冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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あなたがどこまでも優しいから

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互いを織姫と彦星に当てはめて七夕らしくイチャついた。人生の実績が一つ解除された気がする。

「それじゃ、するよ」

「優しく頼む。パンパンでちょっと痛いから」

仰向けになった俺の上に跨っているハルは腰を上げて座る位置を微調整し直し、自身の太腿で俺の陰茎をきゅっと挟んだ。

「えっ……太腿? マジかよ最高っ……!」

すべすべの内腿の感触がたまらない。俺の陰茎より冷たい肌にじんわりと俺の熱が移っていくのに奇妙な征服感を覚える。

「えへへー……痛かったら言ってね」

「……もうちょい強くして欲しいな」

「こんな感じ?」

ぎゅ、と太腿が俺の陰茎を強く挟む。痩身のハルの太腿は細腿とでも言葉を造りたくなるくらいに細く、脂肪も筋肉もついていない。だから大腿骨の存在感が強い、陰茎が薄い肉と脂肪の奥にある太い骨の気配を感じる。これこそハルの太腿だ、個性のある身体は愛おしい。

「んっ……そう、ハルの太腿……あぁもう、もうやばい、興奮してもう……!」

「ちょちょっ……嬉しいけどさぁ! 今からするんだからもうちょい我慢してよ~……あーもうすっごい汁出てるぅ」

ぶつぶつ呟きながらハルはドレスのスカート部分をめくり上げ、再び可愛らしい下着を晒した。女性下着に似せられたそれをズラし、陰茎をぷるんっと飛び出させると、俺の陰茎の先端にぺちんと当てた。

「い、一緒に……するから、ね。だからあんまり早く……えっちょみっつんこれ漏らしてないよね?」

「全部尿道球腺液です……」

「難しい言い方する~」

むぅと不機嫌そうな顔をしつつもハルは細く長く美しい指を俺の陰茎に絡み付かせた。両手を使って二本の陰茎をまとめて握ると、ゆっくりと手を上下に動かし始めた。

「すっごいぬるぬる……みっつん興奮しすぎ」

「そりゃ、するだろっ、大好きな彼氏の太腿に挟まれたかと思えば兜合わせって……! もう、もう……」

「ちょっ、まだ出さないでよ!」

「ひっ……!? 急に掴むなよぉ」

陰茎の先端を強く握られてしまったが、微かな痛みはスパイスになる。しかし亀頭責めは射精がしにくいので今はあまりして欲しくないな……と考えていると、ハルが意地悪な笑みを浮かべていたのに気付いた。

「……っ!? ちょ、ハルぅっ……そんな先っぽばっかりっ」

ハルは俺の亀頭だけを手のひらで擦って責めつつ、腰を揺らして自身の裏筋を俺の陰茎に擦り付けた。二重の快感に思わず声が乱れてしまう。

「そんなっ、いじわるしないでくれよぉっ……はやく、イかせてっ……!」

「え~、どうしよっかな~? 意地悪するとみっつん可愛いんだも~ん」

「そ、なぁっ……ぁ、先っぽほんとにキツいってぇっ! くっ、ぅうっ……出そうで、出ないっ」

快感は十二分に足りているけれど、陰茎の幹部分への刺激が少な過ぎて射精には至らない。ハルは情けなく懇願する俺の顔に興奮したらしく、腰振りを激しく変えていった。

「あぁっ、もぉっ、みっつんめちゃくちゃイケメンなのにぃっ、ずっとキメキメ王子様のはずな見た目なのにぃっ……! 優しいしっ、俺達に必死になってくれるしっ、キモい言動するくらい愛してくれるしっ、自分で扱かずに俺に任せて虐められるくらい変態だしぃっ……好き、好き、大好きっ、みっつん大好きぃっ!」

ハルの陰茎から白濁液が迸る。ほぼ同時に俺も射精を遂げ、その量と勢いでハルとの雄としての格の違いを無意識に見せつけた。

「くっ……ふ、ぅっ…………気持ちよかった」

「はぁっ、はぁ……えへへっ、やったぁ、みっつんと同時に出したかったんだ~。上手くいったぁ」

「何だよそれ可愛すぎるな」

「…………服汚れてない?」

「ん……? んー、分かりにくい服だけど、多分大丈夫。俺の方に飛んでるから……シャワー浴びた方がいいな、これ」

可愛らしい和ロリドレスは汚れていなかったのでそのまま、下着だけを替えたハルは白濁液にまみれた俺をじっと見つめている。ハルもぶっかけに興奮する雄らしさを持っているのだろうか?

「どうした? ハル」

「ん~……みっつんってさぁ、みっつんから俺に何かしたりしないじゃん? 他の……しぐとかりゅうには抱きついたり勝手にお尻揉んだりするのにさ~」

「……ハル、そういうの怖いって」

「うん……で、今回みたいに意地悪したり焦らしたりしても、みっつん動かなかったし……俺の物覚えの悪い恐怖症もやっと覚えたかも。繰り返し繰り返しみっつん大丈夫だよって教えてもらってさ、やっと……みっつん、怖くなくなったかも」

ようやくか。いや、トラウマを起因とした恐怖症だということを考えれば早すぎるくらいだ。俺は期待し過ぎないよう気を付けつつ立ち上がり、ハルに手を伸ばした。いつもならビクッと身体を震わせた後に応えてくれるが──

「…………えへへ」

──今回は一瞬固まっただけで怯えた顔はせず、俺の手を握り返してくれた。

「……どぉ? イケたって言っていいっしょ、今のは」

「あぁ、すごいぞハル! ありがとう、めちゃくちゃ嬉しい……!」

「俺に触れんのそんな嬉しい?」

「それももちろんだけど! 何より、恐怖症乗り越えられるくらい俺のこと好きになってくれたんだなって……実感が持てて、すごい嬉しい、照れる」

そこまで考え至っていなかったのか、ハルはぽっと頬を紅潮させた。

「恐怖症って言ってもさ~、みたいな感じってだけでガチな感じのじゃないと思うし~……まぁ、いいや。えっと……改めて、これからもよろしくね」

「うん、よろしく。ところでさ」

「ん?」

「なんで替えの下着持ってたんだ?」

兜合わせを終えてすぐハルは女性下着に似た下着を脱いでグレーのトランクスを履いていた。

「……ぉ、お風呂っ、お風呂入るから……ほら、今日俺ここ泊まるし。それだけっ。別にみっつんとこういうことするかもとか考えてたわけじゃないんだからねっ!?」

ツンデレキャラのテンプレ台詞を吐いてハルは部屋の外へと走っていった。俺はときめきという胸の苦しさを抱えたままシャワーへと向かった。
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