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いざ、初夜……?

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湯上がりの火照った身体に触れると、普段以上に吸い付くような肌になっていた。日焼けしていない白磁機のような肌は朱に染まりやすく、頬だけでなく腹や胸さえもほんのりと色付いていた。

「あっ♡ んんっ……♡ んぅっ♡ んっ♡ ん……♡」

触って欲しいと主張するように、シンヤの乳首はつんと勃っている。折り曲げた人差し指でくにくにと押し曲げてみると、シンヤは艶かしく喘いだ。

「ヒロくぅん……♡ もっと♡」

押し倒すつもりがシンヤに引っ張り倒されてしまった情けない僕はシンヤに覆いかぶさっていた。更なる快感を求めるシンヤの足が腰に絡みつくと、まさに本番直前といったポーズになった。

「ひゃうんっ♡♡♡ そぉっ……♡♡ つまんでっ♡ もっとくにくにってぇ♡♡」

親指を足して挟んでみるとシンヤは足でぎゅっと僕の腰を抱き締め、胸を反らして喘いだ。こりこりと芯の硬さを感じる乳首を弄るうち、僕は次第に乳首の弄り方を思い出した。

「硬くなってるね……期待してた? いつから?」

人差し指と中指を替え、親指と中指で乳首をすり潰すように強く捏ねてみる。

「あぁああんっ♡♡ んんっ♡♡ んんぅうつ♡♡♡ くっ、来るっ、前ぇえっ♡♡ 誘われたっ、時からぁっ♡ 温泉ならっ、何か、あるかもってぇっ♡♡♡」

「シンヤくん……! 嬉しい、僕もだよ。僕も来る前から君をこうするの楽しみにしてた」

空けておいた人差し指で、親指と中指で絞り出した乳首の先端をカリカリと引っ掻く。

「ひぁっ!? あっ♡ あっ♡ ぁあっ♡ あぁあんっ♡♡ カリカリっ、かりかりやばいぃっ♡♡♡ 気持ちぃっ♡♡ 気持ちぃいっ♡♡♡」

大きく仰け反って見える顎の裏すら愛おしい。

「可愛い……ね、後ろも期待してた?」

何となくシンヤの二の腕を掴んでおいた手を下に向かわせる。乳首への快感でピクピクと震える陰茎は放置し、会陰をグッと押す。

「んうぅんっ♡♡♡ しっ、してたぁ……♡ お願いヒロくん♡ 中から気持ちぃとこ弄ってぇ♡♡」

唾液を絡ませた中指をシンヤの後孔に挿入する。熱い体内に興奮し、先走りの汁を垂らしながら指先に意識を集中させ、前立腺を見つける。

「んっ♡ んん……♡ んぁっ♡♡♡ あぁんっ♡♡ そこっ♡ そこ気持ちぃっ♡♡ もっと♡ もっとぐりぐりっ……♡ ひぃいいんっ♡♡ 出ちゃうっ♡ イくっ♡ イくイくイくぅうっ♡♡♡」

とんとんと叩いたり、ぐりぐりと押し込んだり、硬くなったそこを柔らかい腸壁越しにマッサージしてやるとシンヤはあっさり精液を漏らし、指を抜くと後孔がヒクヒクと震えた。

「はぁっ……♡ はぁっ……♡ 気持ちよかった……♡」

「……あ、あのさっ、シンヤくん、えっと……あの、ね」

今日は君を抱きたいんだ、ゴムを取ってくるから少し待ってて──その文章は喉に引っかかって出てこない。

「うん……♡ ヒロくんのは口でしたげる♡」

「えっ……ぁ、うん……」

「汗だくだし、お腹汚れちゃったし……またお風呂入らなきゃだね♡ 顔とか髪にかけてもいいよ♡ それとも飲んで欲しい?」

挿入したい。そう言えばシンヤは断らないだろうと予想は出来ている。だが、どうにも声に出ない。もう疲れて眠たいから口でさっさと抜いて、寝てしまいたいのではないかと勘ぐってしまう。

「……じゃあ、お願い」

シンヤの頭の横に移動して腰を下ろすと、シンヤは寝転がったまま僕の陰茎を咥えた。陰茎は濡れた温かい穴に大喜びし、先走りの汁を更に分泌させた。
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