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[リア]
パン泥棒 §2
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アレンさんに教わった護身術が使えるかな?と思ったものの、ちょっと距離的に間に合わないかも知れない。ここはもう腹をくくって代わりにぶたれるしかないかしら……多少防御はするとして……ええい、迷ってないで、もう行ってしまえ!
歯を食いしばり、少年と店主の間に滑り込む。すると、わたしの前にさらに誰かが滑り込んできて、振り下ろされた店主の腕をつかみ、動きを止めてくれた。
「あ、アレンさんっ」
「まったく! あなたという人はっ!」
怒られてしまった……しょんぼり。
「未成年者への暴力は違法だぞ」と、アレンさんが店主に向かって言った。
店主は不愉快そうな顔で舌打ちをしている。
追ってヴィルさんが血相を変えて飛んできたので、店主をヴィルさんに任せ、わたしは少年に声をかけた。
「怖かったね? 少しそこに座りましょう?」
「あ……う、うん」少年はポカンとした顔のままうなずいた。
優しく手を取り、噴水の縁に座らせる。
ジャンジャカジャンのギター弾きが演奏を止めてこちらを見ていたので、軽く口角をあげて会釈をした。
少しだけ静かにしていてくださいね。話が終わったら好きなだけジャンジャカして構いませんから。
こちらの意図が伝わったのか、ギター弾きも微かに微笑んだ。
少年に視線をやると、不思議な色の瞳に目を奪われた。深い青と紫が混ざったような色。なのに、なぜか碧の気配もする。わたしはその複雑な色の名前を知らなかった。
年齢は十歳前後だろうか。茶色がかった長い黒髪を後ろで一つに束ねている。
元は白かったであろう汚れた服に、サイズの合っていない大きな黒のズボンをベルトでギュッと締めて履いていた。おそらくサンダルは壊れたばかりで、その拍子につまずいたのだろう、彼の足の親指には、できて間もない痛々しいケガがあった。
一瞬、【治癒】を使おうかと思ったものの、この国で魔法を使える女性は神薙ただ一人。後先考えずに使えば、この人混みの中で盛大な「身バレ」をやらかすことになる。唇を噛み締めて衝動を抑え込んだ。
「あのね? もし、嫌でなければ、そっちの手を見せてもらえる?」
「あ、うん……」
少年は少しかすれた声で返事をすると、ゆっくりとポケットから手を出した。
強く握りしめた拳にそっと手をあて、固く閉じた指を少しずつ開くよう促すと、チャリッと金属のこすれる音がする。
彼の手には硬貨がしっかりと握り込まれていた。五十グート硬貨が六枚で合計三シグ。そばに落ちていた大きなパンだけでなく、小さなパンも一緒に買える金額だ。かなり強く握っていたらしく、手の平に爪の跡がついていた。
店主にも見えたのか、後ろのほうで「あっ」と声がした。
ギター弾きは穏やかな曲を演奏し始める。
「あんな剣幕で怒鳴られたら『買いに来た』なんて言えなくなっちゃうよね」
少年は口を真一文字にむすんで肩をすくめた。
「もう大丈夫だからね」
頰に触れると、わずかに表情が緩んで瞳が揺れる。
「このお兄さんと一緒に少し待っていてくれる?」
彼が「うん」とうなずいたので、アレンさんに少年を任せて立ち上がった。
振り返ると、店主が品定めをするようにジロジロとこちらを見ていた。マトモな人なら自分の間違いを恥じてわびる場面だけど、そういうタイプではなさそうだ。
彼は視線を逸らしながら「はっ、お貴族様かよ」と吐き捨てるように言った。それもわざとこちらに聞こえるように。
――どこを見て貴族だと思われたのかしら。
今日はキッチリと庶民に見えるよう変装してきたのに。帰ったら侍女長と反省会をしなくては……。
「お貴族様」という呼び方は、日本人が政治家を「お偉い大センセー」と呼ぶようなもので「気に食わないやつ」という意味が多分に含まれている。貴族に面と向かって言うのは、あまりに命知らずというものだ。
せっかくなのでお貴族様っぽく話してあげよう。これでも「貴族の淑女教育」なるレッスンを受けているので、それっぽく振る舞うことはできるのだ。
「あちらの小さなお客様におわびをなさるなら、どうぞ?」
わたしが謝罪を促すと、店主は「はあ?」と人をばかにしたような表情を見せる。
「あんな汚ねぇガキ、どう見ても盗人じゃねぇか。紛らわしいんだよ!」
「あらあら。過去に何回ほど汚い服の人に商品を盗まれたのですか?」と尋ねた。
「――は?」
「あんなに小さな子を殴ろうとするほどですもの。さぞかし大変な被害に遭われたのでしょう? 窃盗なんて、人の道に反する行いは許せませんわ」
「え……? あ、おお! そうだろう!」
「それで? 何回盗まれたのですか? 被害総額はいかほどで? 被害届は出されたのでしょう? 犯人は全員捕まったのですか?」
「いや、それは……」
ずずいと身を乗り出して質問攻めにすると、店主は押し黙った。
オルランディアで役に立つ『お貴族様講座』その壱。
『お貴族様は怒りの度合いに比例して言葉が丁寧になり、皮肉が増えてしつこさが増す』
淑女教育の先生いわく、品を重んじるお貴族様は、腹を立てると遠回しな皮肉を言いまくるらしい。
これには二つ理由があり、一つは自分が不快であることを相手に伝えるため。もう一つは、相手が謝罪できる機会をたっぷりと与えるためだ。
本気でもめると陛下の御前で議論をすることになるので、それを避けるべく、極力話し合いで片付けようと努力をするのだとか。オルランディアで誰かから皮肉を言われたら、なるべく早く謝ることをおすすめしたい。
「常識的な人は勝手な思い込みで殴ったりしませんもの。相当なご苦労をされたのでしょう? ぜひ詳しくお話をお聞きしたいですわ。場合によってはわたくしから陛下にご相談をいたしますし」
店主は忌々しげに小さく舌打ちをし、冷笑を浮かべて「あんたが国王に? 笑わせんなよ」と言った。
彼はわたしの身なりを見て下流貴族だと思い込んでいるようだが、肝心なことを忘れている。
貴族は政治家だ。
生業としている職は多岐にわたるけれど、彼らは必ずどこかの領主(もしくは王)との上下関係があり、地方自治に協力しなくてはならない仕組みになっている。領主とそれ以外の貴族の関係性は、都道府県知事と地方議員に似ているのだ。
彼のようなヒト族の商人は、貴族が作ったコミュニティーの中にいる一般市民でしかない。
良心や謙虚さを失くした商人に、成功の道を用意してあげるほど貴族は甘くないし、少なくとも王都の領主であるイケオジ陛下は、子どもに手をあげるような人を許さないだろう。
人生が詰んでいることに、彼は気づいていなかった。
「商売をする相手を選びたいのであれば、きれいな服の人にしか売りませんと、貼り紙でもなさるとよろしいわ」
お貴族リア様の皮肉は続く。
「うるせえ女だな。貴族なら黙っておしとやかに笑ってりゃいいんだよ!」
「うふふ。面白い冗談ですわね。もう終わりですの? ほかに言うことはないのですか?」
「うるせえ! くそ女!」
「おわびをする機会は十分与えました。それを無駄にしたのはあなたですわ。覚悟はできているのよね?」
「やれるもんなら不敬だとでも言ってみろよ。ここじゃ誰もお貴族様の味方なんかしねえ。早くそのガキ連れてどっか行け! うちの店には貧乏貴族に売るような商品はねぇよ!」
「ほほほ。庶民にも売れていないのに面白いことを。ご心配なく。あなたのような人が作ったパンなんて、どんなに飢えていても口にしませんわ」
ヴィルさんに目配せした。
目深にかぶった帽子の下からこちらを見ている彼の瞳は、怒りの炎が燃えたぎり、とてもおしゃべりだ。
『なんなんだこのクソ店主。不敬罪で捕らえるぞ。
珍しくリアが怒っているから我慢をしてやっているが、もうそろそろいいのではないか?
早く俺に主導権を渡せ。きっちりかたをつけてやる。
コロスコロスコロスコロス……」
あまりじっと見ていると、こちらにまで怨念が飛んできそうだ。
後ろにいる風神様も殺気を放って風を吹かせている。
郷に入っては郷に従え。このケンカ、わたしたちが買いましょう。
お貴族様劇場、いざ開演!
歯を食いしばり、少年と店主の間に滑り込む。すると、わたしの前にさらに誰かが滑り込んできて、振り下ろされた店主の腕をつかみ、動きを止めてくれた。
「あ、アレンさんっ」
「まったく! あなたという人はっ!」
怒られてしまった……しょんぼり。
「未成年者への暴力は違法だぞ」と、アレンさんが店主に向かって言った。
店主は不愉快そうな顔で舌打ちをしている。
追ってヴィルさんが血相を変えて飛んできたので、店主をヴィルさんに任せ、わたしは少年に声をかけた。
「怖かったね? 少しそこに座りましょう?」
「あ……う、うん」少年はポカンとした顔のままうなずいた。
優しく手を取り、噴水の縁に座らせる。
ジャンジャカジャンのギター弾きが演奏を止めてこちらを見ていたので、軽く口角をあげて会釈をした。
少しだけ静かにしていてくださいね。話が終わったら好きなだけジャンジャカして構いませんから。
こちらの意図が伝わったのか、ギター弾きも微かに微笑んだ。
少年に視線をやると、不思議な色の瞳に目を奪われた。深い青と紫が混ざったような色。なのに、なぜか碧の気配もする。わたしはその複雑な色の名前を知らなかった。
年齢は十歳前後だろうか。茶色がかった長い黒髪を後ろで一つに束ねている。
元は白かったであろう汚れた服に、サイズの合っていない大きな黒のズボンをベルトでギュッと締めて履いていた。おそらくサンダルは壊れたばかりで、その拍子につまずいたのだろう、彼の足の親指には、できて間もない痛々しいケガがあった。
一瞬、【治癒】を使おうかと思ったものの、この国で魔法を使える女性は神薙ただ一人。後先考えずに使えば、この人混みの中で盛大な「身バレ」をやらかすことになる。唇を噛み締めて衝動を抑え込んだ。
「あのね? もし、嫌でなければ、そっちの手を見せてもらえる?」
「あ、うん……」
少年は少しかすれた声で返事をすると、ゆっくりとポケットから手を出した。
強く握りしめた拳にそっと手をあて、固く閉じた指を少しずつ開くよう促すと、チャリッと金属のこすれる音がする。
彼の手には硬貨がしっかりと握り込まれていた。五十グート硬貨が六枚で合計三シグ。そばに落ちていた大きなパンだけでなく、小さなパンも一緒に買える金額だ。かなり強く握っていたらしく、手の平に爪の跡がついていた。
店主にも見えたのか、後ろのほうで「あっ」と声がした。
ギター弾きは穏やかな曲を演奏し始める。
「あんな剣幕で怒鳴られたら『買いに来た』なんて言えなくなっちゃうよね」
少年は口を真一文字にむすんで肩をすくめた。
「もう大丈夫だからね」
頰に触れると、わずかに表情が緩んで瞳が揺れる。
「このお兄さんと一緒に少し待っていてくれる?」
彼が「うん」とうなずいたので、アレンさんに少年を任せて立ち上がった。
振り返ると、店主が品定めをするようにジロジロとこちらを見ていた。マトモな人なら自分の間違いを恥じてわびる場面だけど、そういうタイプではなさそうだ。
彼は視線を逸らしながら「はっ、お貴族様かよ」と吐き捨てるように言った。それもわざとこちらに聞こえるように。
――どこを見て貴族だと思われたのかしら。
今日はキッチリと庶民に見えるよう変装してきたのに。帰ったら侍女長と反省会をしなくては……。
「お貴族様」という呼び方は、日本人が政治家を「お偉い大センセー」と呼ぶようなもので「気に食わないやつ」という意味が多分に含まれている。貴族に面と向かって言うのは、あまりに命知らずというものだ。
せっかくなのでお貴族様っぽく話してあげよう。これでも「貴族の淑女教育」なるレッスンを受けているので、それっぽく振る舞うことはできるのだ。
「あちらの小さなお客様におわびをなさるなら、どうぞ?」
わたしが謝罪を促すと、店主は「はあ?」と人をばかにしたような表情を見せる。
「あんな汚ねぇガキ、どう見ても盗人じゃねぇか。紛らわしいんだよ!」
「あらあら。過去に何回ほど汚い服の人に商品を盗まれたのですか?」と尋ねた。
「――は?」
「あんなに小さな子を殴ろうとするほどですもの。さぞかし大変な被害に遭われたのでしょう? 窃盗なんて、人の道に反する行いは許せませんわ」
「え……? あ、おお! そうだろう!」
「それで? 何回盗まれたのですか? 被害総額はいかほどで? 被害届は出されたのでしょう? 犯人は全員捕まったのですか?」
「いや、それは……」
ずずいと身を乗り出して質問攻めにすると、店主は押し黙った。
オルランディアで役に立つ『お貴族様講座』その壱。
『お貴族様は怒りの度合いに比例して言葉が丁寧になり、皮肉が増えてしつこさが増す』
淑女教育の先生いわく、品を重んじるお貴族様は、腹を立てると遠回しな皮肉を言いまくるらしい。
これには二つ理由があり、一つは自分が不快であることを相手に伝えるため。もう一つは、相手が謝罪できる機会をたっぷりと与えるためだ。
本気でもめると陛下の御前で議論をすることになるので、それを避けるべく、極力話し合いで片付けようと努力をするのだとか。オルランディアで誰かから皮肉を言われたら、なるべく早く謝ることをおすすめしたい。
「常識的な人は勝手な思い込みで殴ったりしませんもの。相当なご苦労をされたのでしょう? ぜひ詳しくお話をお聞きしたいですわ。場合によってはわたくしから陛下にご相談をいたしますし」
店主は忌々しげに小さく舌打ちをし、冷笑を浮かべて「あんたが国王に? 笑わせんなよ」と言った。
彼はわたしの身なりを見て下流貴族だと思い込んでいるようだが、肝心なことを忘れている。
貴族は政治家だ。
生業としている職は多岐にわたるけれど、彼らは必ずどこかの領主(もしくは王)との上下関係があり、地方自治に協力しなくてはならない仕組みになっている。領主とそれ以外の貴族の関係性は、都道府県知事と地方議員に似ているのだ。
彼のようなヒト族の商人は、貴族が作ったコミュニティーの中にいる一般市民でしかない。
良心や謙虚さを失くした商人に、成功の道を用意してあげるほど貴族は甘くないし、少なくとも王都の領主であるイケオジ陛下は、子どもに手をあげるような人を許さないだろう。
人生が詰んでいることに、彼は気づいていなかった。
「商売をする相手を選びたいのであれば、きれいな服の人にしか売りませんと、貼り紙でもなさるとよろしいわ」
お貴族リア様の皮肉は続く。
「うるせえ女だな。貴族なら黙っておしとやかに笑ってりゃいいんだよ!」
「うふふ。面白い冗談ですわね。もう終わりですの? ほかに言うことはないのですか?」
「うるせえ! くそ女!」
「おわびをする機会は十分与えました。それを無駄にしたのはあなたですわ。覚悟はできているのよね?」
「やれるもんなら不敬だとでも言ってみろよ。ここじゃ誰もお貴族様の味方なんかしねえ。早くそのガキ連れてどっか行け! うちの店には貧乏貴族に売るような商品はねぇよ!」
「ほほほ。庶民にも売れていないのに面白いことを。ご心配なく。あなたのような人が作ったパンなんて、どんなに飢えていても口にしませんわ」
ヴィルさんに目配せした。
目深にかぶった帽子の下からこちらを見ている彼の瞳は、怒りの炎が燃えたぎり、とてもおしゃべりだ。
『なんなんだこのクソ店主。不敬罪で捕らえるぞ。
珍しくリアが怒っているから我慢をしてやっているが、もうそろそろいいのではないか?
早く俺に主導権を渡せ。きっちりかたをつけてやる。
コロスコロスコロスコロス……」
あまりじっと見ていると、こちらにまで怨念が飛んできそうだ。
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