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年の功……? (水月+ミタマ)
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今セイカを追っても逆効果だろう、アキがセイカを落ち着かせてくれるだろうから、その後でゆっくり話そう。
「……みっちゃん、大変じゃのぅ。殺されかけたっちゅうに責められて。ま、せっちゃんの気持ちは分かる。みっちゃんは加害者庇い過ぎじゃ、なんでそんなに懐が深いのか……常人はそりゃ、おかしいと思うわ」
「コンちゃん……俺はさ、セイカが言ってたような異常なまでに優しい、どんな悪人も許しちゃう聖人とかじゃないんだよ。どう説明すればセイカに分かってもらえるのかなぁ」
「……違うのか? みっちゃんは聖人君子じゃろ」
「損得勘定してるだけの横暴な変態だよ……」
「ほぅ……? 話せ」
ミタマはおふざけや誇張ではなく本当に俺を聖人君子だとでも思っていたのだろうか、興味津々といった様子で俺に解説を求めた。
「……まず、セイカが俺を虐めてたのは知ってる?」
「うむ、聞いたぞぃ」
「ん、じゃあその辺の説明は省くね。結構酷いことされたんだよねー……未だにちょくちょくフラッシュバックするし、うなされて飛び起きることもある。トラウマだよ……」
当時、セイカへの虐待に気付けたのに知らないフリをしていた負い目を思い出し、セイカへの恨みはかなり薄れた。だからといって心の傷が癒える訳じゃない。
「……再会したばかりの頃は、復讐してやりたいって気持ちもあった。セイカの怪我が酷過ぎて、想像するのもキツかったけどね…………セイカに恨みをぶつけず、好意をぶつけて付き合った理由は単純だよ」
「ふむふむ」
「セイカが可愛かったから。ヤりたかったんだ、恋人になったセイカと。罰を受けてる気分でレイプされるセイカもそりゃあイイかもだけど、俺の趣味的には俺のこと心底信頼したセイカとのイチャラブセックスのが魅力的だったわけ。実際最高だったね」
「ほぅ……」
「分かる? 損得勘定してるだけの横暴な変態って意味。復讐レイプより、甘々セックス。セイカの罰されたい思いは無視、俺の趣味優先! 俺はセイカの泣き顔も好きだけど笑顔も好き、復讐肉奴隷コースじゃ泣き顔や虚無顔は堪能出来ても笑顔は無理、でもラブラブ恋人コースなら笑顔が見られるしちょっとの工夫で泣き顔も楽しめる。どう?」
「なるほど、素晴らしい損得勘定じゃな。ふーちゃんを許すのはどういった勘定なんじゃ?」
素晴らしいと言われて口角が上がる。
「知っての通りフタさんは記憶力が悪い。だから今回のことをいくら責めてもフタさんはポカンとする、身に覚えのないことでめちゃくちゃ責められたらきっとフタさん悲しそうな顔するよ。俺はそれよりあのふにゃっとした笑顔が好きなんだぁ」
「ふむ……」
「覚えらんないんだからどう責めても無駄、どうせ対策しなきゃならないのは俺の方だしね。それにフタさんは霊感がすごくて、死んだ飼い猫とずっと一緒に居る。そんな人を霊感のない俺達の感覚で断ずるのは無理があると思うんだ」
「……確かにのぅ。死を終わりや別れと感覚で捉えられん者には、殺人の罪の重さなど理解出来んじゃろうな。なまじ霊感があるだけの人間じゃ、死者と生者の違いは分からんか……可哀想な子じゃ」
あの世の感覚でも生と死には結構な差があり、殺害するという行為は罪の重いもののようだ。
「感覚が違うんだから、俺達の感覚で怒っても理解されない。つまり無駄。フタさんを叱る無駄さが二つになったよ。今まで何度かなんで覚えてくれないのって怒っちゃってね……その度にフタさんオロオロさせるだけで、フタさんに改善してもらうことは出来ないで……無駄なことしたよ、フタさん悲しませて……フタさんはそれも忘れちゃうんだけどさ、フタさん悲しませたって嫌な思いは俺の中に残るからさ……我慢した方がいいんだ、それならそのうち忘れられる。これも損得勘定ね」
「……そうか」
ミタマは優しく微笑んでいる。
「そうなんだ……俺はフタさんに何かを訴える虚しさを知ってるんだ。これだけじゃ理由としちゃ弱いかな? 他の理由は簡単だよ、さっきと同じ、ヤりたいからってだけ! フタさんはこの間やっと抱けたばかりなんだ……もっと色んなプレイがしたい。なのに今別れちゃったらもったいない。別れたって隣町に住んでるんだし、なら殺しに来るだろうし、それなら付き合い続けてヤりまくった方が得だよね!」
「まぁ、得と言えば得じゃな」
「みんなに話せばフタさんに俺が生きてる方がいいんだよって伝えるいいアイディアを出してくれるかもしれないけど、みんなフタさん憎んだり怒ったりしてギスギスしちゃうだろ? ハーレムに大事なのは平和だよ」
「ふむ……」
「セイカは殺人鬼とみんなを仲良くさせたいのかとか言ってたけど、フタさんが殺したいのは俺だけなんだから別に害はないと思うんだよね」
「……仲良くなれば他の子も殺したくなるんじゃないかのぅ?」
「そこまで仲良くはさせないよ、フタさんは俺の恋人だもん。サンちゃんとかに何もしてないってことは、フタさん的には家族とか友人はそういうのじゃないと思うんだよね」
「くふふ……なるほどのぅ」
「みんなにフタさんを慕って欲しい、フタさんには怖いお兄ちゃんや厳しい上司が全てじゃないんだよって教えてあげたい、可愛い俺の彼氏達に囲まれて癒されて欲しい。キャッキャウフフしてる彼氏達が性癖だから見たい、めっちゃ見たい」
「カカカッ! そりゃ間違いなく変態の損得勘定じゃのぅ、自分に害はなくとも殺人を平気で犯せる人間とは関わりとぉないという常人の感覚を無視した横暴さもある。みっちゃんはよぅ自己分析が出来とるのぅ」
「え、嫌かな。みんな。フタさんと接するの……」
「嫌じゃろ」
「……でもフタさんは霊感のせいで死生観が独特なだけで、快楽殺人とかヤンデレとかじゃないんだよ?」
「いや、死生観がその方向で独特なヤツ、理由問わず普通は関わりとぉないと思うとワシは思うぞぃ」
「…………つ、付喪神の感覚だからな~」
「狛狐の付喪神、な。ワシ、いっぱい人見てきとるぞ~? 参拝客来るからのぅ。一般論、得意分野じゃぞ~?」
「ぅ……い、いや、あの神社、寂れてたし……」
「上げて落とすより、下がった状態から上がる方がイイ……っちゅう心理効果、分かるじゃろ? 仲良うしとったあの人が殺人平気なタイプ! より、殺人平気なタイプって聞いとったけど接してみたらいい人っぽい! のがよくないか?」
「接したくなくなるんじゃないの……?」
「同じはーれむの者ならそうも言ってられんじゃろ。っちゅう状況を作るんはみっちゃんの仕事じゃないかのぅ」
「うーん……」
「隠して騙して裏切るのと、晒して怯えられて信頼されるよう努力するの、どっちがええかのぅ」
そりゃ後者の方が好感を持ってもらえるだろう。
「どうすればええか、決められそうかのぅ」
「……コンちゃんを四尾にします」
なんか、上手く丸め込まれたような気がする。秘密にする理由を話そうと思っていたのに秘密にしない選択を取らされるとは……これが年の功というものだろうか。
「……みっちゃん、大変じゃのぅ。殺されかけたっちゅうに責められて。ま、せっちゃんの気持ちは分かる。みっちゃんは加害者庇い過ぎじゃ、なんでそんなに懐が深いのか……常人はそりゃ、おかしいと思うわ」
「コンちゃん……俺はさ、セイカが言ってたような異常なまでに優しい、どんな悪人も許しちゃう聖人とかじゃないんだよ。どう説明すればセイカに分かってもらえるのかなぁ」
「……違うのか? みっちゃんは聖人君子じゃろ」
「損得勘定してるだけの横暴な変態だよ……」
「ほぅ……? 話せ」
ミタマはおふざけや誇張ではなく本当に俺を聖人君子だとでも思っていたのだろうか、興味津々といった様子で俺に解説を求めた。
「……まず、セイカが俺を虐めてたのは知ってる?」
「うむ、聞いたぞぃ」
「ん、じゃあその辺の説明は省くね。結構酷いことされたんだよねー……未だにちょくちょくフラッシュバックするし、うなされて飛び起きることもある。トラウマだよ……」
当時、セイカへの虐待に気付けたのに知らないフリをしていた負い目を思い出し、セイカへの恨みはかなり薄れた。だからといって心の傷が癒える訳じゃない。
「……再会したばかりの頃は、復讐してやりたいって気持ちもあった。セイカの怪我が酷過ぎて、想像するのもキツかったけどね…………セイカに恨みをぶつけず、好意をぶつけて付き合った理由は単純だよ」
「ふむふむ」
「セイカが可愛かったから。ヤりたかったんだ、恋人になったセイカと。罰を受けてる気分でレイプされるセイカもそりゃあイイかもだけど、俺の趣味的には俺のこと心底信頼したセイカとのイチャラブセックスのが魅力的だったわけ。実際最高だったね」
「ほぅ……」
「分かる? 損得勘定してるだけの横暴な変態って意味。復讐レイプより、甘々セックス。セイカの罰されたい思いは無視、俺の趣味優先! 俺はセイカの泣き顔も好きだけど笑顔も好き、復讐肉奴隷コースじゃ泣き顔や虚無顔は堪能出来ても笑顔は無理、でもラブラブ恋人コースなら笑顔が見られるしちょっとの工夫で泣き顔も楽しめる。どう?」
「なるほど、素晴らしい損得勘定じゃな。ふーちゃんを許すのはどういった勘定なんじゃ?」
素晴らしいと言われて口角が上がる。
「知っての通りフタさんは記憶力が悪い。だから今回のことをいくら責めてもフタさんはポカンとする、身に覚えのないことでめちゃくちゃ責められたらきっとフタさん悲しそうな顔するよ。俺はそれよりあのふにゃっとした笑顔が好きなんだぁ」
「ふむ……」
「覚えらんないんだからどう責めても無駄、どうせ対策しなきゃならないのは俺の方だしね。それにフタさんは霊感がすごくて、死んだ飼い猫とずっと一緒に居る。そんな人を霊感のない俺達の感覚で断ずるのは無理があると思うんだ」
「……確かにのぅ。死を終わりや別れと感覚で捉えられん者には、殺人の罪の重さなど理解出来んじゃろうな。なまじ霊感があるだけの人間じゃ、死者と生者の違いは分からんか……可哀想な子じゃ」
あの世の感覚でも生と死には結構な差があり、殺害するという行為は罪の重いもののようだ。
「感覚が違うんだから、俺達の感覚で怒っても理解されない。つまり無駄。フタさんを叱る無駄さが二つになったよ。今まで何度かなんで覚えてくれないのって怒っちゃってね……その度にフタさんオロオロさせるだけで、フタさんに改善してもらうことは出来ないで……無駄なことしたよ、フタさん悲しませて……フタさんはそれも忘れちゃうんだけどさ、フタさん悲しませたって嫌な思いは俺の中に残るからさ……我慢した方がいいんだ、それならそのうち忘れられる。これも損得勘定ね」
「……そうか」
ミタマは優しく微笑んでいる。
「そうなんだ……俺はフタさんに何かを訴える虚しさを知ってるんだ。これだけじゃ理由としちゃ弱いかな? 他の理由は簡単だよ、さっきと同じ、ヤりたいからってだけ! フタさんはこの間やっと抱けたばかりなんだ……もっと色んなプレイがしたい。なのに今別れちゃったらもったいない。別れたって隣町に住んでるんだし、なら殺しに来るだろうし、それなら付き合い続けてヤりまくった方が得だよね!」
「まぁ、得と言えば得じゃな」
「みんなに話せばフタさんに俺が生きてる方がいいんだよって伝えるいいアイディアを出してくれるかもしれないけど、みんなフタさん憎んだり怒ったりしてギスギスしちゃうだろ? ハーレムに大事なのは平和だよ」
「ふむ……」
「セイカは殺人鬼とみんなを仲良くさせたいのかとか言ってたけど、フタさんが殺したいのは俺だけなんだから別に害はないと思うんだよね」
「……仲良くなれば他の子も殺したくなるんじゃないかのぅ?」
「そこまで仲良くはさせないよ、フタさんは俺の恋人だもん。サンちゃんとかに何もしてないってことは、フタさん的には家族とか友人はそういうのじゃないと思うんだよね」
「くふふ……なるほどのぅ」
「みんなにフタさんを慕って欲しい、フタさんには怖いお兄ちゃんや厳しい上司が全てじゃないんだよって教えてあげたい、可愛い俺の彼氏達に囲まれて癒されて欲しい。キャッキャウフフしてる彼氏達が性癖だから見たい、めっちゃ見たい」
「カカカッ! そりゃ間違いなく変態の損得勘定じゃのぅ、自分に害はなくとも殺人を平気で犯せる人間とは関わりとぉないという常人の感覚を無視した横暴さもある。みっちゃんはよぅ自己分析が出来とるのぅ」
「え、嫌かな。みんな。フタさんと接するの……」
「嫌じゃろ」
「……でもフタさんは霊感のせいで死生観が独特なだけで、快楽殺人とかヤンデレとかじゃないんだよ?」
「いや、死生観がその方向で独特なヤツ、理由問わず普通は関わりとぉないと思うとワシは思うぞぃ」
「…………つ、付喪神の感覚だからな~」
「狛狐の付喪神、な。ワシ、いっぱい人見てきとるぞ~? 参拝客来るからのぅ。一般論、得意分野じゃぞ~?」
「ぅ……い、いや、あの神社、寂れてたし……」
「上げて落とすより、下がった状態から上がる方がイイ……っちゅう心理効果、分かるじゃろ? 仲良うしとったあの人が殺人平気なタイプ! より、殺人平気なタイプって聞いとったけど接してみたらいい人っぽい! のがよくないか?」
「接したくなくなるんじゃないの……?」
「同じはーれむの者ならそうも言ってられんじゃろ。っちゅう状況を作るんはみっちゃんの仕事じゃないかのぅ」
「うーん……」
「隠して騙して裏切るのと、晒して怯えられて信頼されるよう努力するの、どっちがええかのぅ」
そりゃ後者の方が好感を持ってもらえるだろう。
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