236 / 2,351
3Pについて一悶着
しおりを挟む
挿入までは進んでいないとはいえ、裸を見合った仲なのに未だに緊張して硬直するカンナはとても可愛らしい。立つこともままならないようなので、俺に慣れて硬直が解けるまで待つことにした。
「さっきリュウとシュカと俺で3Pしたんだけどさ」
「さんぴー? って何?」
「三人でセックスすること。まぁ……リュウにしゃぶってもらいながらシュカが玩具でリュウ責めたり、シュカ抱いてる時にリュウがシュカに手コキしたり、そのくらいの軽めのヤツなんだけどな」
「そ、そんなことしてたのアンタら! ものすっごい爛れてる……生指のせんせーが見たら卒倒するって」
猥談に付き合ってはくれるところを見るに、カミアのライブ前のお泊まり会のおかげで性的なことに対する忌避感がある程度薄れたと思われる。
「……で、その……さんぴーがどしたの?」
「あぁ、シュカが次はハルとヤりたいって言っててさ。どうかな? もちろん今すぐじゃなくていいけど」
「は!? 俺と!? なんで!?」
「気に入られてるみたいだな」
一番反応が初々しいから興味を持たれているだけだなんて言いにくい。
「やっぱり俺としたん嫌やったんちゃうん。せやから何もしてけぇへんやろハル選ぶんや」
「そんなに嫌がってないって。リュウは次誰としたいとかあるか?」
「今後3Pのみとかそういう話しちゃうやんな? 3Pするんやったら誰がええんやっちゅう話やんな? そら次も鳥待がええわ、めっさキレとんのんおもろかってん」
「……次の機会は遠くなるかもな。ハルは誰としたいとかあるか?」
「しゅーはめちゃくちゃしてきそうだし、りゅーはデリカシーなさそうでやだし……しぐしぐ! 大人しいし声カミアに似てるから、目ぇ瞑ったらカミアとしてるみたいになるんじゃない……!?」
ハルとカミアは会わせない方がいいかもしれない、ハーレム員同士でくっついてハーレム主が捨てられるなんてあってはならない。
「カンナ……もう立てるようになったか、よかった。ちなみにカンナは3Pするなら誰がいいとかあるか?」
「……ん、く……」
「てんくん? あぁ、リュウか」
「え、俺?」
「えっ嘘俺フラれた!? なんでよしぐしぐ、りゅーデリカシーゼロだよ?」
俺が委員長としての仕事だとかで放課後も学校に残ることになった際、何度かリュウにカンナを送るよう頼んだ。それ以外にも餌付けなどでカンナはリュウに懐いている、当然の結果と言えるだろう。
「ほー……そーなん、しぐは俺がええんか」
「……ちなみになんだけど、もちろん俺を一番としての話だよな? カンナ」
「み、く……特べ……から、じゅん……とか…………な、ぃ」
「俺は特別だから順番とかじゃない? そっかぁ、よかった、そうだよな、彼氏は俺だもんな。ごめんごめん、話振っといて何だって感じだよな」
すっかり緊張がほぐれた様子のカンナは俺の腕にぎゅっと抱きついている。
「そら俺らは水月が一番やわ、何不安なっとん。せやけどしぐ、なんや嬉しいで。ハル辺り言うわ思とったわ」
「てん、く……やさ、し……から」
「俺優しくなくなくない!? なんで俺ダメなのしぐしぐ~!」
ハーレムが判明する直前直後のキャットファイトもどきが尾を引いているのではないかと俺は睨んでいる。もちろん、カミアの件がバレたくないというのが大きいのだろうが。
「俺もしぐええ思とんで。しぐには素質ある思うねん」
「カンナにS調教なんてしないでくれよ、この純粋無垢っぷりが最高なんだからな」
「才能は伸ばさなもったいないで。なぁしぐ。せや、今から3Pしようや。さっきのん楽しかってん。ええやろしぐ、昨日ずっと二人やったんやろ? 今日は三人で楽しもうや。鳥待はいけ好かんから嫌やったけど、しぐのんやったらしゃぶったってもええで」
「リュウ……」
「口でもあかん? そら尻は水月にしか許さへんけどや、口くらいええやろ」
「ゃ、そうじゃなくて、あんまりグイグイ行くなよ。カンナが怖がるから」
と言ったものの、カンナは大して怯えてはいない。俺が過保護なのだろうか? それともカンナがリュウに慣れてきたのだろうか。
「…………い、よ。しよ」
「おっ、ええ返事や」
「えっマジ!? しぐはこっち側だと思ってたのに~、俺以外に常識人居ないわけ? 貞操観念どーなってんのさホント……」
「今一番浮いとるん自分やで」
「うるさい!」
また喧嘩を始めそうになったので仲裁していると、ダイニングの扉が開いた。寝たフリだったようにご丁寧に目を擦りながらシュカがやってきた。
「……おはようございます。すいません、水月、あなたのベッドで少し寝てしまいました」
「いいよ、置いてきて悪かったな。気持ちよさそうに寝てたからさ」
「本当に不覚ですよ。後半は意識が飛んでしまって何を言ったか覚えていませんし、挙句の果てに寝落ちしてしまうなんて、不覚です」
「そ、そっか……そっかー、覚えてないか」
「ええ、少しも。何か変なことを言いましたか?」
レンズの屈折で実際よりも少しだけ小さく見える瞳は鋭く俺を睨み付けている。何も言うなと、そう目が言っている。
「いやぁ……何も、変なことは言ってなかったぞ。気持ちよさそうにはしてたけど」
「……そうですか。次は時雨さんですか? ゆっくりお楽しみください。では、私は勉強をしますので」
「あ、しゅー勉強する感じ? ちょっと理科教えて~」
「ほな俺ら行ってくるわ」
カンナが抱きついていない方の手をリュウに握られる。幼子のようにふにふにと柔らかいカンナの手とは違い、男らしさのある筋っぽい手だ。
「分給十円でいいなら……時雨さんじゃないんですか?」
「しぐと3Pや、俺としたい言うとってなぁ」
「へぇ、時雨さんも趣味が悪い」
酷い言いようだ、先程の3Pで焦らされたのをまだ根に持っているのだろうか。
「ねー悪いよねー、しゅーは俺がいいって言ってたらしいじゃん! センスあるぅ。ちなみになんで俺がいいの~?」
「まだ水月にほとんど手を出されていませんよね? だから面白そうだなって」
「なっ……何それムカつく! アンタとなんか絶対ヤんない!」
「別にどっちでもいいですよ。水月とさえヤれれば」
その反応もムカつくとまだまだ騒ぎそうなハルをいつまでも見ていたかったが、可愛い彼氏達に両腕を引っ張られては仕方ない。俺は二人に微笑みかけて再び自室に戻った。
「さっきリュウとシュカと俺で3Pしたんだけどさ」
「さんぴー? って何?」
「三人でセックスすること。まぁ……リュウにしゃぶってもらいながらシュカが玩具でリュウ責めたり、シュカ抱いてる時にリュウがシュカに手コキしたり、そのくらいの軽めのヤツなんだけどな」
「そ、そんなことしてたのアンタら! ものすっごい爛れてる……生指のせんせーが見たら卒倒するって」
猥談に付き合ってはくれるところを見るに、カミアのライブ前のお泊まり会のおかげで性的なことに対する忌避感がある程度薄れたと思われる。
「……で、その……さんぴーがどしたの?」
「あぁ、シュカが次はハルとヤりたいって言っててさ。どうかな? もちろん今すぐじゃなくていいけど」
「は!? 俺と!? なんで!?」
「気に入られてるみたいだな」
一番反応が初々しいから興味を持たれているだけだなんて言いにくい。
「やっぱり俺としたん嫌やったんちゃうん。せやから何もしてけぇへんやろハル選ぶんや」
「そんなに嫌がってないって。リュウは次誰としたいとかあるか?」
「今後3Pのみとかそういう話しちゃうやんな? 3Pするんやったら誰がええんやっちゅう話やんな? そら次も鳥待がええわ、めっさキレとんのんおもろかってん」
「……次の機会は遠くなるかもな。ハルは誰としたいとかあるか?」
「しゅーはめちゃくちゃしてきそうだし、りゅーはデリカシーなさそうでやだし……しぐしぐ! 大人しいし声カミアに似てるから、目ぇ瞑ったらカミアとしてるみたいになるんじゃない……!?」
ハルとカミアは会わせない方がいいかもしれない、ハーレム員同士でくっついてハーレム主が捨てられるなんてあってはならない。
「カンナ……もう立てるようになったか、よかった。ちなみにカンナは3Pするなら誰がいいとかあるか?」
「……ん、く……」
「てんくん? あぁ、リュウか」
「え、俺?」
「えっ嘘俺フラれた!? なんでよしぐしぐ、りゅーデリカシーゼロだよ?」
俺が委員長としての仕事だとかで放課後も学校に残ることになった際、何度かリュウにカンナを送るよう頼んだ。それ以外にも餌付けなどでカンナはリュウに懐いている、当然の結果と言えるだろう。
「ほー……そーなん、しぐは俺がええんか」
「……ちなみになんだけど、もちろん俺を一番としての話だよな? カンナ」
「み、く……特べ……から、じゅん……とか…………な、ぃ」
「俺は特別だから順番とかじゃない? そっかぁ、よかった、そうだよな、彼氏は俺だもんな。ごめんごめん、話振っといて何だって感じだよな」
すっかり緊張がほぐれた様子のカンナは俺の腕にぎゅっと抱きついている。
「そら俺らは水月が一番やわ、何不安なっとん。せやけどしぐ、なんや嬉しいで。ハル辺り言うわ思とったわ」
「てん、く……やさ、し……から」
「俺優しくなくなくない!? なんで俺ダメなのしぐしぐ~!」
ハーレムが判明する直前直後のキャットファイトもどきが尾を引いているのではないかと俺は睨んでいる。もちろん、カミアの件がバレたくないというのが大きいのだろうが。
「俺もしぐええ思とんで。しぐには素質ある思うねん」
「カンナにS調教なんてしないでくれよ、この純粋無垢っぷりが最高なんだからな」
「才能は伸ばさなもったいないで。なぁしぐ。せや、今から3Pしようや。さっきのん楽しかってん。ええやろしぐ、昨日ずっと二人やったんやろ? 今日は三人で楽しもうや。鳥待はいけ好かんから嫌やったけど、しぐのんやったらしゃぶったってもええで」
「リュウ……」
「口でもあかん? そら尻は水月にしか許さへんけどや、口くらいええやろ」
「ゃ、そうじゃなくて、あんまりグイグイ行くなよ。カンナが怖がるから」
と言ったものの、カンナは大して怯えてはいない。俺が過保護なのだろうか? それともカンナがリュウに慣れてきたのだろうか。
「…………い、よ。しよ」
「おっ、ええ返事や」
「えっマジ!? しぐはこっち側だと思ってたのに~、俺以外に常識人居ないわけ? 貞操観念どーなってんのさホント……」
「今一番浮いとるん自分やで」
「うるさい!」
また喧嘩を始めそうになったので仲裁していると、ダイニングの扉が開いた。寝たフリだったようにご丁寧に目を擦りながらシュカがやってきた。
「……おはようございます。すいません、水月、あなたのベッドで少し寝てしまいました」
「いいよ、置いてきて悪かったな。気持ちよさそうに寝てたからさ」
「本当に不覚ですよ。後半は意識が飛んでしまって何を言ったか覚えていませんし、挙句の果てに寝落ちしてしまうなんて、不覚です」
「そ、そっか……そっかー、覚えてないか」
「ええ、少しも。何か変なことを言いましたか?」
レンズの屈折で実際よりも少しだけ小さく見える瞳は鋭く俺を睨み付けている。何も言うなと、そう目が言っている。
「いやぁ……何も、変なことは言ってなかったぞ。気持ちよさそうにはしてたけど」
「……そうですか。次は時雨さんですか? ゆっくりお楽しみください。では、私は勉強をしますので」
「あ、しゅー勉強する感じ? ちょっと理科教えて~」
「ほな俺ら行ってくるわ」
カンナが抱きついていない方の手をリュウに握られる。幼子のようにふにふにと柔らかいカンナの手とは違い、男らしさのある筋っぽい手だ。
「分給十円でいいなら……時雨さんじゃないんですか?」
「しぐと3Pや、俺としたい言うとってなぁ」
「へぇ、時雨さんも趣味が悪い」
酷い言いようだ、先程の3Pで焦らされたのをまだ根に持っているのだろうか。
「ねー悪いよねー、しゅーは俺がいいって言ってたらしいじゃん! センスあるぅ。ちなみになんで俺がいいの~?」
「まだ水月にほとんど手を出されていませんよね? だから面白そうだなって」
「なっ……何それムカつく! アンタとなんか絶対ヤんない!」
「別にどっちでもいいですよ。水月とさえヤれれば」
その反応もムカつくとまだまだ騒ぎそうなハルをいつまでも見ていたかったが、可愛い彼氏達に両腕を引っ張られては仕方ない。俺は二人に微笑みかけて再び自室に戻った。
23
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
美人王配候補が、すれ違いざまにめっちゃ睨んでくるんだが?
あだち
BL
戦場帰りの両刀軍人(攻)が、女王の夫になる予定の貴公子(受)に心当たりのない執着を示される話。ゆるめの設定で互いに殴り合い罵り合い、ご都合主義でハッピーエンドです。
執着
紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
脱落モブ男が人気アイドルに愛されるわけがない
綿毛ぽぽ
BL
アイドルを夢見るも、デビューできずオーディション番組に出演しても脱落ばかりの地味男、亀谷日翔はついに夢を諦めた。そしてひょんなことから事務所にあるカフェで働き始めると、かつて出演していた番組のデビューメンバーと再会する。テレビでも引っ張りだこで相変わらずビジュアルが強い二人は何故か俺に対して距離が近い。
━━━━━━━━━━━
現役人気アイドル×脱落モブ男
表紙はくま様からお借りしました
https://www.pixiv.net/artworks/84182395
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる