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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心
【第114話】 翔の消失(4)◆
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体が言うことを聞かない。
手足に力が入らない。
頭を焦がすような、熱気がおさまらない。
暴力的な快楽は、ねちっこく体に纏わりついてくる。
快楽の泥沼に足をとられて、もがき続けるうちに、深く深くへとはまっていく。
陸揚げされた魚のように、ビクン、ビクンとバタつかせてしまう。
「あぁ……はぁ……ぁんっ」
肩で息をしながら、虚ろな目でぼんやりと白い天井を見上げている。
感じている女性そのものの艶っぽい声が、色っぽい唇からただ漏れになっている。
メスっぽい声が自分の声として、耳路を伝って鼓膜を震わせる。
尿道を通ってドバドバと解放される射精の心地よさが、いつまでも冷めずに幼い翔の精神を蝕んでいく。
「これが男の子の快楽よ。気持ちいいでしょ」
アリスの囁きに、翔はピクピクとくびれを震わせて反応する。
「男の子……の……快楽? はぁはぁ」
のぼせたメス顔で、おうむ返しをするのが精一杯のようだ。
自分の発した言葉さえ、頭に入ってこない。
お腹や胸、股の間を包み込む快楽は冷めていかない。
頭の中は、もやもやとしてピンク色に染まったままだ。
男性は射精後、プロラクチンと呼ばれる興奮抑制物質が脳内を鎮静化し、いわゆる「賢者タイム」をもたらす。
性欲はあっという間に冷めていく。
しかし、翔の肉体はもう「男性」ではない。
「女性ホルモンリセプタ―増幅剤」は、脳内神経物質を作るシナプス前細胞やシナプス後細胞の受容体を変質させて、性感の女性化も引き起こす。
高濃度の女性化薬を、小学一年生のうちから毎週打ち続けてきた翔は、脳の機能からしてメスなのだ。
性欲の高まりはじわじわとしたもので、減衰も同じようになだらかで、しつこく柔らかい女体に絡み付く。
またイかされたい。
もっと、もっと感じたい。
まだ、足りない。
抱きしめられたい。
体の中まで荒々しくされたい。
女として開発された翔の体は、受け身の欲求で翔の思考を縛り付けていく。
翔の人格に、メス化の猛毒が回っていく。
焦点が定まらなくなって、視界がぼんやりしていく。
「ふふっ。どう? もっと知りたいでしょ。大人のいけないことを」
アリスは愛撫の手を緩めない。
両方の胸をギュッギュッと揉みほぐしながら、翔の艶やかな唇を奪う。
舌を小刻みに揺らしながら、翔の口の中へと挿入していく。
(あっ……お姉さんの舌が中に……)
アリスの舌に合わせて、自分の舌を動かされる。
小さな口の中を吸い上げられる。
「んぁ、あむっ」
翔の体は、女の受け身のキスしか知らない。
つばさとして生きてきた十年は、翔の人生よりはるかに長いのだ。
心とは関係なく、体は性的な刺激にいやらしく反応してしまう。
勝手にメスらしく、犯されるように舌が動いてしまう。
女として服従させられる快楽が、翔のメス化を進めていく。
メスの本能の奴隷となっていく。
イリスは翔の大きなペニスを口に含み、口の壁を使いながら巧みに吸い上げる。
顔を前後させながら、敏感な鬼頭を甘噛みする。
(ふふっ。可愛いおちんちん。でも、今度はおちんちんだけじゃないのよ)
イリスはねっちょりとしたゲルで、翔の肛門を濡らしていく。
挿入を助ける潤滑液を、ひくついたアナルにかけると、液は翔のお腹の中に美味しそうに吸い込まれていく。
イリスの右手には、イボイボのついたディルドが握られている。
アナルを女性器に躾けるためだけのアイテムだ。
(大丈夫。痛くないわ。気持ちいいだけよ。だって翔ちゃんのアナルはもう……)
ディルドの先端を翔のアナルにくっ付けると、遠慮なく一気に挿入していく。
「ひゃん」
一瞬見開いた翔の目は、再びトロンと蕩けていく。オスを待ちわびる発情したメスの目だ。
明人に犯されることを妄想して、日々開発され続けた翔のお尻の孔は、じゅぶじゅぶと美味しそうにディルドを吸い込んでいく。
「ぁっ」
予期せぬアナルからの快楽に貫かれて、翔はキスで塞がれた口の隙間から可愛らしく鳴く。
イリスは濃厚なフェラチオと同時に、翔の前立腺、否、Gスポットを突き上げていく。
屈強なオスでさえメス化させてしまう、男を破壊するスポットに、深く差し込んでいく。
より激しく、より速く、二度と立ち上がれなくなるほど執拗に、ディルドを刺していく。
お尻の奥のスイートスポットを、カチコチのペニスで射ぬいていく。
「あぁぁん………だ………や……ゆ……るし………あぁぁん」
喘ぎ声をフレンチキスで塞がれた翔は、顔を真っ赤にして耐えしのぐ。
ペニスは、二度目の射精に向けて反り返り、弾けそうなくらいに亀頭が膨らんでいく。
限界は近い。
アリスも翔の豊かな胸を、乳首からちゅぱちゅぱと吸っていく。
完全に勃起した乳頭を、丸く円を描くように舐め回す。
(そうよ。翔ちゃんだってもう立派な女の子なの。受け身でエッチなメスなのよ。もう十年前のあなたじゃないの。もっと感じさせてあげるわ。男だった部分を優しく殺してあげる)
手足に力が入らない。
頭を焦がすような、熱気がおさまらない。
暴力的な快楽は、ねちっこく体に纏わりついてくる。
快楽の泥沼に足をとられて、もがき続けるうちに、深く深くへとはまっていく。
陸揚げされた魚のように、ビクン、ビクンとバタつかせてしまう。
「あぁ……はぁ……ぁんっ」
肩で息をしながら、虚ろな目でぼんやりと白い天井を見上げている。
感じている女性そのものの艶っぽい声が、色っぽい唇からただ漏れになっている。
メスっぽい声が自分の声として、耳路を伝って鼓膜を震わせる。
尿道を通ってドバドバと解放される射精の心地よさが、いつまでも冷めずに幼い翔の精神を蝕んでいく。
「これが男の子の快楽よ。気持ちいいでしょ」
アリスの囁きに、翔はピクピクとくびれを震わせて反応する。
「男の子……の……快楽? はぁはぁ」
のぼせたメス顔で、おうむ返しをするのが精一杯のようだ。
自分の発した言葉さえ、頭に入ってこない。
お腹や胸、股の間を包み込む快楽は冷めていかない。
頭の中は、もやもやとしてピンク色に染まったままだ。
男性は射精後、プロラクチンと呼ばれる興奮抑制物質が脳内を鎮静化し、いわゆる「賢者タイム」をもたらす。
性欲はあっという間に冷めていく。
しかし、翔の肉体はもう「男性」ではない。
「女性ホルモンリセプタ―増幅剤」は、脳内神経物質を作るシナプス前細胞やシナプス後細胞の受容体を変質させて、性感の女性化も引き起こす。
高濃度の女性化薬を、小学一年生のうちから毎週打ち続けてきた翔は、脳の機能からしてメスなのだ。
性欲の高まりはじわじわとしたもので、減衰も同じようになだらかで、しつこく柔らかい女体に絡み付く。
またイかされたい。
もっと、もっと感じたい。
まだ、足りない。
抱きしめられたい。
体の中まで荒々しくされたい。
女として開発された翔の体は、受け身の欲求で翔の思考を縛り付けていく。
翔の人格に、メス化の猛毒が回っていく。
焦点が定まらなくなって、視界がぼんやりしていく。
「ふふっ。どう? もっと知りたいでしょ。大人のいけないことを」
アリスは愛撫の手を緩めない。
両方の胸をギュッギュッと揉みほぐしながら、翔の艶やかな唇を奪う。
舌を小刻みに揺らしながら、翔の口の中へと挿入していく。
(あっ……お姉さんの舌が中に……)
アリスの舌に合わせて、自分の舌を動かされる。
小さな口の中を吸い上げられる。
「んぁ、あむっ」
翔の体は、女の受け身のキスしか知らない。
つばさとして生きてきた十年は、翔の人生よりはるかに長いのだ。
心とは関係なく、体は性的な刺激にいやらしく反応してしまう。
勝手にメスらしく、犯されるように舌が動いてしまう。
女として服従させられる快楽が、翔のメス化を進めていく。
メスの本能の奴隷となっていく。
イリスは翔の大きなペニスを口に含み、口の壁を使いながら巧みに吸い上げる。
顔を前後させながら、敏感な鬼頭を甘噛みする。
(ふふっ。可愛いおちんちん。でも、今度はおちんちんだけじゃないのよ)
イリスはねっちょりとしたゲルで、翔の肛門を濡らしていく。
挿入を助ける潤滑液を、ひくついたアナルにかけると、液は翔のお腹の中に美味しそうに吸い込まれていく。
イリスの右手には、イボイボのついたディルドが握られている。
アナルを女性器に躾けるためだけのアイテムだ。
(大丈夫。痛くないわ。気持ちいいだけよ。だって翔ちゃんのアナルはもう……)
ディルドの先端を翔のアナルにくっ付けると、遠慮なく一気に挿入していく。
「ひゃん」
一瞬見開いた翔の目は、再びトロンと蕩けていく。オスを待ちわびる発情したメスの目だ。
明人に犯されることを妄想して、日々開発され続けた翔のお尻の孔は、じゅぶじゅぶと美味しそうにディルドを吸い込んでいく。
「ぁっ」
予期せぬアナルからの快楽に貫かれて、翔はキスで塞がれた口の隙間から可愛らしく鳴く。
イリスは濃厚なフェラチオと同時に、翔の前立腺、否、Gスポットを突き上げていく。
屈強なオスでさえメス化させてしまう、男を破壊するスポットに、深く差し込んでいく。
より激しく、より速く、二度と立ち上がれなくなるほど執拗に、ディルドを刺していく。
お尻の奥のスイートスポットを、カチコチのペニスで射ぬいていく。
「あぁぁん………だ………や……ゆ……るし………あぁぁん」
喘ぎ声をフレンチキスで塞がれた翔は、顔を真っ赤にして耐えしのぐ。
ペニスは、二度目の射精に向けて反り返り、弾けそうなくらいに亀頭が膨らんでいく。
限界は近い。
アリスも翔の豊かな胸を、乳首からちゅぱちゅぱと吸っていく。
完全に勃起した乳頭を、丸く円を描くように舐め回す。
(そうよ。翔ちゃんだってもう立派な女の子なの。受け身でエッチなメスなのよ。もう十年前のあなたじゃないの。もっと感じさせてあげるわ。男だった部分を優しく殺してあげる)
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