125 / 2,313
セックス漬けの休日明け (〃)
しおりを挟む
今日は月曜日だ。昨晩泊まったシュカは一旦自宅に戻らなければならない。最初から泊まるよう言っておいて、月曜日の準備もさせておけば一緒に学校に行けたのにな……と少し後悔した。
「では、また学校で。水月」
「あぁ、またな、シュカ」
シュカを見送り、外で俺を待っていたらしいレイを見下ろす。バイト先の後輩でもあるレイはワンコ系でヤンデレ疑惑のある二十三歳童顔だ。
「えっと……レイ? 今朝も待っててくれたんだな」
後輩ということもあり歳下扱いをしていたレイの年齢か分かった時は驚いた。もうどう扱っていいか分からない。本人は初期と同じ歳下扱いを望んでいるが──そもそも八歳下の俺に歳下扱いを求める大人ってどうなんだろう、と考えてしまう。
「はいっす。昨日はお泊まりだったんすか?」
「あぁ、うん……シュカを泊めてたよ」
レイと付き合ったら淫行罪だよな、レイの方が。そういうの気にしないのかな? しなさそうだな。
「……前もこんな時間から待ってたのか? とりあえず上がれよ」
「えっ……せんぱいのおうち上がっていいんですか!? わぁぁ……どうしよ俺手土産持ってないっすよ」
「へぇ? 手土産持ってないのか。それじゃ家には上げられないな」
ちぎれんばかりに振っていた尾が止まる犬のように、レイはピタリと静止する。見開かれた真っ黒な瞳には光が一切なく、少し怖い。
「す、すぐなんか買ってくるっす!」
「あぁ待て待て、そういうのじゃなくてだな……」
走り出そうとしたレイの手を掴む。
「手土産がないなら、俺の家への入場料は体で払ってもらうしかないぞ……って話だ。どうする?」
「払うっす! 体で! どうしましょう、何すればいいんすか?」
ご近所さんには見られない方がいいだろう。ひとまずレイを玄関先へ招き入れた。
「ま、家に入るだけだからな。軽くほっぺにキスでもしてくれよ」
「は、はいっす! あの……屈んで欲しいっす」
俺とレイの身長差は二十センチないくらいだ。これでは確かに頬へのキスは辛いなと、小柄な彼を可愛らしく思いながら背を曲げた。
「緊張するっすね……」
レイは両手で俺の肩をきゅっと掴み、頬にキスをしてくれた。
「ん、可愛い。じゃあおいで。って言っても俺まだ飯食ってるからあんまり構ってやれないけど」
「せんぱいがご飯食べるとこ見たいっす!」
レイは間近でトーストを食べる俺を観察し、写真まで撮った。
「喉仏カッコイイっす……!」
少々居心地の悪い朝食を終えたら次は着替えだ。自室に戻ってパジャマを脱ぐ──連写の音が部屋に響く。
「あー……レイ? 撮るのはいいけど、ネットとかには上げないでくれよ?」
「んなことしないっすよ! せんぱいはみんなのものっすけど、この写真のせんぱいは俺だけのせんぱいなんすから」
「そ、そっか……」
「……それはそれとして今度ソシャゲのキャライラストやるんすけど、筋肉参考にしていいっすか? トレスはしないっすから」
「あ、あぁ……コノコノ先生でもまだ参考資料とか要るんですね。絵は奥深いなぁ……」
レイの本業はフリーランスのイラストレーターだ。本名の木芽から取ったのか、コノコノという名前で活動している。俺が好きなBLゲームのイラストを描いていた頃はメノコンブだった。
「……もう制服着ていいか?」
「あ、はい。ありがとうございますっす。せんぱいの筋肉いいっすね。ボディビル的に鍛えまくると一部の層を除いて引かれがちなんで、せんぱいくらいが一番モテると思うっす。アクション俳優とかそんくらいっすよね。俺はもうちょいゴツくても好きっすけど……」
「分かるか? 意識してるんだよ、程よいマッチョ」
「マジすか。へへ、以心伝心っすね」
ちょっと意味が違う気もするが、俺は国語の教師なんかじゃない、何も言わないでおく。
さて、朝支度は終わったが……あと二十分くらいは余裕があるな。年齢を理由に若干の躊躇いはあるが、レイとスキンシップを試みるか。
「なぁレイ、まだ結構余裕あるからさ、ちょっと話そうか。おいで」
「はいっす!」
レイは素直に傍に寄ってきた。俺の目を見つめて首を傾げる仕草もそうだが、やはり幼い。歳上だなんて信じられない。
「何話すっすか?」
「んー……レイは俺に聞きたいことないか?」
「俺が聞いていいんすか? じゃ、昨日シュカせんぱいとヤったんすか?」
いきなりだな。まぁ、ハーレム要員はオープンでストレートな子が望ましい。
「ヤったよ、えーっと……十……二十……? 何回か数えてはないけど」
「せんぱい絶倫なんすね」
「まぁな」
レイの腰に腕を回す。細身だが骨太さが分かる、カンナやハルに比べれば華奢とは言えない。
「せ、せんぱい……?」
「……レイは経験あるんだっけ?」
腰に回した腕はそのまま、もう片方の手で尻を鷲掴みにしてみる。レイはビクンと身体を跳ねさせたが、それ以上の反応はない。
「いつかレイともしたいし、ここがどのくらい男を知ってるか教えてくれ。場合によっては拡張がいるからな」
結構なゲス発言にも思えるが、レイは顔を赤くしている。しかし、瞳は死んだ魚のようなままだ。
「大丈夫っすよ」
「……どういう大丈夫だ?」
「元カレっ……あ、向こうはセフレとしか思ってなかったっぽいんすけど、その人めちゃくちゃ巨根だったんで……その、せんぱいのサイズ知らないっすけど、多分イケると思います」
こんなにも可愛いレイに彼氏だと思われていたのに、セフレ扱いだって? 許せないな、その男。俺より巨根だろうとレイが想定しているのも気に入らない。
「俺、結構大きいんだぞ? 侮らないでもらいたいな。っていうか別れてしばらく経ってるだろ? 拡張はともかく、まぁ……な、まずは指だけでとか」
「……こないだせんぱいに懐中電灯もらったじゃないっすか」
突然何の話だ?
「アレ、突っ込んだっす。つい興奮して……大事にするって言ったのにごめんなさいっす。ぁ、でも、壊れてはないっす! 扱いは丁寧にしてますっす!」
レイは俺が贈った懐中電灯を常に持ち歩いているらしく、パーカーの腹ポケットからそれを取り出した。懐中電灯は握りやすさが大切だから、陰茎程度の太さと言えなくもない。しかし俺のモノはこれよりも確実に大きい。
「……夜道が心配だから渡したのに、そんなのに使わるてるなんて心外だな」
「本当に申し訳ないっす!」
「申し訳ないと思ってるなら、今度それを使うところを見せてもらおうか」
「え……ぁ、ぅう…………わ、分かりましたっす……お見せ、しますっす」
オナニーショーの約束が取り付けられたところでアラームが鳴る。出発の時間だ。俺は真っ赤な顔をしたレイの腰を抱いて外へと繰り出した。
「では、また学校で。水月」
「あぁ、またな、シュカ」
シュカを見送り、外で俺を待っていたらしいレイを見下ろす。バイト先の後輩でもあるレイはワンコ系でヤンデレ疑惑のある二十三歳童顔だ。
「えっと……レイ? 今朝も待っててくれたんだな」
後輩ということもあり歳下扱いをしていたレイの年齢か分かった時は驚いた。もうどう扱っていいか分からない。本人は初期と同じ歳下扱いを望んでいるが──そもそも八歳下の俺に歳下扱いを求める大人ってどうなんだろう、と考えてしまう。
「はいっす。昨日はお泊まりだったんすか?」
「あぁ、うん……シュカを泊めてたよ」
レイと付き合ったら淫行罪だよな、レイの方が。そういうの気にしないのかな? しなさそうだな。
「……前もこんな時間から待ってたのか? とりあえず上がれよ」
「えっ……せんぱいのおうち上がっていいんですか!? わぁぁ……どうしよ俺手土産持ってないっすよ」
「へぇ? 手土産持ってないのか。それじゃ家には上げられないな」
ちぎれんばかりに振っていた尾が止まる犬のように、レイはピタリと静止する。見開かれた真っ黒な瞳には光が一切なく、少し怖い。
「す、すぐなんか買ってくるっす!」
「あぁ待て待て、そういうのじゃなくてだな……」
走り出そうとしたレイの手を掴む。
「手土産がないなら、俺の家への入場料は体で払ってもらうしかないぞ……って話だ。どうする?」
「払うっす! 体で! どうしましょう、何すればいいんすか?」
ご近所さんには見られない方がいいだろう。ひとまずレイを玄関先へ招き入れた。
「ま、家に入るだけだからな。軽くほっぺにキスでもしてくれよ」
「は、はいっす! あの……屈んで欲しいっす」
俺とレイの身長差は二十センチないくらいだ。これでは確かに頬へのキスは辛いなと、小柄な彼を可愛らしく思いながら背を曲げた。
「緊張するっすね……」
レイは両手で俺の肩をきゅっと掴み、頬にキスをしてくれた。
「ん、可愛い。じゃあおいで。って言っても俺まだ飯食ってるからあんまり構ってやれないけど」
「せんぱいがご飯食べるとこ見たいっす!」
レイは間近でトーストを食べる俺を観察し、写真まで撮った。
「喉仏カッコイイっす……!」
少々居心地の悪い朝食を終えたら次は着替えだ。自室に戻ってパジャマを脱ぐ──連写の音が部屋に響く。
「あー……レイ? 撮るのはいいけど、ネットとかには上げないでくれよ?」
「んなことしないっすよ! せんぱいはみんなのものっすけど、この写真のせんぱいは俺だけのせんぱいなんすから」
「そ、そっか……」
「……それはそれとして今度ソシャゲのキャライラストやるんすけど、筋肉参考にしていいっすか? トレスはしないっすから」
「あ、あぁ……コノコノ先生でもまだ参考資料とか要るんですね。絵は奥深いなぁ……」
レイの本業はフリーランスのイラストレーターだ。本名の木芽から取ったのか、コノコノという名前で活動している。俺が好きなBLゲームのイラストを描いていた頃はメノコンブだった。
「……もう制服着ていいか?」
「あ、はい。ありがとうございますっす。せんぱいの筋肉いいっすね。ボディビル的に鍛えまくると一部の層を除いて引かれがちなんで、せんぱいくらいが一番モテると思うっす。アクション俳優とかそんくらいっすよね。俺はもうちょいゴツくても好きっすけど……」
「分かるか? 意識してるんだよ、程よいマッチョ」
「マジすか。へへ、以心伝心っすね」
ちょっと意味が違う気もするが、俺は国語の教師なんかじゃない、何も言わないでおく。
さて、朝支度は終わったが……あと二十分くらいは余裕があるな。年齢を理由に若干の躊躇いはあるが、レイとスキンシップを試みるか。
「なぁレイ、まだ結構余裕あるからさ、ちょっと話そうか。おいで」
「はいっす!」
レイは素直に傍に寄ってきた。俺の目を見つめて首を傾げる仕草もそうだが、やはり幼い。歳上だなんて信じられない。
「何話すっすか?」
「んー……レイは俺に聞きたいことないか?」
「俺が聞いていいんすか? じゃ、昨日シュカせんぱいとヤったんすか?」
いきなりだな。まぁ、ハーレム要員はオープンでストレートな子が望ましい。
「ヤったよ、えーっと……十……二十……? 何回か数えてはないけど」
「せんぱい絶倫なんすね」
「まぁな」
レイの腰に腕を回す。細身だが骨太さが分かる、カンナやハルに比べれば華奢とは言えない。
「せ、せんぱい……?」
「……レイは経験あるんだっけ?」
腰に回した腕はそのまま、もう片方の手で尻を鷲掴みにしてみる。レイはビクンと身体を跳ねさせたが、それ以上の反応はない。
「いつかレイともしたいし、ここがどのくらい男を知ってるか教えてくれ。場合によっては拡張がいるからな」
結構なゲス発言にも思えるが、レイは顔を赤くしている。しかし、瞳は死んだ魚のようなままだ。
「大丈夫っすよ」
「……どういう大丈夫だ?」
「元カレっ……あ、向こうはセフレとしか思ってなかったっぽいんすけど、その人めちゃくちゃ巨根だったんで……その、せんぱいのサイズ知らないっすけど、多分イケると思います」
こんなにも可愛いレイに彼氏だと思われていたのに、セフレ扱いだって? 許せないな、その男。俺より巨根だろうとレイが想定しているのも気に入らない。
「俺、結構大きいんだぞ? 侮らないでもらいたいな。っていうか別れてしばらく経ってるだろ? 拡張はともかく、まぁ……な、まずは指だけでとか」
「……こないだせんぱいに懐中電灯もらったじゃないっすか」
突然何の話だ?
「アレ、突っ込んだっす。つい興奮して……大事にするって言ったのにごめんなさいっす。ぁ、でも、壊れてはないっす! 扱いは丁寧にしてますっす!」
レイは俺が贈った懐中電灯を常に持ち歩いているらしく、パーカーの腹ポケットからそれを取り出した。懐中電灯は握りやすさが大切だから、陰茎程度の太さと言えなくもない。しかし俺のモノはこれよりも確実に大きい。
「……夜道が心配だから渡したのに、そんなのに使わるてるなんて心外だな」
「本当に申し訳ないっす!」
「申し訳ないと思ってるなら、今度それを使うところを見せてもらおうか」
「え……ぁ、ぅう…………わ、分かりましたっす……お見せ、しますっす」
オナニーショーの約束が取り付けられたところでアラームが鳴る。出発の時間だ。俺は真っ赤な顔をしたレイの腰を抱いて外へと繰り出した。
39
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話
ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる