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寝込みを襲われても

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バイブを使って睡姦もどきを楽しんでいたらシンヤは起きてしまったが、またすぐに眠った。

「……シンヤくん?もう起きないの?」

ピクピクと瞼を震えさせ、微かに笑っているような顔で眠るシンヤはどこか幸せそうに見える。

「僕、夕飯作っておくよ。今日は冷やし中華だし、作りたてじゃなくてもいいよね」

眠っているシンヤを弄びたいという欲望は一旦満たされた。少しの間だけ目を覚ましたシンヤはとても可愛らしかったから、次は起きている彼と戯れたい。そう思った僕は眠るシンヤに服を着せ、部屋を出た。バイブは挿入したまま放置だ。



冷やし中華を作り、粗熱をとって冷蔵庫に入れる。もちろんラップは忘れない。

「シンヤくーん」

夕飯作りを終えて部屋に戻る。シンヤはまだ眠っていたが、可愛らしい声を漏らしていた。

「んっ……ん、んん……ぁ……はっ……ぅう……」

毛布をめくってみるとシンヤがヘコヘコと腰を揺らしているのが分かった。紅潮した頬と荒い吐息、淫らな仕草に目と心が奪われる。

「んっ、んんっ……!? ぅ、あぁっ……!」

気付けば僕はバイブのスイッチを入れていた。激しい振動に責め立てられシンヤは声を大きくし、シーツに爪を立てた。

「……シンヤくん、そういえば僕……抜いてない」

僕は夕飯を作る前にシンヤに履かせたスラックスを脱がし、ピクピクと跳ねる足を両方とも抱え、太腿の隙間に脈打つ陰茎を押し込んだ。

「はっ……素股、最高っ……」

ずっと焦らされて先走りの汁に完全に包まれていた僕の陰茎は血管を浮かせていた。そんなグロテスクな肉棒をシンヤの白磁のような太腿に擦り付けているという、この、何とも言えない背徳感。

「シンヤくん、シンヤくんっ、シンヤくんシンヤくんシンヤくんっ……! ダメだっ、出る、もう出ちゃうっ……! は、ぁーっ……」

綺麗なものを穢す快感は陰茎への刺激だけでは終わらない。射精をした後にも、シンヤの太腿と腹に白濁液をぶっかけたという快感が待っている。

「……ふふ」

犬などがマーキングをするようなものなのだろう、シンヤは自分のものだと僕は精液でアピールし、仄暗い喜びを覚えているのだ。

「あ……シンヤくん、僕早漏とかじゃないからね。今のはちょっと、その……ずっと勃ってて限界近かっただけだから」

意味のない言い訳をしながらティッシュでシンヤの身体を清め、服を着直させ、彼が起きるのを待った。


空が茜色に染まる頃、シンヤは目を覚ました。

「んっ……ぁ、ヒロくん♡」

「おはようシンヤくん、よく眠れた?」

「よくっ……ぁ、んっ……♡ うんっ、よく眠れた……かなっ……は、ぁんっ♡ ヒロくぅんっ、バイブ止めてぇ♡ きもち、ぃっ……♡♡」

当然、バイブはずっと動かしたままだ。振動で腸壁を責められているシンヤは腰をくねらせ、可愛く喘いで僕の肉欲を煽る。

「寝起き一発目のイキ顔見せてくれたらね」

「いじわるっ……♡ イくっ♡ イっちゃうぅっ♡♡ イくぅううっ♡♡♡」

ぷしっ……と精液を僅かに漏らしての絶頂にゴクリと生唾を飲み、少し遅れて約束を守る。バイブが止まってもバイブはシンヤの腸内にある、ヒクヒクと震える穴は美味そうにバイブをしゃぶったままだ。

「はぁっ……♡ はぁっ♡ だめぇ……きもちぃの終わんないっ……♡」

絶頂直後にも関わらず腰を揺らし続けるシンヤを前に理性を保つのは、そう容易なことではなかった。
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