冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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朝まで休まず (水月×アキ・ミタマ・サキヒコ・クンネ・カンナ・シュカ・リュウ)

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時間を忘れてアキを抱き続けた。足に引っかかっていたズボンや下着はいつの間にかベッドの下に落ち、シーツを汚さないようになんて配慮もいつの間にかなくなり、汗と精液などでぐっしょり濡れていた。頭周りには唾液もあっただろうか。

「朝じゃぞ~……ってまだヤっとったんかい! のーちゃんに任せんで正解じゃ……朝じゃぞ朝! いい加減にせんか!」

「んっ、にゃ……ぁあ? こんー……さんー、する、したいです?」

「コンちゃん……え、もう朝? マジか……とりあえず一発抜いたらっ、は……そっち行く」

「んぁんっ! んっ、にぃにぃ……んゃっ、あっ、ひにゃんっ!」

「イカ臭い……こっち来る前にしゃわぁを浴びるのを忘れるでないぞ!」

勢いよく扉が閉められた。

「怒っ、てたのかな、はぁ……でもっ、コンちゃんって撫でたら、はっ、だいぶ誤魔化せるっ、から……あんまり気にしなくても、ふ…………出っ、る……!」

「んっ、ぁあぁああっ……! はっ、はっ……は、ぁ……はぁ……」

アキの中に精液を全て吐き出して、腕立て伏せでもするように起き上がる。萎えた陰茎を抜いて、全身を襲う酷い倦怠感にため息をつく。

「つ……つか、れた…………」

《もう朝か、兄貴学校だよな? これで終わりか、しゃあねぇ……帰ってきたら続きしようぜ。んじゃ俺シャワー浴びてくっから》

「……え、ちょ、アキさん?」

ぐったりとベッドに横たわった俺に対し、アキはすっくと立ち上がってプールへ向かった。隅のシャワーブースに向かったのだろう、今からプールで遊ぶ訳じゃないよな?

「嘘だろ、体力無尽蔵にも程があるっ……はぁ、太腿ぷるぷるする……え、俺体力ない? ランニングとかした方がいいかな……サキヒコくん、サキヒコくん居る?」

「ここに」

「ぅお……急に出てくるなぁ相変わらず。ちょっとシャワーまで肩貸してくれる?」

姿を現したサキヒコの肩に腕を回す。腕が肩に乗っているだけだな、これ。体重をかけるにはあまりにも身長差が大き過ぎる。

「低い……」

「ミツキ、私は霊だ。浮くことも出来るぞ、このくらいか?」

「おぉ! ちょうどいい! すごいやサキヒコくん」

サキヒコの肩を借りてシャワーブースまで移動。頭を洗っているアキの隣でシャワーを浴びた、一人分のそこに二人で入るとかなり狭くて、頻繁に身体が擦れ合った。

「……にーにぃ」

「わっ……ア、アキ?」

背後からアキの手が伸びて、俺の鼠径部をなぞる。柔らかい陰茎をぎゅっと握られ、思わず腰を引く。

「ちょっ、こらアキ、もう終わり……扱くな! アキ!」

泡の滑りを利用した愛撫に俺の陰茎はあっという間に反り返り、それを確認するとアキは手を離して俺の前に回り込んできた。

「にぃに」

期待に満ちた瞳。持ち上げられ、俺の腰に絡むアキの左足。誘うように首に絡みつく手。

「アキ……俺学校行かないと」

「にーにぃ、えっちするです」

「…………しよっかぁ!」

「馬鹿者!」

「いっだぁい! シャンプーで殴ることないだろ!?」

「学生は学業優先! 荒凪の一件が片付いた今、水月が打ち込むべきは勉強。このような淫らな行為に溺れていてはならん!」

「わ、分かった分かった……ったく激しいポルターガイストだよ」

「……にーにぃ、えっちするしないです?」

「ごめんな、今日はもう終わり。しない」

「だー……」

残念そうに俯いたアキの濡れた髪を撫でる。

「アキカゼ、そう落ち込むな……一晩も楽しめば満足だろう? いくら入院していて寂しかったからと言ってもだな」

《ヤりたんねぇなぁ、兄貴二号ディルドで……ゃ、荒凪誘うか? ん~……とりあえず朝飯か》

「……言葉が通じないのだったな」

シャワーを浴び終えてダイニングへ。朝食を食べ終えたら自室に戻り、制服に着替える。

「ミツキー!」

「クンネ、おはよう」

「……おー、は、よう!」

「おっ……ふふ、覚えたの? 日本語……アキより早く覚えるかもね。賢い賢い、可愛いねぇ」

小さな頭を人差し指で撫でる。

「君達の服は今日帰ったら作るよ、それまでその格好で我慢してね。行ってきます」

手を振るとクンネは両手を大きく振り返してくれた。



今日はレイは俺を迎えに来なかった。それ以外はいつも通りの通学路だった。

「はぁ……」

「みー、くん……だ、じょぶ……?」

「えっ? 大丈夫だぞ?」

「そないしんどそうにしとったら気になるっちゅうねん。なぁしぐ」

「推理力が足りませんねお二方」

学校最寄り駅から学校までのほんの僅かな間でも、俺の彼氏達は楽しげに話している。

「推理力てなんやねん」

「簡単な推理ですよ天正さん。昨日、秋風さんが退院した。推理に必要な情報はこれだけです」

「はぁ……?」

「ダメ押しでもう一つ、水月は先程から身体を反らしたり腰を叩いたり……腰痛に悩まされているような仕草が多い」

「……! わかった!」

カンナは口元を両手で隠し、シュカの耳だけに声が届くようヒソヒソと話した。

「…………正解です!」

「なんやねんな……とりりんの推理とやらが合うてるかどうかは分からへんやんけ、何が正解や。なぁ水月」

「では答え合わせといきましょうか。水月」

「俺で遊ぶなよなぁ……一晩中アキとヤってたんだよ、寝不足と腰痛でしんどいの。多分正解だよお前ら」

「やっ、たー」

「やったー、ですね時雨さん。ふふ」

今日のシュカは妙に機嫌がいいな。カンナも緊張せず接することが出来ている、いつもこうならいいのに。

「……とりりんのテンションが気持ち悪いのはなんなん?」

「気持ち悪くないですよ失礼な」

「ぼく、分かる……! 推理に、ひつよ……なのは、ねっ……」

「ストップカンナ! 彼氏のことなら俺が当てる。何故カンナには分かるのか、それはカンナが図書委員で今週当番だったから! シュカが推理推理と妙にテンション高めなのは面白いミステリか何かを読んだから! どうだ?」

「ほぼ正解です。次の中間テスト、総英は私達の授業を担当していない方の先生が主に作っていると小耳に挟みまして……あの先生シャーロキアンでしょう? 原語版を読んでおけば予習になるかと」

「すご……い。みぃくん……! ひん、と……まだ言って、な……のに」

「可愛い彼氏のことなら分かるんだよ」

「……訳分からへん。なぁせーか」

んー、と生返事をするセイカの手には単語帳がある。中間テストか。体育祭のすぐ後だなんて酷いスケジュールだ。
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