過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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三人でお風呂

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街の景観の悪さの割には綺麗な宿だ。いいホテルに泊まっておきながらセックスのためだけに安宿に泊まる、自分の浅ましさにゾクゾクする。

「シャルー、どうだー?」

シャルは早速シャワーを浴びている。扉を少し開けて覗き、濡れた床に広がっていく赤に気分を悪くする。

「ついてすぐなので楽に落ちそうです」

俺は珍しい黒髪のインキュバスだ、治安が悪くない区域でだって絡まれるのだから治安が悪いここでは一分と経たずに絡まれた。
俺の腕を掴んだオーガの腕をシャルが引きちぎったのを合図に、街の一角で血みどろの乱闘が起こった。ただ一人の勝者であるシャルは当然返り血にまみれていたので、今こうして洗い流しているのだ。

「宿のご主人よく通してくれたよなぁ……」

「よくあることなんじゃないですか?」

「血まみれの宿泊客? 嫌だな……」

シャルは血の匂いを消したいのか熱心に石鹸を泡立てている。ただ全裸よりも泡に随所が隠れた方が艶やかに見えるのは何故だろう。

「……あの、兄さん」

「ん?」

「体を洗うところをそんなにじっと見られるのは……恥ずかしいです」

「あぁ、そうか。悪いな」

手と羽で身体を隠し、顔を赤らめるシャルは可愛らしい。もっとジロジロ見てやって恥ずかしがらせたいところだったが、今日はやめておこう。

「おーじーさーんっ、ベッド行こ」

「サク……まだダメだよ、服も髪も砂まみれだ。ザラザラしてる。シャワーを浴びてからにしようね」

「あ、そっか……じゃあ一緒に入ればいいじゃん。ほらおじさん脱いで」

 「おやおや」

査定士の服を無理矢理脱がして自分も服を脱ぎ、シャルの居る風呂場に突撃。

「シャル、やっぱ俺達も入る」

「え、まぁ……好きにすればいいと思いますけど」

泡を流している最中のシャルに抱きつき、その吸い付くような肌の触れ心地を楽しむ。

「に、兄さん……?」

俺が抱きついた途端にシャルは顔を真っ赤にした、頬に頬を擦り寄せると熱が伝わってくる。

「んー……やっぱシャルの肌は格別だな。もちもちすべすべ……吸い付いてくる。めちゃくちゃ気持ちいい」

濡れた床に片足で立ち、シャルの足に足を絡める。腹に腹を擦り合わせ、大きく勃ったシャルの陰茎の強い主張を一旦無視する。

「兄さん……そんなふうに甘えてこられたら、僕……もうっ」

シャルの手は背や腰の辺りで震えながらふらふらとして、なかなか抱き返してくれなかった。しかしとうとう俺に触れた、両手とも俺の尻を鷲掴みにした。

「ぁんっ……シャルのえっち……」

「兄さんから誘ってきたくせに何言ってるんですか」

少し早口になっている、かなり興奮してくれているようだ。

「んっ、んん……シャルぅ」

ただ弾力と柔らかさを楽しむためだけの触り方だ。シャルの手に合わせて自分の尻肉の形が歪んでいるのが分かる、その歪み方は男の欲を煽るものだという自覚もある。

「……可愛いね。身体を洗うよりもこっちが優先かい?」

シャルが無視している尻と太腿の境界、どちらなのか曖昧な肉がつままれる。

「んぁっ、あ……んん……おじさん、まで」

「おや、して欲しくなかったかな」

「……ううん」

シャルには両腕を巻き付け、査定士の手には尻尾を巻き付ける。

「…………めちゃくちゃにして欲しい」

そう言った直後、シャルの尻尾が右膝に絡みついた。大した力はないはずの尻尾に右足を持ち上げられ、足を開かされ、尻の割れ目に指を滑り込まされる。

「んぁあんっ……シャルぅ」

後孔の前後、何もないただの尻の溝を擦られる。

「ここいいですよ兄さん。兄さんのお尻の圧をすっごく感じます。柔らかくて弾力抜群で、挟まったものを締めるのも得意なんですね」

「シャル……そこで止まんないで、もっと……」

尻肉に指を挟ませて満足していないで、後孔の方まで弄ってくれ。そう主張したいけれどまだ恥ずかしさが勝つ。

「身体を洗いに来たんでしたね。どうぞ、兄さんはそのまま……僕が洗って差し上げます」

シャルの手が俺から離れ、石鹸を持つ。まだ濡れているそれを泡立てるとシャルは俺の首に両手を添えた。白くモコモコとした泡が肌に絡んでいく。

「……んっ」

四本の指がうなじをさすり、親指が喉仏の上を往復する。こりこりと優しく弄ばれ、微かな苦しさが快感を際立たせる。

「ぁ……」

手が首から離れてしまう。

「あ、おじさん。兄さん洗い終わったらお背中お流ししますよ」

「いいのかい? ありがとう」

査定士は俺の後ろで普通に身体を洗っているようだ。

「んっ」

シャルの手が胸に降りる。わざと乳首に触れず胸の側面から揉むように手を動かす。

「ぁ、ん……シャルぅ……乳首、も」

「僕は真面目に兄さんを綺麗にしたいんですよ。ちゃんと洗います」

泡にまみれた指が乳首をつまむ。

「ぁんっ!」

乳首を押し潰し、ぐりぐりと刺激する。

「ひ、ぁっ、あぁあっ……!」

「これで胸は綺麗になりましたね。次はお腹ですよ」

シャルの手は俺の腹に降りてふにふにと揉むように洗った。伸縮性に優れたインキュバスの身体は外部からの刺激を簡単に内臓に伝える、腹を揉まれるのは内臓を押されるのと同じだ。息苦しく、気持ちいい。

「ぁ、んっ……」

「お臍は汚れが溜まりやすいのでしっかり洗わなきゃいけませんよ」

シャルの人差し指が臍に入ってくる。縦長の臍をくちゅくちゅと音を立てて優しくほじくられる。

「ぁ、ふ、ぁあっ……!」

臍の内壁は何故かシャルの指にちゅうっと吸い付き、シャルの指は動く度にくぷくぷと空気が混じった音を鳴らす。

「ん、んっ……おへそ、気持ちぃ……」

「あんまりやるのもよくないので、このくらいで……さ、次は後ろを向いてください」

「うん……」

泡を継ぎ足したシャルの手が肩から肩甲骨、脇腹へと降りていく。また上に戻り、背骨をなぞるように降りていく。腰は掴みながら手のひらで擦り、行為を連想させた。

「羽の付け根周りも汚れが溜まりやすいですし、一人では洗いにくいので注意してくださいね」

「ぅ、ん……」

「では、前を向いてください。手を洗いましょう」

また向き合うとシャルは俺の両手と手を繋いだ。俗に言う恋人繋ぎ、指を絡めて泡のぬるぬるに任せて擦り合わせ、指の間もしっかり洗う。

「手のひらも、手の甲も……手首も。腕は片方ずつしますね」

シャルの手が棒状のものを包んで上下しているというだけで俺は興奮し、勃たせた陰茎から透明の液体を滴らせた。

「もう片方も…………はい、終わりました。次は腋ですね、腕を上げてください」

腋を洗われて平然としていられるとは思えなかったので、俺は頭の上で腕を組んだ。互いの手の肘を掴む姿勢だ。

「ひゃんっ! んっ、んゃ、あぁ……!」

腋の柔らかい皮膚をシャルは親指の付け根で擦る。指先で洗わないのはくすぐったくなくていいのだが、その分性感帯としての役割が強くなる。

「ん、ゃあ……ぁああっ……ひぁっ!」

「洗えました。次は下半身ですね」

シャルは再び俺に後ろを向かせると膝立ちになり、もちもちと尻肉を揉みながら洗い始めた。ぐぱっと割れ目を開かれ、後孔の吸い付きを無視して割れ目を擦られた。

「は、ぁああんっ……!」

後孔の縁を擦られる快感に喘いでも、シャルは指すらも入れてくれない。

「太腿に移りますね」

尻から太腿へ、太腿の裏からふくらはぎへ、足首から下は後回しにして再び前を向かされる。まずは足の付け根、内腿に太腿、膝に脛、足首から下はまた後回し。

「次はここですね」

泡まみれの指で会陰を擦り、陰嚢を揉む。陰茎を握り、二往復で済ませる。

「はぁっ、はぁ……シャルっ、シャルぅ、出させて……!」

「僕は真面目に洗ってるんですってば。ほら兄さん、ここはちゃんと洗わないと」

カリ首に指を添わせ、細かく擦る。思わず仰け反って査定士に支えられたかと思えば、今度は鈴口を指の腹で塞がれ擦られる。

「ひぁああっ!? ィ、んっ、んんんぅっ……! 出させてよぉ……」

射精の寸前でシャルは終わりを告げ、俺に温かいお湯を肩からかけ始めた。全身の肌を走っていく湯の感触に昂っても射精に至る刺激はなく、俺は風呂を出るまで射精欲に悩まされた。
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