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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心
【第3話】 再教育(3)クリスティーナ
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■クリスティーナサイド
「ティーナお嬢様には失望させられましたわ」
真っ暗な牢屋の一室にクリスティーナはいた。
白いショーツとブラ、それに白いシンプルなワンピース、頭には白いコサージュをつけている。
囚人とは言い難い格好だ。
クリスティーナが腰かけているベッドには、もう一人少年が座っていた。
「聡君、本当にごめんなさい……。こんなはずじゃ」
「ティーナが悪いんじゃない。この学園、いや、この腐った世の中が悪いんだ」
聡はクリスティーナの手を優しく握り、イリスに対してにらみを利かせる。
そんな聡の怒りを、イリスは涼しい顔でかわす。
「しかし、お嬢様。せっかくのボーイフレンドとの初めてが、こんな独房の中になるなんて、因果応報とでも言うんでしょうか」
ボーイフレンドという言葉に、聡は顔を真っ赤にさせる。
そんな聡を知ってか知らずか、クリスティーナは庇うように
「ちがう……わ。聡君は……ぼく、いいえ、あたしが利用しただけ。彼は何も悪くないの」
「ふふっ。本当にそうかしら。男はオオカミよ。誠実そうな彼も、一枚皮を剥げば欲望の塊よ。こうしている今だって、あなたとエッチしたくて、あなたを犯したくてたまらないんだから」
「ち、違う。オレは本当にそんな下心じゃなくて、ティーナの力になりたくて……」
聡は顔を赤らめていた。そんな初々しい様子に黒い微笑みを浮かべながら、イリスは思い出したというように手をポンと打った。
「健気ね。お嬢様の彼氏。求めているのは、お嬢様の力になることだけですって。ふふふっ。そこまで言うなら、実験してみましょう。向かい側をごらんなさい」
イリスがリモコンを押すと向かいの独房の明かりがついた。
そこには二頭の秋田犬が仲良さそうに並んでいた。
「オスのタロウと、メスのハナコよ。この二頭、そろそろいいお年頃なの。繁殖してもらわないと困るのよ」
そう言って、イリスは二頭の鼻先にガス管を押し付けて、シュッという音と共に何かのガスを吸い込ませた。
一分も経たないうちに、犬たちの様子が変わる。タロウのペニスは充血して名一杯に存在を自己主張している。
タロウはハナコの上に乗り、腰を押さえつける。
そして、力強くペニスの挿入を繰り返す。
二頭は欲望のまま交尾をし、そして果てた。
「ふふっ。すごいでしょ。この媚薬、本当は人用なんだけど犬にも少し効くの」
イリスは再びクリスティーナと聡の元に歩み寄っていく。
「特に女の子は、すごいのよ。発情のしかたが。ふふふっ」
クリスティーナと聡は体を縮こませる。
顔をスプレーから背けるように、これから起こる最悪の事態から逃れようとする。
イリスは、聡の顎を掴んで、目を覗き込む。
「聡君に本当に下心がないんだったら、耐えきれるはずよ。なんだったら、二人を無罪放免で解放してあげてもいいわ。ふふふっ」
そう言いながら、二人の口元に例のスプレーを近づけていく。
二人は壁の奥へと移動するが、逃げ場はどんどん狭まっていく。
ベッドに手錠でつながれているため、自由に二人は身動きが取れない。
空しいつかの間の抵抗の後、スプレー缶を口に押し当てられる。
「ほら、吸うの。肺の奥まで。いっぱい」
二人は息を止めるが、鼻をつままれた状態では長く持たない。
ついに限界が来て、一気に媚薬入りのガスを吸い込んでしまう。
一度体に入ってしまえば、もう後戻りはできない。
媚薬は二人の肺を満たしたのち、肺静脈を通って心臓に達し、さらに体の隅々まで運ばれる。
媚薬を吸い込んで数十秒。
クリスティーナと聡に変化が訪れた。
「ティーナお嬢様には失望させられましたわ」
真っ暗な牢屋の一室にクリスティーナはいた。
白いショーツとブラ、それに白いシンプルなワンピース、頭には白いコサージュをつけている。
囚人とは言い難い格好だ。
クリスティーナが腰かけているベッドには、もう一人少年が座っていた。
「聡君、本当にごめんなさい……。こんなはずじゃ」
「ティーナが悪いんじゃない。この学園、いや、この腐った世の中が悪いんだ」
聡はクリスティーナの手を優しく握り、イリスに対してにらみを利かせる。
そんな聡の怒りを、イリスは涼しい顔でかわす。
「しかし、お嬢様。せっかくのボーイフレンドとの初めてが、こんな独房の中になるなんて、因果応報とでも言うんでしょうか」
ボーイフレンドという言葉に、聡は顔を真っ赤にさせる。
そんな聡を知ってか知らずか、クリスティーナは庇うように
「ちがう……わ。聡君は……ぼく、いいえ、あたしが利用しただけ。彼は何も悪くないの」
「ふふっ。本当にそうかしら。男はオオカミよ。誠実そうな彼も、一枚皮を剥げば欲望の塊よ。こうしている今だって、あなたとエッチしたくて、あなたを犯したくてたまらないんだから」
「ち、違う。オレは本当にそんな下心じゃなくて、ティーナの力になりたくて……」
聡は顔を赤らめていた。そんな初々しい様子に黒い微笑みを浮かべながら、イリスは思い出したというように手をポンと打った。
「健気ね。お嬢様の彼氏。求めているのは、お嬢様の力になることだけですって。ふふふっ。そこまで言うなら、実験してみましょう。向かい側をごらんなさい」
イリスがリモコンを押すと向かいの独房の明かりがついた。
そこには二頭の秋田犬が仲良さそうに並んでいた。
「オスのタロウと、メスのハナコよ。この二頭、そろそろいいお年頃なの。繁殖してもらわないと困るのよ」
そう言って、イリスは二頭の鼻先にガス管を押し付けて、シュッという音と共に何かのガスを吸い込ませた。
一分も経たないうちに、犬たちの様子が変わる。タロウのペニスは充血して名一杯に存在を自己主張している。
タロウはハナコの上に乗り、腰を押さえつける。
そして、力強くペニスの挿入を繰り返す。
二頭は欲望のまま交尾をし、そして果てた。
「ふふっ。すごいでしょ。この媚薬、本当は人用なんだけど犬にも少し効くの」
イリスは再びクリスティーナと聡の元に歩み寄っていく。
「特に女の子は、すごいのよ。発情のしかたが。ふふふっ」
クリスティーナと聡は体を縮こませる。
顔をスプレーから背けるように、これから起こる最悪の事態から逃れようとする。
イリスは、聡の顎を掴んで、目を覗き込む。
「聡君に本当に下心がないんだったら、耐えきれるはずよ。なんだったら、二人を無罪放免で解放してあげてもいいわ。ふふふっ」
そう言いながら、二人の口元に例のスプレーを近づけていく。
二人は壁の奥へと移動するが、逃げ場はどんどん狭まっていく。
ベッドに手錠でつながれているため、自由に二人は身動きが取れない。
空しいつかの間の抵抗の後、スプレー缶を口に押し当てられる。
「ほら、吸うの。肺の奥まで。いっぱい」
二人は息を止めるが、鼻をつままれた状態では長く持たない。
ついに限界が来て、一気に媚薬入りのガスを吸い込んでしまう。
一度体に入ってしまえば、もう後戻りはできない。
媚薬は二人の肺を満たしたのち、肺静脈を通って心臓に達し、さらに体の隅々まで運ばれる。
媚薬を吸い込んで数十秒。
クリスティーナと聡に変化が訪れた。
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