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第二章 開かれる女の子への道(クリスティーナ編)

【第14話】 コクーン ー 消されていく男の証(3/8) ◆

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 意識を取り戻したクリスティーナに、再び快楽の暴力が襲い掛かる。

「出しちゃダメなの。あんっ。だめなの。あっ、だめっ。あっ。あーんっ」
 くちゃくちゃくちゃ。くちゃ、くちゃっ。

 一回り小さくなったペニスに、ゲルが強力な刺激を与え続ける。
 クリスティーナは体がふわふわと浮きそうな心地よさを、口惜しくも味合わされる。
 それは紛れもなく、女の悦びだ。
 女の快楽がシャワーのように降り注ぎ、クリスティーナの手足の動きを、曲線的な女性のものへと変えていく。

 強引で過剰な快楽から逃れようと、クリスティーナは体を何度も悩ましくくねらせる。

 ビクン、ビクン。

 発作のように、少女の体がコクーンの中で震える。
 その姿に男らしさは一切見られない。
 全身からの心地よい暖かさ、胸をゲルで揉み上げられる心地よさ、乳首を吸い上げられるような女性の性感、そして文字通りおちんちんを蕩けさせるような、極上の快楽。それら全てがクリスティーナの脳髄へと駆け上がる。

「はぁーん」

 艶めかしく開かれたぷっくりとした唇から、暖かな吐息が漏れてしまう。 
 瑞々しい白肌は、どういうわけか輝きを増している。

『ねぇ、クリスティーナ、気づいてる? あなたの胸、膨らんできていることに』

「んっ、んふっ、あっん」

 言葉にならない喘ぎ声を出しながら、クリスティーナは自分の胸へと目を向ける。
 そこには、膨らみ始めた双丘が見えた。ピンクの乳首が健気にもピンと上を向いている。
 しっとりした肌に包まれて微かに膨らんだ胸は、男の平らな胸板ではない。
 子供から、大人の女へと生まれ変わる若々しい少女の胸だ。
 
 クリスティーナは目をそらして、体をよじる。

『あなたの胸はだんだんと女の子になってきているの。おっぱいに変わってきているのよ。嬉しいでしょ、ふふふっ』

(うっ、うそ。ありえない)

『嘘じゃないわ。あなたのふっくらした胸の下で、トクトク動いている心臓の音も女の子のものよ』

 じんわりと広がる胸の暖かさは、乳腺からもたらされる性感だ。
 小さいながらも、感度の良い性感帯が、クリスティーナの胸にできつつある。
 ゲルに包まれた胸はやんわりと揉み上げられる。
 まるで、男性の大きな手で包まれるような心地よさが、皮膚と柔らかな膨らみを介して感じられる。
 ピンクの可愛らしい乳首はピンと立っている。

『女の子はね、彼氏の舌で乳首を丸く舐められるだけで、すごく感じちゃうのよ。ほら、こんな風に』

 くちゃ。くちゃ。くちゃ。
(あっ、あっ、はぁん)

 ゲルがクリスティーナの胸をいやらしく舐めまわすと、乳首からの電流がビリビリと彼女の体を貫く。

『とっても敏感なのね。クリスティーナのおっぱい。羨ましいわ。これはどうかしら』

(ぅぅあっ。はっ、あーん)

 乳首を強くつままれる。少々強すぎる刺激だが、女性の悦びをたっぷり味合わされた後では、快感として昇華される。クリスティーナは白目をむき、涎をこぼす。その口にペニス状の肉棒が押し込まれていく。

(あむぁ、はむっ。くちゅ。くちゅ。あむっ)

 メスの本能に刻まれた条件反射で、クリスティーナは男性器を美味しそうに舐め始める。
 胸と口の性感帯を同時攻めされて、クリスティーナの性感は再び極限へと昇っていく。

(くちゅ。あむっ、はむっ)

 一心不乱に大きなペニスをしゃぶるクリスティーナの股間では、小さくなったペニスがピンと勃っている。
 そこを包むように、ゲルが強弱をつけながら刺激する。

(あむっ。あむっ。はむっ)

 クリスティーナは首を動かしながら、ペニスへの奉仕を続ける。
 腰から広がる気持ちよさは、射精を予感させる。その甘い痺れが、クリスティーナの口の動き、腰の動き、胸の疼き、全身のよじりを加速させていく。

『そうよ。とっても気持ちよさそうよ。クリスティーナ。もっと女の快楽を貪るの。受け身の快楽のいいなりになるの。それが本当のあなたなんだから』

 口がペニスから解放されると、クリスティーナは高い嬌声をあげ始める。

「あっ、あっ、あっ、あんっ」

 余裕のないその喘ぎ声は、彼女の体が限界に近いことを告げている。
 クリスティーナは薄く目を閉じて、体を貫く快楽に身を任せる。
 彼女の頭の中は、より女として感じるように最適化されていく。
 男としての性感がそぎ落とされるたびに、女としての快楽が増幅していく。

「あっ、あっあっ」

 喘ぎ声がペースを増し、わなわなと腰が震え出す。
 睾丸がギュッと収縮する。彼女に貯めこまれた「男の素」と共に、体外へと排出されていく。

どぴゅー。どびゅ。どびゅっ。

 三度勢いをつけて、大量の精液が放出されて、クリスティーナの意識は天国へと誘われ、再び気を失う。
 この日二度目のメスイキをして、ぐったりと体を脱力させている。

 八センチあったペニスは、二度目の射精後四センチと着々と縮んでいる。
 太さもすでに小指サイズになってしまっている。あと少しでクリトリスと言ってしまっても語弊はないだろう。

 意識をかろうじて取り戻したクリスティーナは、肩で息をしながら薄眼を開ける。
 小さくなったペニスは触手状のゲルによって、まるでおもちゃのように、つんつんと弄られる。
 少し赤くなった耳に、鏡の中のクリスクリスティーナの声がこだまする。

『ふふふっ。もうおちんちんとは言えないわね。後二回が限界ね。そうすれば、おちんちんとはお別れよ。すっきりしたお股になれるわ。女の子として恥ずかしくない、きれいなお股にね。ふふふっ』
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