私に男はできません、なぜなら私は素直になれないからです。

秀花

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第二章 まさかの出会い

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私は家に帰ったらすぐベットへ倒れ込んだ

「はぁーあの人優しかったな」

私は頬を赤くし、彼の顔を思い浮かべた

でも、今の私に優しくしてくれた人は誰でも彼でもこんなに思い浮かべるだろうか。前に私と彼は出会ってるのでは。と私は考えながらその夜は眠りについた



翌朝、私はどういう顔をして理緒や一樹に会えばいいのか分からず、教室のドアの前に立っていた

すると、後ろから

「おおー澪!そんな所に突っ立ってどうした?さっさと教室入ろうぜ」

一樹はいつもの優しい顔で、昨日のことが嘘みたいに思えた

「え、あ」

私は一樹に引っ張られ一緒に教室へ入ると、理緒が駆け寄り

「澪里~来るの遅いよ、ね、ね、昨日悠とどうだった?」

私は今どうしても理緒の顔を見ることができないので、俯き、小声で告白された事を伝えようとした

「私告白されて‥」
「えー!告白!?で、で!返事は?勿論OKよね!」

理緒は私の言葉を遮り、食い気味に聞いてくる、よくそんな演技ができるな

「振った」

私がそう答えると、理緒はあの嘘臭い仮面が外れた

「え、嘘…どうして?!そんなに気に入らなかった!?」

理緒はまさか私が振るなんて思わなかったのだろう、とても焦っていた

「ええ?嘘…で、しょ?」

理緒はどんどん顔の色が悪くなり、遠くにいた一樹の顔を見ていた

私はそんな理緒をほって、席についた

(早く学校終わらないかな‥)

私は昨日公園で会った彼を思い浮かべながら学校を終えた



放課後、私はすぐに準備をして教室を出る時一樹に声を掛けられたら気がしたが、それを無視して教室を出て行った

私は急いで公園へ向かった、すると彼はもう来ていた

私が駆け寄ると彼は私に気づき微笑んでくれた

「ごめんなさい、待った?」
「ううん、全然今きたところ」

彼と私は近くのベンチに座り、今日の事と昨日泣いていた理由を彼に話した

「その理緒って子今までよくそんな嘘ついてたね」

彼は少し感心しているようだった

「感心しないでくださいよ」
「まぁまぁ、拗ねない拗ねない」

彼といるといつもより素直になれる気がした

「なんか初めて会った気がしないんですけど、どこかで会った事ありますか?」

私は昨日から思っていた事を彼に伝えると、彼は少し驚きそして、嬉しそうに微笑み

「覚えてたの?澪」
「えっ?」

私の事を澪と呼んでいるのは一樹と昔隣の家に住んでいたお兄ちゃんしかいない、まさかと思い私は

「ちぃ兄…?」

私は昔隣の家に住んでいたお兄ちゃんの名前を呼ぶと

「はい、久しぶり澪」
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