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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心
【第99話】 オスへの欲情(2)◆
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揺さぶられるほど激しく犯され続けて、五時間が経過した。
視覚を奪われ、時間感覚を狂わされているあおいにとっては、果てしなく長い。
赤い紐は深くあおいの真っ白な肌に食い込み、痛みを与え続けている。
だが、それ以上の心地よさが、四肢隅々を満たしていく。
胸や喉からの痺れるような快楽により、クリトリスはぷっくりとして愛液を流し続けている。
頭の装置は脳が痺れるほどの強度で、洗脳脳波を浴びせ続けている。
母乳は絞り出し続けられて、500ミリリットルの哺乳瓶をいっぱいにさせていた。
乳腺の発達が絶えず促され、腰あたりの脂肪が胸に移動してきたことで、あおいのおっぱいはEカップまで膨らんできていた。
きっと新しいブラが必要になるだろう。
ウエストはさらに細くなり、乳房の大きさを目立たせる。
少女の体から、色気の強い大人の女性の体に成長してきていた。
「もうあたしよりも、大きなおっぱいになりましたね。さすがはお嬢様ですわ。お洋服やドレスも新調しないといけませんね」
「お顔を蕩けさせちゃって。そんなに彼に胸を揉まれるのが気持ちいいのかしら」
さくらとアリスは、仕上げの準備を始めた。
さくらは腰に太いペニスバンドを巻き付けた。
アリスは、口を犯す速度を速めつつ、あおいの耳におおきなヘッドフォンを装着する。
「ふふふっ。あおいちゃんは、優柔不断で好きな男の子も選べない悪い娘だから、お手伝いしてあげるわ」
アリスはクラスメートの名簿を一瞥する。
あおいの行動記録、目線の動きや瞳孔の開き具合から、潜在的に恋しそうな相手をピックアップしてあった。
「じゃあ、早速始めるわね。何も答える必要はないわ。顔を思い浮かべるだけでいいの」
アリスは脳波計を見ながら、男子生徒の名前を次々に口にする。
「優男の斎藤竜馬君、高身長の熊谷剛君、スポーツマンの服部正平君……」
名前を聞くたびに、あおいの脳波は反応する。
きっと彼らのことを想像しているのだろう。
お腹の奥底で、子宮が蠢いている。
抱かれたいか、犯されたいか、メスの本能で吟味しているのだろうか。
アリスが読み上げている男子のほとんどは、あおいのあまりの可愛らしさに、入学式で瞬殺されている。
クラスの男子は五割があおい派、三割がクリスティーナ派、一割がつばさ派、残りがその他となっている。
自分の意中の女子が、みんな性転換中だとは夢にも思っていないだろう。
「うーん。やっぱりまだイマイチね。あおいちゃんだって乙女だもの。誰でも股を開いちゃうって訳じゃないものね。素敵な彼氏が欲しいのは当然だわ。次はどうかしら。暴れ馬の柳楽ケンジくんなんて」
目隠しの下であおい目が動く。
視覚野の脳波がより濃い赤色になる。
異性として意識しているときのパターンだ。
「ふふっ。まぁまぁの反応ね。そっかぁ。あおいちゃんは、ワイルドな俺様タイプの男の子が好きなのかしら」
「……」
あおいは、ただうっとりとペニスを舐めている。
「ぼーっとしちゃって、気持ちいいのよね。次はどうかしら。真面目一徹の小野寺聡くん」
(聡くん?)
聞きなれた名前を耳にして、あおいの脳波は大きく乱れる。
クリスティーナが仲間に引き入れた男子だけあって、よく知っていた。
「あらっ。反応したわ。ティーナちゃんの愛しの彼氏だものね。魅力的な男の子だと、あたしも思うわ。で、どうするの? どうせなら親友の彼氏、奪っちゃう? 彼のエッチは凄く情熱的よ。きっと昇天するまで何度も愛してくれるわ。男だったことを忘れちゃうくらい、激しく突き上げてくれるわ」
悪戯っぽく、アリスは笑う。
親友の名前を聞いたおかげだろうか。
あおいの関心は、聡ではなく、クリスティーナの方に移っていた。
クリスティーナとの約束が頭で再生される。
(ねぇ、あおい。僕たちはずっと男の子のままでいようね)
決して忘れてはいけない大切な約束だ。
あおいは、はっとして、少しだけ理性を取り戻す。
(そうだ……ティーナも……頑張っているの……だから……あた……ぼく……も……負けちゃダメ)
薄らぐ意識で必至に抵抗をする。
ティーナだって、運命に抗っている。
きっと今も、負けずに男の心を保っているはずだ。
意志の強いティーナのことだ。
女に堕ちることなんて、ない。
絶対にありえない。
自分がまだ「僕は男の子」と心の中で思える理由は、クリスティーナの存在が大きい。
二人だから頑張れる。
自分一人では無理でも、ティーナと一緒だったら戦える。
ティーナが負けていないのに、自分が先に負けるわけにはいかない。
そんなあおいの心の内を見透かしたのだろうか。
さくらが話に割って入ってくる。
「あっそうでした。教えて差し上げますわ。クリスティーナお嬢様は、もうすっかり女の子に堕ちましたわ。あおいお嬢様のことなんて忘れて、今頃彼氏に甘えて抱き合っていますわよ」
(違う……ティーナは、ティーナに限って、そんなことは)
あおいは首を振る。
アリスが追い打ちをかける。
「ティーナちゃんは、あなたを利用しただけよ。愛おしい聡君の気を引くために、あおいちゃんとは友達のふりをしていただけ。聡君と恋人になれた今、あおいちゃんは用済みなの」
(そんなことない……)
「ひどいわよね。きっとティーナちゃんは、あおいちゃんのこと、ただの道具としか思っていないわ。毎日毎日彼と何度も交わりながら、気持ちよさそうに鳴いているの。あんっ。あんって女の悦びに喘ぎながら、心の底で、あおいちゃんのことをバカにしながら」
(うそ……よ)
あおいは信じない。クリスティーナとの約束は、唯一の心の支えと言えた。
自分と同じ境遇で戦っている親友、いや、戦友は意志の強い人間だ。
アリスの言葉と、親友の言葉。
どっちを信じるかなんて決まっている。
だが、小さな疑惑の種は植え付けられた。
「ふふっ。そのうち分かるわ。ダンス・フォー・オールナイトの後に」
アリスとさくらは意味深に笑う。
搾乳機は強度を強め、あおいの意識を再び刈り取り始めていた。
ーーーー
いつもありがとうございます。
投票するとしたら、三人の性転換少女のうち誰が一番人気があるのでしょう。
もしよろしかったら、ご感想頂ければ嬉しいです。
ーーーー
得票数(計6)
1.あおい ♡♡♡♡♡
2.ティーナ ♡
3.つばさ
視覚を奪われ、時間感覚を狂わされているあおいにとっては、果てしなく長い。
赤い紐は深くあおいの真っ白な肌に食い込み、痛みを与え続けている。
だが、それ以上の心地よさが、四肢隅々を満たしていく。
胸や喉からの痺れるような快楽により、クリトリスはぷっくりとして愛液を流し続けている。
頭の装置は脳が痺れるほどの強度で、洗脳脳波を浴びせ続けている。
母乳は絞り出し続けられて、500ミリリットルの哺乳瓶をいっぱいにさせていた。
乳腺の発達が絶えず促され、腰あたりの脂肪が胸に移動してきたことで、あおいのおっぱいはEカップまで膨らんできていた。
きっと新しいブラが必要になるだろう。
ウエストはさらに細くなり、乳房の大きさを目立たせる。
少女の体から、色気の強い大人の女性の体に成長してきていた。
「もうあたしよりも、大きなおっぱいになりましたね。さすがはお嬢様ですわ。お洋服やドレスも新調しないといけませんね」
「お顔を蕩けさせちゃって。そんなに彼に胸を揉まれるのが気持ちいいのかしら」
さくらとアリスは、仕上げの準備を始めた。
さくらは腰に太いペニスバンドを巻き付けた。
アリスは、口を犯す速度を速めつつ、あおいの耳におおきなヘッドフォンを装着する。
「ふふふっ。あおいちゃんは、優柔不断で好きな男の子も選べない悪い娘だから、お手伝いしてあげるわ」
アリスはクラスメートの名簿を一瞥する。
あおいの行動記録、目線の動きや瞳孔の開き具合から、潜在的に恋しそうな相手をピックアップしてあった。
「じゃあ、早速始めるわね。何も答える必要はないわ。顔を思い浮かべるだけでいいの」
アリスは脳波計を見ながら、男子生徒の名前を次々に口にする。
「優男の斎藤竜馬君、高身長の熊谷剛君、スポーツマンの服部正平君……」
名前を聞くたびに、あおいの脳波は反応する。
きっと彼らのことを想像しているのだろう。
お腹の奥底で、子宮が蠢いている。
抱かれたいか、犯されたいか、メスの本能で吟味しているのだろうか。
アリスが読み上げている男子のほとんどは、あおいのあまりの可愛らしさに、入学式で瞬殺されている。
クラスの男子は五割があおい派、三割がクリスティーナ派、一割がつばさ派、残りがその他となっている。
自分の意中の女子が、みんな性転換中だとは夢にも思っていないだろう。
「うーん。やっぱりまだイマイチね。あおいちゃんだって乙女だもの。誰でも股を開いちゃうって訳じゃないものね。素敵な彼氏が欲しいのは当然だわ。次はどうかしら。暴れ馬の柳楽ケンジくんなんて」
目隠しの下であおい目が動く。
視覚野の脳波がより濃い赤色になる。
異性として意識しているときのパターンだ。
「ふふっ。まぁまぁの反応ね。そっかぁ。あおいちゃんは、ワイルドな俺様タイプの男の子が好きなのかしら」
「……」
あおいは、ただうっとりとペニスを舐めている。
「ぼーっとしちゃって、気持ちいいのよね。次はどうかしら。真面目一徹の小野寺聡くん」
(聡くん?)
聞きなれた名前を耳にして、あおいの脳波は大きく乱れる。
クリスティーナが仲間に引き入れた男子だけあって、よく知っていた。
「あらっ。反応したわ。ティーナちゃんの愛しの彼氏だものね。魅力的な男の子だと、あたしも思うわ。で、どうするの? どうせなら親友の彼氏、奪っちゃう? 彼のエッチは凄く情熱的よ。きっと昇天するまで何度も愛してくれるわ。男だったことを忘れちゃうくらい、激しく突き上げてくれるわ」
悪戯っぽく、アリスは笑う。
親友の名前を聞いたおかげだろうか。
あおいの関心は、聡ではなく、クリスティーナの方に移っていた。
クリスティーナとの約束が頭で再生される。
(ねぇ、あおい。僕たちはずっと男の子のままでいようね)
決して忘れてはいけない大切な約束だ。
あおいは、はっとして、少しだけ理性を取り戻す。
(そうだ……ティーナも……頑張っているの……だから……あた……ぼく……も……負けちゃダメ)
薄らぐ意識で必至に抵抗をする。
ティーナだって、運命に抗っている。
きっと今も、負けずに男の心を保っているはずだ。
意志の強いティーナのことだ。
女に堕ちることなんて、ない。
絶対にありえない。
自分がまだ「僕は男の子」と心の中で思える理由は、クリスティーナの存在が大きい。
二人だから頑張れる。
自分一人では無理でも、ティーナと一緒だったら戦える。
ティーナが負けていないのに、自分が先に負けるわけにはいかない。
そんなあおいの心の内を見透かしたのだろうか。
さくらが話に割って入ってくる。
「あっそうでした。教えて差し上げますわ。クリスティーナお嬢様は、もうすっかり女の子に堕ちましたわ。あおいお嬢様のことなんて忘れて、今頃彼氏に甘えて抱き合っていますわよ」
(違う……ティーナは、ティーナに限って、そんなことは)
あおいは首を振る。
アリスが追い打ちをかける。
「ティーナちゃんは、あなたを利用しただけよ。愛おしい聡君の気を引くために、あおいちゃんとは友達のふりをしていただけ。聡君と恋人になれた今、あおいちゃんは用済みなの」
(そんなことない……)
「ひどいわよね。きっとティーナちゃんは、あおいちゃんのこと、ただの道具としか思っていないわ。毎日毎日彼と何度も交わりながら、気持ちよさそうに鳴いているの。あんっ。あんって女の悦びに喘ぎながら、心の底で、あおいちゃんのことをバカにしながら」
(うそ……よ)
あおいは信じない。クリスティーナとの約束は、唯一の心の支えと言えた。
自分と同じ境遇で戦っている親友、いや、戦友は意志の強い人間だ。
アリスの言葉と、親友の言葉。
どっちを信じるかなんて決まっている。
だが、小さな疑惑の種は植え付けられた。
「ふふっ。そのうち分かるわ。ダンス・フォー・オールナイトの後に」
アリスとさくらは意味深に笑う。
搾乳機は強度を強め、あおいの意識を再び刈り取り始めていた。
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いつもありがとうございます。
投票するとしたら、三人の性転換少女のうち誰が一番人気があるのでしょう。
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1.あおい ♡♡♡♡♡
2.ティーナ ♡
3.つばさ
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