50 / 477
47.報せ
しおりを挟む
それを見た瞬間、それまで以上に胸が締め付けられた。
彼の傍へ行きたい。そんな衝動に駆られた。
再び歩み出そうとした瞬間、強い視線を感じた。
辿った先には、青と緑の美しい鳥が此方をジッと見据えていた。
その鳥はヴィーチェル王国のみに生息する『エルモソ』という珍しい品種。
性格は気難しく、警戒心が強く、滅多に人に懐かない事で有名だ。
そんな鳥が何故彼の傍で、守るように佇んでいるのだろう?
それと眼があう事数十秒、嘴を開き、一際大きな鳴き声で大気を震わせた。
突然の大音量に眠っていた彼も身じろぐ。
「…ん。どうしたの?エテ…ル…」
鳥に向けていた眼をこちらに移した。
驚いているのか、彼は眼を見開いたまま戸惑いに口をパクパクさせていた。
彼の傍へ行きたい。そんな衝動に駆られた。
再び歩み出そうとした瞬間、強い視線を感じた。
辿った先には、青と緑の美しい鳥が此方をジッと見据えていた。
その鳥はヴィーチェル王国のみに生息する『エルモソ』という珍しい品種。
性格は気難しく、警戒心が強く、滅多に人に懐かない事で有名だ。
そんな鳥が何故彼の傍で、守るように佇んでいるのだろう?
それと眼があう事数十秒、嘴を開き、一際大きな鳴き声で大気を震わせた。
突然の大音量に眠っていた彼も身じろぐ。
「…ん。どうしたの?エテ…ル…」
鳥に向けていた眼をこちらに移した。
驚いているのか、彼は眼を見開いたまま戸惑いに口をパクパクさせていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
327
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる