777 / 2,315
全てお見通し?
しおりを挟む
薬を盛って拘束する手際の良さからして初めてではないのではと疑っていたが、やはりそうだった。サンは俺以前にもフタを監禁していたのだ、そういう癖なのだろう、恋愛感情に関係なく好きな物を手元に置いておきたいのだ。
「……なぁに、今のため息」
サンの初めてになれなかった残念さからため息をつくと、サンにむにっと顔を掴まれた。
「もしかして、ボクと居るの嫌になったとかかな?」
「ひあうよ」
「ふふふっ、ごめんごめん離すよ、なんて言ったの?」
「違うよって、閉じ込めちゃうくらい好きになったのは俺が初めてがよかったなーって」
「へぇ? フタは兄貴だよ?」
恋愛感情を抱いたのは俺が初めてだと言いたいのだろうか? 家族愛だろうが何だろうが、俺よりも前に今の俺のように閉じ込められサンの愛を受けた者が居たというのは事実で、そんな情報があったところで拗ねるのをやめるなんて──
「それもそっかぁ!」
──拗ねるの、やめます! だってサンは二十五歳なのに俺が初恋なんだぞ? 最高か? 初恋が遅いと拗らせて大変なことになるという一般論は本当だったようだな、遅咲きの初恋が現在絶賛暴走中、意中の相手を監禁中だ。相手が俺じゃなかったら嫌われて初恋が叶わないというジンクスを補強していただろう。
「家族と恋人じゃ違うもんね!」
「うんうん、違う違う。にしても本当アンタ変わってるよね、普通こんなことされたらもっと嫌がるもんじゃない?」
「だって閉じ込めちゃうくらい俺が好きなんだろ? サンはなんか、距離置かれてるっていうか、一線引かれてるっていうか、そんな感じだったから……好意的だけど付き合うほどじゃないのかなって、俺のことそこまで好きじゃないのかなって思ってたから、こんなことするくらい好きなんだって分かった今はただただ嬉しいよ」
「……そう」
まずいことをしているという自覚があるなら一安心だ、機嫌と頃合いを見て説得すれば案外すんなりと解放してもらえるかもしれない。
「大好きだよサン、俺のこと好きになってくれてありがとう」
まずは機嫌を取ろう。俺にもっと惚れさせて、俺のお願いを叶えてあげたくさせるんだ。どうにか今日中に帰るか母に連絡を入れるかしなければ良くて交際禁止悪くて警察沙汰、どちらも避けたい未来だ。
「……水月」
「ん?」
「ボクはね、人間を描きたいと思ったのは初めてだったんだよ。前にも言ったけどさ。なんで描きたいと思ったんだろ、造形が良かったから? それもあるだろうけど、それだけじゃない……だってボクの専門は内面や本質を色彩で表現する広義の抽象画。どんな不細工だって中身次第でボクの絵では絶世の美人になる」
「……うん、内面大事だよね」
「まぁ、不細工は不当な扱いを受けることが多いから、中身が歪まない確率って美人より下なんだけどね」
「身も蓋もない……」
「だからこそ中身が綺麗な不細工ってのはイイものだと思うよ、ただ綺麗だから大切に扱われて相応の心に育った美人とは違う……なんだろうね、雑草魂? 肥料たっぷりもらって可愛がられた花より、ド根性的なあだ名付けられる野花の方が好き的な……分かる?」
「分かる分かる」
「…………おかしいんだよねぇ、水月はこんなに綺麗でカッコいい顔をしてるのに……なんだろう、心が雑草っぽい」
サンの好み論を前提にして考えれば褒め言葉だと分かるのだが、心が雑草っぽいはなんか傷付く。
「会った時から思ってた、アンタの性格…………身内にはちゃんと愛され教育されたものの、学校だとかの小さな社会で見た目を理由に立場を弁えさせられた見た目だけが醜い人間のものだ。生来の善良性もかなりのものだろうけどね……顔触ったらカッコいいからびっくりしたよ、なんでそんなに綺麗なくせにオドオドしてるのかな? どうして自信がなさそうなのかな?」
「…………秘密……なんだけど、分かっちゃってるならサンには言うよ、でも誰にも言わないで欲しいんだけど……」
「言いふらしたりしないよ」
「……昔は太ってて、気持ち悪かったんだよ俺。痩せたら綺麗になった、それだけ」
「太ってても顔の造形は変わらないと思うんだけど」
「目とか肉で埋まっちゃうし、首は消えるし、顎は増えるし……汗っかきで常にちょっと臭くて、髪型もっさりしてて笑い方も話し方も気持ち悪かったんだけど」
「そりゃブスだね」
「あはは……あだ名はキモオタデブスでした…………ぅ、うぅ……」
「……辛いこと思い出させてごめんね? よしよし……カッコよくなってよかったね、もう人生イージーモードだ。アンタは美人だからってチヤホヤされても調子に乗り過ぎたりしなさそうだし、本当に上手く生きられると思うよ」
確かに、母のように頭もいいならともかく俺のようなバカでは、太ることなく美少年として育ってきていたらとんでもないゲスクズヤリチンクソ野郎になっていた気がする。
「そっかぁ、なるほどねぇ……綺麗になったの最近なんだ? そっかそっか、ふふ、だから外と中の綺麗さがちょっとズレてるんだね、痩せたまま育ってもアンタは中身も綺麗だったんだろうけど、今とはちょっと方向性が違いそうだ、ボクは今のアンタがいいな」
「中の綺麗さなんてそんな……俺中身はそんなに良くないよ? 顔はいいけどさ……十二股してるクズだし」
「あっははっ、そういう謙虚なところも嫌いじゃないけど、ボクが初めて好きになった人をクズなんて言わないで欲しいなぁ?」
「……! そうだね、ごめん……そうだよね、自虐は俺のこと好きになってくれた人にも悪いよね」
「ふふ……素直で可愛いなぁ、水月はすごく綺麗だよ」
超絶美形になって数ヶ月、もうそろそろ褒め言葉にも慣れてくるべき時期なのに俺はまだまだ照れてしまう。
「ボクは芸術家だからね、真っ白なサラサラの紙に絵の具を塗ったくるみたいに、綺麗なものは汚したくなるんだよ」
「……前は綺麗なもの汚したくないのが芸術家的なこと言ってなかった?」
「そりゃ芸術家は綺麗なものはそのままにしたいよ、でも芸術家は綺麗なものを汚して自分だけの芸術にしたいものなんだ」
「う、うぅん……? 芸術って難しいね」
「あははっ、芸術素人はすぐそうやって逃げる」
「ぅ」
「いいよ、水月は可愛いから。そうだよね難しいよねぇ? ふふ、いいんだよ、自分がイイなと思ったものがイイ、それでいいんだ。小難しい理論なんかクソ喰らえだよねぇ?」
子供を宥めるように言われて頬が熱くなり、芸術家がそう言ってしまうのかとたじろいで頬が少し冷えた。差し引き、ほんのり温かい。
「……? 水月ほっぺた温かいねぇ、水月が照れたらもっと熱くなるし……子供体温なのかな? なんてね、ふふふ、可愛い…………あれ、熱くなってきた。可愛いって言われて照れちゃった? 可愛いね」
その通りだ、可愛いとは言われ慣れていない。カッコいいという賞賛の声と違い、何だか恥ずかしさまで湧いてくる。けれど、このこそばゆさが心地いい。
「……なぁに、今のため息」
サンの初めてになれなかった残念さからため息をつくと、サンにむにっと顔を掴まれた。
「もしかして、ボクと居るの嫌になったとかかな?」
「ひあうよ」
「ふふふっ、ごめんごめん離すよ、なんて言ったの?」
「違うよって、閉じ込めちゃうくらい好きになったのは俺が初めてがよかったなーって」
「へぇ? フタは兄貴だよ?」
恋愛感情を抱いたのは俺が初めてだと言いたいのだろうか? 家族愛だろうが何だろうが、俺よりも前に今の俺のように閉じ込められサンの愛を受けた者が居たというのは事実で、そんな情報があったところで拗ねるのをやめるなんて──
「それもそっかぁ!」
──拗ねるの、やめます! だってサンは二十五歳なのに俺が初恋なんだぞ? 最高か? 初恋が遅いと拗らせて大変なことになるという一般論は本当だったようだな、遅咲きの初恋が現在絶賛暴走中、意中の相手を監禁中だ。相手が俺じゃなかったら嫌われて初恋が叶わないというジンクスを補強していただろう。
「家族と恋人じゃ違うもんね!」
「うんうん、違う違う。にしても本当アンタ変わってるよね、普通こんなことされたらもっと嫌がるもんじゃない?」
「だって閉じ込めちゃうくらい俺が好きなんだろ? サンはなんか、距離置かれてるっていうか、一線引かれてるっていうか、そんな感じだったから……好意的だけど付き合うほどじゃないのかなって、俺のことそこまで好きじゃないのかなって思ってたから、こんなことするくらい好きなんだって分かった今はただただ嬉しいよ」
「……そう」
まずいことをしているという自覚があるなら一安心だ、機嫌と頃合いを見て説得すれば案外すんなりと解放してもらえるかもしれない。
「大好きだよサン、俺のこと好きになってくれてありがとう」
まずは機嫌を取ろう。俺にもっと惚れさせて、俺のお願いを叶えてあげたくさせるんだ。どうにか今日中に帰るか母に連絡を入れるかしなければ良くて交際禁止悪くて警察沙汰、どちらも避けたい未来だ。
「……水月」
「ん?」
「ボクはね、人間を描きたいと思ったのは初めてだったんだよ。前にも言ったけどさ。なんで描きたいと思ったんだろ、造形が良かったから? それもあるだろうけど、それだけじゃない……だってボクの専門は内面や本質を色彩で表現する広義の抽象画。どんな不細工だって中身次第でボクの絵では絶世の美人になる」
「……うん、内面大事だよね」
「まぁ、不細工は不当な扱いを受けることが多いから、中身が歪まない確率って美人より下なんだけどね」
「身も蓋もない……」
「だからこそ中身が綺麗な不細工ってのはイイものだと思うよ、ただ綺麗だから大切に扱われて相応の心に育った美人とは違う……なんだろうね、雑草魂? 肥料たっぷりもらって可愛がられた花より、ド根性的なあだ名付けられる野花の方が好き的な……分かる?」
「分かる分かる」
「…………おかしいんだよねぇ、水月はこんなに綺麗でカッコいい顔をしてるのに……なんだろう、心が雑草っぽい」
サンの好み論を前提にして考えれば褒め言葉だと分かるのだが、心が雑草っぽいはなんか傷付く。
「会った時から思ってた、アンタの性格…………身内にはちゃんと愛され教育されたものの、学校だとかの小さな社会で見た目を理由に立場を弁えさせられた見た目だけが醜い人間のものだ。生来の善良性もかなりのものだろうけどね……顔触ったらカッコいいからびっくりしたよ、なんでそんなに綺麗なくせにオドオドしてるのかな? どうして自信がなさそうなのかな?」
「…………秘密……なんだけど、分かっちゃってるならサンには言うよ、でも誰にも言わないで欲しいんだけど……」
「言いふらしたりしないよ」
「……昔は太ってて、気持ち悪かったんだよ俺。痩せたら綺麗になった、それだけ」
「太ってても顔の造形は変わらないと思うんだけど」
「目とか肉で埋まっちゃうし、首は消えるし、顎は増えるし……汗っかきで常にちょっと臭くて、髪型もっさりしてて笑い方も話し方も気持ち悪かったんだけど」
「そりゃブスだね」
「あはは……あだ名はキモオタデブスでした…………ぅ、うぅ……」
「……辛いこと思い出させてごめんね? よしよし……カッコよくなってよかったね、もう人生イージーモードだ。アンタは美人だからってチヤホヤされても調子に乗り過ぎたりしなさそうだし、本当に上手く生きられると思うよ」
確かに、母のように頭もいいならともかく俺のようなバカでは、太ることなく美少年として育ってきていたらとんでもないゲスクズヤリチンクソ野郎になっていた気がする。
「そっかぁ、なるほどねぇ……綺麗になったの最近なんだ? そっかそっか、ふふ、だから外と中の綺麗さがちょっとズレてるんだね、痩せたまま育ってもアンタは中身も綺麗だったんだろうけど、今とはちょっと方向性が違いそうだ、ボクは今のアンタがいいな」
「中の綺麗さなんてそんな……俺中身はそんなに良くないよ? 顔はいいけどさ……十二股してるクズだし」
「あっははっ、そういう謙虚なところも嫌いじゃないけど、ボクが初めて好きになった人をクズなんて言わないで欲しいなぁ?」
「……! そうだね、ごめん……そうだよね、自虐は俺のこと好きになってくれた人にも悪いよね」
「ふふ……素直で可愛いなぁ、水月はすごく綺麗だよ」
超絶美形になって数ヶ月、もうそろそろ褒め言葉にも慣れてくるべき時期なのに俺はまだまだ照れてしまう。
「ボクは芸術家だからね、真っ白なサラサラの紙に絵の具を塗ったくるみたいに、綺麗なものは汚したくなるんだよ」
「……前は綺麗なもの汚したくないのが芸術家的なこと言ってなかった?」
「そりゃ芸術家は綺麗なものはそのままにしたいよ、でも芸術家は綺麗なものを汚して自分だけの芸術にしたいものなんだ」
「う、うぅん……? 芸術って難しいね」
「あははっ、芸術素人はすぐそうやって逃げる」
「ぅ」
「いいよ、水月は可愛いから。そうだよね難しいよねぇ? ふふ、いいんだよ、自分がイイなと思ったものがイイ、それでいいんだ。小難しい理論なんかクソ喰らえだよねぇ?」
子供を宥めるように言われて頬が熱くなり、芸術家がそう言ってしまうのかとたじろいで頬が少し冷えた。差し引き、ほんのり温かい。
「……? 水月ほっぺた温かいねぇ、水月が照れたらもっと熱くなるし……子供体温なのかな? なんてね、ふふふ、可愛い…………あれ、熱くなってきた。可愛いって言われて照れちゃった? 可愛いね」
その通りだ、可愛いとは言われ慣れていない。カッコいいという賞賛の声と違い、何だか恥ずかしさまで湧いてくる。けれど、このこそばゆさが心地いい。
16
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる