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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心

【第115話】 翔の消失(5)◆

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「いっぱい出しちゃいましょうね。翔ちゃんのお精子を。おちんちんの中が枯れ果てるまで、何度でもぴゅっぴゅしちゃいましょうね」

「いやっ……また……あぁん……また出ちゃう。変なのが……はぁん……また出ちゃうの」

 アリスの言葉に、翔は途切れ途切れに反応する。
 性の発露に翻弄されながら、体を丸くくねらせてしまう。
 
 幼い翔の心は知らない。

 長い眠りの間にあった出来事を。
 幾重にも及ぶ罠に絡めとられた自分の体が、すでに成熟したメスになっていることを。

 まな板の鯉のように、床に寝そべっているのは、妖艶な女の姿だ。

 ペニスは、そこについた余計な遺物に過ぎない。

 白くて丸みを帯びた女体。
 清楚な香りを漂わせた、メスの体。
 柔肌に包まれた、煮えたぎる欲情の塊。

 淫乱なメスの肉体に監禁された弱々しいオスの精神は、跡形もなくドロドロに溶かされて、ただの養分となっていく。


 翔の人格は、熱く燃えたぎる女のオーガズムの中で、蒸し焼きにされていく。
 女の体の揺りかごの中に囚われた、翔の心の根源に、メスの本能が染み込んでいく。

 抱き心地いい腕や、細くくびれたお腹、若さに溢れるみずみずしい乳房、ぐじゅぐじゅと唾液を蓄えた上品な口元と艶々と濡れた一組の唇。
 挿入をされるための性器に調教されたお尻の孔。

 それら全てが、暑苦しいほどの快楽を運んでくる。
 心の中に女の欲求を注ぎ込んでいく。



 イリスはお尻の孔を激しく犯す。
 肛門の入り口に刺激を与えながら、Gスポットを刺激する。
 ペニスを強く握りながら、皮を上下に擦り続ける。
 海綿体と皮膚が擦れて、ペニス自身が熱を持っていく。

(翔ちゃんの大きなクリちゃん。そろそろ暴発しそうだわ)

 イリスは、絶頂寸前のペニスへの刺激を弱める。
 翔をメスイキさせる。
 ペニスを刺激することなく射精させる。

 イくかイかないか絶妙なバランスで、アナルへの刺激を強めていく。

「はぁ……ダメ……」

「ダメじゃないわ。気持ちいいんでしょ……それのどこがいけないの?」

 イリスは思いっきりアナルを突く。

 それに合わせて、愛液がペニスの先端から出てきてしまう。

「いや……ぁっ」

「嫌じゃないでしょ? もっとしてほしいんでしょ? お尻の孔の快楽で翔ちゃんはイくの。おちんちんは、いらないのよ。ほらっ」

「や、やめて……お願い……ぁっぁっうっ」

 透明な精液がこぼれていく。
 さっきの射精時よりも、さらさらな精液がペニクリの先端からこぼれていく。

 メス化している翔の見かけ倒しのペニクリは、一度の射精が限界で、後は粘り気のある愛液を流し続けるだけだ。

 じわじわと、際限なく女の体は発情していく。

「ほら、言うの。いいって。気持ちいいって」

 イリスに続いてアリスも囁く。

「やめてほしいんだったら、いいって言うのよ。気持ちいいって。もっと感じたいって」

「あっあっぁんあん……い……やっぱり……ダメ……はぁぁん」

「ほら、言うの。翔は気持ちいいって。翔は感じちゃうって」

「ぃ……あぅ……あんっ」

「認めるの。いいって……もっと欲しいって」

「だっ……いゃ……ぃい……や……ダメ」

「ダメじゃないわ。ほらっ、もっと欲しいんでしょ?」

 アリスとイリスは同時に胸とペニスとアナルをギュッギュッと攻める。
 翔は真っ赤な顔で、愛液をペニクリから絞り出す。

 快楽の洪水の中で、翔は思わず呟いてしまう。
 本音をもらしてしまう。

「ぃ……いいの……はぁん……気持ちいい……」

 オーガズムに蕩けながら、翔は女のセックスを覚え込まされていく。

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次話:17日12:10公開予定。
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