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「えーと、確か……」
レドンは顎に手を当て、少し考えるように視線を宙へ泳がせた。
「南の街道をまっすぐ進んで、森を二つ越えた先……だったと思います」
「森を……二つ?」
思ったより遠そうだ。
「途中に石橋があって、その先に小さな集落があるって聞いたことがあります。俺たち下働きの間じゃ、商人が寄る場所として有名なんです」
「へぇ……!」
胸の奥が、ぽっと熱くなる。
「でも……」
ライタンが少しだけ声の調子を落とした。
「吸血鬼の領域から外れるから、見張りも多いし、街道は検問があるって聞きました」
「検問……」
「人間以外は通れないこともあるそうです。最近、特に厳しいって」
その言葉に、一瞬だけ黙り込んだ。
やっぱり、簡単じゃないか。でも、道が開けた。
「ありがとう!助かったよ!」
「そうだ! 道案内を商人の方に相談してみましょう!」
「ライタン、レドン。君たちに会えて、本当によかった……出来るだけ早く出たいんだ。どのくらいかかるかな」
そうですね……。と考え込んだライタンをじっと見つめる。
「単に案内だけなら明日にでも……来た時に話せば。行けると、思います」
「……そこまで親しくない奴らに任せて大丈夫なのか?」
「そんなこと言ったって、他に手はないだろう?危ない森の中を歩いていけって言うの?」
「……それは、そうだが 」
言い合いが始まりそうな流れに、慌てて割り込む。
「待って待って! そこまでしてくれるんだ。完璧は求めてないよ。大丈夫、案内がなくても、車輪の後とか色々見て道を確認もできるだろうし。子供たちだけでも連れて行ってもらえれば……」
「子供たち?それって……まさか」
「地下にいる子供たちだよ。俺も一緒に行ければいいんだけど……」
そう、最悪別々になったとしても、人間の村までたどり着けるなら同じ事だ。
それに街道の検問とやらに引っかかった時、一緒にいたら疑われてしまう。それは避けたい。
「分かりました。確認してみます」
□
その日の夜。
子供たちの元へと向かったシーノは、人間の村へと向かう手立てが見つかったことを子供たちに話した。
「……という事で、明日の朝迎えに来るから」
「本当に、戻れるんだ……」
「でも、その、シーノ様は、大丈夫なんですか?私たちを逃がしてしまって」
「そもそも何で逃がしてくれるんだ?」
「俺もここにはいたくないからだよ……血を吸って生きていかないといけないんて耐えられない」
「……吸血鬼らしくない」
「そうだね……俺も人間だったら良かったのに」
そうこぼしたシーノに子供たちは黙り込んだ。
心残りがないといえば嘘になる。けれど、やっぱりずっとここで生きていくのかと思うと息が詰まる。
ただ与えられた場所で何もせずに生きていくなんて、そんなの飼い殺しと変わらない。
それなら、人間の様に生きていきたいと思うのは当たり前だと思う。
「だから一緒に来て欲しい」
「いいぜ!俺はあんたの事、信用する! ちゃんと俺たちを送り届けろよな!」
「そうよ、ちゃんと責任とって!」
そうだ、そうだと騒ぎ立てる子供たちに苦笑いがこぼれる。
□
次の日の早朝。
いつもの様にやってきた行商人に了承を貰えたと、ライタンとレドンが待ち合わせの場所へやってきた。
「……二人とも本当に世話になった。短い間だったけど。ありがとう」
「もう! 泣かないでくださいよ!」
「えっと、これ! 途中でお腹がすくと思うので良かったら食べてください」
グズグズとぐずり始めた俺に、レドンが大きな包みを渡してくる。
ありがたく受け取り肩掛けのカバンにしまい込む。
「ありがとう……」
「はい! それじゃ行ってらっしゃい! すぐに戻って来るなんてことしないでくださいね?」
「えっ? 」
「おい、そんな言い方無いだろ……」
まさか行ってらっしゃい、なんて言われるとは思わなくて面食らう。
でも、きっと、ライタンなりの見送りなのだろう。
また何時でも戻って来れるように。
「ふふっ、行ってきます」
子供たちには使用人の服を何着か貰って着替えてもらった。
みんな嬉しそうに笑っていて俺もつられて笑った。
「荷物と一緒に後ろに乗せていくが、あまり騒がないでくれよ?」
「はい、よろしくお願いします」
買い付けが終わった後、大きな荷馬車の後ろにできたスペースへと乗せてもらう。
ガタンと揺られながら馬車が進んでいく。
こっそりと閉められた布の隙間から外を伺っていると、子供たちも気になるのか一緒になって覗き込んだ。
「すげぇ、吸血鬼の街ってこんな風なんだ!」
「ちょ、俺も見たい!」
「私も!わぁ~綺麗な子ばっかりね!」
少女の呟きにつられて、目を走らせると、ほうきで外の掃除をしている女の子が見えた。
この世界は整った造形の人が多いのだろう。
道行く人は皆、美男美女だった。
「おぉ」
「……」
「すげぇ!」
「ちょ、危ないから! 押さないで! あと、騒いじゃダメ!」
何とか奥へと押し戻し、落ち着かせる。
初めて見る街並みは人気が少なく。早朝の静けさが続いていた。
吸血鬼は今のところ見当たらないが、用心に越したことはない。
俺はフードを目部下に被り、少しとがった耳を隠す。
世間知らずの俺がこの先どうしたらいいかなんて分からない。けれど、一歩踏み出した今、まずは人間の村へと無事に送り届けよう。
そう心の中で誓いを立てる。
■
街を抜けると、景色は次第に開けていった。
石畳の道が土へと変わり、建物の数も減っていく。
遠くに木々の影が見え始め、空気が少し冷たくなった。
「……森だ」
誰かが小さく呟いた。
子供たちも自然と静かになる。
さっきまでの興奮が嘘のようだった。
馬車の揺れに身を任せながら、俺は膝の上で手を組む。
(ここからだ)
レドンの言っていた“二つの森”。
そして、街道の検問。
布越しに外を窺うと、進行方向の先に、何やら黒い影が見えた。
柵と、簡易的な関所のようなもの。
鎧姿の兵士と、魔術灯。
心臓が一つ、大きく跳ねる。
……検問だ
声に出さず、唇だけで呟く。
子供たちの方を見ると、不安そうな視線が返ってきた。
指を口元に当て、静かに合図する。
大丈夫。
騒がないで。
小さく頷く子供たち。
馬車の速度が落ちる。
外から、低い声が聞こえた。
「止まれ。積荷の確認をする」
行商人が応じる。
「いつもの買い付けですよ。ほら、書類も」
紙の擦れる音。
一拍。
二拍。
その間が、異様に長く感じられる。
ふと、兵士の気配が近づいた。
(……来る)
反射的に子供たちを庇うように身体を寄せた。
血を飲んでいない俺の魔力は弱いはずだ。
けれど、完全に隠し切れる保証はない。もしもバレてしまったらと考え、息を殺す。
鼓動が耳の奥で響く。
その時
「……よし、通れ」
兵士のからの許可がおり、馬車が再び動き出した。
ぎし、と車輪が軋んだ瞬間。
誰かが、ほっと息を吐いた。
それにつられるように、小さく肩の力を抜いた。
まだだ。
森は、まだ一つ目。
レドンは顎に手を当て、少し考えるように視線を宙へ泳がせた。
「南の街道をまっすぐ進んで、森を二つ越えた先……だったと思います」
「森を……二つ?」
思ったより遠そうだ。
「途中に石橋があって、その先に小さな集落があるって聞いたことがあります。俺たち下働きの間じゃ、商人が寄る場所として有名なんです」
「へぇ……!」
胸の奥が、ぽっと熱くなる。
「でも……」
ライタンが少しだけ声の調子を落とした。
「吸血鬼の領域から外れるから、見張りも多いし、街道は検問があるって聞きました」
「検問……」
「人間以外は通れないこともあるそうです。最近、特に厳しいって」
その言葉に、一瞬だけ黙り込んだ。
やっぱり、簡単じゃないか。でも、道が開けた。
「ありがとう!助かったよ!」
「そうだ! 道案内を商人の方に相談してみましょう!」
「ライタン、レドン。君たちに会えて、本当によかった……出来るだけ早く出たいんだ。どのくらいかかるかな」
そうですね……。と考え込んだライタンをじっと見つめる。
「単に案内だけなら明日にでも……来た時に話せば。行けると、思います」
「……そこまで親しくない奴らに任せて大丈夫なのか?」
「そんなこと言ったって、他に手はないだろう?危ない森の中を歩いていけって言うの?」
「……それは、そうだが 」
言い合いが始まりそうな流れに、慌てて割り込む。
「待って待って! そこまでしてくれるんだ。完璧は求めてないよ。大丈夫、案内がなくても、車輪の後とか色々見て道を確認もできるだろうし。子供たちだけでも連れて行ってもらえれば……」
「子供たち?それって……まさか」
「地下にいる子供たちだよ。俺も一緒に行ければいいんだけど……」
そう、最悪別々になったとしても、人間の村までたどり着けるなら同じ事だ。
それに街道の検問とやらに引っかかった時、一緒にいたら疑われてしまう。それは避けたい。
「分かりました。確認してみます」
□
その日の夜。
子供たちの元へと向かったシーノは、人間の村へと向かう手立てが見つかったことを子供たちに話した。
「……という事で、明日の朝迎えに来るから」
「本当に、戻れるんだ……」
「でも、その、シーノ様は、大丈夫なんですか?私たちを逃がしてしまって」
「そもそも何で逃がしてくれるんだ?」
「俺もここにはいたくないからだよ……血を吸って生きていかないといけないんて耐えられない」
「……吸血鬼らしくない」
「そうだね……俺も人間だったら良かったのに」
そうこぼしたシーノに子供たちは黙り込んだ。
心残りがないといえば嘘になる。けれど、やっぱりずっとここで生きていくのかと思うと息が詰まる。
ただ与えられた場所で何もせずに生きていくなんて、そんなの飼い殺しと変わらない。
それなら、人間の様に生きていきたいと思うのは当たり前だと思う。
「だから一緒に来て欲しい」
「いいぜ!俺はあんたの事、信用する! ちゃんと俺たちを送り届けろよな!」
「そうよ、ちゃんと責任とって!」
そうだ、そうだと騒ぎ立てる子供たちに苦笑いがこぼれる。
□
次の日の早朝。
いつもの様にやってきた行商人に了承を貰えたと、ライタンとレドンが待ち合わせの場所へやってきた。
「……二人とも本当に世話になった。短い間だったけど。ありがとう」
「もう! 泣かないでくださいよ!」
「えっと、これ! 途中でお腹がすくと思うので良かったら食べてください」
グズグズとぐずり始めた俺に、レドンが大きな包みを渡してくる。
ありがたく受け取り肩掛けのカバンにしまい込む。
「ありがとう……」
「はい! それじゃ行ってらっしゃい! すぐに戻って来るなんてことしないでくださいね?」
「えっ? 」
「おい、そんな言い方無いだろ……」
まさか行ってらっしゃい、なんて言われるとは思わなくて面食らう。
でも、きっと、ライタンなりの見送りなのだろう。
また何時でも戻って来れるように。
「ふふっ、行ってきます」
子供たちには使用人の服を何着か貰って着替えてもらった。
みんな嬉しそうに笑っていて俺もつられて笑った。
「荷物と一緒に後ろに乗せていくが、あまり騒がないでくれよ?」
「はい、よろしくお願いします」
買い付けが終わった後、大きな荷馬車の後ろにできたスペースへと乗せてもらう。
ガタンと揺られながら馬車が進んでいく。
こっそりと閉められた布の隙間から外を伺っていると、子供たちも気になるのか一緒になって覗き込んだ。
「すげぇ、吸血鬼の街ってこんな風なんだ!」
「ちょ、俺も見たい!」
「私も!わぁ~綺麗な子ばっかりね!」
少女の呟きにつられて、目を走らせると、ほうきで外の掃除をしている女の子が見えた。
この世界は整った造形の人が多いのだろう。
道行く人は皆、美男美女だった。
「おぉ」
「……」
「すげぇ!」
「ちょ、危ないから! 押さないで! あと、騒いじゃダメ!」
何とか奥へと押し戻し、落ち着かせる。
初めて見る街並みは人気が少なく。早朝の静けさが続いていた。
吸血鬼は今のところ見当たらないが、用心に越したことはない。
俺はフードを目部下に被り、少しとがった耳を隠す。
世間知らずの俺がこの先どうしたらいいかなんて分からない。けれど、一歩踏み出した今、まずは人間の村へと無事に送り届けよう。
そう心の中で誓いを立てる。
■
街を抜けると、景色は次第に開けていった。
石畳の道が土へと変わり、建物の数も減っていく。
遠くに木々の影が見え始め、空気が少し冷たくなった。
「……森だ」
誰かが小さく呟いた。
子供たちも自然と静かになる。
さっきまでの興奮が嘘のようだった。
馬車の揺れに身を任せながら、俺は膝の上で手を組む。
(ここからだ)
レドンの言っていた“二つの森”。
そして、街道の検問。
布越しに外を窺うと、進行方向の先に、何やら黒い影が見えた。
柵と、簡易的な関所のようなもの。
鎧姿の兵士と、魔術灯。
心臓が一つ、大きく跳ねる。
……検問だ
声に出さず、唇だけで呟く。
子供たちの方を見ると、不安そうな視線が返ってきた。
指を口元に当て、静かに合図する。
大丈夫。
騒がないで。
小さく頷く子供たち。
馬車の速度が落ちる。
外から、低い声が聞こえた。
「止まれ。積荷の確認をする」
行商人が応じる。
「いつもの買い付けですよ。ほら、書類も」
紙の擦れる音。
一拍。
二拍。
その間が、異様に長く感じられる。
ふと、兵士の気配が近づいた。
(……来る)
反射的に子供たちを庇うように身体を寄せた。
血を飲んでいない俺の魔力は弱いはずだ。
けれど、完全に隠し切れる保証はない。もしもバレてしまったらと考え、息を殺す。
鼓動が耳の奥で響く。
その時
「……よし、通れ」
兵士のからの許可がおり、馬車が再び動き出した。
ぎし、と車輪が軋んだ瞬間。
誰かが、ほっと息を吐いた。
それにつられるように、小さく肩の力を抜いた。
まだだ。
森は、まだ一つ目。
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