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あったらいいな
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レイとデートをする約束を交わし、レイとセイカは美容院へ行く約束を取り付けた。レイの外出予定がどんどん立っていく。元カレから解放されたレイの笑顔は今まで見たことがない爽やかさを持っていた。
《うわっ》
レイに癒されていると網の下から大きな火が現れた。サン以外の全員がビクッと身体を跳ねさせていた。アキなんてセイカに抱きついている、よく見ると庇うような体勢だ。
「豚トロ一気に焼き過ぎましたね……」
「サクちゃん、網交換ってあるん?」
「あるよ、多分。網交換してるとこ見たことないけど」
網交換サービスを使ったことがないという意味なのか、反応が難しい盲目ジョークなのか、どっちだ?
「俺もない」
「兄貴はあるよ、覚えてないだけで」
後者だったらしい。
火の隙をついて肉を全て回収し、店員に新しい網を持ってきてもらい、真新しい銀色の網の上に再び肉を並べた。
《置いといたの意外と焦げてねぇのな》
「なんか見たことある気がしないでもない今の」
「だから兄貴は見たことあるって言ったろ?」
「さっすがサンちゃん」
現在の摂取カロリーがどれほどか全く分からない、一日分を超過した可能性だってある。俺はまだ食べてもいいのだろうか?
(こんないいお肉食べられる機会なんて滅多にありませんし、後で運動したり飯減らしたりすればいいのでそ! 食べまっそ、誰に何と言われようと食べまっそぉ!)
今日は特に頑張ったんだし、ご褒美だと思おう。
「そうそう、水月達は八月に旅行行くんだよね? えっと……ネザメ? って子の別荘に」
「うん、海の近くらしいんだ。すごく楽しみ」
「ボクも行きたいなぁって思って前に頼んでみたんだ、ネザちゃんはいいって言ってくれたんだけどさ……一応水月にも聞いておきたくて」
「俺はもちろん、サンとも一緒に行きたかったから大歓迎だよ」
「ありがとう。じゃあ兄貴、説明よろしく」
説明?
「よーし、んじゃみつき! 立て!」
「へっ? は、はい」
訳が分からないまま通路に立ってフタの隣に並ぶ。
「別荘地は海の傍の自然豊かなところだそうじゃないか、都会っ子の水月達にはある種憧れの場所かもしれないけれど、未舗装の道というのはボクにとっては怖いものなんだよ」
「サンちゃんとの歩き方をレクチャーするぜ。俺サンちゃんと背格好だいたい同じだからよぉ、サンちゃんと思えよな」
「は、はぁ……分かりました」
小学校の頃に受けた障害理解だったかの授業のようなものか? 車椅子を押しての坂の登り方だとか、盲目の人を連れての階段の上り方だとかを教わった気がする、ほとんど何も覚えていないけれど。
「まず、腕掴ませんのね。二の腕辺り……みつきちっちぇから肩のがいいか」
「俺は184センチですよ、高身長な方です」
「走ったり早歩きはダメだぜ、手ぇ引っ張ったりとか背中押したりとかもダメ」
「兄貴たまにやるけどね」
そういったことならわざわざ教わらなくても分かることだ、俺は微笑んで頷いた。
「狭いとこ歩く時はぁ、腕後ろに回して後ろに並ばせんの」
「痛っ」
グイッと腕をひねり上げられ、取り押さえられる犯罪者の気分を味わう。
「……肩ならこれやんなくていっかな。まぁいいや、道狭くなったり段差あったり階段だったりはぁ、ちゃんとその手前でサンちゃんに言うんだぜ」
「はい」
「階段とかは上り切ったり下り切ったりする前にぃ、ん~……三段? 五段? くらい手前で、後何段って言ってぇ、終わったら終わったって言う。OK?」
「なるほど……覚えました」
「あとねー、何だっけ。サンちゃんなんか覚えて欲しいのあるんだっけ?」
「クロックポジション。たとえば今の状況だと、二時の方向にコップとか言ってもらえると助かるってこと」
サンは彼から見て右斜め前にあるコップを手に取りながらそう説明した。クロックポジションか、アニメやゲームでもよく聞き、カッコいいと憧れはしたが練習はしていないから習得出来ていないものだ。デジタル時計世代に時計の文字盤を頭に浮かべろというのは難しいんだと言い訳しておこう。
「クロックポジションなら秋風に覚えさせられたから分かるぞ」
「マジかセイカ……万能かお前は。アキも使うのか? 割と視力低いとは聞いてたけど……」
「いや、視力とかじゃなくてなんか、戦闘中がどうたらって言ってたような」
あぁ……そういえばアキは傭兵になるための訓練を無理矢理受けさせられていたんだったな。
「じゃあまた家で俺に教えてくれ。フタさん、他に何かありますか?」
「何が?」
「えっ?」
「…………あっ、飯中に立っちゃダメじゃ~ん。何してんの俺ら。へへっ、ごめんサンちゃん」
フタはたった今自分が何をしていたかを忘れ、サンの隣に座った。流石に驚いたが俺も席に戻り、美味そうに焼けた肉を皿に取った。
「注意事項はアレで全部。まぁわざわざ覚えなくても、水月はボクのこと大切に想ってくれてるからボクを連れて雑に歩いたりなんてしないよね?」
「そうだね、そこまで覚えなきゃって感じのことはなかったかな。車椅子の時もブレーキとかロックとか割と自転車と似てたし……意外と便利で優しい世の中だね」
「……そうだね」
「後はもっと坂と紫外線が減ってくれればなぁ」
「セイくんとアキくん? ふふっ、それはボクもかなり助かるなぁ。坂疲れるし、紫外線は実感はあんまりないけど身体に悪いもんね」
「サンは何かここもっとこうして欲しいみたいなのある?」
「点字ブロックの上に自転車停めたら懲役十年」
突然サンの声色が冷たく低いものに変わり、背筋にゾクッと寒気が走った。
「杖先行させてるから障害物にぶつかることはまずないよ? でもね? 自転車のタイヤ! アレ嫌い! なんかたまにすごい綺麗にスポって杖入るの! 入ったのに簡単には抜けないし! 自転車倒したらすっげぇ舌打ちされるし……舌打ちしたいのはボクなんだけどぉ!?」
「ヮ、ワァ……」
「まぁそれで水月と出会えた訳だから、懲役十年で許す」
俺と出会う前のサンに同じ質問をしたとしたら、一体どんな刑罰を願ったのだろう。怖くて聞けない。
「みんなは何かあるか?」
「焼きそばパン食うとる口で「えっお好み焼きオカズにご飯食べるの、両方炭水化物じゃん」て笑てくるヤツの絶滅」
「う、うん……」
「お好み焼きはキャベツたっぷりな上に肉も乗っ取る完全栄養食なんや!」
「じゃあ米いらないじゃん」
「せやな! 栄養的にはその通りかもしれん! せやけどお好み焼きオカズにしたら美味いで!」
絶滅を願っておきながらも感情的に反論せず「この食べ方も美味しいんだよ」と勧めるだけに落ち着くリュウの温厚さが好きだ。
「俺は確定申告が一瞬で済むシステムが欲しいっす」
「うーんガキにはまだ分からない世界」
「アルツハイマーの特効薬早く作って欲しいです」
「医学の発展に期待しよう……」
「じゃあ俺手足が生える薬が欲しい」
「移植とか義肢の発達くらいにしとかない?」
一言コメントが難しい、大喜利レベルだったリュウが恋しい。
「兄貴は何か欲しい物ある?」
「俺の代わりに全部覚えて、掛け算と割り算やって、難しい漢字書いたり読んだりする機械」
「スマホが割とそうなんだよ、兄貴」
「俺が文字打ってやんねぇと覚えねぇじゃんコイツ、自動日記がいい」
自動日記か、いいな。今のところは大丈夫だが十二人も彼氏が居るとデートの予定の整理などが大変なのだ、スマホが自動で記録してくれるなら口約束が自然消滅してしまわないようになるだろう。
「スマホが浮いて勝手に写真とか動画とか撮ってくれたらハメ撮りめっちゃ楽なのにな」
「着信音ロトロト言いそうっすねそれ。自撮りとか言わないとこがせんぱいの残念イケメンたる所以っすよ」
叶いっこなさそうな夢を語るのは楽しいけれど、同時に虚しくもなってしまう。欲しい超能力くらいにしておくべきだったか──って待って俺残念イケメンだったの?
《うわっ》
レイに癒されていると網の下から大きな火が現れた。サン以外の全員がビクッと身体を跳ねさせていた。アキなんてセイカに抱きついている、よく見ると庇うような体勢だ。
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「サクちゃん、網交換ってあるん?」
「あるよ、多分。網交換してるとこ見たことないけど」
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「俺もない」
「兄貴はあるよ、覚えてないだけで」
後者だったらしい。
火の隙をついて肉を全て回収し、店員に新しい網を持ってきてもらい、真新しい銀色の網の上に再び肉を並べた。
《置いといたの意外と焦げてねぇのな》
「なんか見たことある気がしないでもない今の」
「だから兄貴は見たことあるって言ったろ?」
「さっすがサンちゃん」
現在の摂取カロリーがどれほどか全く分からない、一日分を超過した可能性だってある。俺はまだ食べてもいいのだろうか?
(こんないいお肉食べられる機会なんて滅多にありませんし、後で運動したり飯減らしたりすればいいのでそ! 食べまっそ、誰に何と言われようと食べまっそぉ!)
今日は特に頑張ったんだし、ご褒美だと思おう。
「そうそう、水月達は八月に旅行行くんだよね? えっと……ネザメ? って子の別荘に」
「うん、海の近くらしいんだ。すごく楽しみ」
「ボクも行きたいなぁって思って前に頼んでみたんだ、ネザちゃんはいいって言ってくれたんだけどさ……一応水月にも聞いておきたくて」
「俺はもちろん、サンとも一緒に行きたかったから大歓迎だよ」
「ありがとう。じゃあ兄貴、説明よろしく」
説明?
「よーし、んじゃみつき! 立て!」
「へっ? は、はい」
訳が分からないまま通路に立ってフタの隣に並ぶ。
「別荘地は海の傍の自然豊かなところだそうじゃないか、都会っ子の水月達にはある種憧れの場所かもしれないけれど、未舗装の道というのはボクにとっては怖いものなんだよ」
「サンちゃんとの歩き方をレクチャーするぜ。俺サンちゃんと背格好だいたい同じだからよぉ、サンちゃんと思えよな」
「は、はぁ……分かりました」
小学校の頃に受けた障害理解だったかの授業のようなものか? 車椅子を押しての坂の登り方だとか、盲目の人を連れての階段の上り方だとかを教わった気がする、ほとんど何も覚えていないけれど。
「まず、腕掴ませんのね。二の腕辺り……みつきちっちぇから肩のがいいか」
「俺は184センチですよ、高身長な方です」
「走ったり早歩きはダメだぜ、手ぇ引っ張ったりとか背中押したりとかもダメ」
「兄貴たまにやるけどね」
そういったことならわざわざ教わらなくても分かることだ、俺は微笑んで頷いた。
「狭いとこ歩く時はぁ、腕後ろに回して後ろに並ばせんの」
「痛っ」
グイッと腕をひねり上げられ、取り押さえられる犯罪者の気分を味わう。
「……肩ならこれやんなくていっかな。まぁいいや、道狭くなったり段差あったり階段だったりはぁ、ちゃんとその手前でサンちゃんに言うんだぜ」
「はい」
「階段とかは上り切ったり下り切ったりする前にぃ、ん~……三段? 五段? くらい手前で、後何段って言ってぇ、終わったら終わったって言う。OK?」
「なるほど……覚えました」
「あとねー、何だっけ。サンちゃんなんか覚えて欲しいのあるんだっけ?」
「クロックポジション。たとえば今の状況だと、二時の方向にコップとか言ってもらえると助かるってこと」
サンは彼から見て右斜め前にあるコップを手に取りながらそう説明した。クロックポジションか、アニメやゲームでもよく聞き、カッコいいと憧れはしたが練習はしていないから習得出来ていないものだ。デジタル時計世代に時計の文字盤を頭に浮かべろというのは難しいんだと言い訳しておこう。
「クロックポジションなら秋風に覚えさせられたから分かるぞ」
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「いや、視力とかじゃなくてなんか、戦闘中がどうたらって言ってたような」
あぁ……そういえばアキは傭兵になるための訓練を無理矢理受けさせられていたんだったな。
「じゃあまた家で俺に教えてくれ。フタさん、他に何かありますか?」
「何が?」
「えっ?」
「…………あっ、飯中に立っちゃダメじゃ~ん。何してんの俺ら。へへっ、ごめんサンちゃん」
フタはたった今自分が何をしていたかを忘れ、サンの隣に座った。流石に驚いたが俺も席に戻り、美味そうに焼けた肉を皿に取った。
「注意事項はアレで全部。まぁわざわざ覚えなくても、水月はボクのこと大切に想ってくれてるからボクを連れて雑に歩いたりなんてしないよね?」
「そうだね、そこまで覚えなきゃって感じのことはなかったかな。車椅子の時もブレーキとかロックとか割と自転車と似てたし……意外と便利で優しい世の中だね」
「……そうだね」
「後はもっと坂と紫外線が減ってくれればなぁ」
「セイくんとアキくん? ふふっ、それはボクもかなり助かるなぁ。坂疲れるし、紫外線は実感はあんまりないけど身体に悪いもんね」
「サンは何かここもっとこうして欲しいみたいなのある?」
「点字ブロックの上に自転車停めたら懲役十年」
突然サンの声色が冷たく低いものに変わり、背筋にゾクッと寒気が走った。
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「ヮ、ワァ……」
「まぁそれで水月と出会えた訳だから、懲役十年で許す」
俺と出会う前のサンに同じ質問をしたとしたら、一体どんな刑罰を願ったのだろう。怖くて聞けない。
「みんなは何かあるか?」
「焼きそばパン食うとる口で「えっお好み焼きオカズにご飯食べるの、両方炭水化物じゃん」て笑てくるヤツの絶滅」
「う、うん……」
「お好み焼きはキャベツたっぷりな上に肉も乗っ取る完全栄養食なんや!」
「じゃあ米いらないじゃん」
「せやな! 栄養的にはその通りかもしれん! せやけどお好み焼きオカズにしたら美味いで!」
絶滅を願っておきながらも感情的に反論せず「この食べ方も美味しいんだよ」と勧めるだけに落ち着くリュウの温厚さが好きだ。
「俺は確定申告が一瞬で済むシステムが欲しいっす」
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「医学の発展に期待しよう……」
「じゃあ俺手足が生える薬が欲しい」
「移植とか義肢の発達くらいにしとかない?」
一言コメントが難しい、大喜利レベルだったリュウが恋しい。
「兄貴は何か欲しい物ある?」
「俺の代わりに全部覚えて、掛け算と割り算やって、難しい漢字書いたり読んだりする機械」
「スマホが割とそうなんだよ、兄貴」
「俺が文字打ってやんねぇと覚えねぇじゃんコイツ、自動日記がいい」
自動日記か、いいな。今のところは大丈夫だが十二人も彼氏が居るとデートの予定の整理などが大変なのだ、スマホが自動で記録してくれるなら口約束が自然消滅してしまわないようになるだろう。
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