1,943 / 2,315
食前のイチャつき (〃)
しおりを挟む
彼氏達にメッセージを送った後も、SNSの巡回やソシャゲのログインボーナス回収などをしてスマホから手を離さずにいると、肩にズシッと重みを感じた。
「きゅるるる……ひまー」
「水月、スマホまだ終わらない?」
荒凪だ。退屈させてしまっていたらしい。すぐにスマホを置き、荒凪とのスキンシップに励む。顎をくすぐるように撫で、頬をすりすりと愛撫し、内側が青く輝いている不思議な髪を掻き混ぜるようにくしゃくしゃと撫で回す。
「きゅうぅん、みつきぃ」
それだけで荒凪はイルカのように鳴いて喜ぶ。もう少し際どいところを触ってみようかと、頬から首へ、首から胸へと手を下ろしていく。
「きゅ……?」
手術着は通気性はいいがそれほど薄い生地ではない、なんだか硬いし、服の下の肉の感触を味わうには不向きだ。だが着ている側にとって生地の荒さや硬さは肌を敏感にさせるスパイスになる。布越しに胸をさすり、乳首を刺激してみる。
「……? みつき……?」
機能や特徴は人間と変わらない、刺激し続ければ固く膨らむ。ふぅっと息を大きく吐き、身体を捩り、困惑しながら顔を赤らめていく。
「きゅ、ぅ……」
呼吸が不規則になってきた。身を縮めて俯く荒凪の耳の縁にそっと舌を当てる。荒凪は身体をピクッと小さく跳ねさせたが、逃げることも押しのけることもしなかった。受け入れられたと判断し、俺は彼の耳をゆっくりと舐め上げた。
「きゅっ、ふ、ぅう……きゅぅうん……」
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めていると、頬にチクッと何かが刺さった。顔を離して見てみれば荒凪の耳の端から紺色のトゲが伸びていくのが分かった。刺さらないよう気を付けて耳舐めを続けると、トゲは二本三本と増えていき、そのうちトゲとトゲの間に膜が貼られた。
(ヒレ耳出ちゃってまそ~! かわゆい! 唾液でも変身解けちゃうんですな)
はむ、とヒレの膜を唇で挟む。
「きゅゔっ!? きゅぅう……みつき、やだぁっ」
ヒレの膜は耳たぶよりも敏感なようだ。しかし、荒凪……口に含むとほんのり魚臭いんだな。
(ここまでしっかり嫌だと言われると続けにくいですな)
荒凪の耳から口を離し、頬にキスをする。もちろん彼の変身をこれ以上解かないよう事前に唇を手の甲で拭うのは忘れない。ちゅ、ちゅ、と音を立てて何度かキスを繰り返すと、荒凪に笑顔が戻る。
「きゅるるるっ、みつきぃ、僕達みつき好きぃー」
機嫌良さげに喉を鳴らし、二本の腕で俺に抱きつく。ん? 二本?
(おや? いつの間にやら荒凪きゅんのおててが二本になってますぞ。そういえば少し前から声が一つしか聞こえてませんでしたな)
喉に手を当ててもきゅるきゅるという鳴き声に合わせて震えるばかりだ。
(休眠中でしょうか)
荒凪のハッキリ喋る方、喉に口がある方、おそらく荒夜の方……彼は休眠を取る。以前呪いの力を使わせてしまった後、彼は疲れたと言って休みたがった。物部にさらわれ、俺達を呪わせられた彼は相当疲れていただろう、ずっと休みたかったのかもしれない。
(弟が一人ではないと、ここが安全な場所だと分かったから休眠に入った。とかなら嬉しいですな)
愛おしい子が自分の傍で安らいでくれることほど嬉しいことはない。
「ぁら、なぎ……くん」
「きゅっ、みつき喉痛い。話す、よくない」
「……ふふ」
俺を気遣ってくれているのが可愛くて、思わず頭を撫で回してしまう。
(はぁ……かわゆい。戻ってきてよかった)
きゅふきゅふと楽しげに笑う荒凪を抱き締め、改めて荒凪を取り返した安堵と喜びに浸る。
(わたくしのでそ。わたくしの。荒凪きゅんはわたくしの)
そうして荒凪とイチャコラ戯れているうちに、昼食は完成した。ニンニク醤油漬けの鶏肉、申し訳程度のレタス、合わせ味噌の味噌汁、そして白米……最高だ。
(こういうのでいいんだよこういうので、って感じですな)
温かい家庭料理を前にすると日常に帰ってきたという実感が湧く。
(サンちゃまに食べさせていただけるのならお粥でもご馳走ですが、わたくしは今肉が食べたい! 痛んでくれるな我が喉よ!)
立ち上る湯気が既に美味い。
「ヌシらが食うのは人間と同じもんでええんじゃな?」
《デカい人間が何食ってるか知らねぇけど、同じだと思うぞ。美味そうな匂いするし》
「どのくらい食うんか分からんから適当に盛った。まだまだあるから足りんかったら遠慮せず言うんじゃぞ」
クンネ達の前に並べられたのは、小皿に盛られた鶏肉と野菜、ペットボトルのキャップに入れられた白米と味噌汁だ。
『これペットボトルの蓋?』
「ちょうどいい入れもんがなくてのぅ。おちょこでもあればよかったんじゃが」
「悪いね持ってなくて。ちびちび飲むの嫌いなんだよねぇ」
「箸をどうするか解決策が出んでな。爪楊枝を持ってきてみたんじゃが、どうじゃ?」
爪楊枝すら食器には大きい。短く折ったところで太過ぎる、箸として使うことは出来ないだろう。だがクンネは笑顔で爪楊枝を受け取った。
「よさそうじゃな。あーちゃんは箸使えるか? ふぉおくにするか?」
荒凪はミタマに渡された箸を上手く持てていない。記憶が戻っても箸が使えないのか……何故だ? 代わりに渡されたフォークの持ち方も幼児のようだ、サキヒコが持ち直させている。テーブルマナーに関してはサキヒコに一任していいだろう。
「持てたかの? よし。では、いただきます」
「いただきま~す」
「いだ、だぎっ……げほっ、けほ、いただき、まず……」
「無理に話さなくていいよ水月」
サンが心配そうな顔でこちらを見ている。相変わらず微妙に合わない目線が愛おしい。
「ん……!」
早速鶏肉に箸を伸ばす。よく味が染みていて美味い、いつから漬けていたのだろう。
「おい、しっ……げほっ、けほ」
「飲み込めそう?」
「ゔん……だい、じょっ、けほっ……」
「きゅう……みつきぃ、大丈夫?」
彼氏達から心配されている。大丈夫だと答えようとすれば喉が痛んで咳が出る。ますます不安げな視線が俺を突き刺す。
『大丈夫、心配しないで』
「……ミツキ、声を出すと痛むのだろう? 話さないよう気を付けろ、紙かすまほに書けば私が代わりに伝えてやるから」
『ありがとう。でも行儀悪くないかな』
「今はミツキはそうして話すしかないんだ、気にするな」
品性を重んじていそうなサキヒコがそういうのなら、遠慮なく食事中にペンを持とう。
「サン殿、ミツキが鶏肉の料理がとても美味しい、是非レシピを教えて欲しいと──」
箸を置いてサンに気持ちを伝えよう。
「サン殿、ミツキが温かい味噌汁を飲むとほっとすると。あなたとの所帯を持った妄想を膨らませてしまうと──」
もちろん、サン以外の者にも。
「アラナギ、ミツキがその頬いっぱいに詰めて食べる仕草が愛らしいと言っているぞ。私は少し行儀が悪いと思うが……まぁ、少しずつ加減を覚えていけばいい」
話すよりも書く方が言いたいことがまとまっていいかもしれないな。
「ミタマ殿、ミツキが──」
「ワシは直に読むから言わんで大丈夫じゃぞ」
ミタマに彼の食べ方に萌えていると語るメモを向けると機嫌良さげに尾を揺らした。
「……ミツキ、普段の食事中はここまで頻繁には話していないだろう。一口食べては筆に持ち替え、書き終えては箸を持ち……忙しない。私に遠慮する必要はないが、ミツキ自身のために多少の慎みは必要だぞ。一度、味噌汁に筆を入れかけただろう」
やんわりと注意されてしまった。箸を二本まとめてペンのように持ち替えたり、ペンで物を食べようとしたりしてしまっている状況は確かによくない。もう少し落ち着きを持たなければ、モテとは余裕から生まれるものでもあるからな。
「きゅるるる……ひまー」
「水月、スマホまだ終わらない?」
荒凪だ。退屈させてしまっていたらしい。すぐにスマホを置き、荒凪とのスキンシップに励む。顎をくすぐるように撫で、頬をすりすりと愛撫し、内側が青く輝いている不思議な髪を掻き混ぜるようにくしゃくしゃと撫で回す。
「きゅうぅん、みつきぃ」
それだけで荒凪はイルカのように鳴いて喜ぶ。もう少し際どいところを触ってみようかと、頬から首へ、首から胸へと手を下ろしていく。
「きゅ……?」
手術着は通気性はいいがそれほど薄い生地ではない、なんだか硬いし、服の下の肉の感触を味わうには不向きだ。だが着ている側にとって生地の荒さや硬さは肌を敏感にさせるスパイスになる。布越しに胸をさすり、乳首を刺激してみる。
「……? みつき……?」
機能や特徴は人間と変わらない、刺激し続ければ固く膨らむ。ふぅっと息を大きく吐き、身体を捩り、困惑しながら顔を赤らめていく。
「きゅ、ぅ……」
呼吸が不規則になってきた。身を縮めて俯く荒凪の耳の縁にそっと舌を当てる。荒凪は身体をピクッと小さく跳ねさせたが、逃げることも押しのけることもしなかった。受け入れられたと判断し、俺は彼の耳をゆっくりと舐め上げた。
「きゅっ、ふ、ぅう……きゅぅうん……」
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めていると、頬にチクッと何かが刺さった。顔を離して見てみれば荒凪の耳の端から紺色のトゲが伸びていくのが分かった。刺さらないよう気を付けて耳舐めを続けると、トゲは二本三本と増えていき、そのうちトゲとトゲの間に膜が貼られた。
(ヒレ耳出ちゃってまそ~! かわゆい! 唾液でも変身解けちゃうんですな)
はむ、とヒレの膜を唇で挟む。
「きゅゔっ!? きゅぅう……みつき、やだぁっ」
ヒレの膜は耳たぶよりも敏感なようだ。しかし、荒凪……口に含むとほんのり魚臭いんだな。
(ここまでしっかり嫌だと言われると続けにくいですな)
荒凪の耳から口を離し、頬にキスをする。もちろん彼の変身をこれ以上解かないよう事前に唇を手の甲で拭うのは忘れない。ちゅ、ちゅ、と音を立てて何度かキスを繰り返すと、荒凪に笑顔が戻る。
「きゅるるるっ、みつきぃ、僕達みつき好きぃー」
機嫌良さげに喉を鳴らし、二本の腕で俺に抱きつく。ん? 二本?
(おや? いつの間にやら荒凪きゅんのおててが二本になってますぞ。そういえば少し前から声が一つしか聞こえてませんでしたな)
喉に手を当ててもきゅるきゅるという鳴き声に合わせて震えるばかりだ。
(休眠中でしょうか)
荒凪のハッキリ喋る方、喉に口がある方、おそらく荒夜の方……彼は休眠を取る。以前呪いの力を使わせてしまった後、彼は疲れたと言って休みたがった。物部にさらわれ、俺達を呪わせられた彼は相当疲れていただろう、ずっと休みたかったのかもしれない。
(弟が一人ではないと、ここが安全な場所だと分かったから休眠に入った。とかなら嬉しいですな)
愛おしい子が自分の傍で安らいでくれることほど嬉しいことはない。
「ぁら、なぎ……くん」
「きゅっ、みつき喉痛い。話す、よくない」
「……ふふ」
俺を気遣ってくれているのが可愛くて、思わず頭を撫で回してしまう。
(はぁ……かわゆい。戻ってきてよかった)
きゅふきゅふと楽しげに笑う荒凪を抱き締め、改めて荒凪を取り返した安堵と喜びに浸る。
(わたくしのでそ。わたくしの。荒凪きゅんはわたくしの)
そうして荒凪とイチャコラ戯れているうちに、昼食は完成した。ニンニク醤油漬けの鶏肉、申し訳程度のレタス、合わせ味噌の味噌汁、そして白米……最高だ。
(こういうのでいいんだよこういうので、って感じですな)
温かい家庭料理を前にすると日常に帰ってきたという実感が湧く。
(サンちゃまに食べさせていただけるのならお粥でもご馳走ですが、わたくしは今肉が食べたい! 痛んでくれるな我が喉よ!)
立ち上る湯気が既に美味い。
「ヌシらが食うのは人間と同じもんでええんじゃな?」
《デカい人間が何食ってるか知らねぇけど、同じだと思うぞ。美味そうな匂いするし》
「どのくらい食うんか分からんから適当に盛った。まだまだあるから足りんかったら遠慮せず言うんじゃぞ」
クンネ達の前に並べられたのは、小皿に盛られた鶏肉と野菜、ペットボトルのキャップに入れられた白米と味噌汁だ。
『これペットボトルの蓋?』
「ちょうどいい入れもんがなくてのぅ。おちょこでもあればよかったんじゃが」
「悪いね持ってなくて。ちびちび飲むの嫌いなんだよねぇ」
「箸をどうするか解決策が出んでな。爪楊枝を持ってきてみたんじゃが、どうじゃ?」
爪楊枝すら食器には大きい。短く折ったところで太過ぎる、箸として使うことは出来ないだろう。だがクンネは笑顔で爪楊枝を受け取った。
「よさそうじゃな。あーちゃんは箸使えるか? ふぉおくにするか?」
荒凪はミタマに渡された箸を上手く持てていない。記憶が戻っても箸が使えないのか……何故だ? 代わりに渡されたフォークの持ち方も幼児のようだ、サキヒコが持ち直させている。テーブルマナーに関してはサキヒコに一任していいだろう。
「持てたかの? よし。では、いただきます」
「いただきま~す」
「いだ、だぎっ……げほっ、けほ、いただき、まず……」
「無理に話さなくていいよ水月」
サンが心配そうな顔でこちらを見ている。相変わらず微妙に合わない目線が愛おしい。
「ん……!」
早速鶏肉に箸を伸ばす。よく味が染みていて美味い、いつから漬けていたのだろう。
「おい、しっ……げほっ、けほ」
「飲み込めそう?」
「ゔん……だい、じょっ、けほっ……」
「きゅう……みつきぃ、大丈夫?」
彼氏達から心配されている。大丈夫だと答えようとすれば喉が痛んで咳が出る。ますます不安げな視線が俺を突き刺す。
『大丈夫、心配しないで』
「……ミツキ、声を出すと痛むのだろう? 話さないよう気を付けろ、紙かすまほに書けば私が代わりに伝えてやるから」
『ありがとう。でも行儀悪くないかな』
「今はミツキはそうして話すしかないんだ、気にするな」
品性を重んじていそうなサキヒコがそういうのなら、遠慮なく食事中にペンを持とう。
「サン殿、ミツキが鶏肉の料理がとても美味しい、是非レシピを教えて欲しいと──」
箸を置いてサンに気持ちを伝えよう。
「サン殿、ミツキが温かい味噌汁を飲むとほっとすると。あなたとの所帯を持った妄想を膨らませてしまうと──」
もちろん、サン以外の者にも。
「アラナギ、ミツキがその頬いっぱいに詰めて食べる仕草が愛らしいと言っているぞ。私は少し行儀が悪いと思うが……まぁ、少しずつ加減を覚えていけばいい」
話すよりも書く方が言いたいことがまとまっていいかもしれないな。
「ミタマ殿、ミツキが──」
「ワシは直に読むから言わんで大丈夫じゃぞ」
ミタマに彼の食べ方に萌えていると語るメモを向けると機嫌良さげに尾を揺らした。
「……ミツキ、普段の食事中はここまで頻繁には話していないだろう。一口食べては筆に持ち替え、書き終えては箸を持ち……忙しない。私に遠慮する必要はないが、ミツキ自身のために多少の慎みは必要だぞ。一度、味噌汁に筆を入れかけただろう」
やんわりと注意されてしまった。箸を二本まとめてペンのように持ち替えたり、ペンで物を食べようとしたりしてしまっている状況は確かによくない。もう少し落ち着きを持たなければ、モテとは余裕から生まれるものでもあるからな。
62
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる