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夫と不倫相手を仲良くさせたい
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四つん這いになって後ろから犯され、何時間経っただろう。何回射精されたのだろう、シャルのように無尽蔵には吸収出来ない俺は超過分の精液は腹に溜めるのだが、その腹は妊婦のように膨れている。
「……すごいね、オーガの本気は」
昼食のため呼びに来た査定士はベッドの横に椅子を移動させ、俺達の行為を眺めていた。アルマがそれに気付いてから一度目の射精を終えてようやく、行為は終わった。
「性技の専門家であるインキュバスを負かすとは恐れ入ったよ。ずっと見ておけばよかった」
「……あなたはどういう趣味をしているんですか。あなたもサクを愛していると精霊使いの男に聞きました、どうして楽しそうに見れるんですか」
「生来か、職業病か、どうにも好奇心旺盛でね。確かにサクを愛してはいるが独占欲はないし……オーガの生態への興味が止まらなくてね」
膨れた腹が邪魔にならないよう横向きに寝る。俺は未だに下半身が痙攣しているのに、アルマは平気な顔をして査定士と話しているのに腹が立った。
「少し聞きたい。オーガはインキュバスやサキュバスを喰らうことも多いと読んだが……君はどうしてサクを愛せるんだ?」
「まず「食える」と「食いたい」は別です。それと、オーガはインキュバスを食うんじゃなく、オーガにとって自身以外の生物は同族だろうと「食える」もの……です」
「なるほど……他にも君の生態を聞かせてもらいたいね、昼食でも食べながら」
査定士が部屋を出ていくとアルマはため息をつき、俺の頭を優しく撫でた。
「……サク、勘違いしないでくれよ。俺はサクやサクの知り合いを食ったりしないからな」
「勘違いしてないよ……ね、牙見せて」
アルマは少し渋りながらも俺の目の前で口を開けた。歯の形や数は人間と同じ──いや、奥歯が四本多いか? 人間の歯は何本だったかな。
「下の犬歯が大きめ……カッコイイよ、アルマ」
「……ありがとう。サク、俺は昼食に呼ばれてくるが、サクはここで寝ておくか? まだ動きにくいだろう」
少しずつ縮んでいる腹を撫でられ、心地良さに目を閉じる。
「サク?」
「ん、あぁ……ごめん、ちょっと眠くて。うん、動けない……動けるようになったらシャワー浴びるよ、終わったらまた……ね?」
「かなり限界が近いが、まぁ頑張るよ。他ならぬ俺の妻の可愛いおねだりだからね」
頭を撫で、シーツを被せ、アルマも寝室を後にした。アルマに伝えた通り俺は少し休んでから風呂に向かった。吸収出来ていない精液は動いたことで少し零れたが、胃の方へ流れた分は残っている。見た目には分からないが満腹感がある。
「ふー……気持ちよかった……」
「……あっ、サクー! サーク、よっ」
風呂の感想を呟きながら廊下を歩いているとカタラに声をかけられた。
「カタラ。なんか久しぶり……何?」
「いーや、特に用はない。昨晩も今朝もさっきもお楽しみだったみたいだなって嫌味は言いたいけどな」
深い青色の瞳は湯上がりの俺の身体を舐めるように見つめた。爪先から頭のてっぺんまでの丁寧な視姦に頬が熱くなる。
「やっと再会出来たんだし、夫婦なんだし、ヤりまくるのは結構だけどな……やっぱり面白くないよなー」
負けじとカタラを見つめると彼の髪の色が記憶と違うのに気付く。彼は濃い灰色の髪をしていたはずだが、光の加減などでは説明出来ないほど色が薄くなっていた。
「カタラ……髪染めた?」
「ん? 髪? あぁ、魔力増したんだよ。すっごい効き目だぞ、魔神王パイ。クッソ不味くて寝込んだけど」
「え……魔力増えると髪の色薄くなるの?」
「人によるけど俺はどんどん薄くなってる。昔はもっと濃かったんだぞ」
シャルの紫髪も突然変異の証らしいし、電撃を放つネメスィやネメシスは金髪だし……やっぱりそういうのあるんだな、ファンタジー世界って。
「……黒髪って無個性かな」
「いやいやインキュバスの黒髪はめちゃくちゃ珍しいんだって。それよりさ、サク、ちょっと時間あるか? 強くなって前から考えてたの実行出来そうだから試させてくれ」
「…………気持ちいいこと?」
満腹の今、下腹は疼かない。けれどカタラと向かい合って話していると尿道を犯されたのを思い出して陰茎がむずむずし始める。
「さくっと終わらせるからさ、サクだけに」
「……萎えた」
「ちょい待ちごめんって分かってるよ面白くないのは! ちょっと腹見せてくれ」
服をめくらなくても腹は出ている。鼠径部を僅かに覗かせてヘソ上数センチ、腰羽を出すためだとは言っていたが、ヘソ出しが目的なのはシャルを問い詰めなくても分かる。
「腹に何すんの?」
「ちょっと、なー」
廊下に膝立ちになったカタラは手のひらに魔力を集め、実体化させ、半透明の細い棒を作り出した。それをペンのように持って俺の腹に何かを描いていく。
「……くすぐったい」
「結構魔力注ぐからさ、前までの俺にゃ出来なかったんだよな。サク、笑うな、腹震えたらズレる」
「そう、言われても……ふふっ、く、くすぐったいのはっ……」
筆で肌を撫でられているような、そんなくすぐったさが終わる頃には俺は涙目になっていた。立ち上がって伸びをしたカタラは俺の腹に手をかざす。
「……よし、しっかり浮き出るな」
「見えないんだけど」
「魔力の刺青だ、俺が合図しない限り誰にも見えない……まぁ、所有権の主張だ。旦那は旦那だし、ネメスィは首輪つけさせてるし、俺もそういうのしたくてな」
刺青……下腹……まさか淫紋? いやいや落ち着け、前世でエロ同人の読み過ぎだ。
「そっか……カタラ、する?」
「いや、パス。旦那とヤってきたばっかりなんだろ? オーガの巨根と比べられたくねぇし」
インキュバスの特性で穴は毎回処女同然に戻るのだから、大きさなんて気にしなくていいのに。シャルと一緒にしたこともあるのにどうしてアルマだけ──そうか、不味いパイを食ってまだ体調が優れないのか、よく見ると顔がいつも以上に青白い。
「……じゃあ、カタラ。お願い聞いてもらってもいいか?」
「サクのお願いなら……内容によるな」
「アルマと仲良くして欲しい。ほら、一箇所に集まってるわけだし、俺みんなには仲良くして欲しいなって……思っててさ。アルマも独占欲強めだから難しいんだけど、努力するとは言ってたし、カタラ……カタラが一番コミュ力高いかなって」
「それは……サク、サクはカタラさんを頼りにしてるってことだよなー? お前の旦那か、馬が合わない野郎だとは思うけどサクがそんなに頼むなら仕方ないなぁ」
嬉しそうに笑っている。快諾のようだ、助かる。
「ありがとう。あ、シャルとも仲良くしてくれ」
「いやそれはキツい、向こうにその気がないのはどうしようもないって」
「……シャルも俺から頼んでて今は頑張ってるから優しくしてやってくれ」
「んー……まぁ、配慮はするよ」
それだけでも十分だ。やはりカタラはこういう面で頼りになる。思わず抱き締めてしまった。
「ありがとうカタラ!」
先程までアルマに抱かれていたせいか、細身のカタラの抱き締め心地は新鮮な気分だ。
「つーかお前の弟、今日はオッサンにべったりだぞ」
「そうなのか。まぁいいことだけど……」
「……なぁ、今日は夜まで誰にも抱かれず、今晩は俺の部屋で寝てくれよ」
「え……ぁ、うん、分かった。カタラの部屋ってどこだっけ」
カタラは自室に帰るついでに場所を教えてくれたが、魔力の刺青とやらの効力は教えてくれなかった。ただの刺青がパワーアップ後じゃないと出来ないなんて考えにくい、きっと何か意味があるとは思うが、カタラが合図しない限り誰にも見えないから自分では模様も分からないものを考えるのは難しい。
「俺も部屋に……いや」
昼食は終わっているだろうから、アルマは部屋に居るだろう。きっと俺を待っている。けれど俺は査定士と一緒に居るらしいシャルが気になって査定士の仕事部屋の扉に向かってしまった。
「……すごいね、オーガの本気は」
昼食のため呼びに来た査定士はベッドの横に椅子を移動させ、俺達の行為を眺めていた。アルマがそれに気付いてから一度目の射精を終えてようやく、行為は終わった。
「性技の専門家であるインキュバスを負かすとは恐れ入ったよ。ずっと見ておけばよかった」
「……あなたはどういう趣味をしているんですか。あなたもサクを愛していると精霊使いの男に聞きました、どうして楽しそうに見れるんですか」
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「少し聞きたい。オーガはインキュバスやサキュバスを喰らうことも多いと読んだが……君はどうしてサクを愛せるんだ?」
「まず「食える」と「食いたい」は別です。それと、オーガはインキュバスを食うんじゃなく、オーガにとって自身以外の生物は同族だろうと「食える」もの……です」
「なるほど……他にも君の生態を聞かせてもらいたいね、昼食でも食べながら」
査定士が部屋を出ていくとアルマはため息をつき、俺の頭を優しく撫でた。
「……サク、勘違いしないでくれよ。俺はサクやサクの知り合いを食ったりしないからな」
「勘違いしてないよ……ね、牙見せて」
アルマは少し渋りながらも俺の目の前で口を開けた。歯の形や数は人間と同じ──いや、奥歯が四本多いか? 人間の歯は何本だったかな。
「下の犬歯が大きめ……カッコイイよ、アルマ」
「……ありがとう。サク、俺は昼食に呼ばれてくるが、サクはここで寝ておくか? まだ動きにくいだろう」
少しずつ縮んでいる腹を撫でられ、心地良さに目を閉じる。
「サク?」
「ん、あぁ……ごめん、ちょっと眠くて。うん、動けない……動けるようになったらシャワー浴びるよ、終わったらまた……ね?」
「かなり限界が近いが、まぁ頑張るよ。他ならぬ俺の妻の可愛いおねだりだからね」
頭を撫で、シーツを被せ、アルマも寝室を後にした。アルマに伝えた通り俺は少し休んでから風呂に向かった。吸収出来ていない精液は動いたことで少し零れたが、胃の方へ流れた分は残っている。見た目には分からないが満腹感がある。
「ふー……気持ちよかった……」
「……あっ、サクー! サーク、よっ」
風呂の感想を呟きながら廊下を歩いているとカタラに声をかけられた。
「カタラ。なんか久しぶり……何?」
「いーや、特に用はない。昨晩も今朝もさっきもお楽しみだったみたいだなって嫌味は言いたいけどな」
深い青色の瞳は湯上がりの俺の身体を舐めるように見つめた。爪先から頭のてっぺんまでの丁寧な視姦に頬が熱くなる。
「やっと再会出来たんだし、夫婦なんだし、ヤりまくるのは結構だけどな……やっぱり面白くないよなー」
負けじとカタラを見つめると彼の髪の色が記憶と違うのに気付く。彼は濃い灰色の髪をしていたはずだが、光の加減などでは説明出来ないほど色が薄くなっていた。
「カタラ……髪染めた?」
「ん? 髪? あぁ、魔力増したんだよ。すっごい効き目だぞ、魔神王パイ。クッソ不味くて寝込んだけど」
「え……魔力増えると髪の色薄くなるの?」
「人によるけど俺はどんどん薄くなってる。昔はもっと濃かったんだぞ」
シャルの紫髪も突然変異の証らしいし、電撃を放つネメスィやネメシスは金髪だし……やっぱりそういうのあるんだな、ファンタジー世界って。
「……黒髪って無個性かな」
「いやいやインキュバスの黒髪はめちゃくちゃ珍しいんだって。それよりさ、サク、ちょっと時間あるか? 強くなって前から考えてたの実行出来そうだから試させてくれ」
「…………気持ちいいこと?」
満腹の今、下腹は疼かない。けれどカタラと向かい合って話していると尿道を犯されたのを思い出して陰茎がむずむずし始める。
「さくっと終わらせるからさ、サクだけに」
「……萎えた」
「ちょい待ちごめんって分かってるよ面白くないのは! ちょっと腹見せてくれ」
服をめくらなくても腹は出ている。鼠径部を僅かに覗かせてヘソ上数センチ、腰羽を出すためだとは言っていたが、ヘソ出しが目的なのはシャルを問い詰めなくても分かる。
「腹に何すんの?」
「ちょっと、なー」
廊下に膝立ちになったカタラは手のひらに魔力を集め、実体化させ、半透明の細い棒を作り出した。それをペンのように持って俺の腹に何かを描いていく。
「……くすぐったい」
「結構魔力注ぐからさ、前までの俺にゃ出来なかったんだよな。サク、笑うな、腹震えたらズレる」
「そう、言われても……ふふっ、く、くすぐったいのはっ……」
筆で肌を撫でられているような、そんなくすぐったさが終わる頃には俺は涙目になっていた。立ち上がって伸びをしたカタラは俺の腹に手をかざす。
「……よし、しっかり浮き出るな」
「見えないんだけど」
「魔力の刺青だ、俺が合図しない限り誰にも見えない……まぁ、所有権の主張だ。旦那は旦那だし、ネメスィは首輪つけさせてるし、俺もそういうのしたくてな」
刺青……下腹……まさか淫紋? いやいや落ち着け、前世でエロ同人の読み過ぎだ。
「そっか……カタラ、する?」
「いや、パス。旦那とヤってきたばっかりなんだろ? オーガの巨根と比べられたくねぇし」
インキュバスの特性で穴は毎回処女同然に戻るのだから、大きさなんて気にしなくていいのに。シャルと一緒にしたこともあるのにどうしてアルマだけ──そうか、不味いパイを食ってまだ体調が優れないのか、よく見ると顔がいつも以上に青白い。
「……じゃあ、カタラ。お願い聞いてもらってもいいか?」
「サクのお願いなら……内容によるな」
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「それは……サク、サクはカタラさんを頼りにしてるってことだよなー? お前の旦那か、馬が合わない野郎だとは思うけどサクがそんなに頼むなら仕方ないなぁ」
嬉しそうに笑っている。快諾のようだ、助かる。
「ありがとう。あ、シャルとも仲良くしてくれ」
「いやそれはキツい、向こうにその気がないのはどうしようもないって」
「……シャルも俺から頼んでて今は頑張ってるから優しくしてやってくれ」
「んー……まぁ、配慮はするよ」
それだけでも十分だ。やはりカタラはこういう面で頼りになる。思わず抱き締めてしまった。
「ありがとうカタラ!」
先程までアルマに抱かれていたせいか、細身のカタラの抱き締め心地は新鮮な気分だ。
「つーかお前の弟、今日はオッサンにべったりだぞ」
「そうなのか。まぁいいことだけど……」
「……なぁ、今日は夜まで誰にも抱かれず、今晩は俺の部屋で寝てくれよ」
「え……ぁ、うん、分かった。カタラの部屋ってどこだっけ」
カタラは自室に帰るついでに場所を教えてくれたが、魔力の刺青とやらの効力は教えてくれなかった。ただの刺青がパワーアップ後じゃないと出来ないなんて考えにくい、きっと何か意味があるとは思うが、カタラが合図しない限り誰にも見えないから自分では模様も分からないものを考えるのは難しい。
「俺も部屋に……いや」
昼食は終わっているだろうから、アルマは部屋に居るだろう。きっと俺を待っている。けれど俺は査定士と一緒に居るらしいシャルが気になって査定士の仕事部屋の扉に向かってしまった。
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