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大男は鈍感と相場が決まっている
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ベッドに俺とアルマとシャルの三人で横たわり、少し遅めの昼寝タイム。穏やかなはずの時間。アルマに腕枕をされて、シャルに後ろから抱き着かれて、それだけならよかったのにシャルは俺に躊躇なく挿入した。
「……シャル、少し話さないか? 俺達には互いに理解することが必要だと思う」
挿入された陰茎は指のように細く短い。インキュバスは性器の大きさを自由に調整できるのだ。
「兄弟だと聞いたが、魔樹生まれなんだよな? どう生まれたんだ?」
「僕は生まれた位置が悪く、魔樹の根の間に挟まって身動きが取れなくなってしまったんです。日没を待って獣に食われるだけだと、せめて痛くないようにと大人しくしていたんですが、兄さんが助けてくれたんです」
俺の背後にピッタリとひっついたシャルが俺に挿入しているなどアルマは露知らず、シャルの話を聞いている。腹を冷やさないようにと毛布がかけられているから疑わない限り気付けないだろう。
「それから僕達は助け合って生きてきたんです。ね、兄さん」
「あ、あぁ……そうだ。俺、全然食事ができなくて、さっきみたいにっ、ん……シャルとっ、キスして、生きてきたんだ」
指のように細く短かかったシャルの性器は俺の中で少しずつ膨らみ、処女同然に戻っていた穴をみちみちと拡げていく。
「なるほどな。ところでサク……具合が悪いのか?」
「へ……? だ、大丈夫だぞ?」
「そうか? しゃっくりでも出ていたのか? 体を冷やすなよ」
俺が前世で読んでいたNTRものでは電話越しに喘ぎ声を聞かせたりカーテン越しに抱かれていたりなんてものもあった。けれどそういうのは大抵、妻がどれだけ喘いでいても夫は「体調が悪いのか」で済ましてしまう。
「ん……? 待て、シャル、君は食事ができていたのか? 恋人がいたのか?」
「僕はまだ誰とも寝ていませんよ」
「……んぅっ、ぅ……」
シャルの手が俺の下腹をトンッと叩く。まるで「兄さん以外は」と俺にだけ付け加えたようだ。
「インキュバスは生き物の体液から魔力を吸い取ります。だから、頸動脈に穴を開けて血を吸っていたんです」
「なるほどな」
吸血鬼のような凄惨な食事法にアルマは何の疑問も抱かなかったらしい。当然だ、アルマは野生動物を狩って暮らしているオーガなのだから。食事は生き物の命を奪う行為だとよく理解しているのだ。人間でない彼は人間を特別扱いすることもない。
「……でも、兄さんは僕が人を殺すのをよく思わなくて、それで喧嘩して……兄さんが森の中に行ってしまったんです。そこでスライムに襲われたんですよね?」
「あの時はシャルを罵るなんて馬鹿な真似したよ……ごめんな。えっと、森でスライムに襲われたんだ。その……犯されっ、て、ぁ……そこで、初めてっ、お尻にっ……ィ、いれられ、てぇっ……!」
自分が話している間は止めていたくせに、俺が話し始めると性器を膨らませた。どんどんと大きくなるシャルの性器は俺の中で人間サイズを越え、前立腺を押し潰していく。
「全身っ、撫でられて……乳首も開発されてっ、何回も射精させられてっ……きもひっ、よくてぇっ……!」
突然アルマが毛布を捲った。シャルの手は俺の脇腹に置いてあるだけで怪しくはないだろう。覗き込まなければ挿入は分からない。何にも気付かなかったアルマは毛布を戻し、俺の肩を撫でた。
「スライムは、イボイボした触手作れてっ……俺の乳首、ごりごりして……」
「……サク。まさか思い出して体が疼いているのか?」
「へ……? ち、ちがうっ、そんな……ひぁっ!?」
アルマの手が服の中に潜り込み、右乳首をぎゅうっと摘んだ。
「もっと話せ、サク。俺が全部上書きしてやる」
もうアルマのものくらいに大きくなったシャルの性器に腹を歪に膨らまされ、アルマの大きな指の間ですり潰すように乳首を弄られる。
「ぁ、ひっ、ひぁっ……ぁああっ……!」
「どうした? サク、話せ」
「兄さんはその後カタラさんとネメスィさんに会って、馬車の中で二人に代わる代わる抱かれたんですよね」
シャルはアルマに揺れが伝わらないよう、毛布が大きく動くこともないよう、呼吸に合わせて微かに腰を揺らし始めた。ゆっくりとした動きと短いストロークはシャルの陰茎の形を俺の腸壁に馴染ませた。
「あっ、ぁひっ、ぁあっ、そぉっ……カタラがっ、初めての人っ……カタラは、優しかったのっ……ひぁんっ!? ぁあああっ! やぁっ、乳首っ、伸びちゃうぅっ……!」
「……もう片方は? どんなふうにサクを抱いたんだ?」
「ネメスィっ、ネメスィはぁっ……なか、ごりごりしゅるのぉっ! 乱暴にっ、ごぢゅごぢゅしゃれてっ、俺イくのぉっ……ぁ、あっ……は、ぁ……叩かれて、イくっ……! の、ぉっ……」
ぞりぞりと腸壁を擦る動きが遅く、長く前立腺が潰され続ける。
「外でぇっ、馬車に手ぇつかされてっ、ぱんぱん叩かれてぇっ……おなか、きゅんきゅんして、その後ずんずん犯しゃれてぇっ、俺、イったのっ……!」
「……サクは乱暴なのが好きなのか?」
アルマに乳首を弄られながらアルマの目を盗んで中イきしまくり、俺の顔はすっかりとろけていた。
「なんれもっ、いいのぉ……きもちぃの、みんなしゅきぃ……」
「俺でなくてもいいのか」
まさに今、アルマのものではない男根を挿入されて連続絶頂に陥っている。
「アルマは旦那様だもん……その頃アルマとは会ってなかったんだからぁ、拗ねないでよぉ……アルマ、俺はアルマが一番だよ。アルマのおっきいのが一番いいっ、の、ぉおっ!? ほ、ひっ……ぁ、ぅ」
目の前でアルマが一番だと宣言したからかシャルが乱暴に突き上げてきた。ただ一発だけの強い衝撃に焦れていた俺の体は深い絶頂を迎えた。
「……そのようだな。俺の話をした途端に……まさかイったのか? 可愛らしいな、サク」
アルマの機嫌が治ったようでよかった。
「あぁ……君の話をするつもりだったのにな、すまない、シャル」
「いえ、お二人の仲の良さが知れてよかったです」
微笑み合った二人は俺を取り合うことなく俺を抱き締め、二人揃って目を閉じた。
「……シャル、少し話さないか? 俺達には互いに理解することが必要だと思う」
挿入された陰茎は指のように細く短い。インキュバスは性器の大きさを自由に調整できるのだ。
「兄弟だと聞いたが、魔樹生まれなんだよな? どう生まれたんだ?」
「僕は生まれた位置が悪く、魔樹の根の間に挟まって身動きが取れなくなってしまったんです。日没を待って獣に食われるだけだと、せめて痛くないようにと大人しくしていたんですが、兄さんが助けてくれたんです」
俺の背後にピッタリとひっついたシャルが俺に挿入しているなどアルマは露知らず、シャルの話を聞いている。腹を冷やさないようにと毛布がかけられているから疑わない限り気付けないだろう。
「それから僕達は助け合って生きてきたんです。ね、兄さん」
「あ、あぁ……そうだ。俺、全然食事ができなくて、さっきみたいにっ、ん……シャルとっ、キスして、生きてきたんだ」
指のように細く短かかったシャルの性器は俺の中で少しずつ膨らみ、処女同然に戻っていた穴をみちみちと拡げていく。
「なるほどな。ところでサク……具合が悪いのか?」
「へ……? だ、大丈夫だぞ?」
「そうか? しゃっくりでも出ていたのか? 体を冷やすなよ」
俺が前世で読んでいたNTRものでは電話越しに喘ぎ声を聞かせたりカーテン越しに抱かれていたりなんてものもあった。けれどそういうのは大抵、妻がどれだけ喘いでいても夫は「体調が悪いのか」で済ましてしまう。
「ん……? 待て、シャル、君は食事ができていたのか? 恋人がいたのか?」
「僕はまだ誰とも寝ていませんよ」
「……んぅっ、ぅ……」
シャルの手が俺の下腹をトンッと叩く。まるで「兄さん以外は」と俺にだけ付け加えたようだ。
「インキュバスは生き物の体液から魔力を吸い取ります。だから、頸動脈に穴を開けて血を吸っていたんです」
「なるほどな」
吸血鬼のような凄惨な食事法にアルマは何の疑問も抱かなかったらしい。当然だ、アルマは野生動物を狩って暮らしているオーガなのだから。食事は生き物の命を奪う行為だとよく理解しているのだ。人間でない彼は人間を特別扱いすることもない。
「……でも、兄さんは僕が人を殺すのをよく思わなくて、それで喧嘩して……兄さんが森の中に行ってしまったんです。そこでスライムに襲われたんですよね?」
「あの時はシャルを罵るなんて馬鹿な真似したよ……ごめんな。えっと、森でスライムに襲われたんだ。その……犯されっ、て、ぁ……そこで、初めてっ、お尻にっ……ィ、いれられ、てぇっ……!」
自分が話している間は止めていたくせに、俺が話し始めると性器を膨らませた。どんどんと大きくなるシャルの性器は俺の中で人間サイズを越え、前立腺を押し潰していく。
「全身っ、撫でられて……乳首も開発されてっ、何回も射精させられてっ……きもひっ、よくてぇっ……!」
突然アルマが毛布を捲った。シャルの手は俺の脇腹に置いてあるだけで怪しくはないだろう。覗き込まなければ挿入は分からない。何にも気付かなかったアルマは毛布を戻し、俺の肩を撫でた。
「スライムは、イボイボした触手作れてっ……俺の乳首、ごりごりして……」
「……サク。まさか思い出して体が疼いているのか?」
「へ……? ち、ちがうっ、そんな……ひぁっ!?」
アルマの手が服の中に潜り込み、右乳首をぎゅうっと摘んだ。
「もっと話せ、サク。俺が全部上書きしてやる」
もうアルマのものくらいに大きくなったシャルの性器に腹を歪に膨らまされ、アルマの大きな指の間ですり潰すように乳首を弄られる。
「ぁ、ひっ、ひぁっ……ぁああっ……!」
「どうした? サク、話せ」
「兄さんはその後カタラさんとネメスィさんに会って、馬車の中で二人に代わる代わる抱かれたんですよね」
シャルはアルマに揺れが伝わらないよう、毛布が大きく動くこともないよう、呼吸に合わせて微かに腰を揺らし始めた。ゆっくりとした動きと短いストロークはシャルの陰茎の形を俺の腸壁に馴染ませた。
「あっ、ぁひっ、ぁあっ、そぉっ……カタラがっ、初めての人っ……カタラは、優しかったのっ……ひぁんっ!? ぁあああっ! やぁっ、乳首っ、伸びちゃうぅっ……!」
「……もう片方は? どんなふうにサクを抱いたんだ?」
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ぞりぞりと腸壁を擦る動きが遅く、長く前立腺が潰され続ける。
「外でぇっ、馬車に手ぇつかされてっ、ぱんぱん叩かれてぇっ……おなか、きゅんきゅんして、その後ずんずん犯しゃれてぇっ、俺、イったのっ……!」
「……サクは乱暴なのが好きなのか?」
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目の前でアルマが一番だと宣言したからかシャルが乱暴に突き上げてきた。ただ一発だけの強い衝撃に焦れていた俺の体は深い絶頂を迎えた。
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