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くらくてせまいのこわい
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しゅるしゅると縄が解かれ、折りたたんで固定されていた身体が伸びる。白い皮膚に赤い縄の痕が残っており、少し痛むそこをシャルの指先に愛撫されると身体が跳ねた。
「……痕、ついちゃいましたね」
強く噛んでいたシャルの服はぐっしょりと濡れている。白いワンピースのシミが俺の唾液によるものだと思うと羞恥心が膨らんだ。
「どうでしたか? 兄さん……僕は兄さんの期待に添えましたか?」
ベッドに座ったシャルは俺の上体を抱き起こし、胸元の縄の痕を撫でながら聞いてきた。不安そうに眉尻を下げて、紫の瞳を震わせて……初めて会った時から何度も見てきた弟らしい表情だ。
「……あぁ、完璧だったよ。ありがとうな、シャル」
不満は何一つない、最高のセックスだった。それが事実だが、もし俺が気に入らないことをされていても、シャルの不安そうな顔を見れば大抵の不満に目を瞑ってしまうだろう。
「本当ですか……? よかった……僕、兄さんを喜ばせられたんですね! とっても嬉しいです」
花がほころぶよう、まさにそんな笑顔。シャルの心からの笑顔は俺の癒しだ。
「お前はどうだったんだ? 注文つけてばっかりだったけどさ」
「へ……? 僕は兄さんが喜んでくれたので満足ですよ、当たり前じゃないですか」
俺の質問の意図が本当に分かっていないのだろう。自分に無頓着なのは可愛らしくもあるが、それ以上に恐ろしい。シャルが俺のために自身を滅ぼしてしまいそうで、怖い。
「……尻尾は僕も気持ちいい、とか。俺の中気持ちいい、とか。言ってただろ? 俺が満足したかは関係ない、お前はどうだった?」
「…………兄さんが何を言ってるのか分かりません。僕には兄さんだけなので、兄さんが関係ないなら僕は何も感じません」
聞き方が悪かったのか? 難しいな。
「あー、そういう難しい話じゃなくて。こう、もっと、肉体的っていうか……そうだな、お前の性欲は満たされたか?」
「……ええ、もちろん。二回も出したんですよ?」
「そう……だな。うん、よかった。あのな、シャル……俺の幸せとか満足とかには、お前も含まれるんだからな? どんな豪華な家が手に入ったって、めちゃくちゃ気持ちいいセックスしたって、お前が不幸な目に遭ってたら俺は幸せじゃないんだからな?」
紫の瞳をまん丸にし、首を傾げる。
「分かんないか? お前は俺の大事な弟だから、お前が辛い目に遭ってたら俺も辛いんだ。お前が大怪我してるの見て、痛がってたの知って……胸が張り裂けそうだったんだよ」
シャルの手が恐る恐る俺の胸を撫でる。
「…………ごめんな。もっと早く助けに行けたはずなのに、俺……バカみたいにヤりまくって時間潰して。もう少しで、お前をっ……失うところだった」
あの時の俺は本当に異常だった。腹の中に居た何かに行動を操られていた。発情させられて、目の前の雄だけを求めて、愛情も何も無かった。
あんな物に侵入を許した俺の迂闊さを後悔し、言葉ではなかなか伝わらない気持ちを伝えるため、シャルを抱き締めた。
「兄さん……? 僕……あまり頭も勘もよくなくて、兄さんの言いたいことがよく分からないんです、ごめんなさい」
シャルの腕が慎重に俺を抱き締め返す。
「……でも、兄さんが優しいってことは分かりました。兄さんは僕のこと嫌いじゃないんですね、僕のこと心配してくれてたんですね……嬉しい。ごめんなさい兄さん、兄さんが心配するようなことにはならないよう気を付けます。だから、兄さん……もう泣かないでください」
背に回ったシャルの左腕の力が強まり、右手の人差し指で涙を拭われて初めて泣いてしまっていたことに気付いた。
「うん……ちょっとでも分かってくれて嬉しい。無茶するなってことだ、シャル、分かったな?」
少し身体を離して真正面から見つめ合うと、シャルは素直に頷いて微笑んだ。
「にしても…………地下からいつ出してもらえるんだろうな。扉の仕掛け的に中から出るのは無理だよな?」
「どうします? 兄さん。あの親切な人間さんが、買い物に行った時に馬車に撥ねられていたりしたら……!」
「ふ、不吉なこと言うなよ……」
だが、ないとも言いきれない。もしそうなら俺達は餓死するまで地下室に閉じ込められる。羽と尻尾が生えた白骨死体が折り重なってベッドに横たわっているのを想像した俺は恐怖に任せて扉を叩いた。
「あ、開けて! 開けて! 出して! せめて開け方教えて!」
「兄さん、兄さん落ち着いてください。脅かしてごめんなさい、大丈夫ですから」
「分かんないだろ!? 本当にお前が言ったこと起こるかもしれない! 開けて! 出してくれ! さてーしさぁんっ!」
冷たい扉を叩いていると外でガシャガシャと本棚の仕掛けが動いているのだろう音がし始めた。
「……兄さん、一応僕の後ろに」
シャルの背に隠れさせられ、灯りが射し込んだ眩しさに頭羽で目を隠した。
「インキュバス!? しかも紫の……!」
聞き覚えのある声だ。眩しさをこらえてシャルの肩越しに扉を開けた人物を見れば、白い大きな帽子と濃い灰色の髪が見えた。
「カタラ……?」
「サク!? なんでここに……!」
「いや、それはこっちのセリフなんだけど……」
「兄さん、誰ですか? 殺しますか? 眠らせますか? 手足折りますか?」
「シャル、大人しくしててくれ」
とりあえず話をしようと提案し、カタラのマントをシャルと二人で羽織ってソファに座った。向かいには査定士とカタラが座っている。
「俺はサクが捕まってた家にサクをおかしくした薬がないか調べてて……その流れでコイツがサクを売り飛ばしたことを知ったんだよ。まさかまた捕まえてたとはな……」
「……人聞きが悪いことを言わないでくれないか。今回は捕まえたんじゃなく保護したんだ。第一君は何なんだ、突然家に押し入ったと思ったら隠し部屋をこじ開けて……礼儀ってものがないのかい?」
珍しく査定士が怒っているようだ、あまり怖くはないけれど。
「うるせぇよクズ野郎! 金に釣られて足切り落とすようなサイコ野郎にサクを売り飛ばしやがって……!」
「それについては否定しない、好きに罵ってくれ」
「クソ野郎! で、サク? その紫の……弟だよな? よかった、合流出来てたんだな。ネメスィと旦那はどうした?」
俺はアルマとネメスィを振り切って一人で王都に来たこと、シャルを査定士に取り戻してもらったことを話した。査定士は確かに俺を一度売り飛ばしたが、悪い人ではないのだと念入りに。
「はぁ!? なんでお前を一人にしてんだよネメスィとお前の旦那は!」
「二人が寝てる間に俺が勝手に……だから、その、あんまり怒らないでくれ」
「……ったく、あのバカ共……ま、足治ったみたいでよかった」
「あ、うん。あとさ、俺の様子が変だったよな?」
カタラは俺の異常を薬物のせいだと思い、その調査をしていたと言っていた。俺は薬のせいではなく寄生生物のせいだという自論を展開した。
「インキュバスを発情させる寄生生物なんて知らないな。まぁ、魔物の研究は進んでねぇし……弟君よ、お前は知らないのか?」
「知りません」
シャルはカタラを警戒しているようで、マントの下で俺をぎゅっと抱き締めている。
「……つーかよ、サク。その身体どうしたんだ? 変な痣あるけど…………お前まさかサクに何かしたんじゃないだろうな!」
「わ、私じゃない! やめろっ……全く、本当に躾がなってない子だね。いきなり掴みかかるなんて……」
「躾なんざされたことねぇからな。お前じゃないなら……サク、どうしたんだよその痣」
カタラが言っているのは縄の痕のことだろう。しかし正直に言うのは気が引ける。近親相姦までする変態だと思われるのを今更躊躇している。
「……し、尻尾だ」
「尻尾……?」
「その、さっきまで暗いとこいたから……ちょっと怖くて、尻尾を体に巻いてたんだ」
「の割には弟の方には何も無いな?」
「シャルは夜目がきくんだ」
俺よりシャルの方が夜目がきくのは本当だ。目の色が違うからなのか俺が不器用なのか、理由は分からないけれど。
「……まぁ、大したことなさそうだしいいけどさ」
上手く誤魔化せてよかった。
「君、いつまでここに居る気なんだい? 私には自立した人間の面倒まで見る趣味はないよ」
「すぐに出ていくさ、サクを連れてな」
「それは認められないな。私の息子が不審な大怪我を負ったことで周囲の警備は厳しくなっている。検問を通れば服を剥かれるぞ? どうやってこの羽と尻尾を誤魔化す気なのかお聞かせ願いたいな」
査定士とカタラは今にも殴り合いを始めそうな険悪な雰囲気を醸し出している。俺が原因ではあるのだが俺はこういった雰囲気は苦手だ。癒しを求めてシャルの頭を撫でると、シャルは視線をカタラに注ぎながらも頭羽をパタパタと揺らし、期待通りに俺を癒してくれた。
「……痕、ついちゃいましたね」
強く噛んでいたシャルの服はぐっしょりと濡れている。白いワンピースのシミが俺の唾液によるものだと思うと羞恥心が膨らんだ。
「どうでしたか? 兄さん……僕は兄さんの期待に添えましたか?」
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「お前はどうだったんだ? 注文つけてばっかりだったけどさ」
「へ……? 僕は兄さんが喜んでくれたので満足ですよ、当たり前じゃないですか」
俺の質問の意図が本当に分かっていないのだろう。自分に無頓着なのは可愛らしくもあるが、それ以上に恐ろしい。シャルが俺のために自身を滅ぼしてしまいそうで、怖い。
「……尻尾は僕も気持ちいい、とか。俺の中気持ちいい、とか。言ってただろ? 俺が満足したかは関係ない、お前はどうだった?」
「…………兄さんが何を言ってるのか分かりません。僕には兄さんだけなので、兄さんが関係ないなら僕は何も感じません」
聞き方が悪かったのか? 難しいな。
「あー、そういう難しい話じゃなくて。こう、もっと、肉体的っていうか……そうだな、お前の性欲は満たされたか?」
「……ええ、もちろん。二回も出したんですよ?」
「そう……だな。うん、よかった。あのな、シャル……俺の幸せとか満足とかには、お前も含まれるんだからな? どんな豪華な家が手に入ったって、めちゃくちゃ気持ちいいセックスしたって、お前が不幸な目に遭ってたら俺は幸せじゃないんだからな?」
紫の瞳をまん丸にし、首を傾げる。
「分かんないか? お前は俺の大事な弟だから、お前が辛い目に遭ってたら俺も辛いんだ。お前が大怪我してるの見て、痛がってたの知って……胸が張り裂けそうだったんだよ」
シャルの手が恐る恐る俺の胸を撫でる。
「…………ごめんな。もっと早く助けに行けたはずなのに、俺……バカみたいにヤりまくって時間潰して。もう少しで、お前をっ……失うところだった」
あの時の俺は本当に異常だった。腹の中に居た何かに行動を操られていた。発情させられて、目の前の雄だけを求めて、愛情も何も無かった。
あんな物に侵入を許した俺の迂闊さを後悔し、言葉ではなかなか伝わらない気持ちを伝えるため、シャルを抱き締めた。
「兄さん……? 僕……あまり頭も勘もよくなくて、兄さんの言いたいことがよく分からないんです、ごめんなさい」
シャルの腕が慎重に俺を抱き締め返す。
「……でも、兄さんが優しいってことは分かりました。兄さんは僕のこと嫌いじゃないんですね、僕のこと心配してくれてたんですね……嬉しい。ごめんなさい兄さん、兄さんが心配するようなことにはならないよう気を付けます。だから、兄さん……もう泣かないでください」
背に回ったシャルの左腕の力が強まり、右手の人差し指で涙を拭われて初めて泣いてしまっていたことに気付いた。
「うん……ちょっとでも分かってくれて嬉しい。無茶するなってことだ、シャル、分かったな?」
少し身体を離して真正面から見つめ合うと、シャルは素直に頷いて微笑んだ。
「にしても…………地下からいつ出してもらえるんだろうな。扉の仕掛け的に中から出るのは無理だよな?」
「どうします? 兄さん。あの親切な人間さんが、買い物に行った時に馬車に撥ねられていたりしたら……!」
「ふ、不吉なこと言うなよ……」
だが、ないとも言いきれない。もしそうなら俺達は餓死するまで地下室に閉じ込められる。羽と尻尾が生えた白骨死体が折り重なってベッドに横たわっているのを想像した俺は恐怖に任せて扉を叩いた。
「あ、開けて! 開けて! 出して! せめて開け方教えて!」
「兄さん、兄さん落ち着いてください。脅かしてごめんなさい、大丈夫ですから」
「分かんないだろ!? 本当にお前が言ったこと起こるかもしれない! 開けて! 出してくれ! さてーしさぁんっ!」
冷たい扉を叩いていると外でガシャガシャと本棚の仕掛けが動いているのだろう音がし始めた。
「……兄さん、一応僕の後ろに」
シャルの背に隠れさせられ、灯りが射し込んだ眩しさに頭羽で目を隠した。
「インキュバス!? しかも紫の……!」
聞き覚えのある声だ。眩しさをこらえてシャルの肩越しに扉を開けた人物を見れば、白い大きな帽子と濃い灰色の髪が見えた。
「カタラ……?」
「サク!? なんでここに……!」
「いや、それはこっちのセリフなんだけど……」
「兄さん、誰ですか? 殺しますか? 眠らせますか? 手足折りますか?」
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とりあえず話をしようと提案し、カタラのマントをシャルと二人で羽織ってソファに座った。向かいには査定士とカタラが座っている。
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珍しく査定士が怒っているようだ、あまり怖くはないけれど。
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「それについては否定しない、好きに罵ってくれ」
「クソ野郎! で、サク? その紫の……弟だよな? よかった、合流出来てたんだな。ネメスィと旦那はどうした?」
俺はアルマとネメスィを振り切って一人で王都に来たこと、シャルを査定士に取り戻してもらったことを話した。査定士は確かに俺を一度売り飛ばしたが、悪い人ではないのだと念入りに。
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「……ったく、あのバカ共……ま、足治ったみたいでよかった」
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「知りません」
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「その、さっきまで暗いとこいたから……ちょっと怖くて、尻尾を体に巻いてたんだ」
「の割には弟の方には何も無いな?」
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俺よりシャルの方が夜目がきくのは本当だ。目の色が違うからなのか俺が不器用なのか、理由は分からないけれど。
「……まぁ、大したことなさそうだしいいけどさ」
上手く誤魔化せてよかった。
「君、いつまでここに居る気なんだい? 私には自立した人間の面倒まで見る趣味はないよ」
「すぐに出ていくさ、サクを連れてな」
「それは認められないな。私の息子が不審な大怪我を負ったことで周囲の警備は厳しくなっている。検問を通れば服を剥かれるぞ? どうやってこの羽と尻尾を誤魔化す気なのかお聞かせ願いたいな」
査定士とカタラは今にも殴り合いを始めそうな険悪な雰囲気を醸し出している。俺が原因ではあるのだが俺はこういった雰囲気は苦手だ。癒しを求めてシャルの頭を撫でると、シャルは視線をカタラに注ぎながらも頭羽をパタパタと揺らし、期待通りに俺を癒してくれた。
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