さの中心に向かうとするか』
「そうだね、とりあえず」
『どこに行くんですか?』
「あそこに見える教会、とにかく着替えないと風邪引いちゃう」
『教会って、私が何だか忘れてませんか……』
悪魔に魔獣に亜種人類、教会にはそぐわないだろう。
だが、あの人なら受け入れてくれるはずだ。僕が知る中で最も優しい大人のあの神父様なら。
僕達はその最奥、女王の──いや、植物の国元女王の前にいた。元女王と話すのは現国王ウェナトリアだ。
「……頼めるか?」
「ええ、ええ、もちろんいいわよォ。他ならぬアナタの頼みですもの!」
「ありがとう……それと、その、君の娘達が私を睨んでいるのだが」
「……あらァ、そんなコトしてるの? アナタ達」
ホルニッセ族族長、モナルヒ・ルフトヴァッフェ。
その美貌も、立ち居振る舞いも、眼力に至るまで全てが女王を主張していた。まさに、彼女こそが、そんな幻聴が聞こえるようだ。
「と、とんでもない!」
「誤解です!」
モナルヒに問いかけられた彼女の娘達は震え声でそう答えた。
「……ならイイけど。ねェ、ウェナトリア。しばらく国を開けるのよね? どのくらいかしら?」
「ナハトファルター族を全員取り返すまでだ。どれだけかかるかは私にも分からないが、なるべく早く済ませる」
モナルヒと目を合わせてもいない僕でも、彼女からの圧力を立っていられないほど感じている。ウェナトリアはよく普通に受け答えができるものだ、また一つ尊敬する部分が増えた。
「そォ、早くしてね? こっちも挙式の準備は済ませておくから」
「きょ、挙式?」
「何トボけてるのよォ、私達結婚するのよ?」
「そっ、そんなこと、急に言われても──」
毅然とした態度を崩さなかったウェナトリアも、結婚という言葉には狼狽えた。
「す、る、の。私がするって言ったらする、この世の真理よォ? ずっと待ってるからァ、早く帰って来てよねェ?」
「………………はい」
目を逸らし、肩を小さくして、ウェナトリアはか細い声で答えを返す。こんな情けない姿の彼はきっと珍しいのだろう、僕は初めて見た。
モナルヒその態度と返答に満足したらしく、姫子とツァールロスを抱き寄せた。
「じゃ、このコ達は私が責任もって預かるから、いってらっしゃい」
モナルヒは自宅で学校──あるいは保育施設のようなものを開いている。ウェナトリアはそこに姫子とツァールロスを預けるつもりでいた。二人の大きな翅と触角は隠し難く、危険な旅になるからとの判断だった。
「……私、成人してるんだけど」
「私も繭破った」
「もうすぐで正式に私がお母さんだからねェ、二人とも」
ツァールロスは腕を逃れようともがいているが、モナルヒはその見た目に似合わず強い力で彼女達を押さえつけているらしい。
「私はウェナトリアの娘じゃない!」
「私も族長に引き取られたから、新羅の子」
「私が結婚するという前提で話さないでくれないか!」
モナルヒは声を荒らげたウェナトリアの触肢を掴み、槍を首に突きつける。槍の切っ先は冷たく濡れていた。
「あら……結婚するのよォ? 前提で話して何が悪いのォ?」
「……いや、あ、別に」
「何が悪いのよォ?」
「………………悪くない」
八つの目を必死に逸らして、ウェナトリアは少しずつ仰け反っていく。
「悪くないィ?」
「……悪くない、です。貴女が、正しい、です」
「はァい、よくできましたァ」
モナルヒはパッとと手を離し、解放されたウェナトリアは顔色を悪くしながらも急がなければと僕達を急かす。その慌てようはモナルヒから逃れようとしているようにも思えた。
僕達は上機嫌のモナルヒに手を振って、植物の国を後にした。
船も航空機もなく、どうやって牢獄の国に行くのか?
答えは簡単、空を飛べばいい。そう言うのは簡単だ、行うのは……
「わ、ちょ、ちょっと風強くない?」
『あー……これはアレですね。ほら、海で何かが暖まって、それが何かこう、渦になるヤツ』
『空気ですね。気圧が下がっているのでしょう。ちょうど強風域です、もう少しで抜けますよ』
「な、なぁ、君も私を掴んでくれないか?」
『嫌ですよ、勝手にしがみついてなさい』
僕はアルの背に、ウェナトリアはベルゼブブの足に。空を飛ぶにはそぐわない天候の中、雨風にさらされながら牢獄の国を目指す。
「落ちる、流石に……頼む、掴んでくれ」
『嫌です、余分に十本もあるんだから頑張りなさい』
「そのうち二本は触肢だし、この強風に逆らったら足はもげる!」
ウェナトリアはベルゼブブの足や服に八本の脚を絡めてなんとかしがみついていた。
『大変ですねぇ』
「おぶってあげてよベルゼブブ」
『えぇー、嫌です。私の翅は背中にありますしぃ』
強風の中いつもと同じように話していたのでは何も聞こえない。僕は声を張り上げ、叫ぶようにベルゼブブを説得していた。
だが、そんな頑張りは無に帰す。強風域を抜けて、久方ぶりに開けた視界に青空が戻った。
『おっ、いい景色ですねぇ。嵐の前の静けさってヤツですね』
『嵐は抜けましたよ。あの……初めから雲の上を行けばよかったのでは?』
『人間には呼吸が必要でしょう? ほら、ヘルシャフト様なんてもう息も絶え絶えですよ。雲の上なんて行ってたら死んでますって』
「ずっと叫んでたから……けほっ、うぅ、喉痛い。君のせいだからね」
多少酸素が薄くとも雲の上を飛んでくれた方が楽だっただろう。
『聞こえませんねぇ』
「牢獄の国まであとどれくらいだ? 私はもう腕が限界だよ」
濡れそぼった髪を頭の上に向かってかき上げる、水分に風が手伝って上手い具合に前髪は頭の上でまとまった。服の裾や袖を絞るが、焼け石に水だ。
『あ、見えてきましたよ。アレじゃないですか』
『そのようですね。降りましょう』
「やっとか……無駄に疲れたよ」
市街地から離れた岩山に降り立つ。いきなりこの格好で空から現れては大騒ぎになるだろうと考えたからだ。
『じゃ、私は完全に人間に化けて……』
触角と翅が消え、瞳も人間らしいものに変わる。こうしていると可愛らしい女の子にしか見えない。
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岩山には生き物どころか花すらも見えず、ただ冷たい景色が広がっていた。濡れた体は急速に冷やされていく。
『……この寒さの中心に向かうとするか』
「そうだね、とりあえず」
『どこに行くんですか?』
「あそこに見える教会、とにかく着替えないと風邪引いちゃう」
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