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レイの家に来たけど留守だったから忍び込んだらレイが元カレと一緒に帰ってきた、何を言っているか分からないと思うが俺も何を言っているか分からない。
(ってJ・Pごっこしている場合じゃありませんぞ)
どうやら二人は廊下で言い争っているようだ。言い争いと言っても仲の良さそうなもので、俺の脳は破壊されてしまいそうだが。
「仕事道具取ってこいって、まさかこれからくーちゃん家に住めって言うんすか?」
「……でないとお前は寂しがってまた浮気をするだろう。完全にとは言わない、俺にだって都合の悪い日くらいある」
「親戚さんが来る日っすか。たまに来る親戚以下のオナホのために、随分と手間をかけたみたいっすけど、やっぱり俺はその人に見せたくない汚点なんすね……俺はここに住むっすよ。高いローン払ってんす、お子ちゃまのくーちゃんには分からないかもしれないっすけど。そもそも、タブレットさえあればどこでも仕事出来るとは言うっすけど、家でちゃんとした設備あった方が効率はずっといいんす。パソコンでゲームとかもしたいんす!」
「…………ワガママだな」
「どこがっすか! 俺は自分の家に住みたいって言ってるだけっすよ!」
二人とも玄関に置きっぱなしの俺の靴には気付いていないのか? 下見ろよ。っていうか、何の話してるんだ? 同棲の揉め事? ふざけるなよ、俺は何なんだ? 昨日電話の向こうで泣いていたのは何だったんだ? 元カレは元カレじゃなかったのか? 本命は始めからアイツの方だったのか?
「……で? ここに住んで、どうするんだ? また男を連れ込むのか」
「またって何すか……」
「……鳴雷 水月がこのマンションから出てくるのを見たことがある。ここに引っ越してきたと言っていたが、今思えば怪しいな。最近見ないし……実際にここに住んでいるとしたら、それならそれでやはりお前をここに住まわせる訳にはいかない。誰が浮気相手と同じところに住ませたがるんだ」
「連れ込むだの浮気だのっ、俺のこと恋人だって思ってないくせに!」
「…………お前は俺のものだ」
「このっ……! ぅ……で、でも、ぁ……くーちゃんがここに居ればいいじゃないっすか。学校との距離そんな変わんないし、くーちゃんの家の周り工場ばっかだから空気が悪くて嫌なんすよね」
「……なら俺が荷物を持ってこなきゃならないな」
「意外と柔軟っすねー……」
「…………まぁ、大した荷物はない。腹が減った、昼飯を食いに行こう」
「外出んの嫌っす。出前頼むっすよ」
「……からあげ弁当がいい」
仲……良いのか? 分からなくなってきた。どういうことなんだ? レイは元カレと復縁したってことでいいのか? 喧嘩中に俺と浮気してただけとか?
ごちゃごちゃ悩んでいると形州が寝室に入ってきた、クローゼットの微かな隙間から見る限りだが、部屋を見回してからベッドに腰かけたようだ。
「…………髪、早く染め直せよ。ヤる気が起きない」
「溜まってるでしょうに、フェチがガッチガチに固まってるのは辛いっすね」
レイは形州から人一人分空けてベッドに座った。不機嫌そうに足を揺らす仕草を俺はまだ可愛いと思ってしまう。
「……紫はお前の趣味か?」
「そうっすよ、俺の一番好きな色っす」
「…………鳴雷の好みにはしなかったんだな」
「せんぱいはくーちゃんみたいな身勝手なこと言わなかったっす、俺の好きなカッコしててって、それが一番可愛いって……好きだって、言ってくれたんす」
煽るように話していたレイの声に少しずつ涙が混じる。
「……十何人も侍らせてるんだ、特にこだわりがないんだろ。お前はいつもそうだ、舌先三寸に騙される」
「せんぱいは俺を騙してなんかなかったっす! 別れたいってメッセ急に送った後に、電話で……一番最初になんて言ったか分かるっすか!? 元気かって、ちゃんと飯食ってるかって、俺のこと心配してくれたんす! 俺のこと責めなかったっす、俺の言葉聞こうとしてくれた、俺の気持ち気にしてくれた、俺のこと好きって、愛してるって言ってくれた! 僕がその一言で留まっちゃうって分かってるくせにたったの二文字使って騙すことすらしてくれないくーちゃんとは天と地ほどの差があるんだぁっ!」
「…………」
「うっ……ぅ、う……せんぱい、せんぱいぃ…………くーちゃん、ほんとに、ほんとにせんぱいに何もしないっすよね? おれ、おれくーちゃんのオナホに戻るっ……ちゃんと、髪も染める、明日! 明日染めるから……せんぱいに、酷いことしないで。約束、でしょ」
胴と同じ太さの氷柱に頭のてっぺんから股まで貫かれたような気分だ。
「……お前が手元に戻るなら、鳴雷に何をする必要もないという話だ。約束じゃない。お前が鳴雷と俺を比べて俺を苛立たせるなら、俺はこの苛立ちを解消するために鳴雷を探さなくてはならない」
「ぇ……や、やだっ! やめて! 二度と言わない、二度と言わない! くーちゃんが一番、くーちゃんが最高! くーちゃんが男の中の男! トップ!」
「…………偽りの言葉で褒められるのは好きじゃない、お前と違ってな」
「やめて……お願い、せんぱいに何もしないで」
説、その三が正しかった。何があったのかは分からないがレイは元カレに見つかってしまい、脅されて別れを切り出したのだ。
「何でもする! 何でも、どんなプレイでも付き合うっ……ぁ、お金! お金もあげる、いっぱい貢ぐ!」
「……金には困ってない」
「え……ぁ、絵! 絵教えてあげる、現役売れっ子イラストレーター付きっきり授業! これはめちゃくちゃ贅沢!」
「…………自分で言うのもなんだが、俺は気分屋でな。確約は出来ない」
レイは俺に惚れたままだった。俺の、可愛いレイのままだった。一時でも疑った自分を殺したい、でも今は自分より先にアイツを──! ダメだ、今飛び出しても殴り倒されて終わりだ。
「……俺は裏切られるのが嫌いだ」
「これからはくーちゃんの言うこと全部聞く!」
「…………お前関係なく、鳴雷は俺を裏切っている。お前を知らないと嘘をついた……は、まぁ、恋人ならそうするだろう、大目に見るとして……アイツとは友達になれそうだと思った。知っての通り俺には友人が居ない……やっと友達が出来たと思ったのに、その鳴雷がお前の彼氏……結構傷付いた」
「ほ、本屋で会ったってやつ……? せんぱいからそこそこ詳しく聞いたけど、あんなのっ、せんぱい多分くーちゃん怖くて頑張って話しただけで……友達とかそんなのくーちゃんが勝手に……」
「………………傷付く」
「あっ、ご、ごめん! ごめんなさい……せんぱいには何もしないで、僕のことならいくらでも殴っていいから……!」
レイを殴るなんて絶対に許さない。だが、どうすればいい? 腕っ節で勝てない相手から、どうすれば愛しい彼氏を救い出せる? どうすれば……冷静になれ、絶対にクローゼットから飛び出すな、喧嘩で勝てなくても隙はある、ヤツがレイを残して出かけたり風呂に入ったり眠ったりした隙にレイを連れて逃げ出すのだ。腕力も気も弱い俺にはそれしかない。
(ってJ・Pごっこしている場合じゃありませんぞ)
どうやら二人は廊下で言い争っているようだ。言い争いと言っても仲の良さそうなもので、俺の脳は破壊されてしまいそうだが。
「仕事道具取ってこいって、まさかこれからくーちゃん家に住めって言うんすか?」
「……でないとお前は寂しがってまた浮気をするだろう。完全にとは言わない、俺にだって都合の悪い日くらいある」
「親戚さんが来る日っすか。たまに来る親戚以下のオナホのために、随分と手間をかけたみたいっすけど、やっぱり俺はその人に見せたくない汚点なんすね……俺はここに住むっすよ。高いローン払ってんす、お子ちゃまのくーちゃんには分からないかもしれないっすけど。そもそも、タブレットさえあればどこでも仕事出来るとは言うっすけど、家でちゃんとした設備あった方が効率はずっといいんす。パソコンでゲームとかもしたいんす!」
「…………ワガママだな」
「どこがっすか! 俺は自分の家に住みたいって言ってるだけっすよ!」
二人とも玄関に置きっぱなしの俺の靴には気付いていないのか? 下見ろよ。っていうか、何の話してるんだ? 同棲の揉め事? ふざけるなよ、俺は何なんだ? 昨日電話の向こうで泣いていたのは何だったんだ? 元カレは元カレじゃなかったのか? 本命は始めからアイツの方だったのか?
「……で? ここに住んで、どうするんだ? また男を連れ込むのか」
「またって何すか……」
「……鳴雷 水月がこのマンションから出てくるのを見たことがある。ここに引っ越してきたと言っていたが、今思えば怪しいな。最近見ないし……実際にここに住んでいるとしたら、それならそれでやはりお前をここに住まわせる訳にはいかない。誰が浮気相手と同じところに住ませたがるんだ」
「連れ込むだの浮気だのっ、俺のこと恋人だって思ってないくせに!」
「…………お前は俺のものだ」
「このっ……! ぅ……で、でも、ぁ……くーちゃんがここに居ればいいじゃないっすか。学校との距離そんな変わんないし、くーちゃんの家の周り工場ばっかだから空気が悪くて嫌なんすよね」
「……なら俺が荷物を持ってこなきゃならないな」
「意外と柔軟っすねー……」
「…………まぁ、大した荷物はない。腹が減った、昼飯を食いに行こう」
「外出んの嫌っす。出前頼むっすよ」
「……からあげ弁当がいい」
仲……良いのか? 分からなくなってきた。どういうことなんだ? レイは元カレと復縁したってことでいいのか? 喧嘩中に俺と浮気してただけとか?
ごちゃごちゃ悩んでいると形州が寝室に入ってきた、クローゼットの微かな隙間から見る限りだが、部屋を見回してからベッドに腰かけたようだ。
「…………髪、早く染め直せよ。ヤる気が起きない」
「溜まってるでしょうに、フェチがガッチガチに固まってるのは辛いっすね」
レイは形州から人一人分空けてベッドに座った。不機嫌そうに足を揺らす仕草を俺はまだ可愛いと思ってしまう。
「……紫はお前の趣味か?」
「そうっすよ、俺の一番好きな色っす」
「…………鳴雷の好みにはしなかったんだな」
「せんぱいはくーちゃんみたいな身勝手なこと言わなかったっす、俺の好きなカッコしててって、それが一番可愛いって……好きだって、言ってくれたんす」
煽るように話していたレイの声に少しずつ涙が混じる。
「……十何人も侍らせてるんだ、特にこだわりがないんだろ。お前はいつもそうだ、舌先三寸に騙される」
「せんぱいは俺を騙してなんかなかったっす! 別れたいってメッセ急に送った後に、電話で……一番最初になんて言ったか分かるっすか!? 元気かって、ちゃんと飯食ってるかって、俺のこと心配してくれたんす! 俺のこと責めなかったっす、俺の言葉聞こうとしてくれた、俺の気持ち気にしてくれた、俺のこと好きって、愛してるって言ってくれた! 僕がその一言で留まっちゃうって分かってるくせにたったの二文字使って騙すことすらしてくれないくーちゃんとは天と地ほどの差があるんだぁっ!」
「…………」
「うっ……ぅ、う……せんぱい、せんぱいぃ…………くーちゃん、ほんとに、ほんとにせんぱいに何もしないっすよね? おれ、おれくーちゃんのオナホに戻るっ……ちゃんと、髪も染める、明日! 明日染めるから……せんぱいに、酷いことしないで。約束、でしょ」
胴と同じ太さの氷柱に頭のてっぺんから股まで貫かれたような気分だ。
「……お前が手元に戻るなら、鳴雷に何をする必要もないという話だ。約束じゃない。お前が鳴雷と俺を比べて俺を苛立たせるなら、俺はこの苛立ちを解消するために鳴雷を探さなくてはならない」
「ぇ……や、やだっ! やめて! 二度と言わない、二度と言わない! くーちゃんが一番、くーちゃんが最高! くーちゃんが男の中の男! トップ!」
「…………偽りの言葉で褒められるのは好きじゃない、お前と違ってな」
「やめて……お願い、せんぱいに何もしないで」
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「……金には困ってない」
「え……ぁ、絵! 絵教えてあげる、現役売れっ子イラストレーター付きっきり授業! これはめちゃくちゃ贅沢!」
「…………自分で言うのもなんだが、俺は気分屋でな。確約は出来ない」
レイは俺に惚れたままだった。俺の、可愛いレイのままだった。一時でも疑った自分を殺したい、でも今は自分より先にアイツを──! ダメだ、今飛び出しても殴り倒されて終わりだ。
「……俺は裏切られるのが嫌いだ」
「これからはくーちゃんの言うこと全部聞く!」
「…………お前関係なく、鳴雷は俺を裏切っている。お前を知らないと嘘をついた……は、まぁ、恋人ならそうするだろう、大目に見るとして……アイツとは友達になれそうだと思った。知っての通り俺には友人が居ない……やっと友達が出来たと思ったのに、その鳴雷がお前の彼氏……結構傷付いた」
「ほ、本屋で会ったってやつ……? せんぱいからそこそこ詳しく聞いたけど、あんなのっ、せんぱい多分くーちゃん怖くて頑張って話しただけで……友達とかそんなのくーちゃんが勝手に……」
「………………傷付く」
「あっ、ご、ごめん! ごめんなさい……せんぱいには何もしないで、僕のことならいくらでも殴っていいから……!」
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