冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

文字の大きさ
1,362 / 2,316

お弁当の後は駅弁

しおりを挟む
空になった弁当箱に蓋をし、ミフユに改めて総合的な感想を語っていると、シュカが俺の膝の上に乗ってきた。俺の三倍の量の昼食を彼は俺よりも早く食べ終えていたのだ。

「どうした? シュカ、甘えてきて可愛いな」

「私は甘えたりなんてしないと分かっているでしょう? 私の用事もあなたには分かるはずです」

「俺はエスパーじゃないんだ、言ってくれなきゃ分からないよ」

「おや……そうですか、そんなに察しの悪いお方だったとは知りませんでした。幻滅したので今日は失礼します」

シュカはあっさりと俺の膝から降りた。

「待ってごめんなさい抱かせてくださいシュカ様」

俺は膝に三つ指をついて頭を下げた。ソファに座ったままの簡易土下座に気を良くしたらしいシュカは笑顔で頷く。

「構いませんよ」

「え……ちょ、俺まだ食ってるんだけど。そんなとこでヤるなよ。隣の時雨もまだ食ってるんだし」

俺の隣にはカンナが座っていた。セイカが居るのはソファが置かれていない、いわゆるお誕生日席。車椅子を停めているのだ。カンナほどではないが彼も俺達に近い、嫌がる気持ちは分かる。

「シュカ、ちょっと端っこ行こう。立ちでどう?」

「……時間的に一回しか出来ませんよね。駅弁で」

「駅弁かぁ…………シュカおも」

「ぁ?」

「くないから駅弁ヤりやすいよな! ヤろうヤろう!」

一瞬とんでもなく恐ろしい顔をしたが、すぐににっこりと優等生らしい笑顔を貼り付けた。この二面性がクセになる。

「当然、準備は終えています。あなたは勃てて突っ込めばいいだけですよ」

「俺の準備も終わってるよ」

「話が早くて助かります」

シュカは淡々とスラックスを下ろし、その上に下着を落とす。そこには何の情緒もない、だからこそイイ。

「んっ……水月、こちらへ」

後孔からアナルプラグを抜き、喘ぎ声を殺して俺を呼ぶ。キスをしたり脱がさせてくれたりなんてしない、事務的とすら思える仕草が性欲の強さゆえだと思うと股間が熱くなる。

「さ、水月。持ち上げてください」

シュカの腕が首に絡み、足が腰に添えられる。俺はシュカの腰に手を回し、彼の身体を持ち上げる。

「……っ、と、しっかり掴まれよ、シュカ」

首にぶら下がるシュカの尻を鷲掴みにし、持ち上げ、勃った陰茎で尻肉を掻き分ける。アナルプラグという栓を失ってトロトロと溢れるローションに導かれるままに、亀頭と後孔の縁が触れ合う。

「入りそう……シュカ、力抜いて」

返事はない。だが、その後容易に俺の陰茎を飲み込んだ後孔は口よりも多弁だ。

「んっ、ゔ、ぐっ、ゔぅゔゔっ……!」

俺の耳元で低く唸ったシュカの後孔は強く俺の陰茎を締め付け、絡み付いている。しがみつく手足の力も強い。このままでは奥まで入らないと考えた俺は、爪先を地面から離さない踵だけのジャンプをして振動を与えた。

「ゔっ、あっ!? 待っ、んんっ! 何っ、し、ひっ、挿さるっ、奥挿さるっ、揺らすにゃっ、今揺らすっ……!?」

ぐぽっ、ごぢゅっ、とシュカの最奥を彼の自重を利用して突き上げた。ずっぷりと根元まで挿さった陰茎に腸壁の細かな痙攣が伝わってくる。

「…………シュカ?」

「……っ、な……ぁ……」

微かに漏れた声に意味はなさそうだ。

「シュカ、喋れないくらい深イキしちゃってる? 全身ぶるぶるしてるけど……」

開いた口から空気だけを吐きながら、シュカはコクコクと弱々しく頷いた。あまりにも可愛いその反応は、俺の雄の部分を呼び起こすには十分過ぎた。

「……そんな可愛い返事されちゃったら、ダメだよ、もう」

「んっ……!? あっ、ぁあぁっ!?」

小ぶりな尻を鷲掴みにして独占欲を満たしつつ、彼の身体を持ち上げ腰を振る。腕だけでは体重を支えられるか不安だったので、シュカの身体を壁に押し付けた。壁と俺で挟んだ身体を突きまくった。

「今っ、イっ、んっ、ぅあっ、ぁああっ! イった、イっでるっ! んんっ、くっ、んんぅゔっ……!」

人前では特に声を抑えることの多いシュカが、耐え切れずに喘いでいる。俺の肩に口を押し付けてはいるが、漏れている。

「あっ、ぁぐっ、ゃ、んっ! ひっ、ぃいっ……!」

「可愛いし気持ちいい……最高だよシュカ、愛してる」

射精が近い。快感の滲んだ声でそう囁くと、シュカは緩んでいた手足の力を入れ直した、全身と後孔で俺をぎゅうっと締め付けて応えてくれた。この仕草は間違いなく「愛してる」の返事だ、内容は伝えたことときっと同じ。

「好き、好きだっ……出すよ、シュカっ……!」

連続絶頂に陥り、口での返事が出来ないでいる彼の中に精液を放った。ローションで濡れていた熱い腸内に、粘ついた欲望が満ちていく。

「…………っ、はぁ……いっぱい出た」

「な、げぇっ……ん、だよっ」

「下ろすよ」

シュカの腰を持ち上げながら腰を引いて萎えた陰茎を抜く。痙攣が治まらない腸壁のひだに敏感な陰茎を撫でられるのは、なかなかに刺激的だ。

「……っ、ん…………はぁ、シュカ……」

シュカを床に下ろす。足に力が入らないようなので、腕は俺の首に抱きついたままの膝立ちだ。俺は情けなく垂れている自分の陰茎は後回しに、再びシュカの腰に手を回した。今度はティッシュを握り締めて。

「んっ……!」

数枚を後孔の縁に押し付け、敏感な部位への刺激に喘ぐシュカの後孔から零れるローションや精液を食い止めた。俺から腕を離してもらい、正座もどきの姿勢を取らせ、既に太腿に垂れた分を拭ってから自分の陰茎を拭いた。

「シュカ、シュカ、大丈夫か」

「…………気持ちよかった、けど……学校で、ここまでは求めてねぇ……後で殺す」

「シュ、シュカが駅弁にしよって言ったんじゃないかぁっ」

「はぁ……クソ、立てねぇ。ちょっと休んでからトイレで後処理をしますので……少し、放っておいてください。気が散って体力が回復出来ないでしょう」

そんな、瞑想すれば回復するみたいな言い方……

「分かったよ。めいそうか……シュカってエスパータイプの技覚えられたんだな。あく、かくとうタイプかと思ってたよ」

「ふふっ……あく、かくとう分かる。今特攻特防上げてどうすんだよ、体力回復しろよ」

ネタが通じたらしいセイカが失笑する。セイカの反応もシュカには苛立ちの種だったらしく、眉間の皺が深くなる。

「私は身障者差別はしませんよ……私を腹立たせたら、平等に殴ります」

グッと拳を握ったシュカに、俺は原因は俺だからと頭を下げセイカの分も俺に寄越すよう懇願した。
しおりを挟む
感想 535

あなたにおすすめの小説

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜

春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、 癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!? トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。 彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!? 
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて―― 運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない! 恋愛感情もまだわからない! 
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。 個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!? 
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする 愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ! 毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新) 基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話

みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。 数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品

俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード

中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。 目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。 しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。 転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。 だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。 そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。 弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。 そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。 颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。 「お前といると、楽だ」 次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。 「お前、俺から逃げるな」 颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。 転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。 これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。 続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』 かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、 転生した高校時代を経て、無事に大学生になった―― 恋人である藤崎颯斗と共に。 だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。 「付き合ってるけど、誰にも言っていない」 その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。 モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、 そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。 甘えたくても甘えられない―― そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。 過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。 今度こそ、言葉にする。 「好きだよ」って、ちゃんと。

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…? 2025/09/12 ★1000 Thank_You!!

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新! Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新! プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

処理中です...