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しおりを挟む森の中を進み、夕方になった。
いつも泊まっていくという場所に荷馬車を止め、休憩を取りながら進んだ。
途中で商人の男から水を貰ったので、ありがたく子供たちと分けた。
お腹がすいたと言う子供たちには、ライタンとレドンから貰ったお弁当を配り、ガタガタと馬車に揺られながら第2の門へとたどり着いた。
もうすっかり日が暮れて、辺りは闇に包まれた。
所々に設置された街灯が、当たりを照らす。
子供たちは既に眠りについていたが、吸血鬼の本能か、夜の方が目が冴えてしまいぼんやりと天井を眺めていると、誰かが近づいてくる気配がして身構えた。
「まだ起きていたのか……もう遅いからしっかり寝ておけ」
「分かりました」
こくりと頷けば、あっさりと男は去っていく。
する事もないしと、俺も寝ようと横になった。
ゾワッと何かが体を這い回る感覚に、はっと目を覚ました。
「こ、こは?」
さっと辺りを見渡すと商人の男がいた。
ニヤついた顔で俺の体に乗り上がり、体を押さえつけてくる。
手は縛られているようで身動きができない。
「な、何でこんなことを……!子供たちは……?!」
「安心しろ。子供なら馬車でぐっすりだ」
舐め回す様な視線に顔が引き攣る。
子供達に手を出されていないのは良かったが。
抵抗すれば人間の村まで連れて行って貰えなくなるかもしれない。それに、売りとばされる確率の方が高そうだ。
「俺をどうするつもりだ?」
ゴクリと唾を飲み込み問いかける。
「ははっ、そりぁもちろん売り飛ばすさ」
「……子供たちは村に届けてくれますか?」
「……まぁ、お前が大人しくするなら、考えてやろう」
「っ!」
胸元をつまみあげられ、悲鳴を咬み殺す。
頭上に影が落ちたかと思うと、もう一人の男が縛り上げた腕を押さえつけてきた。
「んっ!」
口を開けられ無理やりしゃぶらされ、喉まで一気に突っ込まれた。
「んぐっ……!」
足元の男は中に指を突っ込み掻き回してくる。
何かを塗られたのか、液体が後ろに垂れていく。
我慢、我慢。
そう頭で念じながらギュッと目を瞑った。
「よし、良い子だそのまま静かにしていろよ」
そう言ってゴソゴソと自分のブツを取り出し、俺のしりに当ててくる。
「んっ!」
びくっと、つい足を動かせば乱暴に押さえつけられ、開かれる。
「あっ!!いっ……あぁ!」
ごりっと中をすり上げられ奇声が上がる。
気、気持ち悪い!
はぁはぁと鼻息荒くのし上がってくる顔を、押しのけたい一心で顔を横に背けるも、上にいる男が横で腰を振ってくるせいで動かせない。
「んっぐっ!!あっうっん……!!」
胸元を舐め上げられ、背筋にゾッと冷や汗がれる。
脇腹を撫でられ、ビクビクとお腹が震える。
「はぁ……随分と慣れているようだな?こんなにひくついて絡みついてくる」
びゅっと喉に粘ついた液体を注がれ、何とか吐き出す。
「うっ……ゲホゲホ」
男の足元にかかってしまったが自業自得だ。
腹につくほど足を押し付けられ、ガンガンと腰を打ち付けられる。
段々と快感が背筋を駆け上がっていく感覚に、ぶるりと震える。
「んっ……あっ……!やっ!んっあ!」
腹の裏をゴツゴツ突き上げられ、ぎゅっと中を締め上げる。
こんな奴に犯されて気持ち悪いはずなのに、快感だけは拾ってしまう。
悔しくて涙が溢れ、頬を滑り落ちる。
「んっ……ぐすっ……あっ……んんっ、やぁ……!!」
暗闇でもはっきりと見えてしまった気持ち悪い顔が脳裏に焼き付いて仕方ない。
それでも快感を拾おうと、動いてしまう腰が嫌になる。
楽しそうに太ももの裏を撫でられ、ゾッと鳥肌が立った。
「ひっ……!はぁ……助けてっ!」
「ハハッ、気持ちよさそうに腰を振っておいて、今更何を言う!もっと腰をふれ!」
バシッと腰を叩かれぎゅと胸が詰まった。
中に吐き出された液体がおしりをつたい気持ち悪い。
「やっ!あっ……んっ!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳をつく。
男は満足したのか腰を引くと、乱暴に足を離した。
「はぁ……はぁ……」
隣にいた男が息を荒らげながら近づき、商人の男がいた場所を陣取り、俺の体を撫で回す。
「やっ……!触らないでっ!ひっやぁ!?」
胸元をコリコリと嬲られ悲鳴を上げてしまう。
んぐっと口をつむぐも、ずんずんと進んでくる熱に震え上がる。
こつんと、いい所をすり上げられ、たまらず体を縮める。
「そこッ、ダメ……!あぁ……!!」
「めちゃくちゃ可愛ぃ、なっ!」
「ひっ……!!あっ、あっ!」
商人の男よりも上手い腰使いで、中をえぐられ逃げ打つも。すぐに引き戻され突き上げられる。
や、やばい。気持ちよすぎて、気持ち悪い!
「ヤダっ!気持ちいいの……!いやぁ!」
ぐすぐすと泣き出した俺をあやす様に抱きしめてくる男に縋り付き泣き叫ぶ。
「くっ……!!はぁ……こいつ欲しいんだけどっ!貰っちゃダメですかね?」
「ふん。売った方が儲かるんだ、大人しく引き渡せよ」
「あ~もったいねぇなっ、と!」
「んっ!」
男の膝の上えと抱き上げられ、奥を突き上げられる。
「ふっん……あぁあ!!ダメっ!」
ぐったりと体を預けていると、サラリと頬を撫でられ瞳を合わされる。
ダンディーな髭がよく似合った彫りの深い男だった。
どろりと甘い笑みを浮かべながら見つめられ戸惑う。
「な、に?んっ」
ちゅっとキスをされたかと思うと思いっきり舌を入れられ嬲られる。
「んっ?!んっ、ん!!」
べっべっと、舌を追い出すも、絡め取られてしまう。
上顎を撫でられ、ほのかな快感にズくんと奥が疼き始める。
「はぁーーっ」
ダンディーな男が急に壮大なため息を漏らす。
な、何だ?!
ビクビクと震えていると、ぎゅっと抱きしめられる。
本当に何?!
一緒に抱き込められた胸元にある腕で何とか距離を取ろうと、押し返すと余計に強まる力。
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一体何がしたいのか分からず困惑する。
さっさと離せよ、馬鹿野郎。
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