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双子とシャワーと浮気談義
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抱き合ったまま休息を取る二人を眺めながら部屋のミニ冷蔵庫に入っていた缶コーヒーを傾け、人生の勝者になった気分を味わう──いや、俺はもう勝者では? 七人の彼氏は全員が愛らしく、そのうちの一人はアイドルだぞ? 勝ち確では?
「ふ、ふふ……ふっ、げほっ、げほっ……苦っ! にっがぁ…………うぅ、これブラック……? パッケージ詐欺、クソぉ……」
勝者に似合うのはブラックコーヒーやワイン、ミルクと砂糖たっぷりのカフェオレじゃカッコつかない気がする。飲めるようになっておかないとなと思い、いざ二口目。
「無理っ……! はぁ……二人とも、そろそろ起きれないか?」
「ん、ぼくは……も、だ……じょぶ」
「僕もっ、僕ももうイケるよ」
カンナはぼんやりと疲れた程度に見えるが、カミアはまだ足がピクピクと震えている。
「みぃ、く……そろ、そ……帰、な……と」
「ん、あぁ、そうだな、暗くなってきたな。カンナはどうするんだ?」
「ぼく……は……とぉさ、迎え……て、くれ……から、夜……で、カミア……しょ、に」
「お父さん迎えに来てくれるから夜までカミアと一緒に居るんだな? そっか、なら安心だ。じゃあ帰る前にシャワーでも浴びるかな、カンナは一人で立てるよな?」
カンナが頷いて立ち上がったので、俺はカミアにお姫様抱っこをしてやった。俺の腕の中で目を見開いて顔を赤くしていたので額にキスをしてやった。漫画のようにぷしゅうという擬態語が見えそうなほど分かりやすく照れて垂れた。
「…………て、な……言え……よか……」
ぽてぽてと着いてきながらカンナが「立てないと言えばよかった」と落ち込んでいる。お姫様抱っこ一つで双子が一喜一憂してくれるなんて、光栄至極だ。
「よし、下ろすぞカミア」
「ぅん……」
カンナのように大人しくなったカミアを浴室に備え付けの椅子の上に座らせ、ボディソープを取った。
「精液カピカピになっちゃったな……」
俺は大抵髪から洗うのだが、今日は身体が精液まみれなのが気になったので身体から洗った。カンナとカミアも同じようにしている。
(カンナたそとカミアたんにサンドされて石鹸ぬるぬるウォッシュプレイとか期待してたんですが……言わないとしてくれませんわな、そりゃ。この天使達がそんなプレイ知ってるとは思えませんもの)
洗い終わったら舐めていいかなとカンナの頭皮を注視していると、同じように爛れた肌を観察する視線に気が付いた。
(カミアたん、泣きそうな顔してますな……やっぱ負い目あるんでしょうか)
カミアが普通の兄弟とは比べ物にならないほどカンナを好んでいるのは接していれば分かる。そんな大好きな兄の頭や背にある自分を庇った証を見るのはどんな気分だろう。
(お兄ちゃんが僕のために……とか病んだ嬉しさ感じるタイプじゃなさそうですし、シンプルに申し訳ないんでしょうなぁ。サバイバーズギルト的なヤツでしょうか)
推測することしか出来ない俺が下手な同情をしてみせるのは逆効果だ。俺に出来るのはカンナが傷跡をもはやただの個性程度としか捉えなくなるまで愛して喜ばせて幸せにして、カンナの表情や態度からカミアの罪悪感が少しでも減るように祈ることだけだ。
(わたくしの言葉に意味はありませんからな。意識してると気付かれぬよう、カンナたそとの幸せさを見せつけるのでそ!)
心の中で拳を握り、カンナの腰に腕を回して抱き寄せる。
「……? みぃくん……?」
「カンナ、頭もう洗ったよな?」
「ぅん」
「じゃあ舐めていいかな?」
傷跡を気にしないほどの幸せでは足りない、傷跡があるからこその幸せをカミアに見せるのだ。
「え……ぁ、う……ぁ…………ぉ、ふろ……あが、て……から、ね?」
「上がったらクリームとか化粧水塗らなきゃだろ? 今舐めたいなぁ?」
「ぁう……じゃ、よく、そ……で」
カミアへの気遣い一割、俺の欲望を満たすため九割で、カンナの頭を舐め回す許可を取った。髪も身体も洗い終えたら三人で湯船に浸かり、カンナに頬擦りをする。
「メカクレヘアの時はセクシーなのに、顔が見えると可愛さが強くなるなぁ。一粒で何度美味しいんだカンナ。ん~……カンナのほっぺは美味しいなぁ、額もいい、こめかみもいいぞぉ」
「お兄ちゃん食べないでよぉ……」
「おっ、じゃあカミアも食べてやろうか」
「なんでそうなるのっ、やだっ、わっ……んむぁぁあ……ほっぺ吸わないでぇえ……」
アイドルの顔に妙な跡を残しては大問題だ。ほどほどで頬吸いをやめ、今度はカンナのうなじを吸う。
「ひぁあぁっ……みぃ、くんっ、そこ……くすぐったっ……ゃ、だぁ……」
「どういう感情で吸ってるのか意味不明で怖いよ」
「なんだろうな、愛しさ……?」
「ぅう……ぼく、も……まに……ぷーた……吸うから……分から、くは……な、けど」
ウサギ吸うのか。毛のある動物を吸うのはちょっとなぁ……いや、美少年の頭なら吸いたいな。毛のあるなしは無関係で、単に俺がそこまで動物好きじゃないだけか。
「でも……ぷーた、香ばしぃ……ぼく……にお、する……?」
「今風呂場全体が石鹸の香りに包まれてるからなぁ、よく分からないよ。味は……水道水の味がするかな? カンナの味は流れちゃってるな、今度体育の直後に吸わせてれよ」
「ゃ……みぃく……に、くさい……思われたく、な……」
「俺の変態度を見くびるなよカンナ、衛生問題さえなければ何日も履き続けた下着や靴下が欲しいと思ってる男だぞ? あっそうだカミア、ダンスのレッスンとかめちゃくちゃ汗かくんじゃないか? 肌着的なものを速達で頼めないかな」
「ド変態じゃん……! 七股といい性癖といい、水月くんちょっとオープン過ぎない?」
この程度なら変態的要求をしても好感度が下がらないから超絶美形は便利だ。中学生の時の俺なら「おはよう」の一言で気弱な女子は泣き、拾ってあげたハンカチは焼却炉行きだったからな。
「オープンじゃないと怒らせたり悲しませたりするからな……」
「えぇ……? どういうこと?」
「他に彼氏居るって知らない状態で他の彼氏とイチャついてるの見るのと、知ってる状態で他の彼氏とイチャついてるの見るの、後者の方がマシだろ?」
「一対一の普通のお付き合いしたいかな……」
「でもカミア、たとえばカミアは忙しいアイドルだからほとんど会えない訳じゃないか。となると浮気は必至だろう、なら俺みたいなオープンタイプの方がマシだろ?」
「う、うん……? うーん……? 浮気必至かなぁ、真面目に遠距離恋愛出来る人もいるよ……」
全く、これだから処女は。
「遠くの恋人を想い続ける心や浮気をよくないとする頭を持っていても、ちんこは頭や心とは分離してるのが男だからなぁ」
「水月くんには男語らないで欲しいなぁ。じゃあ水月くんは僕が浮気しても当然のことだって受け入れるの?」
「え……? めっちゃ嫌……泣く、やめて……」
「自分勝手!」
「それはごめんなさい。でも俺は彼氏いっぱい居るだけで誠実な男だぞ?」
「矛盾してるんだけど本当にそうっぽいのが意味分かんなくて怖いんだよ……」
「彼氏がいっぱい居ることさえ受け入れてくれたら、絶対悲しませることはないから!」
カミアは納得出来ないといった様子だったが、理解してくれたのか理解を諦めたのか、分かった分かったとぶっきらぼうに言って会話を終わらせた。
「ふ、ふふ……ふっ、げほっ、げほっ……苦っ! にっがぁ…………うぅ、これブラック……? パッケージ詐欺、クソぉ……」
勝者に似合うのはブラックコーヒーやワイン、ミルクと砂糖たっぷりのカフェオレじゃカッコつかない気がする。飲めるようになっておかないとなと思い、いざ二口目。
「無理っ……! はぁ……二人とも、そろそろ起きれないか?」
「ん、ぼくは……も、だ……じょぶ」
「僕もっ、僕ももうイケるよ」
カンナはぼんやりと疲れた程度に見えるが、カミアはまだ足がピクピクと震えている。
「みぃ、く……そろ、そ……帰、な……と」
「ん、あぁ、そうだな、暗くなってきたな。カンナはどうするんだ?」
「ぼく……は……とぉさ、迎え……て、くれ……から、夜……で、カミア……しょ、に」
「お父さん迎えに来てくれるから夜までカミアと一緒に居るんだな? そっか、なら安心だ。じゃあ帰る前にシャワーでも浴びるかな、カンナは一人で立てるよな?」
カンナが頷いて立ち上がったので、俺はカミアにお姫様抱っこをしてやった。俺の腕の中で目を見開いて顔を赤くしていたので額にキスをしてやった。漫画のようにぷしゅうという擬態語が見えそうなほど分かりやすく照れて垂れた。
「…………て、な……言え……よか……」
ぽてぽてと着いてきながらカンナが「立てないと言えばよかった」と落ち込んでいる。お姫様抱っこ一つで双子が一喜一憂してくれるなんて、光栄至極だ。
「よし、下ろすぞカミア」
「ぅん……」
カンナのように大人しくなったカミアを浴室に備え付けの椅子の上に座らせ、ボディソープを取った。
「精液カピカピになっちゃったな……」
俺は大抵髪から洗うのだが、今日は身体が精液まみれなのが気になったので身体から洗った。カンナとカミアも同じようにしている。
(カンナたそとカミアたんにサンドされて石鹸ぬるぬるウォッシュプレイとか期待してたんですが……言わないとしてくれませんわな、そりゃ。この天使達がそんなプレイ知ってるとは思えませんもの)
洗い終わったら舐めていいかなとカンナの頭皮を注視していると、同じように爛れた肌を観察する視線に気が付いた。
(カミアたん、泣きそうな顔してますな……やっぱ負い目あるんでしょうか)
カミアが普通の兄弟とは比べ物にならないほどカンナを好んでいるのは接していれば分かる。そんな大好きな兄の頭や背にある自分を庇った証を見るのはどんな気分だろう。
(お兄ちゃんが僕のために……とか病んだ嬉しさ感じるタイプじゃなさそうですし、シンプルに申し訳ないんでしょうなぁ。サバイバーズギルト的なヤツでしょうか)
推測することしか出来ない俺が下手な同情をしてみせるのは逆効果だ。俺に出来るのはカンナが傷跡をもはやただの個性程度としか捉えなくなるまで愛して喜ばせて幸せにして、カンナの表情や態度からカミアの罪悪感が少しでも減るように祈ることだけだ。
(わたくしの言葉に意味はありませんからな。意識してると気付かれぬよう、カンナたそとの幸せさを見せつけるのでそ!)
心の中で拳を握り、カンナの腰に腕を回して抱き寄せる。
「……? みぃくん……?」
「カンナ、頭もう洗ったよな?」
「ぅん」
「じゃあ舐めていいかな?」
傷跡を気にしないほどの幸せでは足りない、傷跡があるからこその幸せをカミアに見せるのだ。
「え……ぁ、う……ぁ…………ぉ、ふろ……あが、て……から、ね?」
「上がったらクリームとか化粧水塗らなきゃだろ? 今舐めたいなぁ?」
「ぁう……じゃ、よく、そ……で」
カミアへの気遣い一割、俺の欲望を満たすため九割で、カンナの頭を舐め回す許可を取った。髪も身体も洗い終えたら三人で湯船に浸かり、カンナに頬擦りをする。
「メカクレヘアの時はセクシーなのに、顔が見えると可愛さが強くなるなぁ。一粒で何度美味しいんだカンナ。ん~……カンナのほっぺは美味しいなぁ、額もいい、こめかみもいいぞぉ」
「お兄ちゃん食べないでよぉ……」
「おっ、じゃあカミアも食べてやろうか」
「なんでそうなるのっ、やだっ、わっ……んむぁぁあ……ほっぺ吸わないでぇえ……」
アイドルの顔に妙な跡を残しては大問題だ。ほどほどで頬吸いをやめ、今度はカンナのうなじを吸う。
「ひぁあぁっ……みぃ、くんっ、そこ……くすぐったっ……ゃ、だぁ……」
「どういう感情で吸ってるのか意味不明で怖いよ」
「なんだろうな、愛しさ……?」
「ぅう……ぼく、も……まに……ぷーた……吸うから……分から、くは……な、けど」
ウサギ吸うのか。毛のある動物を吸うのはちょっとなぁ……いや、美少年の頭なら吸いたいな。毛のあるなしは無関係で、単に俺がそこまで動物好きじゃないだけか。
「でも……ぷーた、香ばしぃ……ぼく……にお、する……?」
「今風呂場全体が石鹸の香りに包まれてるからなぁ、よく分からないよ。味は……水道水の味がするかな? カンナの味は流れちゃってるな、今度体育の直後に吸わせてれよ」
「ゃ……みぃく……に、くさい……思われたく、な……」
「俺の変態度を見くびるなよカンナ、衛生問題さえなければ何日も履き続けた下着や靴下が欲しいと思ってる男だぞ? あっそうだカミア、ダンスのレッスンとかめちゃくちゃ汗かくんじゃないか? 肌着的なものを速達で頼めないかな」
「ド変態じゃん……! 七股といい性癖といい、水月くんちょっとオープン過ぎない?」
この程度なら変態的要求をしても好感度が下がらないから超絶美形は便利だ。中学生の時の俺なら「おはよう」の一言で気弱な女子は泣き、拾ってあげたハンカチは焼却炉行きだったからな。
「オープンじゃないと怒らせたり悲しませたりするからな……」
「えぇ……? どういうこと?」
「他に彼氏居るって知らない状態で他の彼氏とイチャついてるの見るのと、知ってる状態で他の彼氏とイチャついてるの見るの、後者の方がマシだろ?」
「一対一の普通のお付き合いしたいかな……」
「でもカミア、たとえばカミアは忙しいアイドルだからほとんど会えない訳じゃないか。となると浮気は必至だろう、なら俺みたいなオープンタイプの方がマシだろ?」
「う、うん……? うーん……? 浮気必至かなぁ、真面目に遠距離恋愛出来る人もいるよ……」
全く、これだから処女は。
「遠くの恋人を想い続ける心や浮気をよくないとする頭を持っていても、ちんこは頭や心とは分離してるのが男だからなぁ」
「水月くんには男語らないで欲しいなぁ。じゃあ水月くんは僕が浮気しても当然のことだって受け入れるの?」
「え……? めっちゃ嫌……泣く、やめて……」
「自分勝手!」
「それはごめんなさい。でも俺は彼氏いっぱい居るだけで誠実な男だぞ?」
「矛盾してるんだけど本当にそうっぽいのが意味分かんなくて怖いんだよ……」
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