冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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3Pについて一悶着

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挿入までは進んでいないとはいえ、裸を見合った仲なのに未だに緊張して硬直するカンナはとても可愛らしい。立つこともままならないようなので、俺に慣れて硬直が解けるまで待つことにした。

「さっきリュウとシュカと俺で3Pしたんだけどさ」

「さんぴー? って何?」

「三人でセックスすること。まぁ……リュウにしゃぶってもらいながらシュカが玩具でリュウ責めたり、シュカ抱いてる時にリュウがシュカに手コキしたり、そのくらいの軽めのヤツなんだけどな」

「そ、そんなことしてたのアンタら! ものすっごい爛れてる……生指のせんせーが見たら卒倒するって」

猥談に付き合ってはくれるところを見るに、カミアのライブ前のお泊まり会のおかげで性的なことに対する忌避感がある程度薄れたと思われる。

「……で、その……さんぴーがどしたの?」

「あぁ、シュカが次はハルとヤりたいって言っててさ。どうかな? もちろん今すぐじゃなくていいけど」

「は!? 俺と!? なんで!?」

「気に入られてるみたいだな」

一番反応が初々しいから興味を持たれているだけだなんて言いにくい。

「やっぱり俺としたん嫌やったんちゃうん。せやから何もしてけぇへんやろハル選ぶんや」

「そんなに嫌がってないって。リュウは次誰としたいとかあるか?」

「今後3Pのみとかそういう話しちゃうやんな? 3Pするんやったら誰がええんやっちゅう話やんな? そら次も鳥待がええわ、めっさキレとんのんおもろかってん」

「……次の機会は遠くなるかもな。ハルは誰としたいとかあるか?」

「しゅーはめちゃくちゃしてきそうだし、りゅーはデリカシーなさそうでやだし……しぐしぐ! 大人しいし声カミアに似てるから、目ぇ瞑ったらカミアとしてるみたいになるんじゃない……!?」

ハルとカミアは会わせない方がいいかもしれない、ハーレム員同士でくっついてハーレム主が捨てられるなんてあってはならない。

「カンナ……もう立てるようになったか、よかった。ちなみにカンナは3Pするなら誰がいいとかあるか?」

「……ん、く……」

「てんくん? あぁ、リュウか」

「え、俺?」

「えっ嘘俺フラれた!? なんでよしぐしぐ、りゅーデリカシーゼロだよ?」

俺が委員長としての仕事だとかで放課後も学校に残ることになった際、何度かリュウにカンナを送るよう頼んだ。それ以外にも餌付けなどでカンナはリュウに懐いている、当然の結果と言えるだろう。

「ほー……そーなん、しぐは俺がええんか」

「……ちなみになんだけど、もちろん俺を一番としての話だよな? カンナ」

「み、く……特べ……から、じゅん……とか…………な、ぃ」

「俺は特別だから順番とかじゃない? そっかぁ、よかった、そうだよな、彼氏は俺だもんな。ごめんごめん、話振っといて何だって感じだよな」

すっかり緊張がほぐれた様子のカンナは俺の腕にぎゅっと抱きついている。

「そら俺らは水月が一番やわ、何不安なっとん。せやけどしぐ、なんや嬉しいで。ハル辺り言うわ思とったわ」

「てん、く……やさ、し……から」

「俺優しくなくなくない!? なんで俺ダメなのしぐしぐ~!」

ハーレムが判明する直前直後のキャットファイトもどきが尾を引いているのではないかと俺は睨んでいる。もちろん、カミアの件がバレたくないというのが大きいのだろうが。

「俺もしぐええ思とんで。しぐには素質ある思うねん」

「カンナにS調教なんてしないでくれよ、この純粋無垢っぷりが最高なんだからな」

「才能は伸ばさなもったいないで。なぁしぐ。せや、今から3Pしようや。さっきのん楽しかってん。ええやろしぐ、昨日ずっと二人やったんやろ? 今日は三人で楽しもうや。鳥待はいけ好かんから嫌やったけど、しぐのんやったらしゃぶったってもええで」

「リュウ……」

「口でもあかん? そら尻は水月にしか許さへんけどや、口くらいええやろ」

「ゃ、そうじゃなくて、あんまりグイグイ行くなよ。カンナが怖がるから」

と言ったものの、カンナは大して怯えてはいない。俺が過保護なのだろうか? それともカンナがリュウに慣れてきたのだろうか。

「…………い、よ。しよ」

「おっ、ええ返事や」

「えっマジ!? しぐはこっち側だと思ってたのに~、俺以外に常識人居ないわけ? 貞操観念どーなってんのさホント……」

「今一番浮いとるん自分やで」

「うるさい!」

また喧嘩を始めそうになったので仲裁していると、ダイニングの扉が開いた。寝たフリだったようにご丁寧に目を擦りながらシュカがやってきた。

「……おはようございます。すいません、水月、あなたのベッドで少し寝てしまいました」

「いいよ、置いてきて悪かったな。気持ちよさそうに寝てたからさ」

「本当に不覚ですよ。後半は意識が飛んでしまって何を言ったか覚えていませんし、挙句の果てに寝落ちしてしまうなんて、不覚です」

「そ、そっか……そっかー、覚えてないか」

「ええ、少しも。何か変なことを言いましたか?」

レンズの屈折で実際よりも少しだけ小さく見える瞳は鋭く俺を睨み付けている。何も言うなと、そう目が言っている。

「いやぁ……何も、変なことは言ってなかったぞ。気持ちよさそうにはしてたけど」

「……そうですか。次は時雨さんですか? ゆっくりお楽しみください。では、私は勉強をしますので」

「あ、しゅー勉強する感じ? ちょっと理科教えて~」

「ほな俺ら行ってくるわ」

カンナが抱きついていない方の手をリュウに握られる。幼子のようにふにふにと柔らかいカンナの手とは違い、男らしさのある筋っぽい手だ。

「分給十円でいいなら……時雨さんじゃないんですか?」

「しぐと3Pや、俺としたい言うとってなぁ」

「へぇ、時雨さんも趣味が悪い」

酷い言いようだ、先程の3Pで焦らされたのをまだ根に持っているのだろうか。

「ねー悪いよねー、しゅーは俺がいいって言ってたらしいじゃん! センスあるぅ。ちなみになんで俺がいいの~?」

「まだ水月にほとんど手を出されていませんよね? だから面白そうだなって」

「なっ……何それムカつく! アンタとなんか絶対ヤんない!」

「別にどっちでもいいですよ。水月とさえヤれれば」

その反応もムカつくとまだまだ騒ぎそうなハルをいつまでも見ていたかったが、可愛い彼氏達に両腕を引っ張られては仕方ない。俺は二人に微笑みかけて再び自室に戻った。
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