45 / 125
45 大森林よりの帰還
しおりを挟む
あの後、門番さんに朝から村長さんと面会出来るよう頼んだら、どうせ年寄りで夜中には一回起きてると言われた。
なので御言葉に甘え、丑三つ時に面会して話をつけた。
村長さんは白く長いおヒゲのヤギの獣人だった。
「では村長さん、こちらはソイソースとミィソと米の対価として、布と入手困難な一部の薬、砂糖や塩などの調味料、海の幸など、その時必要な物、紙に書かれた望みの御品を送る事にしますね」
「ああ、出せる程度で構わないぞい」
「なるべく希望に添えるようにします」
「エイダとアルテの事は頼んだぞい、あの子達は早くに親を無くし、寄り添いながら生きてきたんじゃ」
「はい、ちゃんと守っていくつもりです」
寝る前に俺は魔道具のスマホ的なあれで、掲示板に明日の朝には、某神殿にスクロールで帰還しますと書いた。
◆ ◆ ◆
そして朝になってスクロールを使って王弟殿下の辺境伯領の神殿まで帰還した。
スクロールの転移陣の場所指定が辺境伯領だったのだ。神殿名が書いてあるから分かった。
令嬢達は気合いで辺境伯領の神殿まで来ていた。
多分スクロールを使ったんだと思う。
「あっ! 転移陣から人が!」
エマ様が一番に叫ぶ声が聞こえた。
「「おかえりなさいませ、ネオ様!!」」
令嬢達が声をかけてくれた。
「よく戻った」
王弟殿下まで迎えに来られていた。
恐縮です!
「ただいま帰りました!」
そして周囲の注目を集める俺の胸元。
猫獣人のアルテちゃんはすっかり俺に懐いて俺に抱っこされている。
いわゆる縦抱っこ状態なのだ。
「と、ところでネオ様、その子達は?」
非常に気になるらしく、ニコレット様が醤油や味噌の確認より先に二人の獣人について言及して来た。
「そちらのうさ耳のエイダさんがマギアストームの患者だったので、置いてくるわけにいかなかったのです。小猫ちゃんはそちらのエイダさんと姉妹のように育った家族で一緒にいたいと言うので」
「まあ、患者なら、仕方ありませんね」
「ですわ」
「大変でしたのね」
「それなら納得だな、ひとまず立ち話もなんだから、私の城へ向かおう」
王弟殿下のひと声で俺達は辺境伯領の城に向かう事になった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
~ お茶会中の令嬢達のお話 ~
話は少し遡る。
衣装展と靴屋がニコレットの屋敷に集っていた。
「レベッカお嬢様、エマニュエルお嬢様、なんとか衣装と靴は間に合いましてございます」
ニコレットの屋敷の応接室にて頭を下げる衣装店の店員達。
「そうね、想像以上に治療師様の帰還が早かったから衣装の刺繍が必要最低限になってしまったわ」
レベッカは納品された衣装を確認しながらそう言った。
「そこは申し訳ありません」
「なんにせよ、お疲れ様」
「ニコレット様、こちらは騎士になる方の衣装です」
「ありがとう、ご苦労でした」
* * *
そして品物を受け取る令嬢達は優雅なティータイムである。
「王弟殿下は国中の土魔法に秀でた者を集めてネオ様のお住いを大急ぎで作っておられるそうですわ」
レベッカの家は輸入品の納品に行ったので詳しい情報を持っていた。
「デザインはわりと簡易なものになるでしょうが魔法が一番早いですものね」
エマニュエルはサーラの淹れてくれた紅茶を飲んでいたのを一旦置いて、そう口にした。
「屋敷と言うより堅牢な砦の作りらしいですわ」
レベッカはこの場で一番位の高い家門のニコレットの方を向いて説明する。
「他所から絶対に奪わせないという気迫が感じられますわね、よいことですわ」
ニコレットは扇子で優雅に仰ぎつつそう語る。
「ところで……うちの騎士が……ネオ様は女性を二人連れ帰ると報告してきたのですけど」
レベッカは少し声のトーンを落として二人の令嬢を見た。
「まさか、獣人の愛人を!?」
エマニュエルは目を見開いた。
「うちの騎士も似たような報告をよこしております。いくらかわいいからってそのような事……」
「まあ、ニコレット様の騎士も流石ですわね。うさぎ獣人と猫獣人の若い女性らしいのですが」
「これはネオ様に詳しく問いただす必要がありますわね」
ニコレットはギラリと目を輝かせた。
「ところでニコレット様、レベッカ様、転移スクロールにか書かれた神殿は王弟殿下の辺境伯領の神殿ですが、当然お迎えに行かれますよね」
エマニュエルは貴族ではあるが、二人の令嬢ほどには裕福ではないので、上目遣いでそう問いかける。
「「当然ですわ」」
「私も便乗して辺境伯領の神殿へ向っても?」
「もちろん構いませんわ」
ニコレットは上位貴族の余裕を見せ、高価な移動スクロールのタダ乗りにも寛大であった。
「ところでエマ嬢、例の魔道具は楽しんでおられますか?」
「もちろんですわニコレット様! 騎士と主の恋物語が描かれたルームもございますの! それが文才のある令嬢が書かれておられるらしくって!」
「ふふふ、そうなのね」
「ところで私はそこ経由で不穏なニュースを見つけてしまいましたの」
「まあ、レベッカ嬢、なんなの? 不穏だなんて」
「例の隣国からの魔力嵐の治療師もしくは薬を求める書き込みの主なんですが」
「なんなの? もったいぶらぶにはっきりおっしゃって?」
「いくつかの情報の断片をつなぎ合わせてみれば、ネオ様のかつての婚約者の令嬢がマギアストームを発症したようですわ」
「まあ! なんて因果応報なのでしょう、ネオ様を手酷く振った女があの病にかかるなんて!」
ニコレットは畳んだ扇子で手を軽く叩き、応接室にパシンと小気味よい音が鳴った。
「現状唯一の治療師がネオ様だと知るような事があれば、また接触を図ろうとする可能性がありますわ」
レベッカは語りつつも眉根を寄せた。
「許せませんわ、断固拒否ですわ。せいぜい数年はあの痛みで苦しむといいと思いますの! お二人とも、ネオ様が元婚約者の現状に気がつかないようにしてくださいまし」
「「もちろんですわ! ニコレット様!」」
令嬢達は固く団結をした。
なので御言葉に甘え、丑三つ時に面会して話をつけた。
村長さんは白く長いおヒゲのヤギの獣人だった。
「では村長さん、こちらはソイソースとミィソと米の対価として、布と入手困難な一部の薬、砂糖や塩などの調味料、海の幸など、その時必要な物、紙に書かれた望みの御品を送る事にしますね」
「ああ、出せる程度で構わないぞい」
「なるべく希望に添えるようにします」
「エイダとアルテの事は頼んだぞい、あの子達は早くに親を無くし、寄り添いながら生きてきたんじゃ」
「はい、ちゃんと守っていくつもりです」
寝る前に俺は魔道具のスマホ的なあれで、掲示板に明日の朝には、某神殿にスクロールで帰還しますと書いた。
◆ ◆ ◆
そして朝になってスクロールを使って王弟殿下の辺境伯領の神殿まで帰還した。
スクロールの転移陣の場所指定が辺境伯領だったのだ。神殿名が書いてあるから分かった。
令嬢達は気合いで辺境伯領の神殿まで来ていた。
多分スクロールを使ったんだと思う。
「あっ! 転移陣から人が!」
エマ様が一番に叫ぶ声が聞こえた。
「「おかえりなさいませ、ネオ様!!」」
令嬢達が声をかけてくれた。
「よく戻った」
王弟殿下まで迎えに来られていた。
恐縮です!
「ただいま帰りました!」
そして周囲の注目を集める俺の胸元。
猫獣人のアルテちゃんはすっかり俺に懐いて俺に抱っこされている。
いわゆる縦抱っこ状態なのだ。
「と、ところでネオ様、その子達は?」
非常に気になるらしく、ニコレット様が醤油や味噌の確認より先に二人の獣人について言及して来た。
「そちらのうさ耳のエイダさんがマギアストームの患者だったので、置いてくるわけにいかなかったのです。小猫ちゃんはそちらのエイダさんと姉妹のように育った家族で一緒にいたいと言うので」
「まあ、患者なら、仕方ありませんね」
「ですわ」
「大変でしたのね」
「それなら納得だな、ひとまず立ち話もなんだから、私の城へ向かおう」
王弟殿下のひと声で俺達は辺境伯領の城に向かう事になった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
~ お茶会中の令嬢達のお話 ~
話は少し遡る。
衣装展と靴屋がニコレットの屋敷に集っていた。
「レベッカお嬢様、エマニュエルお嬢様、なんとか衣装と靴は間に合いましてございます」
ニコレットの屋敷の応接室にて頭を下げる衣装店の店員達。
「そうね、想像以上に治療師様の帰還が早かったから衣装の刺繍が必要最低限になってしまったわ」
レベッカは納品された衣装を確認しながらそう言った。
「そこは申し訳ありません」
「なんにせよ、お疲れ様」
「ニコレット様、こちらは騎士になる方の衣装です」
「ありがとう、ご苦労でした」
* * *
そして品物を受け取る令嬢達は優雅なティータイムである。
「王弟殿下は国中の土魔法に秀でた者を集めてネオ様のお住いを大急ぎで作っておられるそうですわ」
レベッカの家は輸入品の納品に行ったので詳しい情報を持っていた。
「デザインはわりと簡易なものになるでしょうが魔法が一番早いですものね」
エマニュエルはサーラの淹れてくれた紅茶を飲んでいたのを一旦置いて、そう口にした。
「屋敷と言うより堅牢な砦の作りらしいですわ」
レベッカはこの場で一番位の高い家門のニコレットの方を向いて説明する。
「他所から絶対に奪わせないという気迫が感じられますわね、よいことですわ」
ニコレットは扇子で優雅に仰ぎつつそう語る。
「ところで……うちの騎士が……ネオ様は女性を二人連れ帰ると報告してきたのですけど」
レベッカは少し声のトーンを落として二人の令嬢を見た。
「まさか、獣人の愛人を!?」
エマニュエルは目を見開いた。
「うちの騎士も似たような報告をよこしております。いくらかわいいからってそのような事……」
「まあ、ニコレット様の騎士も流石ですわね。うさぎ獣人と猫獣人の若い女性らしいのですが」
「これはネオ様に詳しく問いただす必要がありますわね」
ニコレットはギラリと目を輝かせた。
「ところでニコレット様、レベッカ様、転移スクロールにか書かれた神殿は王弟殿下の辺境伯領の神殿ですが、当然お迎えに行かれますよね」
エマニュエルは貴族ではあるが、二人の令嬢ほどには裕福ではないので、上目遣いでそう問いかける。
「「当然ですわ」」
「私も便乗して辺境伯領の神殿へ向っても?」
「もちろん構いませんわ」
ニコレットは上位貴族の余裕を見せ、高価な移動スクロールのタダ乗りにも寛大であった。
「ところでエマ嬢、例の魔道具は楽しんでおられますか?」
「もちろんですわニコレット様! 騎士と主の恋物語が描かれたルームもございますの! それが文才のある令嬢が書かれておられるらしくって!」
「ふふふ、そうなのね」
「ところで私はそこ経由で不穏なニュースを見つけてしまいましたの」
「まあ、レベッカ嬢、なんなの? 不穏だなんて」
「例の隣国からの魔力嵐の治療師もしくは薬を求める書き込みの主なんですが」
「なんなの? もったいぶらぶにはっきりおっしゃって?」
「いくつかの情報の断片をつなぎ合わせてみれば、ネオ様のかつての婚約者の令嬢がマギアストームを発症したようですわ」
「まあ! なんて因果応報なのでしょう、ネオ様を手酷く振った女があの病にかかるなんて!」
ニコレットは畳んだ扇子で手を軽く叩き、応接室にパシンと小気味よい音が鳴った。
「現状唯一の治療師がネオ様だと知るような事があれば、また接触を図ろうとする可能性がありますわ」
レベッカは語りつつも眉根を寄せた。
「許せませんわ、断固拒否ですわ。せいぜい数年はあの痛みで苦しむといいと思いますの! お二人とも、ネオ様が元婚約者の現状に気がつかないようにしてくださいまし」
「「もちろんですわ! ニコレット様!」」
令嬢達は固く団結をした。
198
あなたにおすすめの小説
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる