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鱗大好きヒトさん (水月+ヒト・荒凪・レイ)
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ヒトはその印象に反し、荒凪に好意的だ。どんな印象かって? オカルトを嫌っていそうだし、拙い話し方で知識の少ない荒凪をバカだと断じて冷たく当たりそうじゃない? ヒトって。
だが実際は、爬虫類を愛でる感覚のまま荒凪を愛でてくれている。人間扱いかどうかは微妙だが、フタや社員達への態度からして他者をあまり人間扱いしないタイプだろうから、好意的なだけで十分だ。
「ひとー、足、痛い?」
「え? えぇ、痛いですけど……」
「きゅるる……ごめんなさい」
「俺達の呪い。ごめんなさい」
「……大丈夫ですよ。仕方なかったんです。治りは普通より早めてもらえているみたいですし……あなたこそ、撃ってしまったこと許してくださいね」
「きゅ! 怒ってない」
「あの判断、正しかった」
「話が分かりますね。ふふ……お勉強、私にも手伝わせてください」
「ひとー、教えてくれる? きゅ、うれしい!」
「よろしくお願いします」
「……兄弟が使われたと聞きましたが、弟の方はかなり幼かったんでしょうか?」
小声で尋ねられたが、荒凪の生前に関することは何も分からない。首を捻るとヒトは小さく頷き、荒凪に向き直った。
「勉強を教えてあげますよ。その代わり、一つ私のお願いを聞いてくれますか?」
「なに?」
「出来ることなら」
「変身してください。私、人魚のあなたがとても好きなんです」
「きゅ? きゅ~……変身、違う」
「人魚は俺達の本当。今が、変身」
「あぁ、そうなんですね? どっちでもいいですけど」
荒凪はズボンに手をかける。
「待って待って荒凪くん! 下はこのままにしよう? 座りにくくなっちゃうし……」
ズボンを掴んだまま荒凪はヒトを見つめる。顔色を伺っているのだ。
「鱗さえ見せてもらえれば私は構いませんよ」
「きゅ!」
「分かった」
荒凪はズボンから手を離し、上半身だけ人魚の姿へ変わった。腕の外側や首、頬の端に鱗が生え揃い、それ以外の皮膚は青白く分厚いものへ変化し、ヒレや水掻きが現れる。
「……! あぁ……素晴らしい、この真珠のような鱗。鋭い……あれ? ヒレ、随分頼りなくなりましたね」
「あの一件のおかげである程度の変形が可能になりまして、あの切れ味良過ぎるヒレ危ないので金魚風のヒラヒラにしてみてもらいました」
「金魚、なるほど……綺麗ですね。以前の鋭いヒレも大変美しかったのですが。あぁ、爪も変わっていますね。あの鉤爪好きだったんですけど。よく見てみれば鱗の形も微妙に丸に近付いたような……?」
「よく観察してますねヒトさん」
「ひらひら、綺麗? お嫁さんみたい?」
「……前の方が、いい?」
「とても綺麗ですよ、確かにウェディングベールに似ているような……確かに前の姿はとても強く美しく素晴らしいものでした、でも今の姿もとても素晴らしいですよ」
話しながらヒトは荒凪の腕をさすり、ヒレ耳の膜に触れた。荒凪はヒレ耳をピクピク震わせて「くすぐったい」と笑う。
「きゅふふ……ひとー、勉強、教えて」
「何、教えてくれる?」
「私は算数を教えてあげますよ」
「算数得意なんすか?」
「簿記二級持ってます」
「へー……」
「……レイ、ボキって何?」
「規模のデカい家計簿みたいなもんっす」
雑な説明だが、合っていたようでヒトは何も言わず荒凪の隣に並んだ。そっと肩を抱いて二の腕をさすり、鱗の感触を堪能している。ヒトはただ鱗が好きなだけで性的な意図はないのかもしれないが、傍から見た時の犯罪臭はものすごい。
(刺青チラ見え高身長成人男性が、少年の腕ねっとり撫で回している訳ですからな)
インモラルだが、絵にはなる。
「計算能力はあるみたいですし、知識さえ身に付ければ直ぐに終わりますよ。漢字よりずっと早くマスター出来るはずです。いいですか、まず四則演算の記号は……」
ヒトが数学記号とそれが持つ意味を教えていく。荒凪はヒトが書いた記号をじっと見つめ、真面目にヒトの話を聞いている。
「理解しましたか?」
「多分……きゅるる」
「理解した」
「では例題をいくつか出しますね。二問ずつ……八問です」
足し算と引き算は繰り上がり繰り下がりがあるものとないものを一問ずつ、か。良問だな。関心しているうちにヒトが例題を書き切り、荒凪にペンを渡した。
「……きゅ?」
「水掻き、邪魔……」
指と指を繋ぐ膜、水掻き。それはペンを持つのを阻害してしまっている。
「ありゃー……仕方ない、変身を解く、じゃなくて、ぇー、人間に変身する? しかありませんね。残念です」
ヒトが眉尻を下げたその時、ビリッ、ブチッ、と痛々しい音が響いた。
「荒凪くんっ!? い、痛く……ない?」
荒凪の右手にそっと複腕が近付き、恋人繋ぎよろしく指を絡ませるように、荒凪の右手の水掻きを裂いて引きちぎった。
「きゅ……?」
荒凪はペンを持ち直しながら不思議そうに目を丸めて俺を見つめ、にっこり笑って「痛くない」と教えてくれた。
「ならいいけど……」
「びっくりしたっす。荒凪くん、人間に変身する時もヒレちぎったり鱗剥がしたりするっすけど……何回見てもドキッとするっすね」
「変身の時はなんか、垢取りみたいに鱗取れてくからアレなんだけど……全身の変身以外の時は普通に痛そうに見えるよね。っていうか何で痛くないんだろ、人間じゃない部位って痛覚ないのかな?」
荒凪の腕から生えたひらひらとした美しいヒレをそっと摘み、広げてみる。薄い膜を指でくすぐってみると荒凪はきゅふきゅふ笑い出す。
「みつきー、くすぐったい」
「俺達勉強中、邪魔しないで」
「……ごめん」
感覚はあるんだよな。くすぐったいとか言うくらいだし。痛みだけを感じないのか?
「きゅ! みつき、邪魔言うダメ!」
「……水月、邪魔した。事実」
くすぐったい部位は大抵敏感だ、痛みもより強く感じるはずでは?
「言い過ぎ! みつき落ち込む、だからダメ!」
「キュ……水月落ち込む、ダメ……水月、ごめんなさい」
くい、と袖をを引かれ、突然謝られた。
「えっ何? いいよ? あのさ、聞いてもいいかな。なんでヒレとか水掻きちぎるの痛くないの?」
「きゅ~……? なんで?」
「ちぎる、思って、ちぎるから」
「んん……?」
「僕達、分かんない。でも僕達分かる? きゅ、すごい!」
「思ってない、ちぎられる。痛い」
「……どゆこと?」
「自分で分かっててちぎるのは痛くないけど、他人に急にちぎられたら痛いってことっすよね。なんか痛覚をオフにする仕組みがあるんすかねぇ」
「えぇ……? うーん……こういうことはコンちゃんに聞くか」
ヒトとイチャつく予定だったが、彼は鱗の誘惑に負けて荒凪に付きっきりになってしまった。俺はレイの尻でも撫でながら些細な疑問の解消でもして暇を潰そう。
だが実際は、爬虫類を愛でる感覚のまま荒凪を愛でてくれている。人間扱いかどうかは微妙だが、フタや社員達への態度からして他者をあまり人間扱いしないタイプだろうから、好意的なだけで十分だ。
「ひとー、足、痛い?」
「え? えぇ、痛いですけど……」
「きゅるる……ごめんなさい」
「俺達の呪い。ごめんなさい」
「……大丈夫ですよ。仕方なかったんです。治りは普通より早めてもらえているみたいですし……あなたこそ、撃ってしまったこと許してくださいね」
「きゅ! 怒ってない」
「あの判断、正しかった」
「話が分かりますね。ふふ……お勉強、私にも手伝わせてください」
「ひとー、教えてくれる? きゅ、うれしい!」
「よろしくお願いします」
「……兄弟が使われたと聞きましたが、弟の方はかなり幼かったんでしょうか?」
小声で尋ねられたが、荒凪の生前に関することは何も分からない。首を捻るとヒトは小さく頷き、荒凪に向き直った。
「勉強を教えてあげますよ。その代わり、一つ私のお願いを聞いてくれますか?」
「なに?」
「出来ることなら」
「変身してください。私、人魚のあなたがとても好きなんです」
「きゅ? きゅ~……変身、違う」
「人魚は俺達の本当。今が、変身」
「あぁ、そうなんですね? どっちでもいいですけど」
荒凪はズボンに手をかける。
「待って待って荒凪くん! 下はこのままにしよう? 座りにくくなっちゃうし……」
ズボンを掴んだまま荒凪はヒトを見つめる。顔色を伺っているのだ。
「鱗さえ見せてもらえれば私は構いませんよ」
「きゅ!」
「分かった」
荒凪はズボンから手を離し、上半身だけ人魚の姿へ変わった。腕の外側や首、頬の端に鱗が生え揃い、それ以外の皮膚は青白く分厚いものへ変化し、ヒレや水掻きが現れる。
「……! あぁ……素晴らしい、この真珠のような鱗。鋭い……あれ? ヒレ、随分頼りなくなりましたね」
「あの一件のおかげである程度の変形が可能になりまして、あの切れ味良過ぎるヒレ危ないので金魚風のヒラヒラにしてみてもらいました」
「金魚、なるほど……綺麗ですね。以前の鋭いヒレも大変美しかったのですが。あぁ、爪も変わっていますね。あの鉤爪好きだったんですけど。よく見てみれば鱗の形も微妙に丸に近付いたような……?」
「よく観察してますねヒトさん」
「ひらひら、綺麗? お嫁さんみたい?」
「……前の方が、いい?」
「とても綺麗ですよ、確かにウェディングベールに似ているような……確かに前の姿はとても強く美しく素晴らしいものでした、でも今の姿もとても素晴らしいですよ」
話しながらヒトは荒凪の腕をさすり、ヒレ耳の膜に触れた。荒凪はヒレ耳をピクピク震わせて「くすぐったい」と笑う。
「きゅふふ……ひとー、勉強、教えて」
「何、教えてくれる?」
「私は算数を教えてあげますよ」
「算数得意なんすか?」
「簿記二級持ってます」
「へー……」
「……レイ、ボキって何?」
「規模のデカい家計簿みたいなもんっす」
雑な説明だが、合っていたようでヒトは何も言わず荒凪の隣に並んだ。そっと肩を抱いて二の腕をさすり、鱗の感触を堪能している。ヒトはただ鱗が好きなだけで性的な意図はないのかもしれないが、傍から見た時の犯罪臭はものすごい。
(刺青チラ見え高身長成人男性が、少年の腕ねっとり撫で回している訳ですからな)
インモラルだが、絵にはなる。
「計算能力はあるみたいですし、知識さえ身に付ければ直ぐに終わりますよ。漢字よりずっと早くマスター出来るはずです。いいですか、まず四則演算の記号は……」
ヒトが数学記号とそれが持つ意味を教えていく。荒凪はヒトが書いた記号をじっと見つめ、真面目にヒトの話を聞いている。
「理解しましたか?」
「多分……きゅるる」
「理解した」
「では例題をいくつか出しますね。二問ずつ……八問です」
足し算と引き算は繰り上がり繰り下がりがあるものとないものを一問ずつ、か。良問だな。関心しているうちにヒトが例題を書き切り、荒凪にペンを渡した。
「……きゅ?」
「水掻き、邪魔……」
指と指を繋ぐ膜、水掻き。それはペンを持つのを阻害してしまっている。
「ありゃー……仕方ない、変身を解く、じゃなくて、ぇー、人間に変身する? しかありませんね。残念です」
ヒトが眉尻を下げたその時、ビリッ、ブチッ、と痛々しい音が響いた。
「荒凪くんっ!? い、痛く……ない?」
荒凪の右手にそっと複腕が近付き、恋人繋ぎよろしく指を絡ませるように、荒凪の右手の水掻きを裂いて引きちぎった。
「きゅ……?」
荒凪はペンを持ち直しながら不思議そうに目を丸めて俺を見つめ、にっこり笑って「痛くない」と教えてくれた。
「ならいいけど……」
「びっくりしたっす。荒凪くん、人間に変身する時もヒレちぎったり鱗剥がしたりするっすけど……何回見てもドキッとするっすね」
「変身の時はなんか、垢取りみたいに鱗取れてくからアレなんだけど……全身の変身以外の時は普通に痛そうに見えるよね。っていうか何で痛くないんだろ、人間じゃない部位って痛覚ないのかな?」
荒凪の腕から生えたひらひらとした美しいヒレをそっと摘み、広げてみる。薄い膜を指でくすぐってみると荒凪はきゅふきゅふ笑い出す。
「みつきー、くすぐったい」
「俺達勉強中、邪魔しないで」
「……ごめん」
感覚はあるんだよな。くすぐったいとか言うくらいだし。痛みだけを感じないのか?
「きゅ! みつき、邪魔言うダメ!」
「……水月、邪魔した。事実」
くすぐったい部位は大抵敏感だ、痛みもより強く感じるはずでは?
「言い過ぎ! みつき落ち込む、だからダメ!」
「キュ……水月落ち込む、ダメ……水月、ごめんなさい」
くい、と袖をを引かれ、突然謝られた。
「えっ何? いいよ? あのさ、聞いてもいいかな。なんでヒレとか水掻きちぎるの痛くないの?」
「きゅ~……? なんで?」
「ちぎる、思って、ちぎるから」
「んん……?」
「僕達、分かんない。でも僕達分かる? きゅ、すごい!」
「思ってない、ちぎられる。痛い」
「……どゆこと?」
「自分で分かっててちぎるのは痛くないけど、他人に急にちぎられたら痛いってことっすよね。なんか痛覚をオフにする仕組みがあるんすかねぇ」
「えぇ……? うーん……こういうことはコンちゃんに聞くか」
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