過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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食事中のおあずけ

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アルマにフェラをした後、シャルに髪コキをやらされた。次はネメスィだ。セックス禁止のこのホテルで、彼は一体何をしたがるのだろう。

「ネメスィ……何したい?」

胡座をかいているネメスィの前にずりずりと移動し、仏頂面の頬にちゅっちゅっとキスをしてやった。どこの表情筋がどう動いたか全く分からないのに、今ネメスィが「嬉しい」という顔をしているのは何となく分かる。

「そうだな、とりあえず下を脱げ」

「へっ?」

「聞こえなかったか? そのズボンを脱げと言っている。嫌なのか?」

「嫌、じゃないけど……このホテルセックス禁止だよ?」

ネメスィは大きく頷いた。ルールをあえて無視するということではなさそうだ。

「じゃあ……脱ぐ、ね」

五人の前で脱ぐ羞恥心で顔が熱くなり、興奮で下腹も熱くなった。想像しただけでこの調子かと自分の淫らさを嘲り、ベルトを外した。

「全部脱いじゃう?」

「下はな」

太腿で止めるなんて真似はせず、下半身だけしっかり全裸になった。俺の身体に残ったのは肩と臍が出ている丈の短いシャツとチョーカーだけだ。

「……そんなに見ないでよ、恥ずかしい」

勃った陰茎がぷるんと揺れ、後孔から滴った愛液が内腿を伝う。前後に手をやって局部を隠してしまうと、ネメスィがくいくいと手招きをした。

「サク、手をどけろ」

胡座をかいたままのネメスィの前に立ち、性器を晒す。ドクドクと心臓が高鳴るのは羞恥心のせいか、期待のせいか、俺には分からない。

「う、うん……」

「足を少し開け」

ぎゅっと目を閉じ、恐る恐る足を開く。ネメスィの手が濡れた内腿を撫で上げる。

「……ぐしょ濡れだな。夫と、弟と……そんなによかったか? さっき俺に何をしたいかと聞いたな、俺はお前が何をしたいかの方が気にかかる」

「俺、は……ネメスィを、悦ばせたい」

「俺を? そうか、殊勝なことだ。つまり……お前自身は満足しなくても構わないんだな?」

意図が分からない。しかし俺の満足は気絶するまで後孔を陰茎で責められることだ、このホテルでは叶わない。

「うん……? いいけど」

「健気だな。じゃあそこにうつ伏せになれ」

クッションを床に置き、柔らかな毛が生えたラグの上にうつ伏せになる。陰茎を露出したネメスィは俺の両足を跨いで尻を鷲掴みにした。

「ゃんっ……! ん……ネメスィ? 入れちゃダメだからな……?」

「そう何度も言われなくても分かっている」

五人の中で一番ルールを破りそうだから何度も言ってしまうのだ、それに行動も怪しい。

「じゃあなんでっ、お尻……んぁっ、そんな揉まないで……」

「……なんで揉んで欲しくないんだ? 俺を悦ばせたいんだろ? 弾力も柔らかさも素晴らしいこの肉で俺を楽しませろ」

「んんっ……だって、やだ、もん……ひゃんっ!?」

軽くだが尻を叩かれた。パンッといい音が響き、視界の端でアルマが立ち上がってシャルに止められている。

「なんで、と聞いたんだ。理由を言え」

「ぅうぅぅ……だってぇっ、お尻触られたら入れて欲しくなるからぁっ! ホテルじゃ入れちゃダメだからっ、なのにお尻揉んじゃうずうずするからやだって言ってんの!」

「……そうか。だがお前は自分の満足は関係ないと言った。お前の要望は聞かない」

鷲掴みにされ割り開かれた尻に陰茎が押し付けられる。後孔が陰茎に吸い付いてしまう。頭が出した「挿入はされない」という結論を身体は無視して、はやく入れてとねだっている。

「お前の尻や太腿に擦り付けて勝手に楽しませてもらう」

「んっ……んんんっ! ひぁっ……ぁ、やだっ、お尻ずりずりすんのやらぁっ! 入口っ、こしゅれてっ……ぅうぅぅっ……!」

ネメスィがゆっくりと腰振りを開始する。ボコボコと血管などが浮いた裏筋に吸い付いた後孔の縁がめちゃくちゃにこね回され、下腹は期待の熱を貯める。

「んにゃあぁあぁぁっ……! ぁうっ、うぅぅ……」

「いい声だな。思っていたより早く済ませられそうだ……少し変えるぞ」

尻に挟まされていた陰茎が離れる。快感の波が収まって油断していると、今度は太腿を鷲掴みにされる。

「ひゃあっ……!」

力強い指が太腿にめり込む、痛みが混じる快感。思わず喘いでしまったがネメスィは俺の反応を気にせず、左右の太腿の隙間に陰茎をねじ込んだ。

「……締めろ」

「んぅ……!」

足首をクロスさせて太腿でネメスィの陰茎を強く締め付ける。頭上でネメスィの吐息が聞こえて嬉しくなり、頭羽が揺れる。

「……っ、そうだ。いいぞ」

寝バックをするような体勢で太腿の隙間に陰茎が抜き挿しされる。会陰を擦られ陰嚢を突かれ、後孔の縁を擦られていたさっきよりも強い快感に襲われる。

「んっ、んんんっ……ゃ、ぁ、あぁっ……! なんでっ、んんぅ……」

位置が少しズレただけのセックスに、どうして挿入してくれないんだと怒りと不満が湧く。

「……すごいな、してるみたいだ」

「してよぉっ……!」

「あぁ、俺もしたい。また今度なっ……今日は、もう出そうだ……サク、顔を上げろ」

ネメスィが離れる。俺の顔の前に移動したようだ、顔を上げると陰茎を突き出され、口を開けると突っ込まれた。

「んんぅっ……!」

自分の後孔の縁や会陰、陰嚢に触れていた陰茎が口にねじ込まれる不快感はあった。しかしすぐに注がれた精液による多幸感で覆い隠された。

「ん、んん……おいひぃ……ネメスィの、口ん中ぱちぱちして美味しい」

濃い精液ののどごしを楽しみ、喉にも与えられる弱い電流の余韻も楽しむ。服を整えたネメスィはそのまま俺の頭近くに腰を下ろしている。

「ぱちぱちするんですか?」

「ぱちぱちする」

俺を抱き起こして服を着せたシャルは興味深そうに俺の顔を見つめる。とろんと快楽にとろけた顔を弟に観察されるのは恥ずかしくて、手で顔を隠してしまう。

「…………ネメスィさん、少しいいですか?」

「何が……痛っ」

シャルはネメスィの手を引っ掻き、玉のように零れた血を一滴舐め取った。

「何なんだ」

「ん……! ぱちぱちしますね、これは面白いです。僕が今まで食べてきた人間にこんな味はありませんでしたよ、とても珍しいです」

「…………血を飲みたいならそう言え」

「ごめんなさい、兄さんと同じ体験をしたくて……前から興味があったんです」

腸壁が疼く。可愛いシャルに萌えることも出来ない。はやく誰かに抱いて欲しい。査定士は今日は乗り気ではないようだから、後はカタラだけだ。

「カタラぁ」

「おっさんはいいのか? じゃ、いよいよ俺の番だな。何してもらおっかな~」

「……抱いて、カタラっ……お尻疼いておかしくなりそうで、辛い……お願い」

「え、ちょっ……サク。いやでも、ホテルのルール守ろうって言ったのはお前だぞ?」

美少女のような綺麗な顔に似合わない胡座をかいているカタラの首に腕を回す。最初俺が何を考えていたのかなんてもうどうでもいい、とにかく抱いて欲しい。

「カタラさん。いけませんよ、このホテルから追い出されたらどうするんですか。ドラゴン棟があるのはこの大陸ではこのホテルしかないんですよ」

「いや俺は分かってるよ、でもサクがさぁ……あぁもう仕方ないな」

カタラと向かい合って彼の足の上に座り、頬を吸う。抱かれようとする俺をカタラは残念そうな目で見つめ、魔力を実体化した糸で俺の手足を縛った。

「ごめんなサク、可愛いんだけどなぁ……今日は抱けないや。また今度、外でな」

操り人形のように糸を結ばれた俺の身体はもう俺の意思では動かない。このまま抱かれるのなら興奮するけれど、抱かないための拘束だと分かっているからちぎれない糸が鬱陶しくて、俺は意味もなく手足をバタつかせた。
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