過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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つまみ食い大会

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カタラの精液を飲んで気分が高まり、五人が見守る中弟に胸を弄られて射精まで果たした。乳首はジンと痺れて快感の余韻に浸り、余裕が出来た頭は羞恥心を膨らませる。

「おじさん……」

ジーンズの中が濡れて気持ち悪い、射精してしまって腹が減った。目の前にある露出された陰茎に意識が釘付けになる。

「食べていい? おじさん……俺お腹すいた」

上品な彼には上品に振る舞いたくなって、がっつかずにおねだりをする。まずは亀頭にキス、長い舌で裏筋を舐め、陰茎を持ち上げるようにしながら上目遣い。

「サク……! あぁ、素晴らしい、君は素晴らしいよ、サク。もちろんいい、構わないとも、好きなだけお食べ」

「ありがとぉ……ぁむ、はむ……んむ、んん……」

許可を出されても激しく舐めしゃぶったりなんてせず、幹部分をはむはむと唇で噛んでいく。

「ん……おじさんの匂いがする」

生え際に唇を吸い付かせ、離し、陰嚢にちゅうっと吸い付く。柔らかい皮の袋の中にころころと玉がある感触をよく味わいながら陰茎の根元に鼻を押し付け、深く息を吸う。肺を犯す淫臭に眉尻を下げる。

「私の匂い? 臭いのかい?」

「んーん、美味しそう……大好き」

「……君みたいな可愛い子が、そんなところに顔を押し付けて……この気持ちをどう言っていいか分からないな」

「おじさんが、ん……語彙力失うとか、珍しい……ん、ん」

先走りの汁が垂れてきた。甘ったるい精液とは違い、こちらはしょっぱい。だから甘いものが──精液が欲しくなる。男を搾ることに関してだけは、インキュバスはよく出来た生物だ。

「ん、はぷ、ん……美味しい、しょっぱい……これすき」

「はぁーっ……可愛い、可愛いねサク……幸せそうな顔ももちろんだけれど、お尻を揺らしているのも最高だよ」

言われて気付いた。自分がうつ伏せから猫が伸びをするような姿勢になり、男を誘うように尻を振っていたことを。

「シャルは君のお尻に夢中みたいだ……可愛いね」

ぷりぷりと揺らしている尻に注がれている視線に気付き、自分は身も心も雄を求め誘う淫乱だと改めて自覚する。無意識のうちにここまでしていたなんて信じられない。

「……サク、そろそろ出したいな。咥えてくれるかい?」

「ん、ぁー……む、ん、んんっ」

査定士の陰茎を根元まで咥え込み、亀頭を喉奥で磨くようにしてやる。幹部分は口内から空気を抜いて舌と上顎を吸い付かせ、歯を立てないようにしながら唇で根元を挟んで刺激した。

「はっ、ぁ、サク……上手だよ、サク、本当に上手っ……ふっ、くっ…………すぐに出すのは、男としてのプライドがね……でも、ぁあ、そんなっ、必死に吸われたら」

「んん……おぃひゃん、おなかふいはぁ」

「……っ、そこで喋られたらっ……! あぁサク、すまないね私のくだらないプライドなんかで……どうぞ、たくさん……おあがりっ」

髪を優しく梳くような愛撫に甘えたくなり、空腹を幼く訴えた。そうすると頭を撫でる手に僅かに力が入り、口腔に精液が溢れた。当然カタラのものとは味が違う、コクは薄いが甘さ控えめで上品な味は俺に咀嚼の顎を止めさせない。

「ん、ん……」

萎えた陰茎から口を離した後もくちゃくちゃと精液を噛み続ける。舌に絡みつく極上の味をうっとりと堪能し、目を閉じる。

「ふぅ……ありがとうね、サク。サク、口を開けて中を見せてくれないかい?」

「んぅ……? んぁー……」

服を整えた査定士が求めるまま、口を大きく開けて舌を突き出し、白濁液が汚した口内を見せつける。

「……っ、やはり素晴らしい。こんなにも可愛らしいお口を汚してやったんだ、と……支配欲が満たされるというか、達成感すら覚えるね」

突き出した舌を査定士につままれ、舌の腹に精液を塗り込まれる。舌を愛撫される快感と指の感触、精液の味に恍惚として舌の力を抜く。

「ん、んん……ん…………」

「……次は俺の番だろう? 早くしてもらいたいな」

「あぁ、すまないねネメスィ。シャル、勇者様がお呼びだよ」

「んぁ……」

離された舌を口内に戻し、僅かに残る違和感と共に精液を飲み込む。頬の内側などをぐるりと舐めて口を綺麗にしたらネメスィの横に膝立ちになり、要求はなんだと首を傾げる。

「サク、舌を弄られるのは気持ちよかったか?」

「……うん。ネメスィもする?」

「胸だの舌だのと、そんなとこを弄られてもお前の欲は満たされないだろう?」

ネメスィの手は俺の下腹を撫で回している。骨張った男らしい手に触れられると、撫でる強さに関わらず下腹がきゅうっとときめく。

「ぁ……で、でもぉっ、このホテルはそういうの禁止だから……口で、だし。お前らとは一週間しないって約束だし」

後孔がヒクヒクと震え、腸壁がきゅんきゅんと疼く。

「俺なら問題ない」

触手ならセーフとでも言う気かと身構えていると、ネメスィの金髪に紫電が走った。何をする気か察した直後、ネメスィの手が輝いて俺の下腹に電撃が放たれた。

「……っ!? イぐぅぅうぅっ!?」

前立腺を快感の槍に貫かれて絶頂を迎え、膝立ちのまま弓なりに仰け反って倒れ、床で頭を打つ。

「お、おいネメスィ! 倒れないように捕まえろよ!」

「……途中で止まると思った。身体、柔らかいんだな」

膝を折り曲げたまま仰向けに倒れ、絶頂の余韻に浸っているとネメスィの手がまた下腹に触れた。

「今度は奥だ、堪能しろ」

「ぐぅ……っ!?」

最奥の弱点が感電する。ネメスィの電流は器用に快楽神経だけを痺れさせ、俺に潮を吹かせて痙攣させた。

「さて……しゃぶってもらおうか」

ビクビクと全身を痙攣させ、深い絶頂から帰って来れず、ジーンズの中にぴゅっ……ぴゅっ……と微かに精液を漏らしている俺を見下ろし、呟く。

「む、ぃ」

無理だと断ったがネメスィは俺の頭の方へ移動して正座をし、俺の顔の上に陰茎を乗せた。

「ぁ……」

査定士よりも若い雄の匂い、円熟した彼とはまた違った青い魅力に、俺は無意識のうちに舌を伸ばしていた。

「勝手に喉を使わせてもらう、お前が気を遣う必要はない」

「ん、ちゅ……んぁ……? ぁ、ゔぅぅっ!?」

陰茎を吸い、舐め、本能のままに愛撫をしているとネメスィは俺の頭を掴んで喉を犯した。

「んっ! んぐっ、んゔっ!」

仰向けのまま頭だけを掴まれて角度を調整され、激しい腰振りによる強い苦痛と快感を与えられる。

「締まってる……いいぞ、サク」

乱暴な扱いに興奮し、嗚咽と痛みに快感を覚える。そんな俺は変態と呼ぶに値するものだ。

「んっ、んんっ、んんぅっ!」

粗雑な態度に反して深く俺を愛し、大切にしてくれているネメスィに「首を絞めて」とねだることなど、俺には出来なかった。
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