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98 届いたんだって!
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川の異変騒ぎをなんとかしてから俺達は砦に戻った。
そして料理長の作ってくれたフライドチキンとポテトとパンをランチとして自室でユージーンと一緒に、雑談しながら美味しく食べる。
「ネオ、魚の死体で川に呪いがーって思い込んでた村人の不安はどうするの?」
「人の集まる日曜の神殿でその事件の話を神官にしてもらい、あの漁法で魚を獲って食べてきた人間が平然としていたので、ひとまず人体には影響はないと伝えてもらおうと思う」
「なるほどねー」
「後は砦の主婦達に話しておけば買い物に出た時等で口コミでも広がるかもな」
「僕も話せる人には話しておくよ」
「ありがとな」
食後はユージーンは砦内の訓練所へ向かい、俺の方は執務室に戻り、ひとまず聖女のリーディアも立太子の宴兼星祭りに連れていけば、王への拝謁が叶うので、俺が自分でドレスデザインを紙に描いた。
デザインを描き終えたので、リーディアを探す。
メイドにアルテちゃんと一緒にサロンにいると聞いて、そこに向かった。
リーディアは食後のまったりタイムか、アルテちゃんをお腹の上に乗せたまま日当たりのいい、長椅子で寝ていた。
かわいい……起こしにくい……。
「あ! ネオ!」
俺の気配を察知したのか、アルテちゃんの耳がピクリと動いたと思ったら目を覚まして、俺の方に駆け寄って来て抱きついた。
かわいい。
そしてリーディアもアルテちゃんが動いたので当然起きた。
「起きたかい、アルテちゃん。リーディアに用があるんだが」
「はい、なんなりと」
リーディアが体を起こし、長椅子から立ちあがった。髪も慌てて揃えてる。
「リーディア、針子のところに行こう」
「はい、わかりました」
「アルテはー?」
アルテちゃんはまだ甘えたいのか、俺の腰にしがみついている。
「じゃあ一緒にアルテちゃんの冬服も頼むかー」
「うん!」
そして俺達は針子達のいるアトリエに到着した。
今はエイダと雑貨店をクビになった娘、スザンヌを含めて4人いる。
「エイダ、冬の星祭りまでにこのリーディアのドレスを頼めるか? デザインは用意した」
「はい、体のラインが美しく出るマーメイドラインの上品なドレスですね。
聖女様の衣装を任されるなんて光栄です! いいレースと布がありますので、布はシルクでよろしいですか?」
「パーティーだし、やや光沢のあるシルクがいいだろうな」
「え? あの、ネオ様、私、星祭りに出るのですか?」
「星祭りにちょうど第一王子の立太子の式典があるから、その時は王に拝謁できるから君を紹介する」
「国王陛下に、直接……」
リーディアが緊張した顔になった。
「大丈夫だ、もう亡命滞在許可は出てるし、保護もしてやれって言われてるから」
「あ、ありがたいことです」
「聖女なんだから大事にすべきなのは子供でも分かることだよ」
「お、おそれいります」
ぶっちゃけおそれいるのはこっちの方だと思うんだ。
エイダが俺の手渡したデザイン画を手に声をかけてきた。
「あの、ネオ様、この聖女様の衣装の帯の代わりの装飾は宝石でしょうか?」
「宝石!? あ、あの、私の衣装はお金をかけなくても……大丈夫です」
謙虚なリーディアは焦っている。
「王に拝謁する聖女があんまりみすぼらしいのもどうかと思うぞ」
「うっ……」
「で、話を戻すが、エイダ。そこは細工師に魔力を込められる魔石か宝石で作って貰うから、針子の君達は布の部分を頼む、それとアルテちゃんの冬服」
「かしこまりました、ではリーディアさんの採寸から……」
「では、採寸あるし、私は席を外すよ」
「は、はい」
廊下を歩いていると、メイドが声をかけて来た。
「ネオ様、騎士様の認定証が届きました」
「おお、ついに来たか」
俺はメイドから荷物を受け取り、大事に抱えてアルテちゃんと一緒に訓練所にいるユージーンの元へ向かったが、既に砦の外壁の上に移動したと聞いて、今度は砦の壁の上に登った。
「ユージーンいた! こんなところに!」
「ごめん、ここ見晴らしがよくて気持ちいいから。ところで何かあった?」
俺は大切な荷物をユージーンに手渡した。
「コレだよ! おめでとうユージーン!」
「!! ありがとう」
「次は神殿で叙任式と佩剣の儀式をしようか。
俺はてっきり砦か城でやればいいかと思ってたが、神殿でやるのが正式らしい。
騎士は前日から神殿に行き、一旦剣を預けて沐浴して徹夜で祭壇に祈りを捧げる、いけそうか?」
「もちろん、今夜からでも!」
そして料理長の作ってくれたフライドチキンとポテトとパンをランチとして自室でユージーンと一緒に、雑談しながら美味しく食べる。
「ネオ、魚の死体で川に呪いがーって思い込んでた村人の不安はどうするの?」
「人の集まる日曜の神殿でその事件の話を神官にしてもらい、あの漁法で魚を獲って食べてきた人間が平然としていたので、ひとまず人体には影響はないと伝えてもらおうと思う」
「なるほどねー」
「後は砦の主婦達に話しておけば買い物に出た時等で口コミでも広がるかもな」
「僕も話せる人には話しておくよ」
「ありがとな」
食後はユージーンは砦内の訓練所へ向かい、俺の方は執務室に戻り、ひとまず聖女のリーディアも立太子の宴兼星祭りに連れていけば、王への拝謁が叶うので、俺が自分でドレスデザインを紙に描いた。
デザインを描き終えたので、リーディアを探す。
メイドにアルテちゃんと一緒にサロンにいると聞いて、そこに向かった。
リーディアは食後のまったりタイムか、アルテちゃんをお腹の上に乗せたまま日当たりのいい、長椅子で寝ていた。
かわいい……起こしにくい……。
「あ! ネオ!」
俺の気配を察知したのか、アルテちゃんの耳がピクリと動いたと思ったら目を覚まして、俺の方に駆け寄って来て抱きついた。
かわいい。
そしてリーディアもアルテちゃんが動いたので当然起きた。
「起きたかい、アルテちゃん。リーディアに用があるんだが」
「はい、なんなりと」
リーディアが体を起こし、長椅子から立ちあがった。髪も慌てて揃えてる。
「リーディア、針子のところに行こう」
「はい、わかりました」
「アルテはー?」
アルテちゃんはまだ甘えたいのか、俺の腰にしがみついている。
「じゃあ一緒にアルテちゃんの冬服も頼むかー」
「うん!」
そして俺達は針子達のいるアトリエに到着した。
今はエイダと雑貨店をクビになった娘、スザンヌを含めて4人いる。
「エイダ、冬の星祭りまでにこのリーディアのドレスを頼めるか? デザインは用意した」
「はい、体のラインが美しく出るマーメイドラインの上品なドレスですね。
聖女様の衣装を任されるなんて光栄です! いいレースと布がありますので、布はシルクでよろしいですか?」
「パーティーだし、やや光沢のあるシルクがいいだろうな」
「え? あの、ネオ様、私、星祭りに出るのですか?」
「星祭りにちょうど第一王子の立太子の式典があるから、その時は王に拝謁できるから君を紹介する」
「国王陛下に、直接……」
リーディアが緊張した顔になった。
「大丈夫だ、もう亡命滞在許可は出てるし、保護もしてやれって言われてるから」
「あ、ありがたいことです」
「聖女なんだから大事にすべきなのは子供でも分かることだよ」
「お、おそれいります」
ぶっちゃけおそれいるのはこっちの方だと思うんだ。
エイダが俺の手渡したデザイン画を手に声をかけてきた。
「あの、ネオ様、この聖女様の衣装の帯の代わりの装飾は宝石でしょうか?」
「宝石!? あ、あの、私の衣装はお金をかけなくても……大丈夫です」
謙虚なリーディアは焦っている。
「王に拝謁する聖女があんまりみすぼらしいのもどうかと思うぞ」
「うっ……」
「で、話を戻すが、エイダ。そこは細工師に魔力を込められる魔石か宝石で作って貰うから、針子の君達は布の部分を頼む、それとアルテちゃんの冬服」
「かしこまりました、ではリーディアさんの採寸から……」
「では、採寸あるし、私は席を外すよ」
「は、はい」
廊下を歩いていると、メイドが声をかけて来た。
「ネオ様、騎士様の認定証が届きました」
「おお、ついに来たか」
俺はメイドから荷物を受け取り、大事に抱えてアルテちゃんと一緒に訓練所にいるユージーンの元へ向かったが、既に砦の外壁の上に移動したと聞いて、今度は砦の壁の上に登った。
「ユージーンいた! こんなところに!」
「ごめん、ここ見晴らしがよくて気持ちいいから。ところで何かあった?」
俺は大切な荷物をユージーンに手渡した。
「コレだよ! おめでとうユージーン!」
「!! ありがとう」
「次は神殿で叙任式と佩剣の儀式をしようか。
俺はてっきり砦か城でやればいいかと思ってたが、神殿でやるのが正式らしい。
騎士は前日から神殿に行き、一旦剣を預けて沐浴して徹夜で祭壇に祈りを捧げる、いけそうか?」
「もちろん、今夜からでも!」
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