1,864 / 2,351
ピロートークとかしないタイプ? (水月×シュカ・ノヴェム・歌見)
しおりを挟む
対面座位での行為と三度の中出しを終えているシュカの後孔はとても犯しやすくなっていた。ローションを足すまでもない、結腸口も難なく越えられる、その上バックは動きやすい。
「ゔっ、あっ! ぁあっ! んっ……ぉゔっ! ぅぐっ、みづっ、ぎぃっ……はげしっ、ぁああっ!」
密着感は対面座位の方が強いし、キスも出来た。けれど陰茎を穴で扱くことだけに注目すれば、これほどストレスフリーな体位はない。好き勝手に動ける。
「激しいの嫌? ゆっくりする?」
「いやじゃなっ、んんっ! ぉぐっ、奥っ、もっと突いてっ……ぁあんっ! んっ、そぉ、もっと強ぐっ!」
シュカもそれで悦んでくれている。背中に浮いた汗の粒や、肩に力が入ったり、仰け反ったり、そんなことで彼が感じている快楽の強さが伺えて嬉しい。
「シュカ……シュカっ、シュカ……!」
苦労の多い彼の拠り所がずっと俺でありますようにと祈りながら、俺も快楽を貪った。
何発出しただろう。サウナ室の床にぺたんと座り込んで天井を見上げ、それから多量の白濁液をドロドロと吐き出しているシュカの尻を眺め、それを思い出そうとした。
「……何回中出ししたっけ」
「じゅ、う……?」
崩れた正座のような姿勢で床に座り、椅子に頭と腕を預けているシュカが振り返らないまま返事をした。
「は、確実だけど。うーん……まぁいいか、何発でも」
「ぜつりん……」
「流石に疲れたよ、腰痛いもん」
「……まだ、勃ちます?」
「刺激すれば……裸見て、とかじゃもう無理かな。もう一回する? 腰とか太腿ダルいからスローめのセックスになるけど」
「もういい……」
「シャワー浴びようか。立てる? もう少し休む?」
「……あなた先に浴びてきてください。プール横のは、狭いでしょう」
「セックス後にすぐ一人でシャワー浴びに行く男ってどうよ」
「私が行けって言ってんですよ……いいから行け」
しっし、と手を振られた。
「誰も……居ないな」
サウナ室の扉を少しだけ開き、外を伺う。もしプールでノヴェムが遊んでいて精液にまみれた俺を見たらトラウマものだ。
「プール人気ないのかな……?」
もし俺が家にプールのない人間で、彼氏の家にプールがあったのなら、毎回プールで遊ぶと思う。プールは楽しいものだ、なのに何故誰も居ないんだ? 夜中のプールは嫌なのか、裸でプールに入るのは嫌なのか……不思議だ。
「ふー……」
汗と精液を洗い流し、心地良さに目を閉じる。射精後のスッキリとした頭が更に冴えていった。
「シューカ~、ただいま! 立てるか?」
サウナ室に戻りシュカに肩を貸し、シャワーブースへ連れて行った。
「椅子あるんですね、狭いのに」
「あぁ、セイカ用に買ったんだよ。座ってみてどう?」
「どうと言われましても、別に……普通ですよ」
「普通だよな、普通の風呂用椅子だもん。スケベ椅子欲しいんだよなぁ」
「何ですかそれ」
「あれ、知らない? えっちなお店とかにあるらしいんだよ、行ったことないから見たことはないけど。こう……凹の字型になってる椅子でさ、普通の風呂の椅子よりちょっと高めで膝に優しい上に股間を洗いやすいから、普通にオススメだってケンさんが言ってた」
「ケンさんって誰ですか」
「買おうか悩んでるんだけどどう思う?」
「好きにすればいいじゃないですか……あなたの家の物ですし」
「スケベ椅子は普通に便利そうだと思ってるんだけど、もしここに置いてあるのを葉子さんに見られたら俺の信頼は地に落ちないかな?」
「そういう店で使ってる物って女性はあまり知らないものでは? もし何か聞かれてもあなたは知るはずのない年齢なんですから、便利そうな椅子だと思ったから買ったでいいでしょう」
「その辺に売ってるんならそれでいいんだけど」
「ネット通販くらいあるでしょう、それで買ったでいいじゃないですか」
「うーん…………シュカ俺と話すの面倒臭くなってない?」
「なってます」
かなりショックだ。ついさっきあんなに愛し合ったばかりなのに。
「一人でゆっくり入りたいので向こうの部屋にでも行ってもらっていいですか」
「酷くない!? ピロートークとかしないタイプかよ! え……ほ、本当に俺邪魔? ツンデレ? どっち? マジで分かんないんだけど」
「私の服用意しておいてください」
本当に邪魔なのか……
「……もしよかったら俺掻き出すのとか手伝うけど、俺が出したヤツだし」
「あなた前立腺弄り回して遊んだり興奮してもう一発ヤりたいとか言い出すから嫌です」
「服取ってきます……」
サウナ室に戻り、脱ぎ散らかした服を拾い集める。
「うーん、イカ臭い。このままじゃアキにボコボコにされる……掃除しないとな」
少し気持ち悪さを感じつつ一度脱いだ服を着て、アキの部屋にそっと入った。彼氏達は数人減っていたが、不運なことに今一番顔を合わせたくなかったノヴェムは居る。ゲーム機から目を離して俺に笑顔を向けた。なんだか罪悪感がある。
《あ、お兄ちゃん! どこ行ってたの? プールで遊んでたの? ノヴェム誘ってくれないなんてー……》
「水月、えーと……遊んでたのか? 誘って欲しかったって言ってるぞ」
普段翻訳係を請け負ってくれているセイカも、英語が得意なハルもカサネも居ない。歌見が翻訳係を買って出てくれた。
「あー……掃除中って言ってください」
「……お手伝いしたいって」
「もうすぐ終わるし、危ない洗剤使ってるからダメって」
「……納得したみたいだ、不満はありそうだけど」
「あはは……それじゃ、俺洗濯しないと……」
服にも染み付いているかもしれない精液臭さに勘付かれる前にと、さっさと部屋を離れた。庭を抜け、ダイニングに繋がる窓を開ける。
「お、唯乃ちゃんの生き写しキッズ。こんばんは~」
「えっ、ぁ、こんばんは……?」
ダイニングテーブルに母と向かい合って座っていた白髪の男性に声をかけられ、困惑しながらも挨拶を返した。
「ゔっ、あっ! ぁあっ! んっ……ぉゔっ! ぅぐっ、みづっ、ぎぃっ……はげしっ、ぁああっ!」
密着感は対面座位の方が強いし、キスも出来た。けれど陰茎を穴で扱くことだけに注目すれば、これほどストレスフリーな体位はない。好き勝手に動ける。
「激しいの嫌? ゆっくりする?」
「いやじゃなっ、んんっ! ぉぐっ、奥っ、もっと突いてっ……ぁあんっ! んっ、そぉ、もっと強ぐっ!」
シュカもそれで悦んでくれている。背中に浮いた汗の粒や、肩に力が入ったり、仰け反ったり、そんなことで彼が感じている快楽の強さが伺えて嬉しい。
「シュカ……シュカっ、シュカ……!」
苦労の多い彼の拠り所がずっと俺でありますようにと祈りながら、俺も快楽を貪った。
何発出しただろう。サウナ室の床にぺたんと座り込んで天井を見上げ、それから多量の白濁液をドロドロと吐き出しているシュカの尻を眺め、それを思い出そうとした。
「……何回中出ししたっけ」
「じゅ、う……?」
崩れた正座のような姿勢で床に座り、椅子に頭と腕を預けているシュカが振り返らないまま返事をした。
「は、確実だけど。うーん……まぁいいか、何発でも」
「ぜつりん……」
「流石に疲れたよ、腰痛いもん」
「……まだ、勃ちます?」
「刺激すれば……裸見て、とかじゃもう無理かな。もう一回する? 腰とか太腿ダルいからスローめのセックスになるけど」
「もういい……」
「シャワー浴びようか。立てる? もう少し休む?」
「……あなた先に浴びてきてください。プール横のは、狭いでしょう」
「セックス後にすぐ一人でシャワー浴びに行く男ってどうよ」
「私が行けって言ってんですよ……いいから行け」
しっし、と手を振られた。
「誰も……居ないな」
サウナ室の扉を少しだけ開き、外を伺う。もしプールでノヴェムが遊んでいて精液にまみれた俺を見たらトラウマものだ。
「プール人気ないのかな……?」
もし俺が家にプールのない人間で、彼氏の家にプールがあったのなら、毎回プールで遊ぶと思う。プールは楽しいものだ、なのに何故誰も居ないんだ? 夜中のプールは嫌なのか、裸でプールに入るのは嫌なのか……不思議だ。
「ふー……」
汗と精液を洗い流し、心地良さに目を閉じる。射精後のスッキリとした頭が更に冴えていった。
「シューカ~、ただいま! 立てるか?」
サウナ室に戻りシュカに肩を貸し、シャワーブースへ連れて行った。
「椅子あるんですね、狭いのに」
「あぁ、セイカ用に買ったんだよ。座ってみてどう?」
「どうと言われましても、別に……普通ですよ」
「普通だよな、普通の風呂用椅子だもん。スケベ椅子欲しいんだよなぁ」
「何ですかそれ」
「あれ、知らない? えっちなお店とかにあるらしいんだよ、行ったことないから見たことはないけど。こう……凹の字型になってる椅子でさ、普通の風呂の椅子よりちょっと高めで膝に優しい上に股間を洗いやすいから、普通にオススメだってケンさんが言ってた」
「ケンさんって誰ですか」
「買おうか悩んでるんだけどどう思う?」
「好きにすればいいじゃないですか……あなたの家の物ですし」
「スケベ椅子は普通に便利そうだと思ってるんだけど、もしここに置いてあるのを葉子さんに見られたら俺の信頼は地に落ちないかな?」
「そういう店で使ってる物って女性はあまり知らないものでは? もし何か聞かれてもあなたは知るはずのない年齢なんですから、便利そうな椅子だと思ったから買ったでいいでしょう」
「その辺に売ってるんならそれでいいんだけど」
「ネット通販くらいあるでしょう、それで買ったでいいじゃないですか」
「うーん…………シュカ俺と話すの面倒臭くなってない?」
「なってます」
かなりショックだ。ついさっきあんなに愛し合ったばかりなのに。
「一人でゆっくり入りたいので向こうの部屋にでも行ってもらっていいですか」
「酷くない!? ピロートークとかしないタイプかよ! え……ほ、本当に俺邪魔? ツンデレ? どっち? マジで分かんないんだけど」
「私の服用意しておいてください」
本当に邪魔なのか……
「……もしよかったら俺掻き出すのとか手伝うけど、俺が出したヤツだし」
「あなた前立腺弄り回して遊んだり興奮してもう一発ヤりたいとか言い出すから嫌です」
「服取ってきます……」
サウナ室に戻り、脱ぎ散らかした服を拾い集める。
「うーん、イカ臭い。このままじゃアキにボコボコにされる……掃除しないとな」
少し気持ち悪さを感じつつ一度脱いだ服を着て、アキの部屋にそっと入った。彼氏達は数人減っていたが、不運なことに今一番顔を合わせたくなかったノヴェムは居る。ゲーム機から目を離して俺に笑顔を向けた。なんだか罪悪感がある。
《あ、お兄ちゃん! どこ行ってたの? プールで遊んでたの? ノヴェム誘ってくれないなんてー……》
「水月、えーと……遊んでたのか? 誘って欲しかったって言ってるぞ」
普段翻訳係を請け負ってくれているセイカも、英語が得意なハルもカサネも居ない。歌見が翻訳係を買って出てくれた。
「あー……掃除中って言ってください」
「……お手伝いしたいって」
「もうすぐ終わるし、危ない洗剤使ってるからダメって」
「……納得したみたいだ、不満はありそうだけど」
「あはは……それじゃ、俺洗濯しないと……」
服にも染み付いているかもしれない精液臭さに勘付かれる前にと、さっさと部屋を離れた。庭を抜け、ダイニングに繋がる窓を開ける。
「お、唯乃ちゃんの生き写しキッズ。こんばんは~」
「えっ、ぁ、こんばんは……?」
ダイニングテーブルに母と向かい合って座っていた白髪の男性に声をかけられ、困惑しながらも挨拶を返した。
71
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる