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物理と魔術どっちが好み?
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シャルの喉奥に大量の精液を注ぎ、俺に残った魔力は微々たるものになった。瀕死だ、ゲーム風に言うならHPバーが赤色になってる感じだ。しかし死の恐怖を感じるだけで体に不調はない、そりゃインキュバスとサキュバスが死にやすい生き物として有名なわけだ。
「おなか、すいた……」
食事の前戯で腹が減り、食事中にも射精するから相手の方が多く出さなければ腹が減る。しかも腹が減るのに快感が伴うときた、自然発生しなければとっくに絶滅してる生態だ。
「分かってますよ兄さん、すぐに食べさせてあげますからね。でも……兄さん、食べてる最中に餓死してしまいそうですね」
シャルの手が再び俺の陰茎をつまむ。
「射精禁止の術かけておきますね。さっきは押さえて物理的に止めましたが……どちらがお好みですか? 当然魔術の方が射精を止める信頼は高いのですが、物理的に止めてしまった方が止められているなって感じは強かったですよね?」
たまにシャルにかけられる射精禁止の術は、その名の通り射精を禁止するものだ。魔術だから俺に詳しい理論は分からない、ただ射精が出来なくなるだけ。それに比べれば当然、陰茎の外側から尿道を狭められた方が圧迫感などの諸々が強い。
「好みって……」
射精は自由にしたいと思う俺と、シャルに射精管理されたい俺が同居している。前者の俺としては射精欲を煽り過ぎる物理的な射精禁止は嫌なものだが、後者の俺はマゾヒズムに目覚めているから苦痛の多い物理的な射精が好きだ。
「………………どっちも好き」
「ふふ、随分悩みましたね。よかったです、兄さんには常に一番いいものをご用意したいので、どちらか決められないくらい気に入ってくれたなんて、こんなに幸せなことはありません」
「……お前は本当に可愛いな」
クルクルと巻いた紫色の髪を撫でてやるとシャルはくすぐったそうに目を閉じ、頬を紅潮させた。撫でるのをやめると少し残念そうな顔をしたが、俺の視線に気付くと咳払いをして平静を装った。
「な、長く悩んでいただけてよかったです。そろそろ回復しましたよね?」
シャルが話しかけているのは俺ではない、ベッドに仰向けになっている査定士だ。
「うん……あのね、シャル、私は人間なんだ。魔力がある限り元気になり続ける君達とは違うんだよ……」
「僕と結婚したのにですか?」
「人間は人間だよ。命に関わる怪我でもしない限り、その恩恵はないんじゃないかな?」
「老いなくはなるのに……? 不思議ですね、人間って」
シャルは魔力がある限り身体は元気に保たれ続ける、怪我や疲れはすぐに癒える。査定士は命の危機に瀕したら全快する。と言った感じの違いかな?
「まぁ、少しはマシになったよ。腹筋を使う体勢でなければ平気だと思う。シャルは何がしたいのかな?」
「兄さんにお食事を。さ、兄さん、ベッドの真ん中へ」
それまでベッドの端に座っていた俺は査定士と入れ替わり、ベッドの真ん中に膝立ちになった。
「シャル……その、体位はどう……」
枕元に足を広げて座ったシャルはズボンをズラして陰茎を露出させた。その見た目と匂いに惹かれた俺は自主的に四つん這いになり、シャルの陰茎にしゃぶりついた。
「はむっ……! ん、んんんっ……おい、ひ……んむぅ……」
「すごい勢いでしゃぶりつくね」
「可愛いです……」
先端だけを咥えてちゅうっと吸うと先走りの汁が少し飲めた、精液に比べてしょっぱいそれもとても美味しい。
「……兄さん。確認なんですけど、兄さんは酷くされるのも好きでしたよね? 結婚祝いに自分をくださるということは、どうされてもいいということですよね?」
俺はシャルの陰茎を咥えたままシャルを見上げ、微笑んで言った。
「あひ切る以外なら、何ひてもいーよ」
過去の経験を織り交ぜて冗談めかして言うとシャルは俺の後頭部でそっと手を組んだ。シャルが何をしたいか手に取るように分かる。
「……おにーちゃんの喉、おかひて」
語尾にハートマークを付ける気で可愛こぶると、シャルは腰を浮かして俺の喉奥まで陰茎を突っ込んだ。
「んぅゔっ! ふ、ぐっ……!」
シャルの陰茎の生え際に唇が触れ、雄の匂いで肺を満たされる。
「兄さん……兄さんっ、美味しいですか兄さん。一度目は上から、後は下から飲ませてあげますね。おじさん、準備してあげてくれますか?」
自主的に四つん這いになった俺は自分でも気付かないうちにシャルの腰に腕を絡めており、ベッドについているのは膝から下だけだ。特に腰は高く突き出しており、それを査定士に掴まれた。
「もちろん。きちんとほぐしてあげるよ」
骨盤を意識した腰の掴み方に下腹がときめく。ヒクついた後孔に査定士の舌が触れ、歓喜に震える。
「んっ、んんっ、ん……!」
「……喉の締まりよくなりましたね、お尻舐められるの気持ちいいですか?」
査定士の舌に自分の後孔が吸盤のように吸い付いているのが分かる。淫らな身体が恥ずかしくなって喉にも腸壁にも力が入り、上下ともの締まりがよくなる。
「お望み通り喉を犯して差し上げますから、たっぷり気持ちよくなってくださいね」
か弱そうな手で力強く俺の頭を掴んだシャルがとうとう腰振りを開始する。ごつごつと喉奥が亀頭に殴られ、ごりごりと喉の粘膜壁がカリにえぐられ、陰茎に媚びようとした舌がぐちゃぐちゃにされる。
「ふぐっ、んゔっ、んぅんっ! んっ、くぅんっ!」
噛んでしまわないよう気を付ける必要なんてない、本能に従えばいい、インキュバスはそんな凡ミス犯さない、下手に自分の意思で動く方が悪手だ。
「兄さん……羽がパタパタして可愛らしいですよ、気持ちよさそうですね」
「んっ、ぅんっ、んんっ! ひもっ、んんっ、ひぃんっ、んんっ!」
気持ちいいと答えようとしたが、巨根に犯されている口は言葉を話すという役割を失っていた。俺の口は今性器でしかないのだ、そう思うと興奮した。
「んっ、くぅうんっ……!」
後孔を弄る舌の動きも激しくなってきた。俺が快感に任せて締め付けを強くしているから、それに抗うために激しくならざるを得ないのだろう。
「くっ、ふぅうんっ……!」
浅い腸壁を舐め回される快感に甲高い声が漏れる。喉を犯されている間は地声と同じ高さの喘ぎ声しか漏らしていなかったからか、シャルが反応した。
「……兄さん、もっと気持ちよくなりたいですよね?」
俺への独占欲だろうか、シャルは俺に自分が与える快感の方を強く印象付けたいようだ。
「兄さんの喉の締まり、もっとよくして差し上げます」
シャルは俺の頭を掴むのをやめ、俺の首を掴んだ。
「んぐぅっ!?」
ぎゅっと首を絞められたら当然、喉は狭まる。喉が狭まればシャルの陰茎の存在感が大きくなる。呼吸も覚束無くなって頭がボーっとして、脊椎に電流を流されたような錯覚があって、絶頂を迎える。
「んっ、ふぅっ、んぐぅぅうっ!」
シャルの術がなければ確実に射精していただろう。射精を許されていない陰茎は情けなくぶるぶると震え、ぺちぺちと腹や太腿に当たっている。
「んっ、くぅんっ、んんんっ!」
喉を犯される快感、雄としての自分が乏しめられている快感、低酸素の快感、後孔を舌で掻き回される快感、快感が溜まって脳がふわふわと浮かぶような感覚に襲われる。
「んっ、んん……んっ、くぅうぅっ……!」
涙も唾液も先走りの汁も腸液も垂らしっぱなしにして喘ぎ、俺はただただ幸せを感じていた。
「おなか、すいた……」
食事の前戯で腹が減り、食事中にも射精するから相手の方が多く出さなければ腹が減る。しかも腹が減るのに快感が伴うときた、自然発生しなければとっくに絶滅してる生態だ。
「分かってますよ兄さん、すぐに食べさせてあげますからね。でも……兄さん、食べてる最中に餓死してしまいそうですね」
シャルの手が再び俺の陰茎をつまむ。
「射精禁止の術かけておきますね。さっきは押さえて物理的に止めましたが……どちらがお好みですか? 当然魔術の方が射精を止める信頼は高いのですが、物理的に止めてしまった方が止められているなって感じは強かったですよね?」
たまにシャルにかけられる射精禁止の術は、その名の通り射精を禁止するものだ。魔術だから俺に詳しい理論は分からない、ただ射精が出来なくなるだけ。それに比べれば当然、陰茎の外側から尿道を狭められた方が圧迫感などの諸々が強い。
「好みって……」
射精は自由にしたいと思う俺と、シャルに射精管理されたい俺が同居している。前者の俺としては射精欲を煽り過ぎる物理的な射精禁止は嫌なものだが、後者の俺はマゾヒズムに目覚めているから苦痛の多い物理的な射精が好きだ。
「………………どっちも好き」
「ふふ、随分悩みましたね。よかったです、兄さんには常に一番いいものをご用意したいので、どちらか決められないくらい気に入ってくれたなんて、こんなに幸せなことはありません」
「……お前は本当に可愛いな」
クルクルと巻いた紫色の髪を撫でてやるとシャルはくすぐったそうに目を閉じ、頬を紅潮させた。撫でるのをやめると少し残念そうな顔をしたが、俺の視線に気付くと咳払いをして平静を装った。
「な、長く悩んでいただけてよかったです。そろそろ回復しましたよね?」
シャルが話しかけているのは俺ではない、ベッドに仰向けになっている査定士だ。
「うん……あのね、シャル、私は人間なんだ。魔力がある限り元気になり続ける君達とは違うんだよ……」
「僕と結婚したのにですか?」
「人間は人間だよ。命に関わる怪我でもしない限り、その恩恵はないんじゃないかな?」
「老いなくはなるのに……? 不思議ですね、人間って」
シャルは魔力がある限り身体は元気に保たれ続ける、怪我や疲れはすぐに癒える。査定士は命の危機に瀕したら全快する。と言った感じの違いかな?
「まぁ、少しはマシになったよ。腹筋を使う体勢でなければ平気だと思う。シャルは何がしたいのかな?」
「兄さんにお食事を。さ、兄さん、ベッドの真ん中へ」
それまでベッドの端に座っていた俺は査定士と入れ替わり、ベッドの真ん中に膝立ちになった。
「シャル……その、体位はどう……」
枕元に足を広げて座ったシャルはズボンをズラして陰茎を露出させた。その見た目と匂いに惹かれた俺は自主的に四つん這いになり、シャルの陰茎にしゃぶりついた。
「はむっ……! ん、んんんっ……おい、ひ……んむぅ……」
「すごい勢いでしゃぶりつくね」
「可愛いです……」
先端だけを咥えてちゅうっと吸うと先走りの汁が少し飲めた、精液に比べてしょっぱいそれもとても美味しい。
「……兄さん。確認なんですけど、兄さんは酷くされるのも好きでしたよね? 結婚祝いに自分をくださるということは、どうされてもいいということですよね?」
俺はシャルの陰茎を咥えたままシャルを見上げ、微笑んで言った。
「あひ切る以外なら、何ひてもいーよ」
過去の経験を織り交ぜて冗談めかして言うとシャルは俺の後頭部でそっと手を組んだ。シャルが何をしたいか手に取るように分かる。
「……おにーちゃんの喉、おかひて」
語尾にハートマークを付ける気で可愛こぶると、シャルは腰を浮かして俺の喉奥まで陰茎を突っ込んだ。
「んぅゔっ! ふ、ぐっ……!」
シャルの陰茎の生え際に唇が触れ、雄の匂いで肺を満たされる。
「兄さん……兄さんっ、美味しいですか兄さん。一度目は上から、後は下から飲ませてあげますね。おじさん、準備してあげてくれますか?」
自主的に四つん這いになった俺は自分でも気付かないうちにシャルの腰に腕を絡めており、ベッドについているのは膝から下だけだ。特に腰は高く突き出しており、それを査定士に掴まれた。
「もちろん。きちんとほぐしてあげるよ」
骨盤を意識した腰の掴み方に下腹がときめく。ヒクついた後孔に査定士の舌が触れ、歓喜に震える。
「んっ、んんっ、ん……!」
「……喉の締まりよくなりましたね、お尻舐められるの気持ちいいですか?」
査定士の舌に自分の後孔が吸盤のように吸い付いているのが分かる。淫らな身体が恥ずかしくなって喉にも腸壁にも力が入り、上下ともの締まりがよくなる。
「お望み通り喉を犯して差し上げますから、たっぷり気持ちよくなってくださいね」
か弱そうな手で力強く俺の頭を掴んだシャルがとうとう腰振りを開始する。ごつごつと喉奥が亀頭に殴られ、ごりごりと喉の粘膜壁がカリにえぐられ、陰茎に媚びようとした舌がぐちゃぐちゃにされる。
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「兄さん……羽がパタパタして可愛らしいですよ、気持ちよさそうですね」
「んっ、ぅんっ、んんっ! ひもっ、んんっ、ひぃんっ、んんっ!」
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「んっ、くぅうんっ……!」
後孔を弄る舌の動きも激しくなってきた。俺が快感に任せて締め付けを強くしているから、それに抗うために激しくならざるを得ないのだろう。
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浅い腸壁を舐め回される快感に甲高い声が漏れる。喉を犯されている間は地声と同じ高さの喘ぎ声しか漏らしていなかったからか、シャルが反応した。
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俺への独占欲だろうか、シャルは俺に自分が与える快感の方を強く印象付けたいようだ。
「兄さんの喉の締まり、もっとよくして差し上げます」
シャルは俺の頭を掴むのをやめ、俺の首を掴んだ。
「んぐぅっ!?」
ぎゅっと首を絞められたら当然、喉は狭まる。喉が狭まればシャルの陰茎の存在感が大きくなる。呼吸も覚束無くなって頭がボーっとして、脊椎に電流を流されたような錯覚があって、絶頂を迎える。
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