過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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執拗に胸を責められて

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素直に「胸をいじめて欲しい」とねだったのは意外だったのか、シャルは紫色の瞳を丸くした。

「……はい、兄さん。まずは媚薬効果を限界まで高めた唾液を塗ってあげますね。乳腺にまで染み込むくらい、たーっぷり」

ぷっくりと膨らんでいた乳首がシャルの小さな口の中に隠される。口内にたっぷりと溜められた強力な媚薬効果を持つ唾液に曝される。舌での愛撫はなく、ただただ唾液を染み込まされていく。

「ん、ぅっ……シャルっ、ねぇ、吸ったり、舌で弄ったりしてぇ……?」

ねだってみても無駄だし、腕を使えばお預けが待っている。俺はじっと耐えて乳首を咥えられ続けた、どれくらい経ったのか検討も付かないが、唐突に口が離れ、もう片方の乳首を咥えた。

「んぁっ……あ? な、何っ……熱いっ、シャルぅ……右っ、右の……やばいっ」

媚薬効果が発揮されているのか、先程まで咥えられていた右の乳首が異常に熱くなってきた。いや、乳首だけでも表面だけでもない、その周囲や中も熱い。まさか本当に染み込んだのか? そんな短時間で?

「は、ぁあっ……シャルぅ」

左乳首も外気に曝され、その温度変化にきゅうっと引き締まる。程なくして左も熱くなり始め、俺は胸全体をふるふると震えさせ始めた。

「しゃ、るっ……早くぅ」

「早く、なんです?」

弟の顔は俺の胸のすぐ近くにあり、弟の吐息が乳首にかかり、その刺激でビクビクと身体を跳ねさせてしまう。

「ちっ、乳首……乳首を、いじって……ください。ぎゅーってして、ぐりぐりってして、イかせてください……」

中指の腹が左の乳輪に触れ、時計回りを始める。優しく優しく触れるか触れないかも曖昧な中指は乳輪の微かな凸凹に慣れない刺激を与えてくれた。

「ん、ぁ、あっ、あぁっ、あああっ! あっ……右っ、右もしてぇっ、右もぉっ!」

「順番ですよ、まずは左だけです」

芯まで熱く燃えるような性感帯を放っておかれるなんて地獄だ、自分で摘んでしまおう。そんな考えが頭をよぎるが、精液お預けの言葉を思い出して頭を振って改めて手を固く組んだ。

「んっ……ぅ、うぅうっ……ひぃいぃっ……! ん、んっ…………ひんっ!?」

爪の先端が乳首を掠った。しかし今のはシャルの故意のようで、俺の反応を楽しそうに眺めていた。

「んぅううぅっ………………ひぁんっ!?」

楽しそうな笑顔が悔しくて歯を食いしばって喘ぎ声を漏らすのを耐えていると、シャルが中指で乳首を弾いた。

「ぁんっ! んひぃっ!? ひんっ、ひぁんっ、ひっ……ぁ、あっ、ぁ、ああっ……!」

ピンッ、ピンッ……と弾かれていたかと思えばピンピンと素早く弾かれたり、工夫を凝らした責めは何度繰り返されても決して慣れない。

「んひっ、ひぃっ、ィくっ、しゃるぅっ! もぉイっちゃうっ!」

「約束追加です、兄さん。イく時は誰に何されてイくのか言わないと、挿入お預けです。腕を解かなければ精液はあげますけど、勝手にイったら入れてあげません。ちゃんと言ってイっても腕を解いたら挿入だけですよ? ふふ……」

手を止めて身勝手にルールを追加したかと思えば、乳首を弾く力を強め、速めていく。

「んひっ、ひぃいっぃんっ! ひぁっ、あっ、ィくぅっ! シャルにっ、乳首弾かれてっ……俺ぇっ、イくっ、イくぅっ、イっちゃぅうっ!」

「……よく言えました」

叫びながらカクカクと腰を揺らして絶頂していると耳元で褒め言葉を囁かれ、同時に左乳首をぎゅうっと摘まれる。

「……っ、あぁああーっ! んぁああっ! シャルにぃっ、乳首摘まれてイくぅううっ!」

「間に合いましたか……よく言えましたね、兄さん」

「んぁああっ……! 酷いっ、イってる時にぃっ……いじわるっ!」

「兄さん……そんなに僕のを入れて欲しいんですか?」

優しい声色のまま意地悪な笑みを浮かべた弟から目を逸らし、気付かれないようにと祈りながら微かに頷く。すると左乳首を強く抓られ、身体が跳ねた。

「しゃりゅにちくびつねられてイぐぅううっ!」

「……すごいですね、間に合いましたよ。ふふ……」

「イぐっ、まだイくぅっ、シャルに乳首ぎゅってしゃれてっ、まらイぐぅうっ!」

媚薬効果のある唾液を塗り込まれたからなのかいつも以上に感度が高く、絶頂が連続してやってくる。

「しゃるっ、しゃりゅううっ! みぎっ、もぉっ……してよぉおっ!」

ぎゅ……と抓る力が強くなったかと思えば引っ張られ、乳首を無理矢理伸ばされる。

「んひぃいいっ!? シャルにぃっ、ちくび引っ張られてっ……イくうぅうっ!」

「ふふ、約束を律儀に守る兄さんは可愛いですね。この必死さが僕に入れて欲しいからだと思うと……あぁ、もう膨らみ過ぎて痛いです。僕も兄さんに早く入れたい」

シャルが何を言っているのかはよく分からないが、話しながらでも指は巧みに俺の乳首を虐めている。

「しょのっ、あとぉっ……ぐりぐりしゃれてイくっ、イっ……くぅっ!」

「あ、ずるーい……ふふ、嘘です、いいですよ兄さん、可愛いですから」

抓られて引っ張られた先で指の間でぐりぐりと躙られては本当に乳首が大きく膨らんだり伸びたりしてしまう。そうなったらシャツなんて着られない。だからやめて欲しい……いや、シャツを持ち上げた乳首を布越しに弄り回して欲しい。もっと大きく膨らむように育ててもらわなければ。

「……っ、くぅ……! シャルっ、もっひょぉっ……つねって、ひっぱってぇっ……みぎもしてぇっ!」

「ええ、もちろん。兄さんは約束をちゃんと守りましたからね」

左乳首から手が離れる。弟は自分の両手の親指と人差し指を舐め、唾液で濡らし、俺の乳首を摘んだ。

「ぁ、あっ……シャル、にぃ……」

「ふふ、イくって決まっちゃってるんですか? 可愛いですよ、兄さん」

「両乳首っ……つねられてぇっ……!」

ぎゅうっと摘んだ指が持ち上がり、乳首を引っ張られる。

「ひぃんっ! ひっ、ぁっ……ひっぱられてぇっ……」

引っ張られた先で唾液を塗り込むように捏ねられて胸が痺れるような強い快楽を覚え、電撃のようなその快楽が全身に回って全身が痙攣し始める。

「ぐりぐりしゃれてイくぅううっ! ぅ、ああああっ! んぁああっ!? ぁあっ、ひぁあっ!」

「あ、兄さん軽いからここ摘んだまま持ち上げられそうですね……」

「ひぃいいっ!? イってりゅっ、イってりゅぅうっ! とまんないっ、イぐぅうっ、ぅあっ、ぁああぁっ!」

「……開発っていうか、ただ胸を弄ってあげただけみたいですね……でも、新しい刺激は良かったでしょう? 兄さん……返事できませんよね? 可愛いですよ、兄さん、もっともっともーっとイってくださいね」

快楽で身体を反らしているからだけでなく乳首を引っ張られていることによってベッドから背中が離れる。頭側の柵の方を向いてしまった目はそのままぐりんと回ってしまいそうだった。
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