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3.側面像
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昔から自他共に認める、やる気のない子供だった。
何かに熱く打ち込む程熱中した事もない。
勉強も運動も出来て手先も器用で、努力なんてしなくても割と何でも出来たからそういうのとも無縁で。
大人が勧めてくる難関らしい大学を適当に受けて、周囲よりいち早く訪れた卒業まで暇な時間を、俺はただ徒然(つれづれ)に過ごしていた。
これまでの俺の人生をひと言で表すならイージーモード。
それも、超難だろうが激難だろうが俺にとっては朝飯前どころか欠伸しながらでもコンプリート出来ちゃうくらいの。
最早チートっていうね。自分で言うのもなんだけど。
つくづく実感する。
人生ってつまらないよね。
何かに熱く打ち込む程熱中した事もない。
勉強も運動も出来て手先も器用で、努力なんてしなくても割と何でも出来たからそういうのとも無縁で。
大人が勧めてくる難関らしい大学を適当に受けて、周囲よりいち早く訪れた卒業まで暇な時間を、俺はただ徒然(つれづれ)に過ごしていた。
これまでの俺の人生をひと言で表すならイージーモード。
それも、超難だろうが激難だろうが俺にとっては朝飯前どころか欠伸しながらでもコンプリート出来ちゃうくらいの。
最早チートっていうね。自分で言うのもなんだけど。
つくづく実感する。
人生ってつまらないよね。
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