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第二十六章 貪食者と界を守る魔性共
死体処理
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動く屍は砂漠の国の遺跡では一般的な防衛呪術だ。大抵の遺跡は当時の権力者の墓で、動く骨はそれに仕えた兵士。その他の腐った肉を残した死体は大抵墓荒らし、骨達に使われた魔力の残滓を吸って動いている。
『うっ……まっっずっ! うぇ……吐きそうです。腐った肉みたいな匂いと味がします』
『そのまんまやないけ!』
人間以外の生物の死体はまた別、防衛呪術とは関係無く、別で用意されたものだ。
『でも、ま、死体や汚物は私の専門みたいなところありますからね…………最悪ですよどうしてですか私美食家なんですよ!? 腐った物や人が一回食べて出したものなんて喰うわけないじゃないですか!』
ベルゼブブは指を鳴らし無数の蝿を呼び出す。蝿は腐った肉を残した死体に群がり、一瞬で肉を喰い尽くしていく。
『知らんがな』
酒呑は骨だけで動く死体を拳で壊していく。
『貴方は良いですよね! なんですか酒呑って! 好物丸分かりじゃないですか、私もケーキイーターとかが良かったです!』
『知らんて』
ふざけた会話をしながらも敵の数は減っていく。最強の悪魔と鬼が揃っているのだから当然と言えば当然だ。
人型の物が半分程壊された頃、劇場を震わす雄叫びが響く。
『骨しか残ってへんのにえらい元気やなぁ』
竜の眉間の位置にアンカーボルトが撃ち込まれる。突き刺さるまではただの鉄の棒に見えたが、貫通した先で割れてしっかりとくい込んだ。
先端に結ばれたワイヤーは茨木の義肢に繋がっている。ワイヤーが高速で巻き取られ、茨木は竜が頭を振るのも関係無く額に張り付いた。
『ほぅら、攻撃してみぃ。アンタも痛い目見るで』
竜は茨木が頭の上にいると認識すると、頭を大きく振り上げ──床に叩きつけた。茨木は一瞬早く首の後ろに移動し、アンカーを抜いて義肢を元に戻した。
『……無茶しよるわぁ』
竜には頭蓋骨に限っても数え切れない程のヒビと欠けがあった。それは生前のものや時間によるものではなく、痛覚も思考も持たない死体ゆえの無茶な動きによるものだった。
茨木は動きを封じるのは無理だと判断し、首から飛び下り距離を取った。
『肉がある方……ゾンビって呼ぼうか、乾燥したのはミイラ、骨は骨ね、いい? ゾンビとミイラは多分楽に倒せる、骨は怪しいね』
鬼達とベルゼブブが戦う後ろでエアは敵をじっと観察する。
『……あぁ、骸兵は灰になろうと元通りに組み上がり、また動き出す』
『蝿女に魔法使うなとか言われてるし……仕方ないねぇ』
エアはフードを脱ぎ、後頭部の髪をかき上げる。指に絡んだ髪は尋常ならざる速度で伸び、腰の辺りで手が離れると同時に伸びも止まる。
伸びた髪は独りでに動き、何本かの束となる。先端はまるで鎌のように鋭い。
『兄君、それは?』
『触手。あれば便利だけど、どこから生やしても気持ち悪いからさ、髪が途中からなる感じならまだマシでしょ?』
『……まぁ、手や背中から生えるよりは』
エアは伸びた髪の束──いや、触手を引きちぎって床に落とす。元の長さに戻った髪は再び腰まで伸び、今度は独りでに細い三つ編みを作り上げた。
ちぎられた触手はバタバタと暴れ、急速にその体積を増していく。
「きっ……きもい、めっちゃきもい」
『……ごめんなさいね』
「あっいやお兄さんじゃなくて、お兄さんの……何これ」
『…………触手ですけど』
「見ようによってはエロいっすね」
エアは心の中で殺害予告をし、平静を保つ。
「これで可愛い少年少女を襲ったり?」
アスガルドや神降の国の前でヘルが見た神獣にもドラゴンにも似た虹色の獣。ちぎれて増殖した触手達はみなその姿となり、鈴のように美しい鳴き声を上げた。
「あっ綺麗」
アルと同じくらいの体高で、身体から分離した光の翼と光輪を持ち、鋭い鉤爪を手足と五つに分かれた尾の先に持っている。どこか神秘的で、それでいて背徳的な美しさを感じる。
『……1、2、3、4、前進!』
四体の獣がエアの指示通り、魔物達の場所まで前進し、死体を薙ぎ払う。
『5、6、生きた人間の捜索と生け捕り!』
二体の獣が天井に張り付き、バラバラに動き回る。
『7、8、竜の骨の牽制!』
二体の獣が竜に向かう、茨木の隣に並び、威嚇するように高い声を上げた。
『9、10、アル君とリンさんの護衛! 11、12、僕の援護、13は僕を乗せて飛べ!』
鈴に似た美しい声で返事をし、それぞれの位置に着く。リンは隣に来た獣の後ろに隠れ、フェルを抱き寄せた。アルは獣の横に並び、迎撃体制を取る。
『さて……とりあえず削るか。11、12、僕の髪より上に出るなよ』
三つ編みが解け、黒く長い触手が四方八方に広がる。
『13、突っ込め』
エアが跨った獣が敵の群れに突っ込む。その前に居たものはエアの髪に──いや、触手に切り刻まれ、横に居たものも打ち漏らしはあれど半数以上が切り刻まれ、残ったものも彼の後に続いた二体の獣に壊される。
「……お兄さんめちゃくちゃ強くない?」
『…………魔力消費が激しい、そう長くは持たんな。骸兵は幾らでも蘇る……無駄だ』
「あっダメなんだあれ」
『ヘルが居れば私の魔力を供給出来る……いや、そもそもヘルが居れば死体の操作権を奪えるかもしれんな』
エアだけではない、ベルゼブブにも酒呑にも疲れが見え始めている。それでも骸兵は蘇り続け、ゾンビとミイラは劇場の周り数百メートルを包囲している。邪教徒達まだはやって来ない。
『……ノインと言ったか。フェルの護衛に回れ、私は突っ込む』
アルの隣に並んでいた獣はフェルに寄り添い、尾を足に絡めた。
『ダメ! 狼さん、君は行っちゃダメだ! 何があっても君だけはお兄ちゃんのところに帰さないと……』
フェルの制止を振り切り、アルは死体の群れに突貫する。鋭い牙が揃った大きな口は頭を噛み潰し、黒翼は羽ばたくだけでミイラを吹き飛ばし、黒蛇は死体の足を正確に叩き折った。
「暴れないでフェル君! 見なよ、ほら、アルギュロスなら平気だって。銀位の合成魔獣は近接物理最強、あんな死体なんかに負けないって」
『離してっ……! 離してよっ! そんな買いかぶりが命取りになるんだ!』
「買いかぶりじゃない、事実だ。科学の国で造られた合成魔獣の傑作は最強の魔獣。敵が悪魔や天使でない限り負けないんだって!」
リンに抱き押さえられ、獣達に見つめられ、フェルは俯いて動きを止める。
『……キリがありません! 鬼! どうにかできないんですか!?』
『無茶言いなや! 口寄せ使うには魔力足りへんし、ゆっくり唱える隙もない! どないせぇ言うねん!』
『仕方ありませんね……地獄の帝王ベルゼブブの御姿、頭を垂れ感謝に咽び泣きながら篤とご覧なさい』
空中を躍っていたベルゼブブの姿が巨大な蝿に変貌する。獣のような咆哮を上げ、長い舌をうねらせて死体の群れを磨り潰し呑み込んだ。
竜の骨以外の死体を全て喰らうとベルゼブブは少女の姿へと戻り酒呑の頭の上に落ちた。
『ぁだっ! 下見て降り……おい、王さん? どないしたんや』
『…………俗界でなければ、こんな無様な……』
『どないしたんか聞いてんねん! 答え!』
『……魔力が、足りません。お腹が……空いて、動けない……』
大きな瞳を瞼の裏に隠し、ベルゼブブはそれきり動かなくなる。
『長髪の鬼! こっちに!』
竜を引き付けていた茨木を呼び付け、13と呼んだ獣の背に乗せる。
『その腕、剣とかにはなる?』
『えぇ、剣も銃も思いのまま』
『あの骨は壊せる?』
『……最大出力のを至近距離で撃ち込んだら、いける思います』
『分かった。準備は要る?』
『…………充填に七十八秒』
『分かった。9、10を除く1から12! 僕と思考接続!』
フェルとリンを守る獣達を除き全員がエアの前に並ぶ。瞳に六芒星が浮き上がり、陣形を整える。
『兄君、手伝えることは?』
『……鶴翼の陣は分かる? 端に入って竜の注意を僕から逸らして』
アルを含め獣達は一斉に竜に飛びかかる。竜はその欠けた牙に二体の獣を一度に突き刺すが、ジェル状の獣達にダメージは無い。
敵に損傷を与えられていないのはどちらも同じだ。竜の骨は硬く太く、獣達の牙や爪では傷付かない。
だが、損傷を与える必要ははい。エアは自分から完全に注意を逸らした竜の骨を見て勝利を確信した。
『うっ……まっっずっ! うぇ……吐きそうです。腐った肉みたいな匂いと味がします』
『そのまんまやないけ!』
人間以外の生物の死体はまた別、防衛呪術とは関係無く、別で用意されたものだ。
『でも、ま、死体や汚物は私の専門みたいなところありますからね…………最悪ですよどうしてですか私美食家なんですよ!? 腐った物や人が一回食べて出したものなんて喰うわけないじゃないですか!』
ベルゼブブは指を鳴らし無数の蝿を呼び出す。蝿は腐った肉を残した死体に群がり、一瞬で肉を喰い尽くしていく。
『知らんがな』
酒呑は骨だけで動く死体を拳で壊していく。
『貴方は良いですよね! なんですか酒呑って! 好物丸分かりじゃないですか、私もケーキイーターとかが良かったです!』
『知らんて』
ふざけた会話をしながらも敵の数は減っていく。最強の悪魔と鬼が揃っているのだから当然と言えば当然だ。
人型の物が半分程壊された頃、劇場を震わす雄叫びが響く。
『骨しか残ってへんのにえらい元気やなぁ』
竜の眉間の位置にアンカーボルトが撃ち込まれる。突き刺さるまではただの鉄の棒に見えたが、貫通した先で割れてしっかりとくい込んだ。
先端に結ばれたワイヤーは茨木の義肢に繋がっている。ワイヤーが高速で巻き取られ、茨木は竜が頭を振るのも関係無く額に張り付いた。
『ほぅら、攻撃してみぃ。アンタも痛い目見るで』
竜は茨木が頭の上にいると認識すると、頭を大きく振り上げ──床に叩きつけた。茨木は一瞬早く首の後ろに移動し、アンカーを抜いて義肢を元に戻した。
『……無茶しよるわぁ』
竜には頭蓋骨に限っても数え切れない程のヒビと欠けがあった。それは生前のものや時間によるものではなく、痛覚も思考も持たない死体ゆえの無茶な動きによるものだった。
茨木は動きを封じるのは無理だと判断し、首から飛び下り距離を取った。
『肉がある方……ゾンビって呼ぼうか、乾燥したのはミイラ、骨は骨ね、いい? ゾンビとミイラは多分楽に倒せる、骨は怪しいね』
鬼達とベルゼブブが戦う後ろでエアは敵をじっと観察する。
『……あぁ、骸兵は灰になろうと元通りに組み上がり、また動き出す』
『蝿女に魔法使うなとか言われてるし……仕方ないねぇ』
エアはフードを脱ぎ、後頭部の髪をかき上げる。指に絡んだ髪は尋常ならざる速度で伸び、腰の辺りで手が離れると同時に伸びも止まる。
伸びた髪は独りでに動き、何本かの束となる。先端はまるで鎌のように鋭い。
『兄君、それは?』
『触手。あれば便利だけど、どこから生やしても気持ち悪いからさ、髪が途中からなる感じならまだマシでしょ?』
『……まぁ、手や背中から生えるよりは』
エアは伸びた髪の束──いや、触手を引きちぎって床に落とす。元の長さに戻った髪は再び腰まで伸び、今度は独りでに細い三つ編みを作り上げた。
ちぎられた触手はバタバタと暴れ、急速にその体積を増していく。
「きっ……きもい、めっちゃきもい」
『……ごめんなさいね』
「あっいやお兄さんじゃなくて、お兄さんの……何これ」
『…………触手ですけど』
「見ようによってはエロいっすね」
エアは心の中で殺害予告をし、平静を保つ。
「これで可愛い少年少女を襲ったり?」
アスガルドや神降の国の前でヘルが見た神獣にもドラゴンにも似た虹色の獣。ちぎれて増殖した触手達はみなその姿となり、鈴のように美しい鳴き声を上げた。
「あっ綺麗」
アルと同じくらいの体高で、身体から分離した光の翼と光輪を持ち、鋭い鉤爪を手足と五つに分かれた尾の先に持っている。どこか神秘的で、それでいて背徳的な美しさを感じる。
『……1、2、3、4、前進!』
四体の獣がエアの指示通り、魔物達の場所まで前進し、死体を薙ぎ払う。
『5、6、生きた人間の捜索と生け捕り!』
二体の獣が天井に張り付き、バラバラに動き回る。
『7、8、竜の骨の牽制!』
二体の獣が竜に向かう、茨木の隣に並び、威嚇するように高い声を上げた。
『9、10、アル君とリンさんの護衛! 11、12、僕の援護、13は僕を乗せて飛べ!』
鈴に似た美しい声で返事をし、それぞれの位置に着く。リンは隣に来た獣の後ろに隠れ、フェルを抱き寄せた。アルは獣の横に並び、迎撃体制を取る。
『さて……とりあえず削るか。11、12、僕の髪より上に出るなよ』
三つ編みが解け、黒く長い触手が四方八方に広がる。
『13、突っ込め』
エアが跨った獣が敵の群れに突っ込む。その前に居たものはエアの髪に──いや、触手に切り刻まれ、横に居たものも打ち漏らしはあれど半数以上が切り刻まれ、残ったものも彼の後に続いた二体の獣に壊される。
「……お兄さんめちゃくちゃ強くない?」
『…………魔力消費が激しい、そう長くは持たんな。骸兵は幾らでも蘇る……無駄だ』
「あっダメなんだあれ」
『ヘルが居れば私の魔力を供給出来る……いや、そもそもヘルが居れば死体の操作権を奪えるかもしれんな』
エアだけではない、ベルゼブブにも酒呑にも疲れが見え始めている。それでも骸兵は蘇り続け、ゾンビとミイラは劇場の周り数百メートルを包囲している。邪教徒達まだはやって来ない。
『……ノインと言ったか。フェルの護衛に回れ、私は突っ込む』
アルの隣に並んでいた獣はフェルに寄り添い、尾を足に絡めた。
『ダメ! 狼さん、君は行っちゃダメだ! 何があっても君だけはお兄ちゃんのところに帰さないと……』
フェルの制止を振り切り、アルは死体の群れに突貫する。鋭い牙が揃った大きな口は頭を噛み潰し、黒翼は羽ばたくだけでミイラを吹き飛ばし、黒蛇は死体の足を正確に叩き折った。
「暴れないでフェル君! 見なよ、ほら、アルギュロスなら平気だって。銀位の合成魔獣は近接物理最強、あんな死体なんかに負けないって」
『離してっ……! 離してよっ! そんな買いかぶりが命取りになるんだ!』
「買いかぶりじゃない、事実だ。科学の国で造られた合成魔獣の傑作は最強の魔獣。敵が悪魔や天使でない限り負けないんだって!」
リンに抱き押さえられ、獣達に見つめられ、フェルは俯いて動きを止める。
『……キリがありません! 鬼! どうにかできないんですか!?』
『無茶言いなや! 口寄せ使うには魔力足りへんし、ゆっくり唱える隙もない! どないせぇ言うねん!』
『仕方ありませんね……地獄の帝王ベルゼブブの御姿、頭を垂れ感謝に咽び泣きながら篤とご覧なさい』
空中を躍っていたベルゼブブの姿が巨大な蝿に変貌する。獣のような咆哮を上げ、長い舌をうねらせて死体の群れを磨り潰し呑み込んだ。
竜の骨以外の死体を全て喰らうとベルゼブブは少女の姿へと戻り酒呑の頭の上に落ちた。
『ぁだっ! 下見て降り……おい、王さん? どないしたんや』
『…………俗界でなければ、こんな無様な……』
『どないしたんか聞いてんねん! 答え!』
『……魔力が、足りません。お腹が……空いて、動けない……』
大きな瞳を瞼の裏に隠し、ベルゼブブはそれきり動かなくなる。
『長髪の鬼! こっちに!』
竜を引き付けていた茨木を呼び付け、13と呼んだ獣の背に乗せる。
『その腕、剣とかにはなる?』
『えぇ、剣も銃も思いのまま』
『あの骨は壊せる?』
『……最大出力のを至近距離で撃ち込んだら、いける思います』
『分かった。準備は要る?』
『…………充填に七十八秒』
『分かった。9、10を除く1から12! 僕と思考接続!』
フェルとリンを守る獣達を除き全員がエアの前に並ぶ。瞳に六芒星が浮き上がり、陣形を整える。
『兄君、手伝えることは?』
『……鶴翼の陣は分かる? 端に入って竜の注意を僕から逸らして』
アルを含め獣達は一斉に竜に飛びかかる。竜はその欠けた牙に二体の獣を一度に突き刺すが、ジェル状の獣達にダメージは無い。
敵に損傷を与えられていないのはどちらも同じだ。竜の骨は硬く太く、獣達の牙や爪では傷付かない。
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