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客人は魔神王
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浴室を出て柔らかいタオルで髪や肌の水気を取っていく。頭と腰の羽はパタパタと揺らして水分を飛ばし、尻尾もある程度振ってからタオルで拭った。
「……あの、俺は何を着れば?」
兵士の一人が籠を投げて寄越す。中には白い服が入っていた、フリル付きのワンピースだ。
「…………なんで女装しなきゃならないんだよ」
とはいえ尻尾が邪魔だから人間の服を着るならズボンよりスカートの方がいい。しかし、このワンピースは腰羽を出す穴がない。窮屈だ。
「着ましたけど……」
太腿と腰にベルトのようなものを巻き、小さな布で性器を包むだけの下着。尻が丸出しになっているのに違和感を覚えつつも尻尾が邪魔じゃなくていいと呑気に考える。
「……よし、行け」
兵士はジロジロと俺を見た後、また剣を向けて俺を歩かせた。謁見の間へ向かうと玉座に座った王に微笑まれ、新しいボロ切れを着せられた査定士に安心の笑みを向けられた。
「ふむ……愛らしいの。近う寄れ」
王に手招きされ、兵士に剣を向けられ、俺は恐る恐る歩を進めて玉座の前に立った。王はスカートの中に手を入れて太腿を撫でてきたが、俺は体を動かさずに睨みつけることで拒絶を示した。
「素晴らしい手触りだ。流石は淫魔、人を堕落させる悪魔よな。どんな王女よりも美しく、陶磁器よりも滑らかな肌を持ち、何度抱いても処女のまま淫売のように乱れる……ふふ」
王の手に布で包まれた陰嚢と陰茎を持ち上げられる。そのままくすぐるように指を動かされ、反応しないようにと食いしばった奥歯が痛んだ。
「世にも珍しい黒髪のインキュバス、しかも男を惑わす才覚を持つとなれば……余の所有物にふさわしい。そうだろう?」
スカートの中から王の手が抜ける。肘置きに肘をつき、頭を手で支えた彼は俺以上の美青年だ。金髪碧眼に色白の肌、その顔や体は恐怖を覚えるほどに美しく整っている。
「……あなたも俺を欲しがるんですか」
魔物である俺やシャルの美貌には何も思わなかったのに、王の美貌は恐ろしい。
完璧過ぎて不自然、美し過ぎて人間らしさが消えた、そんな感覚だ。
「…………俺には夫が居ます」
王は俺の言葉に興味を持たず、俺の手を引いて自分の膝に俺を座らせた。不快感を覚えながらも睨みつけていると顎に手を添えられる。キスの瞬間に頭突きでもしてやろうかと企んでいると、玉座の前、俺の背後に魔法陣が現れた。
「な、何っ?」
王は俺を膝から下ろし、立ち上がって深々と頭を下げた。魔法陣から光が放たれ、それが収まると人が立っていた。
「……まさか、ここに直接いらっしゃるとは。魔神王様……到着時刻は何十分も後のはずでは?」
魔神王と呼ばれた青年はネメシスによく似ていた。黒髪のボブに黒目で、じっと王を見下している。2Pカラーのネメシスのような彼が魔神王なのか? なら、あの長い白髪の子供は?
「君ごときが僕を呼びつけるなんてありえないんだよ。時刻は君が無礼にも一方的に決めたもので、僕の都合じゃない。それで、呼んだ理由は?」
いや、確かネメスィは「本物の魔神王は来ない」「来るのは影武者」「魔神王の兄が影武者をしている」と話していた。
長い白髪の子供が本物の魔神王で、黒髪ボブの青年は魔神王の兄……ネメスィの父親だ。
「……魔神王様縁故の血族の者を殺した罪人の処罰についての相談です」
「縁故の血族? 誰?」
「シャルリル・アリストクラットです」
あの最低な男と可愛い弟が同じ名前というのは気に入らないな。シャルが自分で決めたのだから文句は言わないけれど。
「知らないな」
「アリストクラット家と言えば、魔神王の縁故の吸血鬼一族と聞きましたが……?」
「あぁ、確かに魔神王の知人にはアリストクラットが居るけど、血族までは把握していないよ。君は友人の親戚の名を覚えているかい?」
「…………そうですか。では、そこの者の処罰は」
王が査定士を指差すと、青年は査定士を見下して鼻で笑った。
「この島の決まりに則りなよ。こんなことでわざわざ呼ばないで」
視線を王に戻した青年は一瞬俺を見たが、特に反応を見せなかった。
「……申し訳ないことでございます。もう要件はありませんが、どうぞごゆるりと」
「待て、箱庭の離島の王。僕がわざわざ来てやったのは君を裁くためだ、君の罪は殺人よりも重い」
「…………私の、罪ですか?」
「反逆罪だよ」
次の瞬間、王の体が燃え上がった。真っ赤な炎は玉座には燃え映らずに王だけを焼き、不快な匂いを漂わせた。
「な、なんで燃やしたんですか……?」
「神性の気配がしたからね。魔神王以外の神を崇めるのは大罪だよ」
この世界に信教の自由はないのか。まぁ、ハッキリと実在するなら仕方ないか。
「……あのっ、おじさんはシャルリルを殺したわけじゃないんです、冤罪なんです。逃がしてくれませんか?」
「どうしてインキュバスが人間を庇うの? それに君、どうして黒髪なの? その頭羽……魔樹から発生したインキュバスだろ? なら、黒髪なんて生まれるはずは……」
青年の指が俺の髪をつまむ。俺についてはどう説明するべきか迷っていると王の焼死体が動き、青年の首を掴んで投げた。
「全く、乱暴だねぇ。お化粧を燃やすなんて酷いことするよ」
死体が喋った。しかし王とは声も口調も違う、しかし炭と灰にまみれた彼は確かに王の焼死体のはずだ。
「火には嫌な思い出があるんだ、嫌いじゃないけどね」
炭を払った王の肌は浅黒く、髪も漆黒でパーマがかかっていた。燃えたから? 違う、瞳も黒く変わっている、別人だ。
「お、王……? ですか?」
兵士も混乱している。
「王? いや、今のボクは神父に近いね。毎夜毎夜ボクの顕現の一つに熱心に祈っていたからね、王様は。だから肉体改造のついでにサナギにしてあげたのさ、ボクってばやっさしー。王様も満足だろうよ、信仰していた神様と一つになれたんだからね」
狼狽している兵士の隙をつき、査定士が剣の間合いから離れる。手も足も縛られていなかった彼は俺の元へ来ると俺を抱き締め、王だった者と魔神王の影武者の対決に備えた。
「……サク、逃げよう。ゆっくりだ」
「う、うん……」
巻き込まれればタダでは済まない。そんな雰囲気があった。二人でそろそろと扉の元へ向かったが、上手く開かない。
「あっあ~、ダメだよサッ君。このスライム野郎を逃がさないために空間鎖してるんだから、この部屋からは出られないよ」
王がやったのか。スライム野郎と呼ばれた影武者の青年は大きな舌打ちをし、自身の周囲に無数の魔法陣を浮かべた。
「……っ、伏せろ!」
査定士に引っ張られて床に伏せる。直後、魔法攻撃だろう閃光が王に向かって放たれた。
「無駄、無駄、分かってるだろうスライム君。魔法はボクが以前この世界に侵略した時に人間に教えてやったものだ。魔女の三角帽がその証さ、あの時のボクの頭は円錐型だったからねぇ、ふふ、いじらしくって大好きだよ、人間」
「……僕の本体はこれじゃない。僕を壊したところで分身が一体減るだけで、痛くも痒くもないよ」
「知ってるよ」
王の手のひらに魔法陣が浮かぶ。
「…………残念だったね。僕は弟に忠実なんだ、情報は渡さない」
影武者の頭に魔法陣から浮かんだ直後、王が焦ったような顔をして手を伸ばす。しかし間に合わず、影武者は脳漿を撒き散らし、黒い粘液の塊へと姿を変え始めた。
「ネメスィと同じ……やっぱりお父さんだったんだ」
「お、お父さん? 彼が?」
「ネメスィは魔神王の甥っ子で、あれは影武者の兄弟……ネメスィのお父さんなんだよ、多分……」
奇妙な鳴き声を上げる黒いスライム──ショゴスに向かって王は魔法で火を放ち、焼き尽くした。不機嫌そうに玉座を蹴ってため息をつくと、ニッコリと微笑んで俺達の方へ歩んできた。
「……あの、俺は何を着れば?」
兵士の一人が籠を投げて寄越す。中には白い服が入っていた、フリル付きのワンピースだ。
「…………なんで女装しなきゃならないんだよ」
とはいえ尻尾が邪魔だから人間の服を着るならズボンよりスカートの方がいい。しかし、このワンピースは腰羽を出す穴がない。窮屈だ。
「着ましたけど……」
太腿と腰にベルトのようなものを巻き、小さな布で性器を包むだけの下着。尻が丸出しになっているのに違和感を覚えつつも尻尾が邪魔じゃなくていいと呑気に考える。
「……よし、行け」
兵士はジロジロと俺を見た後、また剣を向けて俺を歩かせた。謁見の間へ向かうと玉座に座った王に微笑まれ、新しいボロ切れを着せられた査定士に安心の笑みを向けられた。
「ふむ……愛らしいの。近う寄れ」
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「素晴らしい手触りだ。流石は淫魔、人を堕落させる悪魔よな。どんな王女よりも美しく、陶磁器よりも滑らかな肌を持ち、何度抱いても処女のまま淫売のように乱れる……ふふ」
王の手に布で包まれた陰嚢と陰茎を持ち上げられる。そのままくすぐるように指を動かされ、反応しないようにと食いしばった奥歯が痛んだ。
「世にも珍しい黒髪のインキュバス、しかも男を惑わす才覚を持つとなれば……余の所有物にふさわしい。そうだろう?」
スカートの中から王の手が抜ける。肘置きに肘をつき、頭を手で支えた彼は俺以上の美青年だ。金髪碧眼に色白の肌、その顔や体は恐怖を覚えるほどに美しく整っている。
「……あなたも俺を欲しがるんですか」
魔物である俺やシャルの美貌には何も思わなかったのに、王の美貌は恐ろしい。
完璧過ぎて不自然、美し過ぎて人間らしさが消えた、そんな感覚だ。
「…………俺には夫が居ます」
王は俺の言葉に興味を持たず、俺の手を引いて自分の膝に俺を座らせた。不快感を覚えながらも睨みつけていると顎に手を添えられる。キスの瞬間に頭突きでもしてやろうかと企んでいると、玉座の前、俺の背後に魔法陣が現れた。
「な、何っ?」
王は俺を膝から下ろし、立ち上がって深々と頭を下げた。魔法陣から光が放たれ、それが収まると人が立っていた。
「……まさか、ここに直接いらっしゃるとは。魔神王様……到着時刻は何十分も後のはずでは?」
魔神王と呼ばれた青年はネメシスによく似ていた。黒髪のボブに黒目で、じっと王を見下している。2Pカラーのネメシスのような彼が魔神王なのか? なら、あの長い白髪の子供は?
「君ごときが僕を呼びつけるなんてありえないんだよ。時刻は君が無礼にも一方的に決めたもので、僕の都合じゃない。それで、呼んだ理由は?」
いや、確かネメスィは「本物の魔神王は来ない」「来るのは影武者」「魔神王の兄が影武者をしている」と話していた。
長い白髪の子供が本物の魔神王で、黒髪ボブの青年は魔神王の兄……ネメスィの父親だ。
「……魔神王様縁故の血族の者を殺した罪人の処罰についての相談です」
「縁故の血族? 誰?」
「シャルリル・アリストクラットです」
あの最低な男と可愛い弟が同じ名前というのは気に入らないな。シャルが自分で決めたのだから文句は言わないけれど。
「知らないな」
「アリストクラット家と言えば、魔神王の縁故の吸血鬼一族と聞きましたが……?」
「あぁ、確かに魔神王の知人にはアリストクラットが居るけど、血族までは把握していないよ。君は友人の親戚の名を覚えているかい?」
「…………そうですか。では、そこの者の処罰は」
王が査定士を指差すと、青年は査定士を見下して鼻で笑った。
「この島の決まりに則りなよ。こんなことでわざわざ呼ばないで」
視線を王に戻した青年は一瞬俺を見たが、特に反応を見せなかった。
「……申し訳ないことでございます。もう要件はありませんが、どうぞごゆるりと」
「待て、箱庭の離島の王。僕がわざわざ来てやったのは君を裁くためだ、君の罪は殺人よりも重い」
「…………私の、罪ですか?」
「反逆罪だよ」
次の瞬間、王の体が燃え上がった。真っ赤な炎は玉座には燃え映らずに王だけを焼き、不快な匂いを漂わせた。
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「神性の気配がしたからね。魔神王以外の神を崇めるのは大罪だよ」
この世界に信教の自由はないのか。まぁ、ハッキリと実在するなら仕方ないか。
「……あのっ、おじさんはシャルリルを殺したわけじゃないんです、冤罪なんです。逃がしてくれませんか?」
「どうしてインキュバスが人間を庇うの? それに君、どうして黒髪なの? その頭羽……魔樹から発生したインキュバスだろ? なら、黒髪なんて生まれるはずは……」
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