愛されすぎて、夜が足りない

ぴょす

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「今夜、完全に躾けます」

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ベッドに押し倒された時点で、もう分かっていた。
今夜の主導権は、完全に颯にある。

俺はすでに裸で、手足は丁寧に、だけど容赦ない力で縛られている。足は開いたまま閉じられず、腕もベッドに縫い留められるように固定されていて、もはや身動きひとつ許されない。

こんな格好、普通なら屈辱的でしかないはずなのに。
俺は、どこか優越感に浸っていた。

「……侑成さん、覚えてますよね。電話で約束したこと。勝手にひとりでイっちゃったんだから、お仕置きの時間です」

目の前に膝をついた颯は、まだ服を脱いでもいない。脱ぐ気もないのだと思う。シャツの袖をまくった腕で、俺の顎を指先で軽く持ち上げる。

「今夜で侑成さんを完全に躾けます」

ああ、これは……命令で、愛情だ。
ズボンの隙間から覗いたその膨らみを、颯は隠そうともせず、むしろ意図的に俺の視界へと導いた。

「まずは嗅ぐだけですよ」

静かな声が耳に触れた瞬間、喉が乾いた。たったそれだけのことで心臓が跳ねるなんて、どれだけ颯に調教されてるんだ、俺は。

目を逸らそうとしても、すぐに顎を掴まれて視線を固定される。勃起した颯のは、先端をテカらせて、美しい顔面からは想像もできぬような雄の匂いを漂わせている。

「ずーっと我慢してたから、えっろい匂いしてるでしょ」

吐息混じりの声に、身体が熱くなる。
その仕草の一つ一つが、俺の欲を煽っている。
けれど、ここで勝手に動くことは許されない。
今夜は、すべて颯の“愛し方”に任せると決まっているから。

「まだだめですよ。嗅ぐだけ。」

「っ……あ…」

早く…今すぐしゃぶりたいのに…焦らされれば焦らされるほど、舌が伸びて、呼吸が浅くなる……

「下品な顔してる。そんなにしゃぶりたい?」

「は……はっ♡、ん、、♡♡ちん、ぽ…♡♡ぁ…」

自分でも情けないほど素直に口を開けた。頬が熱くて、視線を上げるのが怖くって、目をぎゅっと閉じた、その瞬間

「じゃあ、ほら」

「っ⁉︎………ゔ」

「そう……ごりごりしてあげる…喉奥、ちんぽで殴ってあげますね。でもイったら終わり、もう何もしないよ」

じゅぽ、じゅぽっ♡って唾液と颯のぬるぬるの我慢汁が口ん中で混ざる……汚い声出ちゃうの……恥ずかしいのに…

「フェラ顔えろすぎなんですよね。涎垂らして顔真っ赤にしてきったない声出してんの好きですよ」

苦っ…し………
反射的に縛られた足を動かす、と

「誰が動いていいって言いました?今僕が腰振って口まんこ使ってあげてんの分かりますよね。なんでおとなしく受け入れられないんですか?」


颯のちんぽが硬く脈を打っているのがよく分かる…汗と男の濃厚な香りが漂って、鼻を甘く犯されてる、そんな気分だ……

「そんなんだからディルドごときでアヘ顔晒す雑魚まんこになるんですよ、反省しながらザーメン全部飲んでください、ほら…」

力強く、時に不規則に震えて、その脈動はまるで獣みたい……窒息しそう…頭掴まれて奥にクる……颯の濃いやつっ…………もう来ちゃう…っ

「ん゛っ、んん゛♡♡~~~~っ」

「あー…………きもち…すっげー出る……」

びゅるびゅる、、、って、、ザーメンが喉に滞る…吐き出しそうになるのがバレて、ぐっと頭をまた押さえ付けられて、きっと俺、今すげーぶっさいくなんだろうな…

「ぁ……はや…と…………っ」

身じろぎ一つでさえ意図的に制限される状況。けれど、颯が身体を押しつけてくる気配に、俺はまたもや反射的に腰を揺らしてしまった。

「だから、動くなつってんの」

その瞬間、耳元に落ちてきた颯の声がひどく冷たくて、敬語じゃないそれも相まって身体が疼いた。

そうして次の刹那、太ももに鋭く音が響く。

叩かれたのだと理解したのは、じんと熱を持ち始めた感覚の後だった。

「なに自分から気持ちよくなろうとしてるんですか。ほんっとどーしようもないっすね」

「っご、ごめ…ごめんなさっ…………」

いつもなら穏やかな声が、嘲るようにゆっくりと変わる。はぁ、とため息をついて、睨みつけるような目線の奥に、明らかな“支配者の色”が灯っていた。

「お行儀悪すぎなんですよ、侑成さん」

「は…♡ぁ、、、広げなっ…で…………♡♡♡♡」

「ふぅん、指で慣らしてから挿れてあげようと思ったのに」

「ん゛っ…あ…ぁ……」

「ま、確かに侑成さんのまんこに前戯なんかいらないですよね」

こんなふうに辱めるような言葉を並べながらも、俺の欲を見透かして煽ってくる、それが颯だ。

「挿入ってくとこ、ちゃんと見て」

「あ゛っ♡♡、、、くる、苦しっ♡ あ゛っぁ~~~~~♡♡きたきたきたっ♡ちん、ぽ、♡♡おれ、ん、ナカに……♡♡」

「イったら終わりですからね、歯食いしばって、がまんしろ♡」

「ぃ゛♡♡激しっ、の、ずるっい"…ッッ♡♡♡そんなんイくっ……♡♡~~~~ッ♡う"っ、、、♡♡♡」

煽るような笑みが真上から落ちてくる。
すっごい激しいピストン、こんなの無理、耐えられない……

「下品にアヘってる侑成さん好きですよ、がんばれ♡♡♡ぱん♡ぱん♡ぱん♡って、まじできもちい♡あー…………腰とまんな♡」

「おねがいっ♡♡お願いします………っ♡♡、、、イくのっ♡♡♡イきたい゛イきたい゛♡♡♡」

「うるさ、黙れよバカまんこ」

「い゛♡~~~~ッ♡♡♡あぁぁ…ぁ…あ゛ぁ、あっ、ぁっ」

颯のかったいデカちんぽが、俺の狭い穴をヌルヌルと掻き分ける。グチュグチュと湿った音が響くばかりで、快楽に顔が歪む。

もう我慢できない、もうイきたい、もう無理っ……考えるのはそればかり。

「バカまんことか言われてアヘってんの可愛いですね♡♡」


ばちゅんっ、と最奥を抉る音。
それもなんとか堪えて。
がくがく震える手足を、颯がさらに強い力で押さえつけてくる、から、もう抵抗なんて考える気にもならない。

「カウントダウンしてあげますよ。3...2.…1.…でイかせてあげますから」

「っ♡は♡はい゛♡♡♡お、おね、が、お願いしまっ、♡…………っ♡」

「汚ったない声いっぱい聞かせて?舌出して?下品な顔見せて?ね、もうすぐですよ、がんばって♡」

「ん、ぉ"♡♡♡ちんぽ♡♡きもちぃっ♡♡♡ざーめんっ♡ざーめんまんこんナカにくださっ♡あ゛♡」

「ん……イけ…イって、3...2.…1.……………ッ…」

「ん゛~~~~♡♡ぁあ"ッッ♡♡♡、い゛っぐ、う"♡♡ッ♡♡♡、いぐ…っ、いき、イきますッ…♡♡♡」

支配と服従じゃない。
これは信頼と、独占の証明。

視界の隅、颯の表情が少しだけ歪む。
けれどそれは苦悶ではなく、同じ瞬間に到達したという証拠のように思う。音にならない息が零れて、俺の名前を短く呼ぶ声が、耳に染み込む。

自分でもよくわからないくらいに乱れて、理性のすべてが崩れ落ちた。身体は火照って、意識は霞んで、それでもただ満たされていた。





…………

身体を重ねて、何度目になるかもう分からない。

うつ伏せになったまま、頬を枕に押しつけて浅く息を吐くと、背後からゆるやかに押し寄せてくる動きが、また俺の中をくすぐった。

「なぁ…いつまでヤんの…」

「だって、侑成さんがいい子すぎて可愛いすぎるから。……終われない…」

小さく笑う声が耳元に落ちる。その声がやたらと甘くて、妙にくすぐったい。さっきまであんなに激しかったというのに、今はまるで恋人同士の戯れの延長線。

いや、正確にはまだ終わってないのか。

「……19歳の性欲、やばすぎだろ……」

さすがに息をつきながら冗談めかして呟くと、颯はくすっと笑って、俺の腰にぴたりと重みをかけてきた。

「遠慮しないでください。僕、朝まで抱くつもりなんで」

「……お前なぁ……」

苦笑混じりに呟いたけど、怒ってるわけじゃない。むしろ、なんだか嬉しい。背中をなぞる指先がふと止まり、今度は首筋あたりにひんやりした吐息を感じた。

「ここ」

「……どこ……って、おい、そこ……」

キスじゃ済まされない、明らかに“痕をつけるための口づけ”が落ちてきた。

「明日、気を付けてくださいね。首の後ろ」

嬉しそうに囁いて、ぱくっと軽く吸いつく。

「……颯……わざとだろ、それ……」

「もちろんですよ。僕の証、ちゃんと見せたいですから」

得意げに言いながら、さらにひとつ、少し下にも……
ちゅ、と印を落としてくる。

「……俺、社会人なんだけど」

「だから?」

そう言って、耳たぶを甘く噛まれた瞬間、つい息が漏れた。
もう……勝てる気がしない。

「はい、侑成さんの負け」

そんなことまで見透かしてるような笑顔で、また深くゆっくりと押し入ってくる。静かにひとつ、快感が波紋のように広がった。

「……ん……好き…………こーゆうの…」

「知ってます。僕は侑成さんのものですから。いっぱい好きって言わせて、甘えてもらって、いっぱい抱きしめるために今生きてます」

明日の仕事の事なんてどーだっていい。
時間が止まればいいのに。
切実に、そう思う。

とろとろになった頭で、まどろみかけた意識の中。重なる肌のぬくもりと、微かに香るシャンプーの匂いと、繋がったままの体温の心地よさに、つい本音がこぼれた。

「……あの時さ。颯をオカズにしてたなんて、最低なことしたよな……でも……バレて、良かったって今は思う…」

俺の呟きに、背中から絡みついてた颯がぴくっと動いて、くくっと笑いを漏らす。

「侑成さん……そんな可愛いこと言わないでくださいよ」

「……可愛いのか?」

「で、いつから僕のことオカズにしてたんですか?」

「っ……いつからだろ…」 

「ほら、ちゃんと教えてください」

「……っ……最初だよ、初めて家に来たとき……あの夜からずっと、だよ……」

返事を聞いた颯は、満足げに笑ってから、急に声のトーンを落として囁いた。

「最初は、週に数回だったのに、急にほぼ毎日になったのはそういうことだったんですね」

「ぅ……うん…」

「僕じゃない時もあったでしょ」

「そん時はくっそ萎えてた」

熱い吐息が首筋にかかる。ふと、シーツの中の体がまた重なり始める。

「……っ、う…」

「はい。もう一回、抱いてもいいですか?」

「……マジ?」

「こんな話聞いたら無理ですよ。我慢できないです…」

こんなにも満たされて、こんなにも甘いのに、どうしてまだ足りないんだろう。きっと、俺たちはお互いを知る前からずっと、欲しかったんだ。馬鹿みたいだけど、絶対そう。ずっと俺たちは引き寄せられてたんだ。
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