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夏休み
てーそーたい、に
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金属製の貞操帯にギチギチと締め付けられた陰茎を柔らかい歯ブラシで擦られ、過剰な快感と痛みに震える。
「何度でも言うけど、ポーズ崩しちゃダメだよ? 崩したら酷い罰ゲームあるからね」
そんなの、ギリギリまで耐えてから崩せと言ってるようなものじゃないか。
「……ごしごしし過ぎて赤くなっちゃったね」
亀頭ばかり擦っていた手を止め、雪兎は真っ赤になった俺の亀頭を見てため息をつく。勃起を禁じられた陰茎を持ち上げたりして幹部分の色と見比べて笑う。
「本当に真っ赤だね……ふーっ」
「ひぁっ……!」
歯ブラシにひたすら擦られて赤くなった亀頭は、先走りの汁と雪兎の唾液が混じった透明の液にまみれ、吐息にすら快感を覚えるようになっていた。
「これ以上擦っちゃ可哀想かなぁ? 他のところにしようか」
亀頭責めを続けてくれてもよかったのに、雪兎は歯ブラシを持って立ち上がった。足を大きく開いて腰を落としている俺と彼の目線はいつも以上に近い。
「ポチ、歯磨きしてあげる。あーん」
歯ブラシは俺の唇に押し付けられた。自らの陰茎を擦っていたものを口に入れろだなんて、雪兎は酷いことを言う。この歯ブラシを濡らしているのは雪兎の唾液だけでなく先走りの汁もある。そんなもの口に入れたくない。
「……こちょこちょ」
「ふ、ぁっ……」
頭の上で腕を組んでいるため無防備な腋をくすぐられ、思わず口を開けた瞬間に歯ブラシをねじ込まれた。
「よくしゃぶってね」
「ん……んぅ……」
「歯磨き出来ないよ、口開けて」
雪兎は数分前まで亀頭を擦っていたブラシで俺の歯を磨いた。しかし柔らかいブラシではとてもではないが磨けない。
「やっぱり歯用じゃないね。ポチ、べーってして」
舌を突き出すと当然舌を磨かれる。柔らかいブラシで舌の腹を擦られるのは非常にくすぐったいことで、舌がヒクヒクと動いてしまう。
「どう? 気持ちいい?」
「ひ、ぅっ……ぅ、はひっ……」
「ふぅん……? もういいよ」
歯ブラシが口から離れる。今度は俺の唾液にまみれた歯ブラシは、シャツ越しの乳首に向かった。
「ひぁんっ!」
「服の上からでもいけるかな?」
「ゃ、あっ、ぁひっ! ひぃいっ……!」
柔らかいブラシがシャツ越しに乳首を擦る。薄手のシャツのザラザラとした感触が快感を増幅させる。
「濡れると透けちゃうね、このシャツ」
俺の唾液が塗り込まれていくシャツは更に俺の乳首に張り付き、俺の乳首の色を雪兎の目に見せた。
「……濡れ透け、イイね。ポチ、後で服着たままお風呂入ってよ」
「は、はひぃっ! 分かり、まひたっ! まひたかりゃっ、乳首こしこしやめてぇっ!」
直接でなくとも乳首を擦られる快感は強く、下半身の力が抜けてしまう。
「何、せっかくしてあげてるのに……生意気」
「きゃぅうんっ!? んゃあっあぁっ! ごめんなひゃいっ、ゆるひてっ、ぁああっ!」
雪兎は歯ブラシで擦っていない方の乳首をぎゅうっと抓り、引っ張った。
「ひ、ぃいいっ! ちくびっ、ちくびだめなんれすっ! 足ちから抜けちゃうぅっ! 立って、らんなっ、ぁあっ!」
最後の最後にピンッと弾かれ、ようやく乳首への愛撫が止んだ。
「ワガママ……ムカつくなぁ」
「ご、ごめんなさい……ユキ様、許してください」
「許して欲しいならダンス見せて。ポーズは崩さないでね、とびきり無様なのがいいな」
「……はい」
シャツと貞操帯だけを身につけ、頭の上で腕を組み、大きく開脚して腰を落としている今のポーズは何よりも情けない。それを崩さないダンスなんて、腰を振るくらいしか思い付かない。
「は、始めますね……」
へこへこと腰を揺らし、貞操帯により勃起を禁止された陰茎をぷるぷると振り回す。要望通りのとびきり無様なダンスに雪兎は大喜びし、手を叩いて笑った。
「何度でも言うけど、ポーズ崩しちゃダメだよ? 崩したら酷い罰ゲームあるからね」
そんなの、ギリギリまで耐えてから崩せと言ってるようなものじゃないか。
「……ごしごしし過ぎて赤くなっちゃったね」
亀頭ばかり擦っていた手を止め、雪兎は真っ赤になった俺の亀頭を見てため息をつく。勃起を禁じられた陰茎を持ち上げたりして幹部分の色と見比べて笑う。
「本当に真っ赤だね……ふーっ」
「ひぁっ……!」
歯ブラシにひたすら擦られて赤くなった亀頭は、先走りの汁と雪兎の唾液が混じった透明の液にまみれ、吐息にすら快感を覚えるようになっていた。
「これ以上擦っちゃ可哀想かなぁ? 他のところにしようか」
亀頭責めを続けてくれてもよかったのに、雪兎は歯ブラシを持って立ち上がった。足を大きく開いて腰を落としている俺と彼の目線はいつも以上に近い。
「ポチ、歯磨きしてあげる。あーん」
歯ブラシは俺の唇に押し付けられた。自らの陰茎を擦っていたものを口に入れろだなんて、雪兎は酷いことを言う。この歯ブラシを濡らしているのは雪兎の唾液だけでなく先走りの汁もある。そんなもの口に入れたくない。
「……こちょこちょ」
「ふ、ぁっ……」
頭の上で腕を組んでいるため無防備な腋をくすぐられ、思わず口を開けた瞬間に歯ブラシをねじ込まれた。
「よくしゃぶってね」
「ん……んぅ……」
「歯磨き出来ないよ、口開けて」
雪兎は数分前まで亀頭を擦っていたブラシで俺の歯を磨いた。しかし柔らかいブラシではとてもではないが磨けない。
「やっぱり歯用じゃないね。ポチ、べーってして」
舌を突き出すと当然舌を磨かれる。柔らかいブラシで舌の腹を擦られるのは非常にくすぐったいことで、舌がヒクヒクと動いてしまう。
「どう? 気持ちいい?」
「ひ、ぅっ……ぅ、はひっ……」
「ふぅん……? もういいよ」
歯ブラシが口から離れる。今度は俺の唾液にまみれた歯ブラシは、シャツ越しの乳首に向かった。
「ひぁんっ!」
「服の上からでもいけるかな?」
「ゃ、あっ、ぁひっ! ひぃいっ……!」
柔らかいブラシがシャツ越しに乳首を擦る。薄手のシャツのザラザラとした感触が快感を増幅させる。
「濡れると透けちゃうね、このシャツ」
俺の唾液が塗り込まれていくシャツは更に俺の乳首に張り付き、俺の乳首の色を雪兎の目に見せた。
「……濡れ透け、イイね。ポチ、後で服着たままお風呂入ってよ」
「は、はひぃっ! 分かり、まひたっ! まひたかりゃっ、乳首こしこしやめてぇっ!」
直接でなくとも乳首を擦られる快感は強く、下半身の力が抜けてしまう。
「何、せっかくしてあげてるのに……生意気」
「きゃぅうんっ!? んゃあっあぁっ! ごめんなひゃいっ、ゆるひてっ、ぁああっ!」
雪兎は歯ブラシで擦っていない方の乳首をぎゅうっと抓り、引っ張った。
「ひ、ぃいいっ! ちくびっ、ちくびだめなんれすっ! 足ちから抜けちゃうぅっ! 立って、らんなっ、ぁあっ!」
最後の最後にピンッと弾かれ、ようやく乳首への愛撫が止んだ。
「ワガママ……ムカつくなぁ」
「ご、ごめんなさい……ユキ様、許してください」
「許して欲しいならダンス見せて。ポーズは崩さないでね、とびきり無様なのがいいな」
「……はい」
シャツと貞操帯だけを身につけ、頭の上で腕を組み、大きく開脚して腰を落としている今のポーズは何よりも情けない。それを崩さないダンスなんて、腰を振るくらいしか思い付かない。
「は、始めますね……」
へこへこと腰を揺らし、貞操帯により勃起を禁止された陰茎をぷるぷると振り回す。要望通りのとびきり無様なダンスに雪兎は大喜びし、手を叩いて笑った。
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