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禁欲明けのすっごいのがすごすぎる
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薄明かりの寝室。
カーテン越しの夜の気配が、静かに部屋を満たしている。
ベッドの上。
その真ん中で、俺は四つん這いになっている。
視界は閉ざされ、目隠しで一切の光を奪われて。
膝と肘で身体を支える不安定な姿勢のまま、呼吸だけが妙に熱いのだ。
「……っ、は、ぁ……」
口元から、涎が糸を引いた。
自分でも気づかぬうちに、唇がわずかに開いていたらしい。
乳首に吸い付いた器具が、じゅうっと細かく波を打ち、腰の奥に埋め込まれた異物が、身体の中心を意識させ続けてくる。
何も見えない、からこそ、感覚が研ぎ澄まされていく。
「侑成さん、涎……垂れてますよ。期待してるんですね」
颯の声が、ひどく落ち着いて響く。その声は少し離れている。きっとデスクに腰をかけているのだろう。
「さっき潮吹きしたばっかなのにね」
どくん、と心臓が跳ねた。
あえて言葉にされることで、俺の意識は一層、自分の“今の格好”に集中してしまう。
「教えてあげる、今の侑成さんがどうなってるのか」
ぱしっ、と尻を軽く叩かれる。その音が、思った以上に大きく響いて、下唇を噛み締めた。
「全裸で、目隠し、四つん這いで、ケツ穴丸見えですよ」
「っ……」
「男の子なのに乳首吸引器なんかつけられちゃって、ほんと惨めで最高です。侑成さんの小さい乳首、やらしくデカくさせてワイシャツ着れなくしてあげたいなぁ。」
「っ゛ん‼︎……」
「しかも、こんなえぐいのケツで咥えてさ。アナルプラグ突っ込まれて勃起してるとか、さすがに終わってるでしょ」
「……ッ、は、ぁ゛……ごめんなさい゛っ、、こんなのでっ……興奮……して……っ……」
自分で口にして、ますます興奮する。こんな姿を、颯に見せているという事実に。
全身が緩まないように集中しないと、イってしまいそうで、俺は唇を噛み締めたまま俯いていた顔を上げる。
その時、ふと鼻腔に仄かな欲情を感じた。
「……匂い、で分かっちゃうんですね。ほんとに、えっち」
低く、ふっと吐き出すような声が、頭のすぐ上から落ちてくる。
目隠しで覆われた視界の中だというのに。俺の鼻先すぐにある熱源が、何かということが、はっきりと分かってしまう。
それが、颯の“昂った状態”であることを。
「……っ、颯……来て、近くに……」
何も見えないはずなのに、肌のすぐ前に感じる気配。
鼻先が触れそうなくらい近くで、その存在が主張していた。
そして俺は、理性よりも先に、舌を出していた。
「……ん、ッ……は、ぁ……」
一度触れたら止まらなかった。
舌先で、唇で、確かめるように。
柔らかく、湿った口内で、そっと這わせて、
その瞬間。
「……なにしてるんですか?」
ぞくり、と背筋が凍るような声音。
いつも優しいはずの颯の声が、ひどく低く、冷たい。
「ん…っ」
「しゃぶっていいって、僕“許可”出しましたか?」
「……っ、え、違……ごめ、ん、なさい、勝手に……ッ……!」
「ごめんなさいじゃなくて。勝手にしゃぶるなんてダメでしょ?自分がどんな立場か分かってますか?」
ぎゅ、と顎をつかまれ、上に顔を向けさせられる。目隠しの下の瞳が揺れる。すぐそこに颯がいるんだ。その事実に震える肩。そして何より、叱られることに反応して、びくびくと反応している下半身。
「ダメって言われて、どうしてそんなに嬉しそうなんですか」
「っ……ちが……う、っ……」
「違わない。……勝手に舐めた罰、ちゃんと受けてください」
ぴしゃっと太腿に音が走る。
軽く叩かれただけなのに、羞恥と興奮で全身が痺れた。
「もう一回チャンスあげます。……“触れてもいいですか”って、ちゃんと聞いてください」
「……ッ……触れ……て、もいい……ですか……」
「舐めたいって、ちゃんと言って」
「……颯の、舐めたい……です……ごめんなさい……勝手にして……ごめんなさい……っ」
「……いいね、必死で」
その言葉とともに、颯はほんの少し腰を引いた。
すぐそこにあるはずの熱が遠ざかって、俺は思わず口を開けたまま、息を荒げる。
「……あぁ゛っ、待って……颯…いかないで……」
「乗って、僕に」
促されるまま、俺は颯の身体にまたがる。
目隠しはされたままで、重力を感じる方向だけが頼り。
でも、すぐに分かった。
顔のすぐ近く、鼻先をくすぐるような熱と匂い。
衣擦れもなく、むき出しの熱を感じる。
息を吸えば、その香りが喉の奥まで落ちていく。
「……っ……颯の、そこに……」
「そう。目の前にあるよ。……でも、“罰”ですからね」
「……う、っ……ん…」
「我慢したらいい事ありますよ、たぶん」
「……がんばる……っ」
目隠しの奥で、眉が切なげに寄る。舌が勝手に濡れて、喉が鳴る。欲しいのに、与えられない。それどころか、自分の尻は颯のすぐ顔の上に晒されたまま。
「ひあ……ッ……ん゛、ぅッ……」
突然、腰の奥が刺激された。ぐっと押し上げるように、颯の指がアナルプラグを軽く回す。
「こんなおっきーので、気持ちよくなっちゃってるの?」
「やっ……♡、、、あぁ゛……っ、やめ……ぁ♡ふ……ッ」
「ここまで濡れてると、こっちの音、よく響きますよ。聞こえてます?」
言われたとおり、ぬぢゅっ、と湿った音が背中越しに響いた。
自分の身体から出ている音だなんて信じたくない、それほどに汚い音だった。
「ココでいつも僕のを気持ち良くしてくれてるんですね」
「っう~~~~っ゛、やた゛ッ♡♡苦しっ、い゛…」
「侑成さんが、こんなんで苦しいわけないでしょ」
プラグを押し込んだり、わざと小刻みに揺らされたり…硬く塞がれているのに、そこが中心になって全身が反応してしまう。
目の前には、欲しくて仕方のない雄の熱。でも手は後ろに拘束されていて、顔を寄せることすら叶わない、もう、腹が立つほどもどかしい。
「はー……♡♡颯のちんぽ…♡♡あるのにぃっ…匂いだけで勃起す、ゆ、…っ♡、、、ん…♡♡、、、んんん゛♡♡」
「だーめ」
「な、んで、え゛……罰やた゛ぁっ‼︎♡♡♡ちんぽ♡♡♡おくちにっ゛♡♡♡」
「ね、しゃぶりたいですねぇ、大好きですもんねぇ」
「……ぅん、、、颯見えないのに、匂いだけで……そこにいるって、分かるのに……っ」
「でもこれは意地悪じゃないですよ。侑成さんが“勝手にした”から、だから怒られてるんですよ」
「う……ッ、やだ……ごめんなさい……っ、でも、でも……」
上に乗っているはずなのに、
主導権は一つも、手元にない。
目の前にあるのに、触れられない。
背後からは、快楽が絶えず押し寄せてくる。
「……ほら。もう、腰が勝手に動いてる。……ダメなのにね」
「そんな、こと、な……ッ……あ゛ッ……あぁ゛……ッ……」
自分でも止められない。
羞恥と興奮と渇望にまみれていく。
ベッドの上。颯の美顔の前に下品な尻穴を晒す体勢のまま、時間が止まったような緊張感が満ちていた。
目隠しをされたままの俺は、震える膝で颯の身体の上にまたがりながら、唇を噛んで耐えていた。
目の前にある颯の熱。欲しくて仕方ないのに、今もまだ許されていない。
「じゃあ、ルールを決めますね」
下から穏やかな声が響いた。けれどその内容は、あまりにも残酷で、あまりにも甘美だった。
「今から、プラグをちょっと乱暴に扱います。……激しく動かして、最後は一気に引き抜く」
厳しすぎる言葉に、腰が跳ねる。
「その間、どれだけ気持ちよくなっても……絶対に、イっちゃダメ」
「……っ……はい…」
「我慢できたら、ご褒美あげますからね」
下から少しだけ持ち上げられた腰の奥に、温かい吐息。そして、侑成の鼻先には、ずっと“ご褒美”が反り上がったまま。
「……お願い、します……っ、がんばる、から……ご褒美……ください……」
その瞬間、ぐっ、と腰の奥がえぐられるような動き。
「っあ⁉︎ぁ゛……っ、あ゛……やっ、い゛、ぐぅ……」
一度も抜かれていなかったプラグが、容赦なく奥を抉るように掻き回される。上下に揺さぶられるたび、全身に快楽が爆ぜて、背筋が跳ねる。
「じゃあ抜きますね」
「っ………ま、って、ぅ、……あ゛ぁッ~~~~‼︎♡♡♡」
ズボッ、と激しく抜ける感覚。
空っぽになった瞬間、身体が跳ねる。
空洞になった奥が締まり、快感の残響が全身を駆ける。
それに乳首を振動していたアレも、随分乱暴に外された。
「~~~~……っ、く、ぅ……ッ……♡♡♡」
腰を振りたい衝動が襲ってくる。絶頂が喉元までこみ上げて、でもなんとか耐えた。死にそうなくらい辛かったけど、なんとか耐えられた。
小刻みに震える身体のまま、息を整えようとする。涎が垂れて、声がうわずり、意識が霞む。
「……よく、頑張りましたね」
「っ……あ♡♡……ッ、っ……ぅん……♡♡」
「じゃあ、舐めていいですよ」
許可の言葉とともに、颯は腰を少しだけ上げ、俺の顔へと近づける。目隠しの下で、表情が崩れる。満たされたような安堵と、やっと得られた悦びに、身体が脱力していく。、
「ん、……ぅ♡♡ん……颯……♡♡♡」
与えられたご褒美。その匂いと熱と、存在そのものを、俺は震える舌でそっと迎え入れた。
まるで感謝を伝えるように。
愛おしさを吸い取るように。
その動作の一つ一つは、“服従”ではなく“信頼”の証。俺には颯しかいない。
「ん……好き…っ、颯……」
舌先を添わせるように、柔らかく、必死に奉仕を続ける。目隠しの奥で、苦しさに眉を寄せながらも口は離さない。今、やっと得られた“ご褒美”を手放したくないからだ。
そんな俺の後ろで、颯の手が静かに伸びる。
「……じゃあ、ご褒美の続きを。……中、触ってあげますね」
そう囁いたその声はやけに優しかった。
けれど、その直後。
「……っ゛‼︎ん゛ぁ゛ッ……」
ぐぷっ、と音を立てて、指が沈む。中指と人差し指。第二関節を越えたあたりで一旦止まり、そのまま上下に、螺旋を描くようにゆっくりと、けれど的確に中を掻き回してくる。
「ん♡ぁ゛♡……ふっ、ぅぅ……ッ♡♡」
口を颯のちんぽで塞いだまま喉の奥で震える。熱の芯を直接かき回されて、快楽がぶわりと広がるのをどうにもできるわけはなくて。視界がない分、感覚だけが過敏に膨れ上がる。
「ちゃんと舐めてて。離したら、またおあずけですよ」
優しい言葉と裏腹に、動く指は意地悪だった。最奥の柔らかい場所に当たっては引き、また別の角度から押し広げるように、ねっとりと探られていく。
「んッ、、♡♡ん……ぅ゛…う……っ……」
身体は反射的に逃げたがっているのに、口元は必死に“咥えたまま”を貫こうと、ぎこちなく舌を動かす。
「ご褒美、ちゃんと受け取って、いい子ですね」
「ん゛ぅ♡♡♡……ぅ……ッッ‼︎♡♡♡」
びくりと震えたのは、きっと颯の確信犯で。身体が、ふるふると小刻みに揺れるのを、颯は鼻で笑った。唾液が垂れ、口の端から熱がこぼれそうになる。
それでも、離さない。
必死に、舌で、唇で、形をなぞり直す。
颯は俺の腰を片手で押さえたまま、そっと指を引き抜く。
わずかに広がったその痕跡を、指でなぞりながら確認し、そして、両手でそっと開いた。
「……すんごいえっちな匂い」
鼻を寄せ、吐息を吹きかけるようにその奥を覗き込みながら、颯は囁いた。
「ぱくぱくしてる。さっきまで僕の指がいたところ……まだ、熱くて、濡れてて、……」
そして、そのまま、舌を押し当て、捻じ込むようにして、奥へ……までは踏み込まず、ねっとりと舌を這わせてくる。
「…っ♡、、、そんなとこぉ゛…舐めっ♡、だめ、、、…汚いっ♡からぁ゛……」
「……確かに汚いですね。だって僕のザーメンもう何度流し込んだか……」
舌先が触れるたびに、快感とはまた別の恥ずかしさがこみ上げる。目隠しの奥、視界がないのは本当に困る。すべての言葉が鮮明に届いてしまうから。どんな風に見られているのか。どんなふうに舐められているのか。
それを、颯の声で実況されるたび、呼吸が浅くなった。
「僕の舌、気持ちいい?」
「は、ぁ゛♡♡♡ぅ、ん、゛♡♡だめ、なのにぃ…きもちい゛…♡♡♡ぁ、う♡♡♡」
「ここ、さっきまで俺が入ってた場所……ずっと舐めてたい…奥まで舌つっこんで……べちゃべちゃにして……僕の唾液でだらだらにして…くっさい雄穴…ちんぽで犯したい……っ…」
「ッ♡……ぁ、そんなっ、……♡♡♡」
「どうして欲しいの……侑成さんは…」
颯の声音は落ち着いているけれど、その本心に俺は気づいていた。颯自身も、もう限界に近いってこと。けれど、あくまで“主導権”を握ったまま、俺からのおねだりを待っていること。
「……おれは……もう……欲しい……中に、欲しい……」
「どうして?言って。ちゃんと自分の言葉で」
「……っ、だって……颯のが……ずっとそこにあるの、わかってるから……っ、もう、舐めても、舐めても……足りない……中で、感じたい……」
その言葉に、颯の呼吸がわずかに乱れる。
「……いい子。じゃあ、ご褒美の続き、ちゃんと受け止めてくださいね」
背中越しに感じる視線に、心臓が早鐘のように鳴っていた。
目隠しのせいで表情は見えない。けれどそのぶん、背中を向けているというだけで、恐ろしいほどに“見られている”実感がある。
「……もっと膝、広げて」
後ろから落ちた颯の声。言われた通りゆっくりと太腿を開いていく。
「……あぁ…ぁ…」
「っ……あ゛……ぁ……ぁ……っ゛」
肌と肌がぴたりと触れ、続く熱が、ゆっくりと奥へと押し込まれていく。
じんわりと満たされていくその感覚は、受け身でありながらも逃れられない密着感。
「全部……入りましたね……中、締めつけてくれてるの、分かりますよ」
「っ……うぅ゛……これ……颯の、……すごい当たるっ、、♡」
突き刺さったまま、時間が止まる。
ピストンはない。ただ、深く繋がったまま。
微動だにしない状態で、自分の中にある存在感を味わう。
「繋がってる……って…感じます…」
「……っ、うん♡、、、動かなくても……奥、……熱いの、ずっと感じてて……もぉ……っ゛♡やばっ、い゛♡」
言葉の端が震える。羞恥と快感のせめぎ合いで、肩がふるふると揺れていた。
そのとき。
腰を、下からぐっと持ち上げられる。
まるで人形のように操られ、身体が勝手に跳ねた。
っ、や……あ゛っ……‼︎ふぁ♡♡っ♡♡ん゛……~~~~ッ゛♡♡♡♡」」
しゃがんだ体勢のまま、上下に突き上げられるような感覚。
背中に浴びる視線と、腰に添えられた指の強さが、“服従”を思い知らせてくる。
「……あぁ…もー………侑成さんといると…性欲バグる…」
「おれも⋯っ♡♡さっきもイったばっかなのにい゛っ♡、、、ざーめん⋯欲しすぎ、てっ…♡」
「奥のほう……あっついよ…♡ざーめん残ってるのかな、汚いね、ちんぽで掻き出さないと…♡」
「ぅ゛♡汚い雄穴でっ♡ごめんなさい゛~~~~ッ♡゛っあ゛♡そ、れ……♡突き上げんのッ♡きもち、い゛♡…」
「きもちいね……腰動いてんの、バレバレですよ」
「ぅあ゛っ♡、、、やた゛♡♡動い⋯て、た、ッ♡」
「そんな動きたいならさ、ん、ほら、自分で動いて」
悶絶故に声が出ない。俺はゆっくりと腰を持ち上げる。
奥から、ぬるり、と感触が抜けていく。そのままギリギリのところで止め、再び重力に任せて腰を落とした。
「っ……ぁ゛……あ、っ、あ゛……っ……いッ、ぐ、イぐッ♡」
打ち込まれる感覚が、自分で自分を突き刺すように鮮明だった。命じられて動くこと。それが、こんなにも背徳的で、こんなにも悦びに満ちているなんて知らなかった。
「侑成さん専用のちんぽ……♡気持ちよさそうに一生勃起してる…♡」
卑猥な言葉に腰がまた一段深く沈み、快楽の波がまたひとつ、背筋を駆け上がっていく。
「あ゛ぁっ゛♡颯のちんぽ♡お゛っ、んお゛♡すき♡すきすきッ♡颯に会えない間いっぱいっ♡がまんしたっ♡」
「僕もいっぱい我慢しました……侑成さんのこと、早くハメ倒したいってそればっかり考えて……僕の専用ちんぽケースみたいにして……ちんぽのことしか考えられなくしたいって」
「う゛~~~~……も…なって、る…う゛♡颯の♡でかちんぽ専用ケース…♡こじあけて♡きもちい…い゛♡いぐ…♡♡」
「こじあけなくてもみっちり挿入るでしょ♡侑成さん、もう年中発情期って感じですよね。常に僕のちんぽ受け入れられるようになってるし」
「……っ゛♡♡♡ごめんなさい゛ぃっ…♡♡」
「ちんぽ見せただけで雑魚まんこヒクヒクさせるし、ちんぽガチガチに勃起させて、どー見たって万年発情期でしょ?無駄にでっかいちんちん振り回してさ♡ちんぽ♡ちんぽ♡絶叫してさぁ…どのツラ下げて女と喋ってたわけ?こんな身体で女抱けんの?無理ですよね?」
「う゛♡~~~~はっ♡はー…………♡♡♡だ、めもお゛…」
震える腰に回された颯の手は、いつの間にか位置を変えていた。くびれた腰を滑り、両腕を後ろへと導く。そしてそのまま両手首を、ぐっと後ろに引いてしまった。
「っ゛~~~~‼︎⁉︎ぁ゛♡あぁ~~~~っ゛‼︎」
身体が自然とのけ反る。前のめりだった背筋が引き起こされ、まるで身体全体が晒されているかのような体勢になってしまった。
「……今の侑成さん、すごい……可愛い。……全部、丸ごと、奥まで、僕の好きなとこに、届いてるの分かります?」
「っ……ぁ……ッ♡♡♡ん……っ♡うん……っ♡すごい……きて、る……う゛ッ♡颯に…….全部あげたいっ……」
呼吸はとっくに乱れ、声が追いつかない。けれど、後ろ手を取られたまま、のけ反るその身体はただただ、愛撫されるための器となる。
「……ほんとに、全部もらっていいの?」
言い逃れは許されないって空気。
その瞬間、体勢が変えられる。
脚の付け根に、颯の大きな手が添えられる。
膝を外に開いたまま、太もも裏をしっかりと持ち上げられ、
背中を颯の胸に預けるようにして、俺は完全に颯の手の中。
逃げ場は、どこにもなかった。
「この体勢、好きかも。……もっと奥まで届く……自由のない侑成さんを下からちんぽでがんがん犯すの…たまんない……っ」
「颯か゛っ♡♡きもちいならぁ゛っ♡♡おれ……なんだって……っ゛….ん…♡♡」
「じゃあ……このまま…いいですか…また奥に流し込んじゃうけど…」
「ん゛っ♡♡いいよッ♡♡♡、、、颯の♡おなほだからっ……♡がんば、る…っ゛♡♡♡」
「じゃあ、頑張ってください…」
颯の囁きとともに、腰が一段と強く押し込まれる。挿さったものが、さらに角度を変え、俺の奥を正確に抉るように動いた。
「ぁ~~~~‼︎‼︎♡♡♡♡すごっ♡い゛っ♡♡ い゛っ、く♡、ちょ、待っ゛ぁあ~~~~だめだめだめた゛め゛……抜いッ♡、、、ひぎッ゛♡これ♡♡、いくのとまんなッ♡、、、」
「あー…………えろすぎ……ちんぽで殴んの最っ……高…♡」
「おぁ゛っ♡♡、、おかしくな、る゛♡♡あ゛~~~~………♡♡♡けつあなっ♡ちんぽでぶっ壊れ、う゛‼︎♡♡やた゛♡♡、、、はやと‼︎♡♡、、いくのこわい゛ッ…♡こわい゛♡♡いぐっ、んい゛っ♡♡♡」
脚を抱えられたまま、腰が何度も持ち上げられ、
重力と快感に任せて、最奥に何度も叩きつけられる。
「大丈夫…大丈夫だから」
今まで感じた事もないような圧迫。ただひたすら怖い。自分が壊れてしまいそうで。
「……一緒にイこ」
突き上げられるたびに喉が鳴る。身体の奥底、誰にも触れさせたことのない深層が、颯だけに暴かれていくんだ。
それが嬉しくて、苦しくて、愛しすぎて、言葉が何度も口をついて出た。
「颯っ……颯……ぉ゛、、好きっ、好き……だいすき……っもう……颯しか……っ…」
「侑成さん……そんな、そんなの……っ、ずるい、……もう、無理……っ」
「あぁ゛~~~~………♡♡♡‼︎‼︎イっ、、♡っ、ん、ん゛……」
「侑成さん……ッ、僕……もう……っ、限界…………」
次の瞬間、ふたりの鼓動が同じ瞬間に弾けた。
感覚が重なり、熱が重なり、心の奥から、何かが溶けていった。
視界が白く染まる。
何もかもが颯だった。
この腕の中、この愛の中から、もう一生、抜け出せない。
「……颯……好き……っ、颯、颯……っ、っ……」
呼吸も思考も追いつかず、ただ同じ名前を繰り返す。
呪文のように、愛の証明のように。
壊れるほどの想いが、俺の心から溢れ続けていた。
カーテン越しの夜の気配が、静かに部屋を満たしている。
ベッドの上。
その真ん中で、俺は四つん這いになっている。
視界は閉ざされ、目隠しで一切の光を奪われて。
膝と肘で身体を支える不安定な姿勢のまま、呼吸だけが妙に熱いのだ。
「……っ、は、ぁ……」
口元から、涎が糸を引いた。
自分でも気づかぬうちに、唇がわずかに開いていたらしい。
乳首に吸い付いた器具が、じゅうっと細かく波を打ち、腰の奥に埋め込まれた異物が、身体の中心を意識させ続けてくる。
何も見えない、からこそ、感覚が研ぎ澄まされていく。
「侑成さん、涎……垂れてますよ。期待してるんですね」
颯の声が、ひどく落ち着いて響く。その声は少し離れている。きっとデスクに腰をかけているのだろう。
「さっき潮吹きしたばっかなのにね」
どくん、と心臓が跳ねた。
あえて言葉にされることで、俺の意識は一層、自分の“今の格好”に集中してしまう。
「教えてあげる、今の侑成さんがどうなってるのか」
ぱしっ、と尻を軽く叩かれる。その音が、思った以上に大きく響いて、下唇を噛み締めた。
「全裸で、目隠し、四つん這いで、ケツ穴丸見えですよ」
「っ……」
「男の子なのに乳首吸引器なんかつけられちゃって、ほんと惨めで最高です。侑成さんの小さい乳首、やらしくデカくさせてワイシャツ着れなくしてあげたいなぁ。」
「っ゛ん‼︎……」
「しかも、こんなえぐいのケツで咥えてさ。アナルプラグ突っ込まれて勃起してるとか、さすがに終わってるでしょ」
「……ッ、は、ぁ゛……ごめんなさい゛っ、、こんなのでっ……興奮……して……っ……」
自分で口にして、ますます興奮する。こんな姿を、颯に見せているという事実に。
全身が緩まないように集中しないと、イってしまいそうで、俺は唇を噛み締めたまま俯いていた顔を上げる。
その時、ふと鼻腔に仄かな欲情を感じた。
「……匂い、で分かっちゃうんですね。ほんとに、えっち」
低く、ふっと吐き出すような声が、頭のすぐ上から落ちてくる。
目隠しで覆われた視界の中だというのに。俺の鼻先すぐにある熱源が、何かということが、はっきりと分かってしまう。
それが、颯の“昂った状態”であることを。
「……っ、颯……来て、近くに……」
何も見えないはずなのに、肌のすぐ前に感じる気配。
鼻先が触れそうなくらい近くで、その存在が主張していた。
そして俺は、理性よりも先に、舌を出していた。
「……ん、ッ……は、ぁ……」
一度触れたら止まらなかった。
舌先で、唇で、確かめるように。
柔らかく、湿った口内で、そっと這わせて、
その瞬間。
「……なにしてるんですか?」
ぞくり、と背筋が凍るような声音。
いつも優しいはずの颯の声が、ひどく低く、冷たい。
「ん…っ」
「しゃぶっていいって、僕“許可”出しましたか?」
「……っ、え、違……ごめ、ん、なさい、勝手に……ッ……!」
「ごめんなさいじゃなくて。勝手にしゃぶるなんてダメでしょ?自分がどんな立場か分かってますか?」
ぎゅ、と顎をつかまれ、上に顔を向けさせられる。目隠しの下の瞳が揺れる。すぐそこに颯がいるんだ。その事実に震える肩。そして何より、叱られることに反応して、びくびくと反応している下半身。
「ダメって言われて、どうしてそんなに嬉しそうなんですか」
「っ……ちが……う、っ……」
「違わない。……勝手に舐めた罰、ちゃんと受けてください」
ぴしゃっと太腿に音が走る。
軽く叩かれただけなのに、羞恥と興奮で全身が痺れた。
「もう一回チャンスあげます。……“触れてもいいですか”って、ちゃんと聞いてください」
「……ッ……触れ……て、もいい……ですか……」
「舐めたいって、ちゃんと言って」
「……颯の、舐めたい……です……ごめんなさい……勝手にして……ごめんなさい……っ」
「……いいね、必死で」
その言葉とともに、颯はほんの少し腰を引いた。
すぐそこにあるはずの熱が遠ざかって、俺は思わず口を開けたまま、息を荒げる。
「……あぁ゛っ、待って……颯…いかないで……」
「乗って、僕に」
促されるまま、俺は颯の身体にまたがる。
目隠しはされたままで、重力を感じる方向だけが頼り。
でも、すぐに分かった。
顔のすぐ近く、鼻先をくすぐるような熱と匂い。
衣擦れもなく、むき出しの熱を感じる。
息を吸えば、その香りが喉の奥まで落ちていく。
「……っ……颯の、そこに……」
「そう。目の前にあるよ。……でも、“罰”ですからね」
「……う、っ……ん…」
「我慢したらいい事ありますよ、たぶん」
「……がんばる……っ」
目隠しの奥で、眉が切なげに寄る。舌が勝手に濡れて、喉が鳴る。欲しいのに、与えられない。それどころか、自分の尻は颯のすぐ顔の上に晒されたまま。
「ひあ……ッ……ん゛、ぅッ……」
突然、腰の奥が刺激された。ぐっと押し上げるように、颯の指がアナルプラグを軽く回す。
「こんなおっきーので、気持ちよくなっちゃってるの?」
「やっ……♡、、、あぁ゛……っ、やめ……ぁ♡ふ……ッ」
「ここまで濡れてると、こっちの音、よく響きますよ。聞こえてます?」
言われたとおり、ぬぢゅっ、と湿った音が背中越しに響いた。
自分の身体から出ている音だなんて信じたくない、それほどに汚い音だった。
「ココでいつも僕のを気持ち良くしてくれてるんですね」
「っう~~~~っ゛、やた゛ッ♡♡苦しっ、い゛…」
「侑成さんが、こんなんで苦しいわけないでしょ」
プラグを押し込んだり、わざと小刻みに揺らされたり…硬く塞がれているのに、そこが中心になって全身が反応してしまう。
目の前には、欲しくて仕方のない雄の熱。でも手は後ろに拘束されていて、顔を寄せることすら叶わない、もう、腹が立つほどもどかしい。
「はー……♡♡颯のちんぽ…♡♡あるのにぃっ…匂いだけで勃起す、ゆ、…っ♡、、、ん…♡♡、、、んんん゛♡♡」
「だーめ」
「な、んで、え゛……罰やた゛ぁっ‼︎♡♡♡ちんぽ♡♡♡おくちにっ゛♡♡♡」
「ね、しゃぶりたいですねぇ、大好きですもんねぇ」
「……ぅん、、、颯見えないのに、匂いだけで……そこにいるって、分かるのに……っ」
「でもこれは意地悪じゃないですよ。侑成さんが“勝手にした”から、だから怒られてるんですよ」
「う……ッ、やだ……ごめんなさい……っ、でも、でも……」
上に乗っているはずなのに、
主導権は一つも、手元にない。
目の前にあるのに、触れられない。
背後からは、快楽が絶えず押し寄せてくる。
「……ほら。もう、腰が勝手に動いてる。……ダメなのにね」
「そんな、こと、な……ッ……あ゛ッ……あぁ゛……ッ……」
自分でも止められない。
羞恥と興奮と渇望にまみれていく。
ベッドの上。颯の美顔の前に下品な尻穴を晒す体勢のまま、時間が止まったような緊張感が満ちていた。
目隠しをされたままの俺は、震える膝で颯の身体の上にまたがりながら、唇を噛んで耐えていた。
目の前にある颯の熱。欲しくて仕方ないのに、今もまだ許されていない。
「じゃあ、ルールを決めますね」
下から穏やかな声が響いた。けれどその内容は、あまりにも残酷で、あまりにも甘美だった。
「今から、プラグをちょっと乱暴に扱います。……激しく動かして、最後は一気に引き抜く」
厳しすぎる言葉に、腰が跳ねる。
「その間、どれだけ気持ちよくなっても……絶対に、イっちゃダメ」
「……っ……はい…」
「我慢できたら、ご褒美あげますからね」
下から少しだけ持ち上げられた腰の奥に、温かい吐息。そして、侑成の鼻先には、ずっと“ご褒美”が反り上がったまま。
「……お願い、します……っ、がんばる、から……ご褒美……ください……」
その瞬間、ぐっ、と腰の奥がえぐられるような動き。
「っあ⁉︎ぁ゛……っ、あ゛……やっ、い゛、ぐぅ……」
一度も抜かれていなかったプラグが、容赦なく奥を抉るように掻き回される。上下に揺さぶられるたび、全身に快楽が爆ぜて、背筋が跳ねる。
「じゃあ抜きますね」
「っ………ま、って、ぅ、……あ゛ぁッ~~~~‼︎♡♡♡」
ズボッ、と激しく抜ける感覚。
空っぽになった瞬間、身体が跳ねる。
空洞になった奥が締まり、快感の残響が全身を駆ける。
それに乳首を振動していたアレも、随分乱暴に外された。
「~~~~……っ、く、ぅ……ッ……♡♡♡」
腰を振りたい衝動が襲ってくる。絶頂が喉元までこみ上げて、でもなんとか耐えた。死にそうなくらい辛かったけど、なんとか耐えられた。
小刻みに震える身体のまま、息を整えようとする。涎が垂れて、声がうわずり、意識が霞む。
「……よく、頑張りましたね」
「っ……あ♡♡……ッ、っ……ぅん……♡♡」
「じゃあ、舐めていいですよ」
許可の言葉とともに、颯は腰を少しだけ上げ、俺の顔へと近づける。目隠しの下で、表情が崩れる。満たされたような安堵と、やっと得られた悦びに、身体が脱力していく。、
「ん、……ぅ♡♡ん……颯……♡♡♡」
与えられたご褒美。その匂いと熱と、存在そのものを、俺は震える舌でそっと迎え入れた。
まるで感謝を伝えるように。
愛おしさを吸い取るように。
その動作の一つ一つは、“服従”ではなく“信頼”の証。俺には颯しかいない。
「ん……好き…っ、颯……」
舌先を添わせるように、柔らかく、必死に奉仕を続ける。目隠しの奥で、苦しさに眉を寄せながらも口は離さない。今、やっと得られた“ご褒美”を手放したくないからだ。
そんな俺の後ろで、颯の手が静かに伸びる。
「……じゃあ、ご褒美の続きを。……中、触ってあげますね」
そう囁いたその声はやけに優しかった。
けれど、その直後。
「……っ゛‼︎ん゛ぁ゛ッ……」
ぐぷっ、と音を立てて、指が沈む。中指と人差し指。第二関節を越えたあたりで一旦止まり、そのまま上下に、螺旋を描くようにゆっくりと、けれど的確に中を掻き回してくる。
「ん♡ぁ゛♡……ふっ、ぅぅ……ッ♡♡」
口を颯のちんぽで塞いだまま喉の奥で震える。熱の芯を直接かき回されて、快楽がぶわりと広がるのをどうにもできるわけはなくて。視界がない分、感覚だけが過敏に膨れ上がる。
「ちゃんと舐めてて。離したら、またおあずけですよ」
優しい言葉と裏腹に、動く指は意地悪だった。最奥の柔らかい場所に当たっては引き、また別の角度から押し広げるように、ねっとりと探られていく。
「んッ、、♡♡ん……ぅ゛…う……っ……」
身体は反射的に逃げたがっているのに、口元は必死に“咥えたまま”を貫こうと、ぎこちなく舌を動かす。
「ご褒美、ちゃんと受け取って、いい子ですね」
「ん゛ぅ♡♡♡……ぅ……ッッ‼︎♡♡♡」
びくりと震えたのは、きっと颯の確信犯で。身体が、ふるふると小刻みに揺れるのを、颯は鼻で笑った。唾液が垂れ、口の端から熱がこぼれそうになる。
それでも、離さない。
必死に、舌で、唇で、形をなぞり直す。
颯は俺の腰を片手で押さえたまま、そっと指を引き抜く。
わずかに広がったその痕跡を、指でなぞりながら確認し、そして、両手でそっと開いた。
「……すんごいえっちな匂い」
鼻を寄せ、吐息を吹きかけるようにその奥を覗き込みながら、颯は囁いた。
「ぱくぱくしてる。さっきまで僕の指がいたところ……まだ、熱くて、濡れてて、……」
そして、そのまま、舌を押し当て、捻じ込むようにして、奥へ……までは踏み込まず、ねっとりと舌を這わせてくる。
「…っ♡、、、そんなとこぉ゛…舐めっ♡、だめ、、、…汚いっ♡からぁ゛……」
「……確かに汚いですね。だって僕のザーメンもう何度流し込んだか……」
舌先が触れるたびに、快感とはまた別の恥ずかしさがこみ上げる。目隠しの奥、視界がないのは本当に困る。すべての言葉が鮮明に届いてしまうから。どんな風に見られているのか。どんなふうに舐められているのか。
それを、颯の声で実況されるたび、呼吸が浅くなった。
「僕の舌、気持ちいい?」
「は、ぁ゛♡♡♡ぅ、ん、゛♡♡だめ、なのにぃ…きもちい゛…♡♡♡ぁ、う♡♡♡」
「ここ、さっきまで俺が入ってた場所……ずっと舐めてたい…奥まで舌つっこんで……べちゃべちゃにして……僕の唾液でだらだらにして…くっさい雄穴…ちんぽで犯したい……っ…」
「ッ♡……ぁ、そんなっ、……♡♡♡」
「どうして欲しいの……侑成さんは…」
颯の声音は落ち着いているけれど、その本心に俺は気づいていた。颯自身も、もう限界に近いってこと。けれど、あくまで“主導権”を握ったまま、俺からのおねだりを待っていること。
「……おれは……もう……欲しい……中に、欲しい……」
「どうして?言って。ちゃんと自分の言葉で」
「……っ、だって……颯のが……ずっとそこにあるの、わかってるから……っ、もう、舐めても、舐めても……足りない……中で、感じたい……」
その言葉に、颯の呼吸がわずかに乱れる。
「……いい子。じゃあ、ご褒美の続き、ちゃんと受け止めてくださいね」
背中越しに感じる視線に、心臓が早鐘のように鳴っていた。
目隠しのせいで表情は見えない。けれどそのぶん、背中を向けているというだけで、恐ろしいほどに“見られている”実感がある。
「……もっと膝、広げて」
後ろから落ちた颯の声。言われた通りゆっくりと太腿を開いていく。
「……あぁ…ぁ…」
「っ……あ゛……ぁ……ぁ……っ゛」
肌と肌がぴたりと触れ、続く熱が、ゆっくりと奥へと押し込まれていく。
じんわりと満たされていくその感覚は、受け身でありながらも逃れられない密着感。
「全部……入りましたね……中、締めつけてくれてるの、分かりますよ」
「っ……うぅ゛……これ……颯の、……すごい当たるっ、、♡」
突き刺さったまま、時間が止まる。
ピストンはない。ただ、深く繋がったまま。
微動だにしない状態で、自分の中にある存在感を味わう。
「繋がってる……って…感じます…」
「……っ、うん♡、、、動かなくても……奥、……熱いの、ずっと感じてて……もぉ……っ゛♡やばっ、い゛♡」
言葉の端が震える。羞恥と快感のせめぎ合いで、肩がふるふると揺れていた。
そのとき。
腰を、下からぐっと持ち上げられる。
まるで人形のように操られ、身体が勝手に跳ねた。
っ、や……あ゛っ……‼︎ふぁ♡♡っ♡♡ん゛……~~~~ッ゛♡♡♡♡」」
しゃがんだ体勢のまま、上下に突き上げられるような感覚。
背中に浴びる視線と、腰に添えられた指の強さが、“服従”を思い知らせてくる。
「……あぁ…もー………侑成さんといると…性欲バグる…」
「おれも⋯っ♡♡さっきもイったばっかなのにい゛っ♡、、、ざーめん⋯欲しすぎ、てっ…♡」
「奥のほう……あっついよ…♡ざーめん残ってるのかな、汚いね、ちんぽで掻き出さないと…♡」
「ぅ゛♡汚い雄穴でっ♡ごめんなさい゛~~~~ッ♡゛っあ゛♡そ、れ……♡突き上げんのッ♡きもち、い゛♡…」
「きもちいね……腰動いてんの、バレバレですよ」
「ぅあ゛っ♡、、、やた゛♡♡動い⋯て、た、ッ♡」
「そんな動きたいならさ、ん、ほら、自分で動いて」
悶絶故に声が出ない。俺はゆっくりと腰を持ち上げる。
奥から、ぬるり、と感触が抜けていく。そのままギリギリのところで止め、再び重力に任せて腰を落とした。
「っ……ぁ゛……あ、っ、あ゛……っ……いッ、ぐ、イぐッ♡」
打ち込まれる感覚が、自分で自分を突き刺すように鮮明だった。命じられて動くこと。それが、こんなにも背徳的で、こんなにも悦びに満ちているなんて知らなかった。
「侑成さん専用のちんぽ……♡気持ちよさそうに一生勃起してる…♡」
卑猥な言葉に腰がまた一段深く沈み、快楽の波がまたひとつ、背筋を駆け上がっていく。
「あ゛ぁっ゛♡颯のちんぽ♡お゛っ、んお゛♡すき♡すきすきッ♡颯に会えない間いっぱいっ♡がまんしたっ♡」
「僕もいっぱい我慢しました……侑成さんのこと、早くハメ倒したいってそればっかり考えて……僕の専用ちんぽケースみたいにして……ちんぽのことしか考えられなくしたいって」
「う゛~~~~……も…なって、る…う゛♡颯の♡でかちんぽ専用ケース…♡こじあけて♡きもちい…い゛♡いぐ…♡♡」
「こじあけなくてもみっちり挿入るでしょ♡侑成さん、もう年中発情期って感じですよね。常に僕のちんぽ受け入れられるようになってるし」
「……っ゛♡♡♡ごめんなさい゛ぃっ…♡♡」
「ちんぽ見せただけで雑魚まんこヒクヒクさせるし、ちんぽガチガチに勃起させて、どー見たって万年発情期でしょ?無駄にでっかいちんちん振り回してさ♡ちんぽ♡ちんぽ♡絶叫してさぁ…どのツラ下げて女と喋ってたわけ?こんな身体で女抱けんの?無理ですよね?」
「う゛♡~~~~はっ♡はー…………♡♡♡だ、めもお゛…」
震える腰に回された颯の手は、いつの間にか位置を変えていた。くびれた腰を滑り、両腕を後ろへと導く。そしてそのまま両手首を、ぐっと後ろに引いてしまった。
「っ゛~~~~‼︎⁉︎ぁ゛♡あぁ~~~~っ゛‼︎」
身体が自然とのけ反る。前のめりだった背筋が引き起こされ、まるで身体全体が晒されているかのような体勢になってしまった。
「……今の侑成さん、すごい……可愛い。……全部、丸ごと、奥まで、僕の好きなとこに、届いてるの分かります?」
「っ……ぁ……ッ♡♡♡ん……っ♡うん……っ♡すごい……きて、る……う゛ッ♡颯に…….全部あげたいっ……」
呼吸はとっくに乱れ、声が追いつかない。けれど、後ろ手を取られたまま、のけ反るその身体はただただ、愛撫されるための器となる。
「……ほんとに、全部もらっていいの?」
言い逃れは許されないって空気。
その瞬間、体勢が変えられる。
脚の付け根に、颯の大きな手が添えられる。
膝を外に開いたまま、太もも裏をしっかりと持ち上げられ、
背中を颯の胸に預けるようにして、俺は完全に颯の手の中。
逃げ場は、どこにもなかった。
「この体勢、好きかも。……もっと奥まで届く……自由のない侑成さんを下からちんぽでがんがん犯すの…たまんない……っ」
「颯か゛っ♡♡きもちいならぁ゛っ♡♡おれ……なんだって……っ゛….ん…♡♡」
「じゃあ……このまま…いいですか…また奥に流し込んじゃうけど…」
「ん゛っ♡♡いいよッ♡♡♡、、、颯の♡おなほだからっ……♡がんば、る…っ゛♡♡♡」
「じゃあ、頑張ってください…」
颯の囁きとともに、腰が一段と強く押し込まれる。挿さったものが、さらに角度を変え、俺の奥を正確に抉るように動いた。
「ぁ~~~~‼︎‼︎♡♡♡♡すごっ♡い゛っ♡♡ い゛っ、く♡、ちょ、待っ゛ぁあ~~~~だめだめだめた゛め゛……抜いッ♡、、、ひぎッ゛♡これ♡♡、いくのとまんなッ♡、、、」
「あー…………えろすぎ……ちんぽで殴んの最っ……高…♡」
「おぁ゛っ♡♡、、おかしくな、る゛♡♡あ゛~~~~………♡♡♡けつあなっ♡ちんぽでぶっ壊れ、う゛‼︎♡♡やた゛♡♡、、、はやと‼︎♡♡、、いくのこわい゛ッ…♡こわい゛♡♡いぐっ、んい゛っ♡♡♡」
脚を抱えられたまま、腰が何度も持ち上げられ、
重力と快感に任せて、最奥に何度も叩きつけられる。
「大丈夫…大丈夫だから」
今まで感じた事もないような圧迫。ただひたすら怖い。自分が壊れてしまいそうで。
「……一緒にイこ」
突き上げられるたびに喉が鳴る。身体の奥底、誰にも触れさせたことのない深層が、颯だけに暴かれていくんだ。
それが嬉しくて、苦しくて、愛しすぎて、言葉が何度も口をついて出た。
「颯っ……颯……ぉ゛、、好きっ、好き……だいすき……っもう……颯しか……っ…」
「侑成さん……そんな、そんなの……っ、ずるい、……もう、無理……っ」
「あぁ゛~~~~………♡♡♡‼︎‼︎イっ、、♡っ、ん、ん゛……」
「侑成さん……ッ、僕……もう……っ、限界…………」
次の瞬間、ふたりの鼓動が同じ瞬間に弾けた。
感覚が重なり、熱が重なり、心の奥から、何かが溶けていった。
視界が白く染まる。
何もかもが颯だった。
この腕の中、この愛の中から、もう一生、抜け出せない。
「……颯……好き……っ、颯、颯……っ、っ……」
呼吸も思考も追いつかず、ただ同じ名前を繰り返す。
呪文のように、愛の証明のように。
壊れるほどの想いが、俺の心から溢れ続けていた。
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