【R18】美少女専門学園 強制"性転換"部 特別洗脳コース【TS】

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プロローグ

強制性転換部 特別洗脳コース ◆

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 ここはとある地下の一室だ。
 ヘッドギアを被った可愛らしい少女が、うつろな目でブツブツと呟いている。
 時々何かに気付いたように首を振るが、すぐに生気のない声に戻る。
 それが何時間も延々に繰り返されている。

 きめ細やかで透き通るような白い肌に、ぱっちりした大きな目。
 真っすぐ通った鼻筋に、少しぷっくりとした魅力的な唇。
 膨らみ始めた思春期の少女の胸と、きれいなピンク色のぷっくりとした乳首。
 性別を知らされなければ、千人中千人が絶世の美少女と答えるだろう。
 だが、無理やり履かされた真っ白なショーツからはみ出した、ポークビッツのような小さな性器が、唯一彼女が女性ではないことを自己主張している。

「違う、僕は女の子なんかじゃない……女の子じゃ……」

 抵抗する少女の耳に、彼女自身の声は届かない。
 代わりに、ゆったりとした催眠音楽とともに、スピーカーから優しい囁き声がエコーしながら頭の中に響いていく。
 本能の深い部分へと届いてくるその声は、少女が聞きたくない悪魔のメッセージだ。
 お仕置きが終わるまで、ヘッドギア―を解除して、耳をふさぐことはできない。

(いいえ。あなたは女の子。逞しい男性に犯されるのを妄想して下着を濡らしちゃう、エッチな女の子なの)

「ちがっ……女の子じゃない……犯されたくなんて…ない…男になんて犯されたく……」
 少女は意志の力で首を振るが、とても弱々しい。
 その目は虚ろで、考える力を失っているようだ。

(いいえ、あなたは女の子。食べちゃいたいくらい小っちゃくて可愛い女の子。女だから、カッコいい男の子に憧れるのは当たり前なの。好きな男の子のことを考えて赤面しちゃう、恋する乙女に生まれ変わるの)

「ちがう。ならない……。女の子になんて……男を好き……好きになんて」
 少女の声はか細く、今にも立ち消えそうだ。
 その心の隙に入り込むように、エコーの声が囁いてくる。

(ふふっ。自信がなくなってきたようね。いい傾向だわ。ふふふ)

 少女は意味深なエコーの声に、なぜか背筋がぞくぞくしてしまう。
 少女の性感を高めるように、機械で出来た柔らかい触手が、彼女の胸や腰を撫でまわす。
 愛撫なんて嫌なはずなのに、彼女の意に反して、感じている女の子のように体が反応してしまう。
 心臓の鼓動が早まり、息がだんだんと浅くなる。
 首に力が入らなくなり、顎がだんだんと上を向いていく。
 可愛らしい唇が、無意識に開かれていく。

(ねぇ、想像してみて。筋肉質な男性の胸板を。
 あなたの柔らかく膨らみ始めた胸と違って、逞しいでしょ。
 あなたは男性のがっしりした腕で、ギュッと抱き寄せられちゃうの。
 あなたの細い腰に伝わる、男性の暖かさ。どう、気持ちいいでしょ? もっとしてほしいでしょ?
  あなたの敏感な太ももを、男性の指がゆっくりと撫で上げるの。すべすべの肌に滑らすように。

 どう? 何か感じない? 股間がむずむずしてくるでしょ。
 ふふっ。隠したって無駄よ。分かっちゃうんだから。
 この勃起しているかわいらしい、おちんちん、いえ、ちょっと大きめのクリちゃんはどうしたの。ねぇ、ふふふ)

 少女の股間は膨らんで、ショーツから先っぽがはみ出していた。
 同い年の少年たちからすると小さすぎるが、それはおちんちんと言っていいだろう。
 彼女が男と主張できる唯一の部分。
 ねっとりとした触手は、ショーツ越しに少女の最後の砦を撫で上げる。

 撫でられるたびに、彼女の体がビクンと揺れる。
 小さな手で押さえた口元から「あんっ」と可愛らしい声が漏れてくる。
 その反応に、男の子らしさは一切含まれていない。
 いや、どう見ても初々しい処女の見せる姿に相違なかった。

(ふふふ。女の子として感じているのね。男性に犯されることを期待して、興奮しているのよ、あなた)
 その声を否定するように、少女はぶんぶんと首を振る。
 自分は男なのだと、強く意思を持とうとする。
 だが、触手がくねくねと粘液を出しながら蟻の門渡りを弄ると、脊髄から脳天にじわじわと広がる快感に身を震わせてしまう。
 予期せぬ女の悦びに耐えようと少女は目をつぶり、声にならない「ひー」という息を吐きながら、悩ましそうに腰を左右に振ってしまう。
 女の子として感じていることを隠すことすら出来ていない。
 どこからどう見ても、おちんちんの侵入を待ちわびる、発情した少女になってしまっている。

 女の快感で脳内が満たされれば満たされるほど、少女の神経回路は女性のものに作り替えられていく。
 女としての性欲が高められていく。彼女がどんなに拒絶したくても。

(ほら、体は正直よ。認めちゃいなさい。「あたしは、あおいはエッチな女の子です」って。そうすれば楽になるわ)
「ちがう……ぼくは男。女の子じゃない……うぅ」
(いいえ、あなたは男性からの荒々しいキスが欲しくてたまらない、発情期のウサギちゃんになったの。
 だって、あなたの体を流れているのは、男性ホルモンじゃなくて、女性ホルモンなのよ)
「そんな……うそだ……ぼくは、男……女の子じゃない……」
(いいえ、あなたはもう女になるしかないの。絶対逃さないんだから。ふふふ)


 女になるというのは、文字通りの意味だ。
 三年のカリキュラムを終えた頃には、体の隅々まで完全な女の子になってしまう。
 一つ一つの細胞に至るまでオスからメスに変えてしまう、狂気の性転換が秘密裏に行われている。


 逞しい体に抱かれて、胸の奥がキュンキュンしてしまう女の子。
 男性との情事を妄想してショーツを濡らしてしまうエッチな女の子。
 大好きな彼のおちんちんをなめて、うっとりと笑みを浮かべてしまう女の子。
 自分のおちんちんの成れの果て、クリトリスをなめられて、「あんっ」と甘い声をあげてしまう女の子。
 彼の暖かい子種を注がれて、幸福感で身が包まれる女の子。
 大好きな彼の精液を浴びて、お腹の中に赤ちゃんを宿してしまう正真正銘の女の子。
 そんな全てを女の子にされてしまう悪魔のようなプログラムに参加させられた、一人の美少年がいる。

 彼は生まれてからずっと、恋愛対象は女で、特に性癖もないごく普通の男の子だった。
 勉強とスポーツができるという点は、むしろ男らしいと言えるかもしれない。
 だが、不幸にも最先端の女性化プログラムに入れられてしまった。
 何度も何度も繰り返されるメス堕ちの中で、心身ともに女に強引に変えられてしまう悪魔のプログラムに。

 果たして彼は、身も心も、魂の一滴に至るまで女の子に染められてしまうのだろうか。
 普通の男の子として育ってきたはずなのに、彼氏に抱き締められて恍惚した表情を浮かべてしまう美少女に、無理やり塗り替えられてしまうのだろうか。

 この物語は、容姿があまりに可愛らしすぎたために、世界機密プロジェクトの『美少女専門学園 強制性転換部 特別洗脳コース』に入学させられてしまった葵、クリス、翔という三人の少年が、ちょっとエッチな美少女として羽化していく過程を追ったドキュメンタリーである。
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