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土曜日のご予定は
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つん、つん、と控えめに肩をつつかれる。
「どうした、セイカ」
「……繰言先輩今日は来てるんだよな、どうする? 鳥待としないなら、昼休みって都合良さそうだけど」
「あぁ……会いに行くかって? んー……とりあえずどこに居るか聞いてみるか」
教室か、保健室か、はたまた便所飯の最中か、なんて考えながら居場所を問うメッセージを送る。送った直後に既読が付き、返信もすぐに来た。
『ごめんなさい!! 行こうと思ったけどなんか辛くなったからやめました! 明日は! 明日は行きます!!!』
相変わらずうるさい文章だな。
「……休みみたいだな」
「え? 来るって言ってただろ? 鳴雷……俺会わせたくないんだったら、俺は待ってるから……」
「本当に休みなんだって! ほら」
「…………ほんとだ、ごめん。どうしたんだろ、一昨日からずっとって……風邪かな? こじらせてるんだな」
昼から行く、やっぱり休む、は不登校の常套句だ。体調不良とは俺は思えない。けれどその考えは心に留め、セイカには「そうかもな」と伝え繰言には『お大事に』と送信した。
セイカを家まで送り届けて、バイトのため本屋へ向かう。それなりに働いて、歌見と軽く話す。いつも通りの平日の夕方。そんな日常を壊す、非日常の象徴からの電話。
『もしもしみぃくんっ? 時間ある? 今周り誰か居る?』
テレビだとかを見るのなら聞き慣れているのだろうが、テレビを見ない俺にとっては久しぶりに聞く可愛らしい声。
「ある。一人だよ、道端で」
『よかった。あのねっ、再来週の土曜日空けておいて! 何時になるか分かんないんだけどちょっとだけ時間取れそうで、交通費は出すから後で送るとこ来て欲しいんだ!』
「分かった、久しぶりに顔見れそうかな」
『……! えへへ、僕の顔だけなら色んなとこで見れるけど……あっもうリハ戻らなきゃ。またね!』
「あぁ、また……って、もう切ったのか」
俺の返事を待たず電話は切られた。忙しない電話の相手は俺の彼氏の一人、国民的アイドルのカミア。カンナの弟。彼はその職業ゆえ多忙なため、彼との約束は最優先だ。ハーレム内で共有しているカレンダーに記しておこう。
「予定埋まったマークだけでいいか……」
何でもない平日がワクワクの始まりの日になった。カミアに直接会った回数はまだ片手で数えられる程だ。彼は多忙さと孤独さと疲労から後孔での遊びの玄人になっている、俺と会えない間も開発を進めてくれていただろうから、来週こそ抱けるかもしれない。
スキップをしながら帰った、木曜日。金曜日だという特別感以外に特別なことのなかった金曜日。いや、彼氏達と過ごす日常はどれも大切なものなのだけれど──体育祭の練習、繰言の休校確認、昼休みのシュカとのセックス、休み時間並び授業中に行ったリュウへのイタズラ──などなど木曜日と同じイベントばかりだったからな。
「え、今日会社行くんですか?」
土曜日の朝食中、先週のようにセイカを勤め先に連れていくと母が話した。
「私今日予定あるんですけど……」
「別にアンタはいいわよ。セイカだけで」
「そうですか? アキも着いてくなら、まぁ……安心かな」
アキは俺の方を向いてにっこり笑った。話の内容は分かっていないだろう、きっと自分の名前だけ聞き取れたんだ。けれど俺には「安心してにーに」と返事をしてくれたように感じられた。
「あ、そうそう。コンちゃんも連れて行きたいんだけど」
俺が口を開くよりも早く、俺の背後に隠れるようにしてミタマが姿を現した。
「……あの恐ろしいところへ行くのか?」
「何もさせないから。ね?」
「ダメだよ母さん、コンちゃんは今日の約束に組み込まれてるんだから」
「あら……絶対?」
「絶対!」
ミタマの祠を建てるたに穂張興業に見積もりを聞くんだ、本人が居なくては判断出来ないこともあるかもしれない。
「あらあら……んー、まぁこっちは絶対じゃないし…………いっか。コンちゃん、また今度でいいわ」
「ほっとしたのじゃ……しかし、ぅう……今度とは…………くぅうん……」
いつまでも逃げられはしないことに落ち込み、動物病院の前に立った犬のような情けない声を漏らしつつ、姿をすぅっと透けさせた。
「……コンちゃん、今日ヒトさんとこ言って祠のこと詳しく聞くからね」
「ありがたいのぅ……怖くて冷えて、嬉しくて温まり、ワシの胸はべコッと鳴っておるわ」
「コンちゃんの胸ってシンクに熱湯零した感じで鳴るんだ……?」
母が今日セイカとアキを連れて会社に行かなければ、彼らは俺の外出に着いてきただろうし、そうなっていればヒトが酷く不機嫌になっていただろう。これでよかったのかもしれない。
「ミツキの母君には悪い気もしますが、幸いでしたね。あのような恐ろしい場所へ行くなんて心臓がいくつあっても足りません」
「そうじゃのぅ、安全そうだと話を聞く分には思うのじゃが……恐ろしいもんは恐ろしいからのぅ」
いかに母の会社が恐ろしいかを話し込む二人を背に、俺は髪と服を整えた。ヒトが好みそうな、頭が良く見えそうなカッチリした髪型と服装にしてみた。ヒトは俺をしっかり見て褒めてくれるだろうから楽しみだ。
「ワンチャンヒトさんとヤれるかも……ゃー事務所は無理かな~、どうかな~……い、一応ゴム持ってっとこ……ぅへへ。あ、コンちゃん、見積もりとかの祠の話終わったら、消えるかフタさんの飼い猫のとこ行くかしてね、ヒトさんは二人きりの方がいいタイプの人だから」
「あいわかった」
「あの化け猫達は私の師匠だ。今日は実体化のコツを聞いてみたい」
「俺一切見えないから勝手にやっててとしか言えないかな。さ、行くよ」
二人は背後をふよふよと着いてきて……いや、憑いてきているのだろう。傍から見れば一人で、しかし本当は三人で、駅へ向かうため家を出た。
「……あ、水月くん。こんにちは」
家を出てすぐ、スーツ姿のネイに声をかけられた。今は昼前、普段なら彼はもう出社しているはずの時間だ。
「ネイさん! どうされたんですか? 遅番、ってヤツですか?」
「いえ、今日は家でのお仕事です。水月くんはお出かけですか? どちらへ?」
リモートワークだろうか、ビデオ通話をするから自宅での仕事だろうとスーツが必要とか? 何故外に? 買い物にでも行くのか?
「俺は、はい、ちょっと遊びに……ネイさん、大変ですよね。毎日朝早く出て夜遅くに帰ってきて……土曜日まで仕事なんて。そういえば全然聞いた事なかったんですけど、ネイさんって何のお仕事されてるんですか?」
ネイの視線が一瞬鋭くなる。しかしすぐに元の温和な笑みに戻った、あの目は俺の見間違いだろうか、きっとそうだ。
「……水月くんはこの国が好きですか?」
「えっ? え、えぇ、まぁ、他の国住んだことないし、比べようがないですけど」
「日本は世界的に見てとても安全で、秩序の保たれた国です。私は血こそ日本人とは言えませんが、この国で生まれ育って……この国を愛しています」
俺、仕事聞いたんだけどな。
「……ですから、私は誇りを持って働いていますよ。国のため……安寧のため」
「はぁ……ご立派ですね」
自衛隊? いや、もう少し身近な感じがする。警察とか? 公務員っぽい言い方だった。なんでハッキリ教えてくれないんだろう。
「………………水月くん」
「は、はい……なんでっ、わっ!?」
ネイはじっと俺を見つめたままポケットに手を突っ込んだかと思えば、すぐに手を出して俺にぎゅっと抱きついてきた。
「なっ、なな、何……なんっ、ですか? ネイさん……?」
「……行ってらっしゃい。気を付けてくださいね」
「は……はい」
抱き返す勇気は出ず、俺は家に帰っていくネイを見送った。
「………………ただの、ド美人社畜シングルファーザーだと思ってたけど……なんか、よく分かんない人だな」
「好かれとるんじゃないかのぅ」
「だとしたら好意の表し方が少々変わっていらっしゃいますね」
呑気に話す二人を背に、俺は悩むのは後だと思い直して穂張興業へと急いだ。
「どうした、セイカ」
「……繰言先輩今日は来てるんだよな、どうする? 鳥待としないなら、昼休みって都合良さそうだけど」
「あぁ……会いに行くかって? んー……とりあえずどこに居るか聞いてみるか」
教室か、保健室か、はたまた便所飯の最中か、なんて考えながら居場所を問うメッセージを送る。送った直後に既読が付き、返信もすぐに来た。
『ごめんなさい!! 行こうと思ったけどなんか辛くなったからやめました! 明日は! 明日は行きます!!!』
相変わらずうるさい文章だな。
「……休みみたいだな」
「え? 来るって言ってただろ? 鳴雷……俺会わせたくないんだったら、俺は待ってるから……」
「本当に休みなんだって! ほら」
「…………ほんとだ、ごめん。どうしたんだろ、一昨日からずっとって……風邪かな? こじらせてるんだな」
昼から行く、やっぱり休む、は不登校の常套句だ。体調不良とは俺は思えない。けれどその考えは心に留め、セイカには「そうかもな」と伝え繰言には『お大事に』と送信した。
セイカを家まで送り届けて、バイトのため本屋へ向かう。それなりに働いて、歌見と軽く話す。いつも通りの平日の夕方。そんな日常を壊す、非日常の象徴からの電話。
『もしもしみぃくんっ? 時間ある? 今周り誰か居る?』
テレビだとかを見るのなら聞き慣れているのだろうが、テレビを見ない俺にとっては久しぶりに聞く可愛らしい声。
「ある。一人だよ、道端で」
『よかった。あのねっ、再来週の土曜日空けておいて! 何時になるか分かんないんだけどちょっとだけ時間取れそうで、交通費は出すから後で送るとこ来て欲しいんだ!』
「分かった、久しぶりに顔見れそうかな」
『……! えへへ、僕の顔だけなら色んなとこで見れるけど……あっもうリハ戻らなきゃ。またね!』
「あぁ、また……って、もう切ったのか」
俺の返事を待たず電話は切られた。忙しない電話の相手は俺の彼氏の一人、国民的アイドルのカミア。カンナの弟。彼はその職業ゆえ多忙なため、彼との約束は最優先だ。ハーレム内で共有しているカレンダーに記しておこう。
「予定埋まったマークだけでいいか……」
何でもない平日がワクワクの始まりの日になった。カミアに直接会った回数はまだ片手で数えられる程だ。彼は多忙さと孤独さと疲労から後孔での遊びの玄人になっている、俺と会えない間も開発を進めてくれていただろうから、来週こそ抱けるかもしれない。
スキップをしながら帰った、木曜日。金曜日だという特別感以外に特別なことのなかった金曜日。いや、彼氏達と過ごす日常はどれも大切なものなのだけれど──体育祭の練習、繰言の休校確認、昼休みのシュカとのセックス、休み時間並び授業中に行ったリュウへのイタズラ──などなど木曜日と同じイベントばかりだったからな。
「え、今日会社行くんですか?」
土曜日の朝食中、先週のようにセイカを勤め先に連れていくと母が話した。
「私今日予定あるんですけど……」
「別にアンタはいいわよ。セイカだけで」
「そうですか? アキも着いてくなら、まぁ……安心かな」
アキは俺の方を向いてにっこり笑った。話の内容は分かっていないだろう、きっと自分の名前だけ聞き取れたんだ。けれど俺には「安心してにーに」と返事をしてくれたように感じられた。
「あ、そうそう。コンちゃんも連れて行きたいんだけど」
俺が口を開くよりも早く、俺の背後に隠れるようにしてミタマが姿を現した。
「……あの恐ろしいところへ行くのか?」
「何もさせないから。ね?」
「ダメだよ母さん、コンちゃんは今日の約束に組み込まれてるんだから」
「あら……絶対?」
「絶対!」
ミタマの祠を建てるたに穂張興業に見積もりを聞くんだ、本人が居なくては判断出来ないこともあるかもしれない。
「あらあら……んー、まぁこっちは絶対じゃないし…………いっか。コンちゃん、また今度でいいわ」
「ほっとしたのじゃ……しかし、ぅう……今度とは…………くぅうん……」
いつまでも逃げられはしないことに落ち込み、動物病院の前に立った犬のような情けない声を漏らしつつ、姿をすぅっと透けさせた。
「……コンちゃん、今日ヒトさんとこ言って祠のこと詳しく聞くからね」
「ありがたいのぅ……怖くて冷えて、嬉しくて温まり、ワシの胸はべコッと鳴っておるわ」
「コンちゃんの胸ってシンクに熱湯零した感じで鳴るんだ……?」
母が今日セイカとアキを連れて会社に行かなければ、彼らは俺の外出に着いてきただろうし、そうなっていればヒトが酷く不機嫌になっていただろう。これでよかったのかもしれない。
「ミツキの母君には悪い気もしますが、幸いでしたね。あのような恐ろしい場所へ行くなんて心臓がいくつあっても足りません」
「そうじゃのぅ、安全そうだと話を聞く分には思うのじゃが……恐ろしいもんは恐ろしいからのぅ」
いかに母の会社が恐ろしいかを話し込む二人を背に、俺は髪と服を整えた。ヒトが好みそうな、頭が良く見えそうなカッチリした髪型と服装にしてみた。ヒトは俺をしっかり見て褒めてくれるだろうから楽しみだ。
「ワンチャンヒトさんとヤれるかも……ゃー事務所は無理かな~、どうかな~……い、一応ゴム持ってっとこ……ぅへへ。あ、コンちゃん、見積もりとかの祠の話終わったら、消えるかフタさんの飼い猫のとこ行くかしてね、ヒトさんは二人きりの方がいいタイプの人だから」
「あいわかった」
「あの化け猫達は私の師匠だ。今日は実体化のコツを聞いてみたい」
「俺一切見えないから勝手にやっててとしか言えないかな。さ、行くよ」
二人は背後をふよふよと着いてきて……いや、憑いてきているのだろう。傍から見れば一人で、しかし本当は三人で、駅へ向かうため家を出た。
「……あ、水月くん。こんにちは」
家を出てすぐ、スーツ姿のネイに声をかけられた。今は昼前、普段なら彼はもう出社しているはずの時間だ。
「ネイさん! どうされたんですか? 遅番、ってヤツですか?」
「いえ、今日は家でのお仕事です。水月くんはお出かけですか? どちらへ?」
リモートワークだろうか、ビデオ通話をするから自宅での仕事だろうとスーツが必要とか? 何故外に? 買い物にでも行くのか?
「俺は、はい、ちょっと遊びに……ネイさん、大変ですよね。毎日朝早く出て夜遅くに帰ってきて……土曜日まで仕事なんて。そういえば全然聞いた事なかったんですけど、ネイさんって何のお仕事されてるんですか?」
ネイの視線が一瞬鋭くなる。しかしすぐに元の温和な笑みに戻った、あの目は俺の見間違いだろうか、きっとそうだ。
「……水月くんはこの国が好きですか?」
「えっ? え、えぇ、まぁ、他の国住んだことないし、比べようがないですけど」
「日本は世界的に見てとても安全で、秩序の保たれた国です。私は血こそ日本人とは言えませんが、この国で生まれ育って……この国を愛しています」
俺、仕事聞いたんだけどな。
「……ですから、私は誇りを持って働いていますよ。国のため……安寧のため」
「はぁ……ご立派ですね」
自衛隊? いや、もう少し身近な感じがする。警察とか? 公務員っぽい言い方だった。なんでハッキリ教えてくれないんだろう。
「………………水月くん」
「は、はい……なんでっ、わっ!?」
ネイはじっと俺を見つめたままポケットに手を突っ込んだかと思えば、すぐに手を出して俺にぎゅっと抱きついてきた。
「なっ、なな、何……なんっ、ですか? ネイさん……?」
「……行ってらっしゃい。気を付けてくださいね」
「は……はい」
抱き返す勇気は出ず、俺は家に帰っていくネイを見送った。
「………………ただの、ド美人社畜シングルファーザーだと思ってたけど……なんか、よく分かんない人だな」
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