1,945 / 2,313
強引なベッドイン (水月×サン・荒凪)
しおりを挟む
サンによってベッドに運ばれ、仰向けに寝かされた。俺に跨ったサンは俺の身体を撫で回し、手術着を脱がせ方を調べている。
「この紐かな?」
脇腹辺りに紐を見つけたサンは、適当にそれを引っ張った。幸い、それでほどける結び方だったらしい。
「……ん?」
サンが扉の方を振り返ってすぐ、ドアノブが傾いた。俺には聞こえなかった足音をサンの耳は拾えたようだ。足音の主は荒凪、ドアを頭で押しのける変わった部屋への入り方をした彼はキッとサンを睨んだ。
「みつき、返して!」
「何言ってんの? 返してって、水月はアンタのじゃないだろ」
「きゅるる……みつき、喉、手、痛い」
「痛いことはしてないよ。ねぇ水月」
早足でベッド脇に移動した荒凪はじっと俺の顔を見つめている。何も痛いことはされていないよという意味を込めて首を縦に降ると、荒凪はサンに視線を移した。
「ま、昨日まで誘拐されてたんだし、水月と一緒に居たいってのは分からなくもないけど、今は3Pの気分じゃないんだよね。戸棚のお菓子好きに食べてていいから、向こう行っててくれる?」
「きゅうぅ~……きゅるる…………みつき……」
「分かった分かった、一発ヤったら変わってあげる。描きたい絵あるし、一回で我慢してあげるよ」
荒凪には手コキなどで快楽を教え込みはしたが、そういった行為の詳細や名称については何も知らせていない。そんな言い方で理解するだろうか?
「…………分かった」
サンの言葉を理解したかどうかはともかく、一旦引き下がるのには同意したようだ。荒凪はしゅんとした顔で部屋を出ていった。
「……ちょっと可哀想だったかな? でもボク、ヤりたくて仕方ないんだよ。性悪や冷徹なんて思わないでよ、水月」
そんなふうに思っていないと伝わるように、サンの手を取り手の甲にキスをした。
「ふふっ……脱がすね」
気持ちが伝わったのか柔らかな笑顔を浮かべたサンは俺の手術着を剥ぎ取ってベッドから投げ透けた。
「ん……? これ、紙パンツ? 捨てていいヤツだね。服の方は病院の? 兄貴が返してくれるだろうから置いてっていいよ」
病院からはスリッパも借りてきている。外を少し歩いた物でも再利用されるのなら、それもついでに返しておいてもらおう。
「話せないの少し寂しいけど、プレイだと思えばまぁ、新鮮かな。水月いつもよく話してくれるもんね」
新鮮だからいいという訳ではないけど、と小声で漏らしたサンの表情は曇っている。やはり全盲の彼にとって言葉は他の彼氏達よりも重要なのだ。
「水月がされるがままってのは、うん……気分いいね、結構いい」
手術着と使い捨ての下着を取り去られ、コルセットと腕の包帯やガーゼだけの姿にされた俺は、羞恥で頬が熱くなっていくのを感じた。サンは何も見えていないはずなのに、全てを見透かされているようにも感じる、裸だとそれはより強くなり、自然と足を閉じてしまう。
「身体には怪我してないんだよね?」
サンは俺の首を縦横に振っての意思表示を逃さないよう左手を俺の頬に置いたまま、肩から胸へと右手を下ろし、胸筋を愛でた。筋肉の縁を探るかのような手つきはくすぐったくて、呼吸が乱れる。
「ないんだね、よかった」
サンが微笑みながらゆっくり首を傾けると、彼の長い髪が俺の身体の上に落ちてくる。サンが首を動かす度髪はサラサラと俺の身体を撫ぜる。くすぐったくて仕方ない。
「……っ、く…………ふ、ふふっ」
「ん……? ご機嫌だね、可愛い」
サンの顔の横から垂れた髪は俺の腹を、背中側へ垂れている髪は足の付け根や太腿をくすぐる。もちろん陰茎もだ。サンが腹に跨っていて何も見えないが、サンの綺麗な黒髪にまとわりつかれている陰茎が羨ましくて仕方ない。
(クッ……我が愚息よ、嫉妬を禁じ得ませんぞ! 本体だってサンたその髪に全身絡みつかれたいでそ!)
太くしっかりとした髪に包まれている微かな刺激と、サンの美しい髪に下品な肉棒が触れている背徳感でどんどん陰茎が反り返っていく。勃てばきっとサンが気付いて世話をしてくれるだろう、素晴らしい絵を生み出す手で搾ってくれるのか、初めての頃から超絶技巧が身に付いていた妙に長い舌で奉仕してくれるのか、筋肉質な194センチの肉体で大迫力の騎乗位を魅せてくれるのか、想像が膨らむ。
(サンたそ、髪で絡め取った動物の養分を吸ってる妖怪みたいなビジュしてますよな。獲物になりてぇ! 綺麗な黒髪に全部吸われて死にてぇ! いや積極的に死にたい訳ではないでそ、死に方を選びたいだけでそ)
あぁそうそう、この美しい黒髪を使った髪コキって線もあったな。
(サンどの~、早くわたくしのチソチソのおっきに気付いてくだされ~)
念を送るフリをしてみると、俺が小刻みに頭を揺らしているのを不思議に思ったサンが俺の顔に顔を近付けて来た
「ん……?」
その際、微妙に身体を後ろへズラした彼は、尻に硬いモノが触れたのに気付いたようだ。
「もうおっきくしちゃってるの?」
サンは一瞬そちらに気を取られたが、すぐに身体を倒すのを再開して鼻先が触れ合うほどの距離に来た。頬に頬を擦り寄せ、コルセットが邪魔だと愚痴りながら唇と唇を重ねた。
「ん……ふふ、すぐにたくさん気持ちよくしてあげるから、今はちゅーね。んー、コルセット邪魔……」
大男が言う「ちゅー」最高だ。国は今すぐ無形文化遺産に登録しろ。
「んっ、ん……もっと口開けれる? 水月……ん、舌出して、吸ってあげる……ん、そう、ふふ……んんっ……」
必死に伸ばした舌を吸われ、思わず腰を浮かせる。息を切らして吸うのをやめたサンは息継ぎも程々に俺の口内へ長い舌をねじ込み、視覚の代わりに磨かれた器用な舌で俺の粘膜を舐め回した。
「……っ、ん……ふっ、んんっ……!」
声が勝手に漏れる。喉が少し痛んで咳き込んでしまいそうになったが、もし咳き込めばサンが今日二度とキスをしてくれないのは目に見えていた。息を止めて耐え、サンの舌による蹂躙を楽しんだ。
「この紐かな?」
脇腹辺りに紐を見つけたサンは、適当にそれを引っ張った。幸い、それでほどける結び方だったらしい。
「……ん?」
サンが扉の方を振り返ってすぐ、ドアノブが傾いた。俺には聞こえなかった足音をサンの耳は拾えたようだ。足音の主は荒凪、ドアを頭で押しのける変わった部屋への入り方をした彼はキッとサンを睨んだ。
「みつき、返して!」
「何言ってんの? 返してって、水月はアンタのじゃないだろ」
「きゅるる……みつき、喉、手、痛い」
「痛いことはしてないよ。ねぇ水月」
早足でベッド脇に移動した荒凪はじっと俺の顔を見つめている。何も痛いことはされていないよという意味を込めて首を縦に降ると、荒凪はサンに視線を移した。
「ま、昨日まで誘拐されてたんだし、水月と一緒に居たいってのは分からなくもないけど、今は3Pの気分じゃないんだよね。戸棚のお菓子好きに食べてていいから、向こう行っててくれる?」
「きゅうぅ~……きゅるる…………みつき……」
「分かった分かった、一発ヤったら変わってあげる。描きたい絵あるし、一回で我慢してあげるよ」
荒凪には手コキなどで快楽を教え込みはしたが、そういった行為の詳細や名称については何も知らせていない。そんな言い方で理解するだろうか?
「…………分かった」
サンの言葉を理解したかどうかはともかく、一旦引き下がるのには同意したようだ。荒凪はしゅんとした顔で部屋を出ていった。
「……ちょっと可哀想だったかな? でもボク、ヤりたくて仕方ないんだよ。性悪や冷徹なんて思わないでよ、水月」
そんなふうに思っていないと伝わるように、サンの手を取り手の甲にキスをした。
「ふふっ……脱がすね」
気持ちが伝わったのか柔らかな笑顔を浮かべたサンは俺の手術着を剥ぎ取ってベッドから投げ透けた。
「ん……? これ、紙パンツ? 捨てていいヤツだね。服の方は病院の? 兄貴が返してくれるだろうから置いてっていいよ」
病院からはスリッパも借りてきている。外を少し歩いた物でも再利用されるのなら、それもついでに返しておいてもらおう。
「話せないの少し寂しいけど、プレイだと思えばまぁ、新鮮かな。水月いつもよく話してくれるもんね」
新鮮だからいいという訳ではないけど、と小声で漏らしたサンの表情は曇っている。やはり全盲の彼にとって言葉は他の彼氏達よりも重要なのだ。
「水月がされるがままってのは、うん……気分いいね、結構いい」
手術着と使い捨ての下着を取り去られ、コルセットと腕の包帯やガーゼだけの姿にされた俺は、羞恥で頬が熱くなっていくのを感じた。サンは何も見えていないはずなのに、全てを見透かされているようにも感じる、裸だとそれはより強くなり、自然と足を閉じてしまう。
「身体には怪我してないんだよね?」
サンは俺の首を縦横に振っての意思表示を逃さないよう左手を俺の頬に置いたまま、肩から胸へと右手を下ろし、胸筋を愛でた。筋肉の縁を探るかのような手つきはくすぐったくて、呼吸が乱れる。
「ないんだね、よかった」
サンが微笑みながらゆっくり首を傾けると、彼の長い髪が俺の身体の上に落ちてくる。サンが首を動かす度髪はサラサラと俺の身体を撫ぜる。くすぐったくて仕方ない。
「……っ、く…………ふ、ふふっ」
「ん……? ご機嫌だね、可愛い」
サンの顔の横から垂れた髪は俺の腹を、背中側へ垂れている髪は足の付け根や太腿をくすぐる。もちろん陰茎もだ。サンが腹に跨っていて何も見えないが、サンの綺麗な黒髪にまとわりつかれている陰茎が羨ましくて仕方ない。
(クッ……我が愚息よ、嫉妬を禁じ得ませんぞ! 本体だってサンたその髪に全身絡みつかれたいでそ!)
太くしっかりとした髪に包まれている微かな刺激と、サンの美しい髪に下品な肉棒が触れている背徳感でどんどん陰茎が反り返っていく。勃てばきっとサンが気付いて世話をしてくれるだろう、素晴らしい絵を生み出す手で搾ってくれるのか、初めての頃から超絶技巧が身に付いていた妙に長い舌で奉仕してくれるのか、筋肉質な194センチの肉体で大迫力の騎乗位を魅せてくれるのか、想像が膨らむ。
(サンたそ、髪で絡め取った動物の養分を吸ってる妖怪みたいなビジュしてますよな。獲物になりてぇ! 綺麗な黒髪に全部吸われて死にてぇ! いや積極的に死にたい訳ではないでそ、死に方を選びたいだけでそ)
あぁそうそう、この美しい黒髪を使った髪コキって線もあったな。
(サンどの~、早くわたくしのチソチソのおっきに気付いてくだされ~)
念を送るフリをしてみると、俺が小刻みに頭を揺らしているのを不思議に思ったサンが俺の顔に顔を近付けて来た
「ん……?」
その際、微妙に身体を後ろへズラした彼は、尻に硬いモノが触れたのに気付いたようだ。
「もうおっきくしちゃってるの?」
サンは一瞬そちらに気を取られたが、すぐに身体を倒すのを再開して鼻先が触れ合うほどの距離に来た。頬に頬を擦り寄せ、コルセットが邪魔だと愚痴りながら唇と唇を重ねた。
「ん……ふふ、すぐにたくさん気持ちよくしてあげるから、今はちゅーね。んー、コルセット邪魔……」
大男が言う「ちゅー」最高だ。国は今すぐ無形文化遺産に登録しろ。
「んっ、ん……もっと口開けれる? 水月……ん、舌出して、吸ってあげる……ん、そう、ふふ……んんっ……」
必死に伸ばした舌を吸われ、思わず腰を浮かせる。息を切らして吸うのをやめたサンは息継ぎも程々に俺の口内へ長い舌をねじ込み、視覚の代わりに磨かれた器用な舌で俺の粘膜を舐め回した。
「……っ、ん……ふっ、んんっ……!」
声が勝手に漏れる。喉が少し痛んで咳き込んでしまいそうになったが、もし咳き込めばサンが今日二度とキスをしてくれないのは目に見えていた。息を止めて耐え、サンの舌による蹂躙を楽しんだ。
42
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話
ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる