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おにぎりを作ろう
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ハルとリュウとは駅で別れ、アキとスーパーへ向かう。今の今まで気付かなかったのだが、アキは日傘のせいかすれ違う人々に嫌な顔をされている。舌打ちをしたりボソッと悪口を言ってくる者まで居た。
(うーむ……まぁ、気持ちは分かりますよ。邪魔ですよな日傘。夕方ですし事情を知らない方には意味分かりませんよな。端っこ歩かせてはいますが……)
言葉が分からなくたって視線や舌打ちで周囲の者が自分に嫌悪感を抱いているのは分かるだろう。こんな感情に晒されながら毎日セイカの元へ通って大丈夫だろうか? 心身の調子を崩しはしないだろうか?
(ちょっと表情見ときますか)
後ろを従順に着いてくるアキの方を振り向くと、俺の視線に気付いたアキが喋り始めた。
《スェカーチカから聞いたんだけどさ、日本人って海藻を米で包んでその米をまた海藻で包むってマジ? しかも中身の海藻は一種類じゃないんだよな。海藻好きなんだなー、島国だからか? 今日の晩飯はそれがいいな、海藻巻き、えーっと、日本語でなんて言うんだっけ……教えてもらったのになぁ》
「お、お兄ちゃんロシア語分かんないよ」
嫌悪感を向けられていることへの不満を話したのか? 俺に助けを求めているのか? 俺は兄としてどうすればいい?
「にーにぃ、ごはん……」
「ご、ごはんっ? あぁ、今日はアキの好きな物にしようか。何食べたい?」
「……? せーか、言うするしたです。こめー? です」
「うん……? セイカが何……? こめ? 米?」
「分かるしないです。米です。海です。葉っぱ? です」
「…………セイカに何か料理教えてもらったのか? それを作って欲しいのか?」
しかし、米、海、葉っぱから連想される料理とは……刺身と大葉と米で作った手巻き寿司とか?
「とりあえずスーパー行こうか。あるかもしれないもんな」
スーパーに着いてすぐ海産物コーナーに向かったが、アキの反応は芳しくない。切られていない魚を見せても、刺身を見せても、首を横に振るばかりだ。
「葉っぱです、魚違うです」
「葉っぱなぁ……これか?」
「違うです、黒いです」
「…………海苔か! はいはいはい海の葉っぱね! 海と葉っぱは別じゃないのねハッハァー! 謎解きゲームみたいで面白いですな」
海苔と米とくればおにぎりだな。日本のソウルフードと言って差し支えない、セイカが教えたのも理解出来る。
「おにぎりね、分かった分かった。お兄ちゃん作ったことないけど頑張るよ。おにぎり単体じゃ晩飯にはちょっとな……味噌汁とウインナーと卵焼きの最強セット行っちまうか」
「おにぎり……! おにぎりです、思い出すするしたです! にーに、おにぎり、中です、葉っぱです、海です」
「ん……? おにぎりの中にも海苔入れて欲しいのか? ぁ、いや、海藻だったな……ワカメ混ぜて欲しいのか? 待てよ、昆布も海藻だったな……どっちも作るか。そうなると他の具材も欲しくなるなぁ……よし、思い付いたの全部作っちゃうか」
献立が決まったので材料を買い、帰宅。出迎えてくれたレイと熱い抱擁とキスを交わし、着替えを終えたらキッチンへ。そこで俺は予想外の壁にぶち当たった。
「あっつぅ!? ご飯あっつ! え……これ握るの……? 正気……?」
おにぎりを作ろうと炊けた米の中に手を突っ込み、その熱さに驚いて叫んだ。するとすぐにレイが飛んできてくれた。
「せんぱい! どうしたんすか、大丈夫っすか!」
「おこめあつい」
「炊飯器に直接手ぇ突っ込んだんすか!? もー、初心者はそういうことしちゃダメっす」
言いながらレイは大皿に米を平べったく盛った
「慣れてたら手にしゃもじで直接乗せてもいいんすけど、初心者ならまずは粗熱を取るんす。手は濡らしておくんすよ、塩も手にかけておくといいっす。」
初心者初心者とここぞとばかりに言ってくる。
「なるほど……レイ、料理得意じゃないとか言ってなかったっけ?」
「お弁当作るくらいは出来るっすよ。形も味も酷いもんすけどね」
自嘲的に笑いながらレイは手慣れた様子で三角にも四角にも見えない酷く不格好なおにぎりを作った。幼い頃、遠足の日、母が作ってくれたおにぎりとは全く違う。
「……前衛芸術のようだ、流石イラストレーター」
「くーちゃんと似たようなこと言うのやめて欲しいっす!」
「……っ!? ま、まさかアイツっ! レイの弁当食ったのか羨ましい!」
「不味いっすよ俺の弁当なんて! くーちゃんも全然美味しいとか言わなかったっすし……なんか途中から隣で作ってるとこ見ながら口出ししてきたんすよ! 料理出来ないくせに! 俺の心を込めた隠し味を「やめろバカ!」って言ったんす……! 大嫌いっす!」
「彼氏の弁当は美味い不味いじゃなくて興奮するだろ! 見た瞬間食欲と性欲が同時に刺激されるだろ! レイとヤりながらレイの弁当を食べたい!」
「……じゃ、じゃあ、今度作るっす。不味いっすけど……全部食べて欲しいっす、お弁当も、俺も」
照れた様子で約束してくれたレイに既に欲情してしまっているが、今はとにかく教えられた方法でおにぎりを作ろう。
「熱っ、さっきよりマシだけど熱いっ、あっつ!」
「……ラップで作ったり、お茶碗ことことしたりじゃダメなんすか?」
「アキが食べたいのはきっと日本のソウルフードなんだ、手握りじゃなきゃ……それにアキとレイが俺が握ったおにぎり食べてたら興奮する! 興奮したい!」
「……せんぱいの心臓って強そうっすよね」
熱い熱いと言いながら、手にヒリヒリと痛みを覚えながら、何とか中身なしのおにぎりを作ることが出来た。次は中身入りのおにぎりに挑戦だ、レイいわく固まりにくくて中身なしより少し難しいそうだ。
「醤油と鰹節を全体に混ぜ込むのもいいっすよ、冷めても美味しいっす」
「いいなそれ。あ、ちなみにさ、元カレに嫌がられた隠し味ってなんだったんだ? 俺は好きかも。卵焼きとか作ったよな、教えてくれよ」
少し慣れてきたので雑談をしながら作ることにした。
「卵焼きでもおにぎりでも隠し味は変わらないっすよ? 全部同じっす」
「レイの味って訳だ。もったいぶらず教えてくれよ」
「血っす! 精液は俺前シコっただけじゃなかなか出ないんで手軽にやれないし、唾液は入れた感出なくて……」
「…………レイの味って訳だ」
食ザーのフェチももちろん持っているからご飯にぶっかけてもらってそれを食べる……とかならいいのだが、血はダメだ。
「せんぱいに作るお弁当にはたっぷり入れてあげるっす」
「ダメだ」
「え……せ、せんぱいも嫌っすか? くーちゃんと同じで……」
「血ってことはレイが怪我するってことだろ? それはダメだ。美味しいお弁当は欲しいけど、それを渡してくれるレイが包帯巻いてるなんて嫌だよ……」
レイは涙を浮かべながら二度と自分を傷付けないことを約束すると同時に、じゃあ精液を頑張って出して弁当に使うと満面の笑みで宣言した。
(うーむ……まぁ、気持ちは分かりますよ。邪魔ですよな日傘。夕方ですし事情を知らない方には意味分かりませんよな。端っこ歩かせてはいますが……)
言葉が分からなくたって視線や舌打ちで周囲の者が自分に嫌悪感を抱いているのは分かるだろう。こんな感情に晒されながら毎日セイカの元へ通って大丈夫だろうか? 心身の調子を崩しはしないだろうか?
(ちょっと表情見ときますか)
後ろを従順に着いてくるアキの方を振り向くと、俺の視線に気付いたアキが喋り始めた。
《スェカーチカから聞いたんだけどさ、日本人って海藻を米で包んでその米をまた海藻で包むってマジ? しかも中身の海藻は一種類じゃないんだよな。海藻好きなんだなー、島国だからか? 今日の晩飯はそれがいいな、海藻巻き、えーっと、日本語でなんて言うんだっけ……教えてもらったのになぁ》
「お、お兄ちゃんロシア語分かんないよ」
嫌悪感を向けられていることへの不満を話したのか? 俺に助けを求めているのか? 俺は兄としてどうすればいい?
「にーにぃ、ごはん……」
「ご、ごはんっ? あぁ、今日はアキの好きな物にしようか。何食べたい?」
「……? せーか、言うするしたです。こめー? です」
「うん……? セイカが何……? こめ? 米?」
「分かるしないです。米です。海です。葉っぱ? です」
「…………セイカに何か料理教えてもらったのか? それを作って欲しいのか?」
しかし、米、海、葉っぱから連想される料理とは……刺身と大葉と米で作った手巻き寿司とか?
「とりあえずスーパー行こうか。あるかもしれないもんな」
スーパーに着いてすぐ海産物コーナーに向かったが、アキの反応は芳しくない。切られていない魚を見せても、刺身を見せても、首を横に振るばかりだ。
「葉っぱです、魚違うです」
「葉っぱなぁ……これか?」
「違うです、黒いです」
「…………海苔か! はいはいはい海の葉っぱね! 海と葉っぱは別じゃないのねハッハァー! 謎解きゲームみたいで面白いですな」
海苔と米とくればおにぎりだな。日本のソウルフードと言って差し支えない、セイカが教えたのも理解出来る。
「おにぎりね、分かった分かった。お兄ちゃん作ったことないけど頑張るよ。おにぎり単体じゃ晩飯にはちょっとな……味噌汁とウインナーと卵焼きの最強セット行っちまうか」
「おにぎり……! おにぎりです、思い出すするしたです! にーに、おにぎり、中です、葉っぱです、海です」
「ん……? おにぎりの中にも海苔入れて欲しいのか? ぁ、いや、海藻だったな……ワカメ混ぜて欲しいのか? 待てよ、昆布も海藻だったな……どっちも作るか。そうなると他の具材も欲しくなるなぁ……よし、思い付いたの全部作っちゃうか」
献立が決まったので材料を買い、帰宅。出迎えてくれたレイと熱い抱擁とキスを交わし、着替えを終えたらキッチンへ。そこで俺は予想外の壁にぶち当たった。
「あっつぅ!? ご飯あっつ! え……これ握るの……? 正気……?」
おにぎりを作ろうと炊けた米の中に手を突っ込み、その熱さに驚いて叫んだ。するとすぐにレイが飛んできてくれた。
「せんぱい! どうしたんすか、大丈夫っすか!」
「おこめあつい」
「炊飯器に直接手ぇ突っ込んだんすか!? もー、初心者はそういうことしちゃダメっす」
言いながらレイは大皿に米を平べったく盛った
「慣れてたら手にしゃもじで直接乗せてもいいんすけど、初心者ならまずは粗熱を取るんす。手は濡らしておくんすよ、塩も手にかけておくといいっす。」
初心者初心者とここぞとばかりに言ってくる。
「なるほど……レイ、料理得意じゃないとか言ってなかったっけ?」
「お弁当作るくらいは出来るっすよ。形も味も酷いもんすけどね」
自嘲的に笑いながらレイは手慣れた様子で三角にも四角にも見えない酷く不格好なおにぎりを作った。幼い頃、遠足の日、母が作ってくれたおにぎりとは全く違う。
「……前衛芸術のようだ、流石イラストレーター」
「くーちゃんと似たようなこと言うのやめて欲しいっす!」
「……っ!? ま、まさかアイツっ! レイの弁当食ったのか羨ましい!」
「不味いっすよ俺の弁当なんて! くーちゃんも全然美味しいとか言わなかったっすし……なんか途中から隣で作ってるとこ見ながら口出ししてきたんすよ! 料理出来ないくせに! 俺の心を込めた隠し味を「やめろバカ!」って言ったんす……! 大嫌いっす!」
「彼氏の弁当は美味い不味いじゃなくて興奮するだろ! 見た瞬間食欲と性欲が同時に刺激されるだろ! レイとヤりながらレイの弁当を食べたい!」
「……じゃ、じゃあ、今度作るっす。不味いっすけど……全部食べて欲しいっす、お弁当も、俺も」
照れた様子で約束してくれたレイに既に欲情してしまっているが、今はとにかく教えられた方法でおにぎりを作ろう。
「熱っ、さっきよりマシだけど熱いっ、あっつ!」
「……ラップで作ったり、お茶碗ことことしたりじゃダメなんすか?」
「アキが食べたいのはきっと日本のソウルフードなんだ、手握りじゃなきゃ……それにアキとレイが俺が握ったおにぎり食べてたら興奮する! 興奮したい!」
「……せんぱいの心臓って強そうっすよね」
熱い熱いと言いながら、手にヒリヒリと痛みを覚えながら、何とか中身なしのおにぎりを作ることが出来た。次は中身入りのおにぎりに挑戦だ、レイいわく固まりにくくて中身なしより少し難しいそうだ。
「醤油と鰹節を全体に混ぜ込むのもいいっすよ、冷めても美味しいっす」
「いいなそれ。あ、ちなみにさ、元カレに嫌がられた隠し味ってなんだったんだ? 俺は好きかも。卵焼きとか作ったよな、教えてくれよ」
少し慣れてきたので雑談をしながら作ることにした。
「卵焼きでもおにぎりでも隠し味は変わらないっすよ? 全部同じっす」
「レイの味って訳だ。もったいぶらず教えてくれよ」
「血っす! 精液は俺前シコっただけじゃなかなか出ないんで手軽にやれないし、唾液は入れた感出なくて……」
「…………レイの味って訳だ」
食ザーのフェチももちろん持っているからご飯にぶっかけてもらってそれを食べる……とかならいいのだが、血はダメだ。
「せんぱいに作るお弁当にはたっぷり入れてあげるっす」
「ダメだ」
「え……せ、せんぱいも嫌っすか? くーちゃんと同じで……」
「血ってことはレイが怪我するってことだろ? それはダメだ。美味しいお弁当は欲しいけど、それを渡してくれるレイが包帯巻いてるなんて嫌だよ……」
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