482 / 2,316
プール開きの日
しおりを挟む
日曜日を病院で使い切った翌朝、いつも通りの通勤通学ラッシュの電車の中で、俺はリュウの胸をまさぐっていた。
「……っ、ふ……ん、んんっ……!」
「声抑えろって」
先週イタズラで額に「肉」と書いたのだが、学校の中で鏡を見ることのなかったリュウはラクガキ顔のまま電車に乗って家に帰り、酷い恥をかいたらしい。
その怒りは土日を過ぎても収まることはなく、俺は許してもらうために痴漢プレイを──コイツ多分そんなに怒ってないよな? 好みのプレイをするために怒ってるフリしてたよな?
「ぁ、んっ……水月ぃ、ケツ触らんかったら痴漢ちゃうで」
「……ったく」
「ちゃんと痴漢やってぇやぁ、許したれへんで」
「…………次の機会あったら「中」って書いてやるからな」
カンナと合流するまで痴漢プレイは続き、リュウはすっかり発情してカンナと合流してからも俺の身体に擦り寄っていた。
「ち、かん?」
「してもらっとってん。ええやろ。もうちょい長ぅ大胆にしてもらいたかったんやけどなぁ」
「無理に決まってんだろ」
「せや水月、ハルとデート行ったんやんな。ヤったん?」
「普通にデートしただけだよ、夕飯前には帰った」
「なんやつまらんのぉ」
リュウは心底つまらなさそうにため息をついて俺にもたれた。電車内で俺は汗臭いサラリーマンの皆様に四方八方から押されているので、いい匂いがするリュウに密着されるのはありがたいことだ。
「そうだ、店長に相談してシフト変えてもらってさ、七月から水曜日休みになった。放課後デート出来るぞ」
「……! ぼ、く……と、して……く、れる?」
「当たり前だろカンナぁ~、どこ行くぅ? お家デートでもいいぞ」
「七月てもう三分の一は夏休みやんけ。普通休みにバイト増やさへんか?」
「夏休みは遊びまくる予定だから別でシフト弄ってる、連休も作ってもらったしな」
「ほーん……」
という話を後々合流したシュカにもした。
「七月からですか。分かりました、楽しみにしておきます。今週の土曜日は空いてますか?」
「あー……お見舞いやめたダメージ思ったより大きくてさ、休日はやっぱりセイカと過ごすことにしたよ。ごめんな。でも日曜日は二人きりにして、土曜日は他の彼氏連れてきていいってなったからさ、一緒にお見舞い行くか?」
「お見舞いですか……水月と一日中ヤりたかったんですが。考えておきます」
俺の誕生日の時にはセイカに会いたがっていた覚えがあるが、今回はあまり気乗りしていないようだ。時間が空いたせいで興味が失せてしまったのかな、シュカも結構な気分屋だ。
「それより今日は一時間目からプールですが、用意は持ってきていますよね?」
「もちろん」
先週の金曜日のホームルームに「来週から体育はプールになる」と教師に告げられ、もう少し前から日程を教えておいて欲しかったと思ったのは記憶に新しい。
「カンナは見学だっけ?」
「ぅ、ん」
「カンナの水着姿が見られないのは残念だなぁ。旧スク着たカンナが見たかったよぉ……あの股のくい込みと背中の露出具合が芸術品なんだよな旧スクは」
「ご、め……ね?」
俺の頭の中で女子用水着を着せられグラビアポーズを取らされているとも気付かず、カンナは俺を見上げて小首を傾げている。
「ぎゃんカワ……」
「プールかぁー、プールは好きやけど水泳は嫌やなぁ」
一時間目が水泳の授業なので教室には向かわず、直接プール横の更衣室に向かった。先に着いていたハルと合流し、水着に着替えた。
「みっつんやっぱ筋肉すごいね~、かっこい~」
「ありがとう。ハルは……なんか、目のやり場に困るな。ラッシュガードとか着ないのか?」
太腿の半分までの丈の、パンツ型のぴっちりとした黒い水着。男子のスク水の定番だ。観賞用として鍛え上げた肉体美を見せつけられるので俺が着る分には全く文句はないのだが──
「着ないよ~? 俺別に肌弱くないもん。あ、みっつんちゃんと日焼け止め塗ってきた~? 焼けちゃうよ~」
──ハルは、ダメだろ。ハルの水着は男子用じゃダメだろ!
「おっぱい丸出しじゃないか……! いいと思ってんのかそんなカッコして! ブラも着けなさいブラも!」
「え~何みっつんキモ~い」
女装男子のハルが何の躊躇もなく上半身裸で居るという異様な状況につい混乱してしまったが、この状況を異様と捉えているのは俺だけなのだと認識して落ち着きを取り戻した。
「俺男だよ~? そりゃスカート履くこともあるけどさ~、学校では女の子っぽいカッコしてないじゃ~ん」
確かにハルは俺達と同じ制服を着ている、スカートを注文していたりはしない。だが、時にはポニーテール、時にはツーサイドアップ、時にはハーフアップと様々な可愛らしい髪型を魅せ、授業中にメイクを始めることまであるのに、学校では『男』してますけど? という顔をするのはどうかと思う。
(いや男が男のまま髪伸ばすなメイクするなとか言いたい訳じゃないんですけどな)
一人称は俺だし、下着は男物だし、女の子扱いされたがる訳でもない。ただ自分に似合うからと女物の服を着ているだけで、それがハルだ。ハルが上半身裸で水泳の授業に参加するのは何も不自然じゃない。
「でもなんかダメぇ……ハルのおっぱい見ていいの俺だけなのぉ……」
「おっぱいおっぱい言わないでよマジでキモいんだけど」
「ガチトーンじゃん……ごめんなさい」
「リュウも上裸だよ、それはいいの?」
リュウは別に……と言おうとした口が固まる。リュウの胸を見て気付いてしまったのだ、女の子っぽいだけのハルが上半身裸でいることよりも、乳首を開発し終わっているリュウが上半身裸でいることのほうが問題だと。
「リュウぅ! おまっ、お前……そんなぷるっぷるの乳首晒すとか男子校舐めてんのか!」
「な、なんやの急に……」
「乳首だけおっぱいじゃないかこんなもん!」
「意味分からんこと言うな!」
俺がしたい羞恥プレイは他人に見られないギリギリを攻める類のもので、他人にジロジロ見られるようなのはしたくない。彼氏の恥ずかしい姿は俺だけが見たいんだと主張する俺の肩をシュカが叩く。
「何してるんですか、もう皆さんプールサイドへ行ってしまいましたよ」
気付けば更衣室には俺達四人しか居ない。他の生徒に奇声や奇行を見られなくてよかったと思うべきだろう。
「……お前はラッシュガード着てるのかよ!」
「は?」
シュカの上半身を包む黒い布を見て俺は思わず大声を上げてしまった。
「……っ、ふ……ん、んんっ……!」
「声抑えろって」
先週イタズラで額に「肉」と書いたのだが、学校の中で鏡を見ることのなかったリュウはラクガキ顔のまま電車に乗って家に帰り、酷い恥をかいたらしい。
その怒りは土日を過ぎても収まることはなく、俺は許してもらうために痴漢プレイを──コイツ多分そんなに怒ってないよな? 好みのプレイをするために怒ってるフリしてたよな?
「ぁ、んっ……水月ぃ、ケツ触らんかったら痴漢ちゃうで」
「……ったく」
「ちゃんと痴漢やってぇやぁ、許したれへんで」
「…………次の機会あったら「中」って書いてやるからな」
カンナと合流するまで痴漢プレイは続き、リュウはすっかり発情してカンナと合流してからも俺の身体に擦り寄っていた。
「ち、かん?」
「してもらっとってん。ええやろ。もうちょい長ぅ大胆にしてもらいたかったんやけどなぁ」
「無理に決まってんだろ」
「せや水月、ハルとデート行ったんやんな。ヤったん?」
「普通にデートしただけだよ、夕飯前には帰った」
「なんやつまらんのぉ」
リュウは心底つまらなさそうにため息をついて俺にもたれた。電車内で俺は汗臭いサラリーマンの皆様に四方八方から押されているので、いい匂いがするリュウに密着されるのはありがたいことだ。
「そうだ、店長に相談してシフト変えてもらってさ、七月から水曜日休みになった。放課後デート出来るぞ」
「……! ぼ、く……と、して……く、れる?」
「当たり前だろカンナぁ~、どこ行くぅ? お家デートでもいいぞ」
「七月てもう三分の一は夏休みやんけ。普通休みにバイト増やさへんか?」
「夏休みは遊びまくる予定だから別でシフト弄ってる、連休も作ってもらったしな」
「ほーん……」
という話を後々合流したシュカにもした。
「七月からですか。分かりました、楽しみにしておきます。今週の土曜日は空いてますか?」
「あー……お見舞いやめたダメージ思ったより大きくてさ、休日はやっぱりセイカと過ごすことにしたよ。ごめんな。でも日曜日は二人きりにして、土曜日は他の彼氏連れてきていいってなったからさ、一緒にお見舞い行くか?」
「お見舞いですか……水月と一日中ヤりたかったんですが。考えておきます」
俺の誕生日の時にはセイカに会いたがっていた覚えがあるが、今回はあまり気乗りしていないようだ。時間が空いたせいで興味が失せてしまったのかな、シュカも結構な気分屋だ。
「それより今日は一時間目からプールですが、用意は持ってきていますよね?」
「もちろん」
先週の金曜日のホームルームに「来週から体育はプールになる」と教師に告げられ、もう少し前から日程を教えておいて欲しかったと思ったのは記憶に新しい。
「カンナは見学だっけ?」
「ぅ、ん」
「カンナの水着姿が見られないのは残念だなぁ。旧スク着たカンナが見たかったよぉ……あの股のくい込みと背中の露出具合が芸術品なんだよな旧スクは」
「ご、め……ね?」
俺の頭の中で女子用水着を着せられグラビアポーズを取らされているとも気付かず、カンナは俺を見上げて小首を傾げている。
「ぎゃんカワ……」
「プールかぁー、プールは好きやけど水泳は嫌やなぁ」
一時間目が水泳の授業なので教室には向かわず、直接プール横の更衣室に向かった。先に着いていたハルと合流し、水着に着替えた。
「みっつんやっぱ筋肉すごいね~、かっこい~」
「ありがとう。ハルは……なんか、目のやり場に困るな。ラッシュガードとか着ないのか?」
太腿の半分までの丈の、パンツ型のぴっちりとした黒い水着。男子のスク水の定番だ。観賞用として鍛え上げた肉体美を見せつけられるので俺が着る分には全く文句はないのだが──
「着ないよ~? 俺別に肌弱くないもん。あ、みっつんちゃんと日焼け止め塗ってきた~? 焼けちゃうよ~」
──ハルは、ダメだろ。ハルの水着は男子用じゃダメだろ!
「おっぱい丸出しじゃないか……! いいと思ってんのかそんなカッコして! ブラも着けなさいブラも!」
「え~何みっつんキモ~い」
女装男子のハルが何の躊躇もなく上半身裸で居るという異様な状況につい混乱してしまったが、この状況を異様と捉えているのは俺だけなのだと認識して落ち着きを取り戻した。
「俺男だよ~? そりゃスカート履くこともあるけどさ~、学校では女の子っぽいカッコしてないじゃ~ん」
確かにハルは俺達と同じ制服を着ている、スカートを注文していたりはしない。だが、時にはポニーテール、時にはツーサイドアップ、時にはハーフアップと様々な可愛らしい髪型を魅せ、授業中にメイクを始めることまであるのに、学校では『男』してますけど? という顔をするのはどうかと思う。
(いや男が男のまま髪伸ばすなメイクするなとか言いたい訳じゃないんですけどな)
一人称は俺だし、下着は男物だし、女の子扱いされたがる訳でもない。ただ自分に似合うからと女物の服を着ているだけで、それがハルだ。ハルが上半身裸で水泳の授業に参加するのは何も不自然じゃない。
「でもなんかダメぇ……ハルのおっぱい見ていいの俺だけなのぉ……」
「おっぱいおっぱい言わないでよマジでキモいんだけど」
「ガチトーンじゃん……ごめんなさい」
「リュウも上裸だよ、それはいいの?」
リュウは別に……と言おうとした口が固まる。リュウの胸を見て気付いてしまったのだ、女の子っぽいだけのハルが上半身裸でいることよりも、乳首を開発し終わっているリュウが上半身裸でいることのほうが問題だと。
「リュウぅ! おまっ、お前……そんなぷるっぷるの乳首晒すとか男子校舐めてんのか!」
「な、なんやの急に……」
「乳首だけおっぱいじゃないかこんなもん!」
「意味分からんこと言うな!」
俺がしたい羞恥プレイは他人に見られないギリギリを攻める類のもので、他人にジロジロ見られるようなのはしたくない。彼氏の恥ずかしい姿は俺だけが見たいんだと主張する俺の肩をシュカが叩く。
「何してるんですか、もう皆さんプールサイドへ行ってしまいましたよ」
気付けば更衣室には俺達四人しか居ない。他の生徒に奇声や奇行を見られなくてよかったと思うべきだろう。
「……お前はラッシュガード着てるのかよ!」
「は?」
シュカの上半身を包む黒い布を見て俺は思わず大声を上げてしまった。
1
あなたにおすすめの小説
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる