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持ち前の積極性
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アナルパールは玉がいくつも連なった数珠状の玩具だ。一つ入れる度、または出す度に玉を咥えるため拡がった後孔はきゅっと閉じる。
「んっ……ん、くっ……ぅうんっ!」
「よしよし……三つ目も出たな、可愛いよ。後二つだ、頑張れ」
ディルドなどなら後孔は開きっぱなしになるが、アナルパールは逐一閉じる。それによって快感がどう変わるのか感覚的には分からないが、達成感が細かく設定されているのはいいことだと思う。
(ソシャゲのポイント報酬制イベントとかでも、細かく報酬設定されてる方がやる気出ますものな)
精通していない歳から味わえる快感と言えば後孔からの排泄だ。あのスッキリとする感覚、達成感を擬似的に何度も味わえるアナルパールはやはり素晴らしい玩具だと思う。排泄を見られているのにも似た恥辱もあるだろうし……アキは恥辱を感じるのかな?
(おちりの穴平気で見せてきますし、羞恥心とかはあんまりないんでしょうか?)
まずは出す快感を覚えて、それから後孔の中に触れるだけで気持ちいいポイントをいくつも作っていき、挿入される快感も覚える。それが基本だ。
「んっ……くっ、ふっ…………ぅううんっ!」
後孔の縁が僅かに盛り上がって玉を排出し、ベッドにローションまみれのアナルパールがぽふっと落ちる。アキは四つの玉全てを自力で出せたのだ。
「よくやったぞアキぃ、すごいな!」
「おめでとさん! やったなぁアキくん」
二人がかりで頭を撫でながら褒めてやると、アキは嬉しそうに微笑んだ。後孔という器官は気持ちいいことが出来るし、気持ちよくなれたら褒められる素晴らしいものだとアキに刷り込んでいく。
「Хорошо…………にーに、もう一度する、欲しいです」
「あぁ、何度でもやろう」
アナルパールの玉の直径は俺の陰茎よりも少し小さい程度だ。痛みなくアナルパールで遊べるようになればアキを抱くことは可能だろう。
「んぅっ! んっ、ん……! にーにっ、おしり、なか……擦れるです、熱いです…………好き、です」
ベッドの上でしゃがんだままのアキの後孔に玩具を入れていく。排泄の際の姿勢だからか、後孔が完全に出す態勢を取っていてなかなか玩具が奥に進まない。そのせいで余計に擦れるのだろう。
「熱い? ジンジンしてるのかな? 好きか……そっか、気持ちいいか?」
「きもち……? あっ、ぅ……! きもちぃ、ですぅ……」
つぷん、つぷんっ、とアナルパールを下のお口にゆっくりと飲み込ませていく。アキは腸壁を擦られるのに快感を覚えるようになったようだ。
「んっ……!? にーにっ?」
「痛い、だったら、言うんだぞ」
玉を咥え込んできゅっと閉じていた後孔に中指を挿入する。アキの弾力のある腸壁と玉の隙間を無理矢理進んでいくも、アキは痛いとは言わずただ喘いでいる。
(……そういや腸って内臓ですからここの弾力とかは完全に個人差で、筋肉とかあんま関係ありませんよな。しかし締まりには筋力も関係してきますし、アキきゅんが名器なのは確定ですな)
アナルパールの大きさと指の太さを足せば俺の陰茎の太さに並ぶだろう、挿入出来るという意味ではアキはもう抱ける。
「ぃゔっ!?」
「おっ、前立腺みっけ。どうかな? アキ」
「気持ちええか? アキくん」
腸壁の向こうに前立腺らしきしこりを見つけ、それをこりこりと中指で愛撫する。ベッドの上で和式便器を使う際のような姿勢を取った美少年の後孔を下から眺めながらほじくるなんて最高過ぎる、俺は明日死ぬのかもしれない。
「んっ! あっ、ゔぅうっ! Хорошо……! おっ、ぉ、ゔんっ! んんんっ! にーにっ、にーにぃっ!」
他の彼氏達と遜色ない前立腺の感度になったようだ。しかしアキはベッドに足の裏以外は付けていない、ベッドや壁に手をついてバランスを取ろうとしないのだ、絶頂寸前だろうに卓越したバランス感覚を見せつけてくる。
《イくっ! やばいやばいやばいぃっ! チンポ弄ってねぇのに出ちまうっ、イっちまうっ……ぁあっ、気持ちいい、やばいぃっ……イくっ、イくイくイくぅうっ!》
「んっ……イったか? アキ」
大声で喘ぎながら玩具と俺の指を強く締め付けて震えた、これは間違いなく絶頂の反応だ。そう判断した俺は中指を抜き、アキをベッドに仰向けに寝かせた。
「はっ……はぁっ…………にーにぃ」
息を切らしたアキの足の間に手を入れ、アナルパールの先端の輪っかをつまみ、アキの中に四つ入っていた玉を一気に引っこ抜いた。
「……っ、にゃあぁああっ!?」
「ナカごりごり擦れてイイだろ? イったばっかりだから余計敏感だよな」
ヒクヒクと震えている後孔にまたアナルパールを押し込み、今度は無理矢理五つほど飲み込ませた。
「んぁっ、ぁひっ! ああぁんっ!」
「アキ、数字はもう覚えたか? 今、アキの中に、何個、入るしてる?」
「……っ、あ……ぇ…………四つ、です?」
「残念、五つ。間違えたから六つ目も入れような」
「ひぃんっ!?」
アキに添い寝をするようにし、彼の頭を左腕で抱いて右手でアナルパールを出し入れするこの悦びを噛み締める。
「抜くぞー」
「んぁっ! ぁあっ! あっ、ぁんんっ! んっ、ふ……ふぅっ…………にーにぃっ、ぼく……きもちぃ、たくさん……」
「何個、抜くした?」
「……三つ、です?」
「正解、ご褒美に出し入れしてやろうな」
ぬぷぷっ……と入れ、ぬぽぽんっ……と出す。何個入れて何個出しているのかなんてもう気にしていない。リュウの後孔にディルドを抜き挿ししてやった時のように、何度も何度もアキの腸壁を擦ってやった。
《ひぁあああっ!? ケツ壊れるっ、壊れるってぇっ! 何回イってると……んひぃんっ!? 今イっ、あぁあっ! ヘタレなんじゃねぇのかよぉっ……イくぅうっ!》
「気持ちよさそうだな。もう日本語分かんないか?」
《イってる傍からっ、イくっ! のぉ……イイ、さいこぉっ……ぉおんっ! んぁっ! あっ、ひっ、イくっ、またイくぅっ! 兄貴、もっと、もっとぉっ、もっとイかせろぉっ!》
俺にしがみついて喘ぎ泣くアキを見ていると段々悪いことをしている気になってきた。何度も絶頂を繰り返しているようだし、一旦休憩を挟むか……と手を止める。
「んぁっ! あっ……? ぁ……」
「アキ、大丈夫か? ちょっと休もうか」
「にーにぃ……もっと、する……欲しいです」
アキは俺の右手を掴んで軽く揺する。俺の想像を超えているのは積極性だけでなく、体力と性欲もなのかもしれない。
「んっ……ん、くっ……ぅうんっ!」
「よしよし……三つ目も出たな、可愛いよ。後二つだ、頑張れ」
ディルドなどなら後孔は開きっぱなしになるが、アナルパールは逐一閉じる。それによって快感がどう変わるのか感覚的には分からないが、達成感が細かく設定されているのはいいことだと思う。
(ソシャゲのポイント報酬制イベントとかでも、細かく報酬設定されてる方がやる気出ますものな)
精通していない歳から味わえる快感と言えば後孔からの排泄だ。あのスッキリとする感覚、達成感を擬似的に何度も味わえるアナルパールはやはり素晴らしい玩具だと思う。排泄を見られているのにも似た恥辱もあるだろうし……アキは恥辱を感じるのかな?
(おちりの穴平気で見せてきますし、羞恥心とかはあんまりないんでしょうか?)
まずは出す快感を覚えて、それから後孔の中に触れるだけで気持ちいいポイントをいくつも作っていき、挿入される快感も覚える。それが基本だ。
「んっ……くっ、ふっ…………ぅううんっ!」
後孔の縁が僅かに盛り上がって玉を排出し、ベッドにローションまみれのアナルパールがぽふっと落ちる。アキは四つの玉全てを自力で出せたのだ。
「よくやったぞアキぃ、すごいな!」
「おめでとさん! やったなぁアキくん」
二人がかりで頭を撫でながら褒めてやると、アキは嬉しそうに微笑んだ。後孔という器官は気持ちいいことが出来るし、気持ちよくなれたら褒められる素晴らしいものだとアキに刷り込んでいく。
「Хорошо…………にーに、もう一度する、欲しいです」
「あぁ、何度でもやろう」
アナルパールの玉の直径は俺の陰茎よりも少し小さい程度だ。痛みなくアナルパールで遊べるようになればアキを抱くことは可能だろう。
「んぅっ! んっ、ん……! にーにっ、おしり、なか……擦れるです、熱いです…………好き、です」
ベッドの上でしゃがんだままのアキの後孔に玩具を入れていく。排泄の際の姿勢だからか、後孔が完全に出す態勢を取っていてなかなか玩具が奥に進まない。そのせいで余計に擦れるのだろう。
「熱い? ジンジンしてるのかな? 好きか……そっか、気持ちいいか?」
「きもち……? あっ、ぅ……! きもちぃ、ですぅ……」
つぷん、つぷんっ、とアナルパールを下のお口にゆっくりと飲み込ませていく。アキは腸壁を擦られるのに快感を覚えるようになったようだ。
「んっ……!? にーにっ?」
「痛い、だったら、言うんだぞ」
玉を咥え込んできゅっと閉じていた後孔に中指を挿入する。アキの弾力のある腸壁と玉の隙間を無理矢理進んでいくも、アキは痛いとは言わずただ喘いでいる。
(……そういや腸って内臓ですからここの弾力とかは完全に個人差で、筋肉とかあんま関係ありませんよな。しかし締まりには筋力も関係してきますし、アキきゅんが名器なのは確定ですな)
アナルパールの大きさと指の太さを足せば俺の陰茎の太さに並ぶだろう、挿入出来るという意味ではアキはもう抱ける。
「ぃゔっ!?」
「おっ、前立腺みっけ。どうかな? アキ」
「気持ちええか? アキくん」
腸壁の向こうに前立腺らしきしこりを見つけ、それをこりこりと中指で愛撫する。ベッドの上で和式便器を使う際のような姿勢を取った美少年の後孔を下から眺めながらほじくるなんて最高過ぎる、俺は明日死ぬのかもしれない。
「んっ! あっ、ゔぅうっ! Хорошо……! おっ、ぉ、ゔんっ! んんんっ! にーにっ、にーにぃっ!」
他の彼氏達と遜色ない前立腺の感度になったようだ。しかしアキはベッドに足の裏以外は付けていない、ベッドや壁に手をついてバランスを取ろうとしないのだ、絶頂寸前だろうに卓越したバランス感覚を見せつけてくる。
《イくっ! やばいやばいやばいぃっ! チンポ弄ってねぇのに出ちまうっ、イっちまうっ……ぁあっ、気持ちいい、やばいぃっ……イくっ、イくイくイくぅうっ!》
「んっ……イったか? アキ」
大声で喘ぎながら玩具と俺の指を強く締め付けて震えた、これは間違いなく絶頂の反応だ。そう判断した俺は中指を抜き、アキをベッドに仰向けに寝かせた。
「はっ……はぁっ…………にーにぃ」
息を切らしたアキの足の間に手を入れ、アナルパールの先端の輪っかをつまみ、アキの中に四つ入っていた玉を一気に引っこ抜いた。
「……っ、にゃあぁああっ!?」
「ナカごりごり擦れてイイだろ? イったばっかりだから余計敏感だよな」
ヒクヒクと震えている後孔にまたアナルパールを押し込み、今度は無理矢理五つほど飲み込ませた。
「んぁっ、ぁひっ! ああぁんっ!」
「アキ、数字はもう覚えたか? 今、アキの中に、何個、入るしてる?」
「……っ、あ……ぇ…………四つ、です?」
「残念、五つ。間違えたから六つ目も入れような」
「ひぃんっ!?」
アキに添い寝をするようにし、彼の頭を左腕で抱いて右手でアナルパールを出し入れするこの悦びを噛み締める。
「抜くぞー」
「んぁっ! ぁあっ! あっ、ぁんんっ! んっ、ふ……ふぅっ…………にーにぃっ、ぼく……きもちぃ、たくさん……」
「何個、抜くした?」
「……三つ、です?」
「正解、ご褒美に出し入れしてやろうな」
ぬぷぷっ……と入れ、ぬぽぽんっ……と出す。何個入れて何個出しているのかなんてもう気にしていない。リュウの後孔にディルドを抜き挿ししてやった時のように、何度も何度もアキの腸壁を擦ってやった。
《ひぁあああっ!? ケツ壊れるっ、壊れるってぇっ! 何回イってると……んひぃんっ!? 今イっ、あぁあっ! ヘタレなんじゃねぇのかよぉっ……イくぅうっ!》
「気持ちよさそうだな。もう日本語分かんないか?」
《イってる傍からっ、イくっ! のぉ……イイ、さいこぉっ……ぉおんっ! んぁっ! あっ、ひっ、イくっ、またイくぅっ! 兄貴、もっと、もっとぉっ、もっとイかせろぉっ!》
俺にしがみついて喘ぎ泣くアキを見ていると段々悪いことをしている気になってきた。何度も絶頂を繰り返しているようだし、一旦休憩を挟むか……と手を止める。
「んぁっ! あっ……? ぁ……」
「アキ、大丈夫か? ちょっと休もうか」
「にーにぃ……もっと、する……欲しいです」
アキは俺の右手を掴んで軽く揺する。俺の想像を超えているのは積極性だけでなく、体力と性欲もなのかもしれない。
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